2018年10月に富士見高原リゾート主催で「アシガール」や「忍びの国」のロケ地のハイキングに参加しました(その記事はこちら)。
案内して下さったスタッフの方から聞いた話で、ロケで使われた中学林(なかがくりん)という場所が近々ソーラーパネルの設置で工事が始まるとのことでした。
聞いた当時は、まさかこんな大自然を壊してまで今さらソーラーパネル??なんて非現実的な話に半信半疑でした。
それからしばらく経って、私はこのツイートを見て衝撃を受けたのです。
映画「忍びの国」 ドラマ「アシガール」等の撮影で使われた 長野県富士見町中学林のあの風景は様変わりしてしまいました。署名をして下さった沢山の方々、本当にごめんなさい。
ただまだ今後も署名は続けるしぶとさは持ち続けています。まだまだ撤回して頂くべく模索中であります。 pic.twitter.com/8m0YmH6R45— 中学林を守る会 (@pyonnnn2) February 17, 2019
元々はこんな↓緑豊かな草原だったんですよ
「若君様ー!」と唯が馬に乗る若君を追いかけるシーンの場所。この場に立つと人工物が何も見えず、見渡す限りの大自然です。
ここにもしソーラーパネルが設置されたらこんな感じ??これは嫌だ……
私が行ったとき、ちょうど台風が去った後で、そこらじゅう倒木だらけで森がかなり荒れていました。
そんな場所にソーラーパネルを設置して大丈夫なの?
「ソーラーパネル 台風」とかで検索すると色々被害が出ているようです。あと、長野県の中では積雪は少ない地域かもしれないけど、たまにどかっと大雪が降ることもあるので、重みに耐えられるのかも心配です。
ソーラーパネルについては、調べれば調べるほど「エコ」とは程遠いことが鮮明になってきます。
設置を決めた人たちは「建てて終わり」かもしれませんが、台風や大雪のたびにメンテナンスしながら、10年先、20年先と稼働し続ける姿が私には想像できません。
子どもたちに負の遺産を残したくない、という強い気持ちが湧いてきます。
新聞記事:計画地の土地の登記簿に不正があることが発覚
朝日新聞信州版で5月24日から7日間連続で記事になったみたいです。
土地の持ち主が不明ならば事業計画自体が無効になるはずが、町長は工事を続ける方針だそうです。止められない何かがあるのでしょうか。
近々、県の調査が入る予定とのことです。ここで何とかストップできればいいのですが、どうなんでしょう…。
京セラが事業者とのことですが、所有者があいまいな土地に設置することは問題ないのでしょうか?なんとか手を引いてもらえないかしら
私一人でごちゃごちゃ言ってもどうにもならないことなのですが、一人でも多くの方に現状を知ってもらいたいと思って今回記事を書きました。
(富士見町住民の有志の方が立ち上げたブログはこちら。メガソーラー計画についての情報が掲載されています)
おまけ:想い出の写真あれこれ
2018年10月に現地に行ったときにたくさん写真を撮っていたので、アップしたいと思います。
「木村を追う。後から参れ」の場所
便所サンダルで若君を追いかけた道
「不意打ちをくらったか…」のとこ(ドラマと同じような雲行きなんだけど、ドラマの方が奥行きがあって素敵な景色に見える。私が撮るとイマイチだ…)
「そして、夜明けとともに千対三千の戦が始まった」のとこ
出会いとハッピーエンドの木♪