こういうの待ってました!1話面白かった。高岡早紀の舌打ちは絶品だね。
今年夏放送の「ルパンの娘」で渡部篤郎熱が再燃して、2カ月ほど前「ストーカー 逃げ切れぬ愛」っていう1997年放送のドラマを観たばっかりなんです。(あらすじ感想はこちら)
あの時、ストーカーに狙われる可憐な女性を演じていた高岡早紀が、22年後にストーカー役で主演なんて、胸熱すぎる。
28歳の雨宮リカ(高岡早紀)
28歳ってギャグかなんかで言ってるのかと思ったら、病院の人たちみんな28歳として扱ってるよね。ただ、周りの人が年齢を聞いたときの「え??」っていう空気感。どういうことなんだろう…
「歳より落ち着いて見えるし」
とか大矢先生(小池徹平)が言ってるし
「私、28歳までに結婚するって決めてるんです」
「え?そうなの?」
とか普通に会話が進んでいってる。みんな至って真面目だから、観てる方はぞわぞわする…
出会い
1カ月前、レストランにて急病人が出て、たまたま居合わせた外科医の大矢先生と看護師のリカが対応した。
「ありがとう。あなたがいてくれて良かった」
どうやら大矢先生のこの言葉で好意を持つようになったみたい。
彼が残していった2輪のバラをオイル漬けにして、一つは自分で、もう一つは大矢先生に郵便で送る。
リカ曰く、2輪のバラの花言葉は「この世界にはあなたと私だけ」らしい。でもリカ自身の心の闇が何も見えないから、それほどのめり込む気持ちが、まだわからないね。
舌打ちサイコー
看護師補充の面接に応募したリカ。無事採用となるが、看護師長の小山内(池谷のぶえ)は、彼女の周りに漂う冷え冷えとした空気に嫌悪感を抱いていた。
リカは患者や医者からはとても印象がいいけど、同僚や師長から仕事を頼まれたりすると、あからさまな舌打ちするんだよね。いい大人(自称28歳だけど)なのに笑える…
花山病院の院長(西岡徳馬)は2年前に脳梗塞で半身不随で入院中。上手く取り入って、難しそうな院長を手中に収める~
「どうだ政史。嫁さんもらうんだったら、こういう人が良いと思わないか?」
え?どういうこと?院長にも28歳に見えてるの??
さっそく二人も死亡
ストーカーのお話だとお思ってたら、殺人鬼のお話なの??
院長からお墨付きをもらったから、もうその気になってるみたい。大矢先生が忙しくて自分と結婚できないのは、患者の熊沢さんのせいだと思ったらしい。
リカが退勤後、火災発生。看護師全員がボヤ騒ぎの対応中、熊沢さんの容体が悪化し死亡。呼吸器が外れていたらしい。
リカがやったのか??
翌朝、師長は怪しく思い、リカを問い詰める。屁理屈を言うリカにキレて、使用期間が終わったら辞めてもらうとな。
その後、師長は仕事中に階段から転げ落ちて、頭から血を流して息を引き取る。
これもリカが??
渡部篤郎主演の「ストーカー」を観たばっかりだから、比較しちゃうね…。あれは、ストーカー側の心の声をたくさん教えてくれたから、わかりやすかったなぁ。これはまだ1話しか観てないせいもあると思うけど、リカの心情がいまいち伝わってこない。まぁ比較するのは無粋だね…
深夜ドラマだし、気楽に楽しむことにするよ。
ただ、ひたすら恐怖なのは、殺人とかより、高岡早紀が28歳としてドラマ内に存在していること。それがただただ不気味だ。
★リカ2話感想はこちら
★ストーカー逃げ切れぬ愛 感想はこちら