4巻では若君は治療のため平成で過ごして、唯は戦国で一人で頑張るのよね。表紙がおっとこまえ。
アシガール④
著者:森本梢子
ココハナ 平成25年11月号から平成26年5月号に掲載
1.第22戦~平成にて若君の傷の手当て
2.第23戦~制服姿の若君
3.第24戦~もう1カ月平成に滞在
4.第25戦~お尋ね者の唯
5.第26戦~若君の帰りを待つ
6.第27戦~若君参上!
7.第28戦~若君の配慮たるや
8.4巻感想
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第22戦~平成にて若君の傷の手当て
瀕死の若君が尊の実験室に現れる。急いで救急車で病院へ運び治療を受ける。手術は成功。心の病のため木登りして落ちたということにして、なんとか医者を丸め込む。
病室で目覚めた若君は超色っぽい。この異常事態にも落ち着いた若君を目の前に、尊は覚悟して本当のことを全て話す。病院では医者や看護師と上手くなじみ、怪しまれること無く2週間が経つ。
退院の日を迎え自宅に連れて帰る。唯の部屋に案内された若君。こんなに平和に暮らしていたのになぜ足軽になって戦に出たのか、尊に質問する。
「若君の命を守りたい一心です」
尊からそう言われた若君は「ホイ!」を思い出し大爆笑。
ホッ。良かった。現代医学で助かる傷だったのね。
何でも受け入れる若君が可愛いよ。
離れたところでも「ホイ!」思い出すなんて、唯への愛しさが溢れちゃってるよ。
第23戦~制服姿の若君
毎朝庭で素振りする若君。そして小姓状態の尊。ある日隣のじいさんが落ち葉のことで早川家に文句を言ってくる。若君は激おこのじいさんに草木の心を唱える。
尊は若君が未来に来ていることを理解してもらうために、黒羽に連れて行く。若君は自分の命が短いことを知る。
唯の部屋に戻った若君。メダルをかじる写真を見て笑う。唯は歴史を変えられると思って戦国へ来たのかと、尊に尋ねる。
「姉は「できるかできないか」じゃなくて「やる」って人です」
それを聞いた若君は、不安が消え、自分の運命を変えて見せようと前向きになる。
面倒なじいさんまでファンにさせる若君の威厳たるや。
ここ笑えて好き。
love meのプリントTシャツ着た若君が可愛すぎる。
すでに唯ちゃんが心の支えになっている。素敵な関係だわね。
第24戦~もう1カ月平成に滞在
若君が戦国へ帰ろうとしていた満月の日、感染症にかかり再手術のため入院することになる。
一方戦国では、床に臥していた若君が突然姿を消し、大騒ぎになる。3分で戻るはずの若君が戻らず、唯は焦る。
兄上のしわざで唯は若君かどわかしの疑いをかけられる。足軽仲間から逃亡のための資金とくさい毛皮をもらって逃げる。
唯のことが心配だろうけど、戦国じゃ抗生剤も無いし、完全に治してからの方がいいわ。
むむむ、兄上め!でも面白いからもっと引っ掻き回して~。
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第25戦~お尋ね者の唯
ご城下では唯の手配書まで貼られお尋ね者となる。途中で若君とデートをした思い出の丘に立ち寄ると、じいがいた。若君との思い出の場所で死のうとしていたが、唯がなんとか説得する。
天野家に連れ帰ってもらった唯。天野家の人たちは若君を諦めかけていたが、戻ることを信じて待つよう説得する。存在がばれないように天野家の下女・ふくとして働くことになる。
そんなとき、せがれの行方を聞き出そうとおふくろ様が捕まる。
想い出の丘か…あの胸を触られた場所ね。
下女になったふくちゃん可愛すぎ。
全然役に立たないけど、みんなに大切にされていているのは唯の人徳のおかげだね。
第26戦~若君の帰りを待つ
取り調べを受けるおふくろ様の元に、足軽の格好で唯之助が現れる。
母娘の涙にほだされて、おふくろ様は無事解放される。唯之助は手配中のため、明朝の詮議まで牢屋にいれられる。今夜は満月。若君が戻ることを期待して唯之助は待つ。
一方現代の若君は、自転車にぶつかりそうになった可愛い子を助ける。その子からひとめぼれされ、自宅まであとをつけられる。尊は若君に外にいる女の子について尋ねるが、若君は全く興味のない様子。女の子の好みを聞くと、
「わしは唯ほど好もしい女子には会うたことがない」
凛としたおふくろ様が素敵。
一方若君は、尊の前でこんなに堂々と言えてかっこいいわ~。
めちゃくちゃ可愛い女の子なのに興味が無いっていうのもポイントアップよね。
第27戦~若君参上!
2カ月平成で過ごした若君は、満月の夜、唯の家族とお別れをする。
タイムマシンの起動スイッチはあと2回しか使えないとのこと。若君が行って、唯が戻ってきたら終わり。じゃぁ唯は戻ってこないんじゃないか?心配する両親に、若君は唯を必ず平成に戻すことを約束する。そして戦国へ
洋服姿で吉田城に現れた若君。急いで黒羽城に戻ろうとするが、先日の大雨で橋が流され迂回を余儀なくされる。
一方、満月の夜に若君が戻らず、緊張の糸が切れた唯。熱を出しながら詮議の場へ連れてこられる。どう見ても高山の間者には見えず、殿は帰すよう命じようとするが、兄上が唯之助の悪事を告げる。正体を暴くため上着を脱がせようとしたその時、若君が黒羽城に戻ってきた。
若君が殿に近況を報告中、ぐったりした唯之助が視界に入り駆け寄る。唯を抱えて激おこの若君。
「すまぬ。ゆるせ」
唯をギュっと抱きしめる。じいも喜び勇んで二人をギュっと抱きしめる。
は~、良かった。若君ったらギリギリのタイミングで戻ってくるんだからもー。
第28戦~若君の配慮たるや
唯は目が覚めると天野家の離れ屋敷にいた。おふくろ様と三之助と孫四郎も一緒。唯が女だとバレないようにおふくろ様を呼び寄せ、静かな場所で養生できるように、若君が手配してくれたとのこと。
若君を助けたとあって、家来たちが唯の元に見舞いに来る。一番会いたい若君とは会えずじまい。そんな時、若君から託された尊からの手紙を持って、小平太が訪ねてくる。その手紙には、タイムマシンの燃料が少ないと書かれ、唯のベッドでジャンプ読んでる若君の写真が一緒に入っていた。
生で見る事が出来ない唯は、家族に嫉妬する。すると突然襖が開いて、目の前に若君がいた。若君は殿がいる本丸御殿で身を隠していたが、こっそり抜け出して唯に会いに来たとのこと。
唯に命の恩人だと礼を言い、脇差を返す。燃料が少ないと知った唯は、あと何回使えるか尋ねる。
「あと一度と申せばいかがいたす?」
唯は迷いなく戦国に残る宣言をする。若君はそんな唯を見て、あと二度使えるとウソをつく。
大好きな唯が過ごしやすいようにって、こんなスマートなことしてくれちゃったら惚れるしかないわ。
唯の目を見れずに、ずっと後ろ姿で話してるのが切ない…。これが若君の優しさなのよね。
4巻感想
4巻は若君中心のお話でしたね。若君がもう唯にぞっこんって感じがいいわ。一方の唯は若君から思われているなんて気付いてなくて、一生懸命なところも可愛いし。二人の気持ちを知ってる読者はニマニマしちゃいます。
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