ネットフリックスの映画「イントルージョン」を紹介します。
夫婦が住む豪邸に侵入者が現れ物語がスタート。夫婦で力を合わせて敵と戦うかと思いきや、違った方向へ展開します。
映画自体は面白くないけど(すみません)、気になる点が多すぎて突っ込まずにはいられない。文字に起こしてスッキリしたいと思います。
原題:Intrusion
Netflixにて2021年9月22日から配信
1時間33分/アメリカ
・田舎町の豪邸に住む夫婦
・侵入者
・おかしな夫に気付く嫁
・夫がどんどん怪しい
・夫の言い分
・新築パーティー
・反撃
・感想
田舎町の豪邸に住む夫婦
枯れた広大な土地にポツンと建つ豪邸。すぐに助けを呼べない環境で、悪い事が起こる予感ムンムン。
インド育ちの嫁・ミーラは、過去に乳がんの治療で夫にかなりお世話になったらしい。仕事はカウンセラー
夫・ヘンリーは昔いた女子テニスプレイヤーのナブラチロワにすごく似てる。井浦新にも見えたり、イケメンなんだか判断に迷う。建築士をしていて、この家は二人のために建てたとか。
「隠し事はしない」
2人の合言葉になってるけど、言葉にすればするほど隠し事が増えてゆく~
2人はボストンの大学で知り合って、ミーラは初デートで観光土産の時計台を買ってくれた事が嬉しくて、インドに帰国しなかったとか。ちょっと意味わからん…
ずっとボストンに住んでたけど、結婚12年目で静かな暮らしを手に入れたくて、ニューメキシコ州のコラレスに家を建てたんだと。
緑が無くて景色が殺伐としてるし、ここによく家を建てようと思ったよね。土地代が安かったのか?
侵入者
2人がデートから帰宅すると、部屋がめちゃくちゃに荒らされてる。空き巣被害だね。
こんな豪邸なのにセコムとかはいってないの?これはテンション下がる。
でも何もなかったかのように2人は夜を迎え、夜中に目覚めた嫁は停電に気付く。夫が外の発電機を見に行ってる間に、嫁が拘束されてる!
侵入者たち堂々と入ってるし。イヤだなこんな家…
てか警察呼ぼうよ。ヘンリーったら植木鉢の土の中から、隠していた拳銃を取り出したよ。嫁がすんごい軽蔑の目で見てる。でもそれどころじゃないから~
嫁はなんとか強盗から逃れて車に乗り込むと、銃声の音が!正当防衛という名の下で、夫が強盗を殺したっぽい。
強盗3人中、2人死亡で1人が危篤だとか。
これはキッツいなー
おかしな夫に気付く嫁
こんな家、早く引っ越そうよ。
嫁はそれから神経質になって(当然)、銃を隠し持っていたヘンリーを軽蔑しまくってる。まぁでも命を助けてもらってるしな~
どうやらこの強盗3人は家族で、そこの娘が1か月前から行方不明だとか。
イヤだなぁ、怖いなぁ
そんななか、気分転換に新築パーティーの買い出しへ行きたがる夫。乳がんを乗り越えて日常を取り戻したから、今回の壁を乗り越えるために、パーティーを開かなきゃいけないらしい。この旦那おかしい…
出かけた夫は財布を持たずに出て行ったため、嫁はもう一台の車で後を追いかける。すると危篤状態の強盗が入院してる病院の方向へ曲がって行った。
驚いた嫁はよそ見をして事故を起こしてしまう。あれま…
その後、事故処理をした嫁が帰宅すると、夫は何食わぬ顔で仕事してる。え?
夫がどんどん怪しい
危篤状態だった強盗は回復の兆しがあったけど、日曜日の夜に亡くなったとか。夫が殺した?!
嫁は車のナビの履歴から、夫が強盗の住居を訪れていたことを知る。嫁はさっそく訪れて、強盗の家にこっそり侵入する。結構大胆。
さらにポストの中まで勝手に漁り、そこにはビデオカメラが入っていた。再生すると、強盗の1人が何かしゃべってる。
さらなる証拠を見つけるため、嫁は夫の作業場で物色しまくり。あやしいUSBを覗くと、自宅の建設作業中の写真が入っていた。
あー旦那が帰ってくるよー。早く片付けて!
夫の言い分
USBの写真に行方不明の少女が写ってたり、強盗の家に落ちていた封筒の差出人が夫だったり、嫁は夫に真実を問いただす。
この豪邸を建てるときにお金が無かった夫は、建築費を抑えて造ったとか。も~見栄っ張りだな~。2人なんだからもうちょっと小さい家でもいいじゃん。
お金が無い理由を、嫁の治療費のせいにするところとか、性格悪いよね。
実際には大勢の作業員がいたが、請負業者として夫が建設を引き継いで、一人で建てたように見せたらしい。
建設作業中に男とトラブルがあり、夫は口止め料を払っていたとか。
その支払いを止めたから、恨まれたんじゃないかと説明してる。
新築パーティー
よく3人も殺しといてパーティーなんてやるよね。呼ばれた人たちは知らないの?地元のニュースとかになってないのかしら。
やっぱこの夫婦おかしい。
宴もたけなわな時、嫁はパーティーを抜け出し強盗が遺したビデオを再生。そこには娘がヘンリーに連れ去られたと訴える強盗の姿が映っていた。
その後、嫁はこっそり夫の書斎を探り、秘密の通路を見つける。その先の地下室には女の子が椅子に縛られていた。
トイレとかどうしてたんだろ。
てかこの女の子の父親は、この家を建築した作業員だよね。地下室の存在を知らなかったわけ?かなり広いから、地面を掘ったり大掛かりな工事だったと思うんだけど。階段とかもコンクリで固めてしっかり造ってあるし。誰が造ったんだ?
嫁は女の子を助けようとしていると、夫がきたーー!!あぁもうこれはゲームオーバーですわ。
はい、嫁捕まったー。
嫁は12年も夫と一緒にいて、サイコパスに気付かなかったの?謎だ。
反撃
嫁は何とかロープをほどき、女の子を連れて逃げようとしたとき、夫に見つかってしまう。怖い怖い。追ってきたよー。逃げてー。
ほんとこの夫は性格悪いよね。嫁の治療に協力したことを恩着せがましくネチネチ言うの、モラハラってやつか。
あーあ。女の子が捕まってしまった。
カウンセラーの仕事をしていた嫁は、本当に見る目が無かったんだね。でも意を決したみたいだよ。
初デートでもらった時計台の置物を夫に向かって振り下ろした!
すごいじゃん!あの一撃が致命傷になったみたい。夫は頭から血を流して息を引き取った。
数日後(?)
家は売却され、嫁は荷物をトラックに積み込み出て行った。ー完ー
えーー。これで終わり?あっけない。
感想
侵入者は娘を捜しに来ただけだったんだね。見た目が極悪人だから最初ダマされたわ。
捕まっていた娘さんは、麻薬を密売している家庭で育ったわりには、純粋そうな容姿だったね。タトゥーとか鼻ピアスとかしてれば、ヘンリーに狙われることはなかっただろうに。
1か月も地下室に閉じ込められて、このトラウマを克服できるのか、娘さんの将来がとても心配。家族3人が亡くなっていることも知らないんだよね。はぁ可哀相。
嫁は12年も夫の正体に気付かない&地下室の存在に気付かない鈍感さで、あまり同情できない。
ちょいちょい裏を知っているような雰囲気を醸し出す田舎の警察官は、いったいなんだったんだ?
結局、この映画は何を言いたかったのか?よくわからないままシュンと終わってしまった。深く考えちゃいけないんだろうね。次行こう~