2000年TBSの秋ドラマ「真夏のメリークリスマス」を紹介します。出演は竹野内豊と中谷美紀。
題名から夏のお話かと思いきや、第1話は秋から始まってクリスマス時期が最終回となってます。
ストーリーは、沖縄の施設で育った中谷美紀が、仲間を頼って上京するところからスタート。兄と慕う竹野内豊といい感じになり。その後、2人は実の兄妹かも?という問題が発覚したり。
脚本がイマイチ好きではないのだけれど、この頃の竹野内豊と中谷美紀の美しさを見てるだけで幸せな気分になれるドラマです。
ちなみに竹野内豊の幼少期を演じたのがなんと、三浦春馬くんですよ。知らなかった…。イケメンの子ども時代をイケメンが演じる。自然の摂理ですね。
タイトルバック
The brilliant greenの「Angel song」に乗せて、竹野内豊と中谷美紀が海でひたすらイチャイチャしているという、素敵映像。
何度ここだけ繰り返し観たかってくらい、2人の美しさと切ない歌声が合うのなんの。
どの登場人物にも共感できず、煮え切らない感じで物語を見終わる頃に、良い感じでAngel songが流れてくる。このエンディングを見るだけで満足感が得られるよ。
海へ飛び出すときに「後ろ来てるかな?」って何度も振り返りながら力強く走る竹野内豊が男っぽくて素敵。
中谷美紀は白い木綿のワンピース姿で砂浜をダッシュ。今のクールビューティーな感じではなくて、とてもかわいらしい。ゆったりしたワンピースだからおっぱいが見えそうでハラハラしつつ、楽しそうな二人を見てニヤケてしまう。
ドラマ本編より感想があふれ出てきてしまう不思議。
キャスト
涼(竹野内豊)
元ボクサーでチンピラ。幼なじみのハルの意向で更生を目指す。泥棒みたいなヒゲなのに爽やか、という謎のポテンシャルの高さを持つ男
※子供時代:三浦春馬
ハル(中谷美紀)
竹富島から上京したピュアで明るい女の子。同じ施設で育った涼のことを兄と慕う。田舎者設定のため、オーバーオールにパーマヘアだけど、隠し切れない美人オーラ
ナツミ(加藤あい)
女優の卵の17歳。上京してきたハルを部屋に住まわせてあげる。涼兄ちゃんが好き。超美人なのにハルから「ブスブス」と呼ばれる
愁一(深沢邦之)
弁護士。ハルのことが好き
晶子(山田麻衣子)
お金持ちの養子となりお嬢様気取り。愁一と婚約中
全10話あらすじ
では簡単に。
沖縄の竹富島の施設で育った5人。
そのうちの4人は養子などで東京で生活を始めるが、ハル(中谷美紀)だけ沖縄にいた。
そんなハルが、東京にいる妹分のナツミ(加藤あい)の家に転がり込む。そして兄と慕う涼(竹野内豊)とも17年ぶりに再会する。
ハルと涼はお互い異性として意識し始めるが、その後、実の兄妹ということが判明。
なんだかんだ葛藤しつつ、やっぱり一緒にいたいってことで兄妹でハッピーな同棲生活を始める。
すると…
涼に惚れていたナツミは失恋。
愁一はハルに告白&逮捕。
そのせいで晶子は婚約解消となり、夜のお店でバイト。
ハルが東京に出てきてから悪いことばかり起こると、ナツミはハルに責任転嫁。
ハルは自責の念に駆られて涼の家を出て行く。
ダメダメな涼は一念発起してボクシングの練習試合に挑む。
「もし、俺がそのチャンピオンに勝ったら、俺のそばに一生いてくれ」
電話でハルに涙の訴え。
兄妹なのに?え…プロポーズ?
そんな視聴者の心配は取り越し苦労に終わり、結果はボロボロに負け。
そしてハルは沖縄へ。
最終回の残り10分のところで、なんと!ハルと涼が兄妹じゃなかったことが判明。
竹富島にて2人が再会。
そして海で戯れるいつものエンディングで、今までの不満は全てチャラに。
めでたしめでたし♪
感想
美しい2人の恋愛ドラマをキュンキュン楽しんでたのに、急に血縁関係が発覚するとかやめてほしい。しかも5話から最終回までひっぱるとかないわー。
なぜこんな設定にしたんだ??全然ときめかない。
せっかく竹野内豊と中谷美紀が出てるのにもったいないなぁ。
そして、女性陣(中谷美紀・加藤あい)がヒステリックでキャンキャンうるさくて耳障り。涼は涼で定職についてなくてフラフラしてるし。登場人物を全然応援できない。
もっと何かに頑張ってる男女を見たいんだよな。
物語に不満たらたらですが、そんなときはエンディングで癒されよう。
とにかくエンディングが全ての癒し。何もかも報われるよ。
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