いよいよ戦争が近づいてきて、恋愛どころじゃなさそう。煌びやかな柳子さんのままでいてほしいな。
・キャスト
・21話:コスモポリタニズム
・22話:鳥彦ーー!!!
・23話:神のいたずら
・24話:おっ母の手紙
・25話:殿様ーー!!!
・26話:償い
・27話:遺品
・28話:たわむれの恋
・29話:お別れパーティー
・30話:知らぬが仏
キャスト
★朝倉柳子(21):高木美保
新聞記者の鳥彦と婚約中。天堂が好き
★天堂一也(31):渡辺裕之
母の無念を晴らそうと朝倉家を陥れようとする。柳子が好き
21話:コスモポリタニズム
朝倉家に憲兵がやってきた。
「なんですか?!あなたがたは!」
お母さまの目の周りをぐるっと描いたアイラインが可愛らしい。
男爵がスパイ容疑で連行されてしまった。仕立ての良いスーツに身を包んで堂々と出て行くのかっこいいね。
その状況を知った天堂は、待ち望んでいたことなのに、嬉しくない自分に戸惑っていた。
<助けて!天堂さま!助けて!>
<柳子さぁ~ん!柳子さぁ~ん!>
柳子の助けての声に、必死で追いかける天堂は、憲兵に鉄砲で撃たれてしまう。
目覚めると夢だった。この演出怖い…。天堂はだいぶ心がやられてるみたい。
翌朝
朝倉家は風評被害で石を投げられたり大変な状況。柳子は現状打破するために、知り合いの公爵に約束を取り付けてお出かけする。
その途中、男子中学生に「非国民」だの「スパイの娘」だの罵られ、もみくちゃにされてる。そこに…
天堂きたーー!!!
これはかっこいいですぞ。不安な柳子さんは駆け寄って天堂に抱き着いた(リピート3回)。と思ったら、妄想だった。どっちの妄想だろ…
天堂は立ちすくむ柳子に近づいて、手のケガを手当する。
派手な格好で出歩くことを注意するんだけど、柳子は聞く耳を持たず。ああ言えばこう言って、いつもの平行線。本当はこんなつもりじゃないのに、2人はいがみ合うよね。
「なぜあなたと会うといつもこうなるんでしょう…」
せつないなー。素直になればいいのに。
22話:鳥彦ーー!!!
柳子は公爵から協力を断られ、帰ろうとすると、婦人会のお局様らに囲まれた。顔面偏差値の差がすごい。
なんとそこに片岡が現れて、柳子さんを連れ出してくれた。美人はお得。
さらに各方面に働きかけてくれるって。下心見え見えだけど、それを利用する手はない。
一方、天堂の部下の山下が3日後に出兵するとか。はぁイヤだな…戦争。
柳子の夢の中
「痛い…痛い…さよなら…柳子さん…」
鳥彦がこちらを向いてつぶやいてる。毎回、夢の演出が怖いって。
朝
悪い予感の柳子が慌てて届いた電報を開くと
トリヒコ、シンガ ポールデ シュザ イチュウニシス
うそでしょ…
鳥彦の手紙
津川が落ち込む女性陣を励ましていると、鳥彦が生きているときに書いた手紙が届く。
男性が書く字って感じで、力強くてめちゃくちゃ綺麗。新聞記者の鳥彦っぽい字だわ。こんな素敵な手紙もらったら惚れてまう。
今までウジウジ悩んでいたけど、やっぱり好きなもんは好きだー!ってなったみたい。
帰ったらもう一度プロポーズするよ。婚約者だけど、だって(涙)
号泣…
当て馬役の鳥彦が戦死するのは、なんとなく(絶対)予感はしていたけど、それでもやっぱり悲しすぎる。
華族の人たち、わめいたり泣き叫んだりしないから、それが余計に悲しみを誘う。
23話:神のいたずら
片岡が陸軍省の法務局長と話をつけてくれ、柳子は超一流の料理屋へ出向く。
絶対に悪い予感しかしないけど、やっぱり的中。個室で片岡が柳子を襲う。
隣の部屋には、天堂が山下の出兵を祝い、送別会を開いていた。ナイスだわ~
逃げる柳子の前にスッと前に出て仁王立ちした天堂さん素敵。そして片岡弱すぎ。
その後、2人っきりになり、天堂は男爵が逮捕されたのに嬉しくなかったと言う。いつになく素直なのは、柳子が目の前で落ち込んでるからかな。優すぃ~
でも男爵と決着をつけるまでは、柳子とのバッティングもただの神のいたずらだと思うってよ。頑固だこと。
自分は軽く流せないと言う柳子に、鳥彦に慰めてもらえよ、という天堂。戦死したの知らなかったのね。
「あんたも嵐の中にいるんだな」
浮かばれない鳥彦
してやられた片岡は、半分本当も織り交ぜて、天堂の悪事を津川にチクる。
そっくりそのまま信じた津川は、帰宅した柳子に問い詰める。でも必死でかばうんだよね。婚約者の鳥彦が亡くなったばかりだというのに、天堂ラブを隠そうともしない。
「柳ちゃんがそんな女だとは思わなかった…。これは不貞だぞ!」
まぁ津川は鳥彦の親友だったしね。そりゃ怒りますわ。でもさ、あんな風に何度も助けられたら恋に落ちますって。
家の事情もあったんだし、許してあげてよ~
24話:おっ母の手紙
朝倉家に憲兵隊が押し入り、ぐちゃぐちゃにして帰ってった。津川は「全部天堂のせい」だと言う。この人いまいち活躍しないよね。
牢屋にて
スパイのシュミットが男爵は関与していないと証言してくれてるみたい。弁護士は、心証を良くするために、男爵の反戦思想は隠した方がいいと言う。
ウソはつけない男だけど、家族を思うならそうするしかない…
「所詮、私は世間知らずのドン・キホーテにすぎなかった…」
切ない。
しかも倒れてもーた。
おっ母の手紙
な、なんと、35年前に天堂の母が書いた手紙を、平沼が隠し持っていた。
「平沼!」
ほんと平沼!だわ。もっと早く出してればこんなにこじれることなかったのに。
柳子は地味な服をチョイスして、お父さまの面会へ。白いニットに赤いリボンがかんわいい~。琴子さんにアドバイスされて、グレーのパンツはいてる。
一方、天堂は、誰もが否応なしに戦争に参加するのに、男爵はわざわざ反対して牢屋にぶち込まれるなんて。って言って飽きれつつ一目置いてるっぽい。
ブドウ園の事で取り調べを受けたけど、男爵の事は悪くは言わないのね。
帰ってきたら、かわいい柳子さんが待っていた。母が男爵に宛てたラブレターを読んで、号泣してる。
よかった。証拠が残ってて。
天堂、少年の頃におっ母の日記燃やしたもんね。今回も破り捨てるんじゃないかと、ハラハラしたわ。ちゃんと読むなんて大人になったもんだ。
25話:殿様ーーー!!!
天堂はすっかり呪いが解けて、今までの非礼な言動を後悔する。もっと反省しな。
柳子が遅く帰ると、お母さまの雷が落ちる。まぁ夫の元カノの手紙とか今頃出てきたら、うっとおしいよね。
津川も天堂がじゃまでしょうがないし。
ここで琴子さんが横やりを入れて、お姉さまの味方についた。涙をボロボロと流して感受性がとても豊か。
男爵釈放
その後、男爵が不起訴となり釈放された。でも肺炎で今夜が山だの状態らしい(涙)
自宅のベッドで横になる男爵は、周りを囲む家族に話しかける。こんな時に元カノの息子・天堂のことばっかりで、お母さまちょっと可哀相…
その後、傷だらけの天堂が駆けつけた。
「これからは人を愛することで生きなさい」
天堂は大きくうなづき、男爵は息を引き取った…
急展開にビックリしたのと、おタカさんのお店の名前が「なすび」ですごくビックリした。
男爵は牢屋で死なないでよかった。2人の愛憎劇だと思ってたんだけど、なんか違うみたい。
26話:償い
お父さまが「自分に正直に生きろ」なんて言い残すもんだから、柳子は天堂の胸に顔をうずめて涙を流す。
「帰らないで。今夜ひと晩ここにいて」
大胆!でも柳子は「父のために」をアピール。
その後、一連の流れを見ていた津川から責められ、天堂は今までの無礼を償いたいと懇願する。
「ならばここで死にたまえ!」
津川は何様なんだ?!なんの役にも立ってないのに、いとこの家で大きい顔すんな。案の定、柳子にめっちゃ怒られてる。
お葬式
琴子さんの喪服ファッションがアイドル時代の工藤静香みたい。
世間から白い目で見られた男爵だから、お花が少ない。でもここにある花は、お父さまを心から愛してくれた人が贈ってくれたものだと言って、気高い柳子かっけー
そこに天堂からの花が届く。
「圭吾さん、ドブにでも捨ててください」
ひっどー。お父さまの前ではかわい子ぶってたお母さまが、急に家の主だからってやりたい放題。もっとめそめそしてると思った。
さらに天堂から10万円のお香典が届いた。ブドウ園の土地の何倍も、とか言ってたから、たぶん今なら億単位なんでしょう。
朝倉家は赤字だというのに、小さなプライドが邪魔をして、津川は受け取りたくないとか言ってる。
どうしても受け取りたくないなら、私が返しに行くわ、って言って、会えるの楽しみにウキウキしている柳子がそこにいた。
鳥彦が死んでまだ1か月も経ってないよね。みんな忘れてるけど、私は忘れてないよ。てかまだ立ち直れてないし。爽やかな風が吹く柳子には戸惑いしかない。
27話:遺品
「あんたって、ホントに素直なひとなんだね」
ほんとそう。あれだけ恨んでたのに。
勘違いの努力で虚無感に襲われる天堂に、おタカさんが優しく励ましてくれるんだよね。
10歳で独りぼっちになって、この厳しい時代を乗り越えられたのは、復讐心があったおかげ。たとえ逆恨みだったとしても、生きる目標となったのだから結果オーライだって。
さすが飲み屋の女将さんやってるだけあるわ。聞き上手に励まし上手。
天堂の願い
柳子がなすびにやってきた。肌色の口紅で喪に服してるバージョンの化粧が色っぽい。
お母さまと津川がイヤがってるとか正直に話して、香典を返す。
こんなに穏やかに2人が会話するのは初めてじゃないかな。柳子さんがとってもお優しい表情で、それに便乗した天堂が、図々しいお願いをしてきた。
男爵のお墓におっ母のラブレターを一緒に埋めてもらいたいってさ。
ないわ~。妻子がいる男の墓に、元カノのラブレター入れるとか。
さらに遺品をもらってそれをおっ母の墓に供えたいと、お願いを追加。妻がいることわかってんの?
朝倉家にて
それぞれの墓に相手の遺品を供えることで、呪縛から解き放たれて前へ進めると考えた柳子が、お父様の仏壇の前で形見の品定めをしてる。
そのうちいつもの不穏な音楽が流れ出し、骨壺にロックオン!
後ろにはお母さまが。きゃー!
「柳子さん…あなたって人は…」
遺骨を天堂にあげようとするなんて、柳子さん頭おかしい。形見なら他にあるでしょう。今回は完全にお母さまの味方だな。
28話:たわむれの恋
柳子はお父さまの遺骨を盗めなかったけど、琴子さんが代わりにやってくれた。そのうちお嫁に行くから、朝倉家の墓の事なんて知りませーん、てな感じ?
そんなとき、天堂が憲兵に連れて行かれてしまった。スパイにスカウトされてる。
柳子が遺骨を持ってきたときには、もういなかった。心の中で天堂の無事を唱えて切な顔してる。鳥彦のときと大違いでツラい…
翌日(?)
天堂が帰って来た。陸軍に入隊が決まったらしい。
一方、柳子は天堂の母が書いた恋文を、お父さまの初七日の法要で納めようとしていた。どうかしている…
そこにお母さまが現れ見つかってしまった。
お母さまは殿さまの結婚前の恋はあくまで「お戯れ」を強調し、広い心で受け止めてあげてる。
恋に恋する柳子は、たとえ身分の違いがあったとしても、人を愛することは平等だと主張する。
何を言っても平行線で、お母さまが恋文を破ってもーた。まぁこれは仕方ない。
天堂が普通になってホッとしてたら、今度は柳子がおかしくなった。
あげた骨は法要のときに返してもらうの?それとも分骨にするってこと?どっちにしても、朝倉家の親族にとっては屈辱的なことだと思う。
29話:お別れパーティー
「男爵を圭吾さんに継いでいただきたいの」
お母さまはグッドアイデアを思いついた。これって柳子と結婚しろってこと?血は繋がってるんだっけ?
津川は戸惑ってたけど、趣味の写真を捨てて、決意したみたい。
一方、入隊する前に休暇が取れた天堂は、柳子とおっ母のお墓参り。
2人で手を合わせて胸のつかえが取れたらしい。そりゃ良かった。
閉鎖中の日比谷俱楽部にて
「戦は終わりました。今日は私たちの終戦記念日」
2人はジョークを言いながら、エアディナーを楽しんだ。バカップルみたいで可愛い。
すると夢の中へ…
もやがかかる世界で、ドレスアップした柳子がいて、天堂は金のネックレスがギラついてる。2人は愛を語り合い、ダンスする。
CM明けたら、現実に戻ってる!エアディナーの続きだ!なんやこれ…
天堂は10万円の小切手(?)を受け取ってもらう。受け取ることも愛だよね。
その後、鳥彦にプロポーズされたベランダで、ラブラブな2人。
柳子はとにかくなんでもいいから生きてほしいとお願いする。
2話連続で女性陣が「なにがあっても生きてほしい」なんて懇願するもんだから、現実とリンクして複雑な気分だった。虚無感に襲われて、どっと疲れた。悲しい…
30話:知らぬが仏
「ダメだ…今はダメだ」
柳子は天堂に身を捧げるつもりだったが、今は男としての自信がないからダメらしい。めんどくせー
天堂が軍に出頭する日
ターコイズブルーのワンピを着た柳子がそわそわしてる。
朝倉家の状況は津川には立て直せず、崩壊まっしぐら。柳子が10万円あるって言ってるのに、お母さまも津川も天堂からの施しはイヤだとさ。
その後、津川は片岡に借金を申し込むが断られてしまう。
仕方なく、柳子に天堂の10万円を貸してほしいと深々と頭を下げる。
「お金、どこからも借りられなかったんですね」
きっつー。柳子は愛する彼氏のお金が役に立てて嬉しいみたい。
案の定、お母さまはすこぶる機嫌が良い。津川が用立ててくれたと思ってるからね。
そんな優秀な津川を朝倉家の男爵にすると発表。さらに柳子と一緒になってくれたらなぁなんて願望も追加。
「フフフフッ 例えばの話ですよ」
お金の出所をこんな簡単に騙されるなんて、お母さまは世間知らずなお姫様だね。殿さまに甘やかされてきたんだろう。
柳子に天堂がスパイ学校に入学したことを告げたときの津川の大あくびが意味わからなかった。マウント?
リアルタイムで見ていた世代ですが、当時見逃しもあり、毎日こちらを楽しく拝見しています。これからも楽しみにしています。
みいこさん、ありがとうございます。
頑張って完走する予定でいます。