auと契約し続けて6年が経ちます。ずっと使い続けて古くなったiPhone5sの買い替えで、今回、家電量販店の携帯売り場を訪れました。
実はこの時の出来事で、auに不信感を抱き、プランをよく調べるとデメリットが明るみになりました。そして私はauを解約して格安SIMに携帯会社を乗り換えることとなったのです。全く考えていなかった携帯会社の乗り換え。どのような経緯でそうなったか、紹介したいと思います。
スマホ販売窓口のau担当者とのいざこざ
新しいスマホが欲しいというだけで、何も調べず家電量販店に行ったんです。お店に行くと、やっぱり一番いいやつに目が行きますよね。iPhoneXs 112,800円(税別)。スマホで10万以上なんてあり得ないけどもうそれしか目に入らないので、軽い気持ちでとりあえず見積もりだけ出してもらうことに。
そこでお店の人がオススメしてきたプラン「アップグレードプログラム」
本体の代金を4年(48回)の分割払いにして、2年経ったところで(24回の支払い後)スマホを返却して新しいスマホに機種変更すると、残りの24回分の支払いがチャラになるってやつ。ただし月々390円の支払いがプラスされます。
学生さんとかには魅力的なんでしょうか?2年間本体の代金を払い続けたあと返却する。というのが私にはどうしても嫌でした。
しかも「アップグレードプログラム」をするには「ピタットプラン」に入る必要があるとのこと。そして「ピタットプラン」に入るには「毎月割」は適用されないんだって。
私は「毎月割」を適用してもらいたかったので、椅子に座って初めに
と伝えて見積もりをだしてもらいました。
その後も執拗にプランを勧めてきたので付き合いで聴いていました。細かい決まり事がいっぱいあって金額の計算方式もよくわからず、提示された金額が思っていたより安かったので、じゃあそれでお願いします。と伝えました。そして出来上がった見積書を元に、一つずつ最後の確認の説明がありました。
そしたら、なんということでしょう!出来上がった見積もりには「ピタットプラン」と「アップグレードプログラム」が入っていたんです。びっくりしました。
ずっとこの繰り返しです。必要のない人に無理やり買わせる行為って「押し売り」って言うんですよね。大手通信会社がこのような売り方をするんですね。驚きです。この店員からは何も買いたくなくてとりあえず帰ろうと思いました。
かなりキレ気味です。機種変更の窓口でこんな目に合うとは思いませんでした。
プランの説明の紙を裏返して、図を書きながら説明してきました。もう満足いくまでしゃべらせてあげようと思って、私は静かに下を向いていたら、
なんだこいつ。めんどくさい。金輪際この店には来ないわ。
と言ったところでまた振出しに戻ります。
auの「ピタットプラン」ってそんなに必死こいて勧めてくるほどノルマが厳しいのでしょうか?どうせ利用者より企業側がお得だからそんなに勧めてくるんでしょう。バレバレですよ。
話の途中でキレて席を立つこともできたんですが、辻褄の合わない店員の話がおかしくて静かに聞いていました。説明をされればされるほど、ピタットプランを契約するのは止めようって確信を持ちました。
店内をずっとウロウロしていた旦那が、さすがに時間がかかりすぎだと思って、私の契約しているところに来たんです。そして私の隣に座ったら、店員はさすがに諦めた様子。やっぱりね。女一人のときとは態度違いますね。
それでやっと解放されてお店から出ることが出来ました。1時間以上も無駄な時間を過ごしてしまいました。
別の店でリベンジ
スマホの買い替えはしばらくいいや。と思ってたら次の日、旦那が、あの店なら電話会社の担当者がいないから、買いやすいよ。しかも黒の在庫あるって。
とか在庫まで確認してきてくれたんです。
「それなら」と思って行ってみたら、聞いていた通り何も勧めてこないんです。私が「これで」というと、その通りに見積もりを出してくれました。ま、それが普通ですよね。
見積書を作成して一つずつ最終確認(これ昨日もやったやつ。デジャブ?)。
説明の中で、2年経ったらSIMフリーになるので、格安スマホに乗り換えることもできますよ。とのこと。前から気になってた格安スマホ。ここぞとばかりに質問してみました。
SIMカードには、利用者を特定するための情報が入っていて、勝手に電話会社を変更できないように、SIMロックがかかっているそうです。SIMロックを解除してある状態のことが「SIMフリー」と呼ぶそうです。auの場合は「購入から2年後」に解除できるんですね。
そういうことか!
「ピタットプラン」に入るには今後2年間auと契約するということ。
そして、「アップグレードプログラム」にすると、2年後にauでスマホを買い替えなきゃいけないので、さらに2年間auと契約することになる。この時の機種変でスマホ本体を4年の分割払いにすれば、さらに2年間auと契約することになる。
もう永遠にauと契約せざるを得なくなりますね。
そういうことだったんですね。だからあんなに必死に「ピタットプラン」に入らせようとしていたのか!
と店員さん。そんなことが出来るの?
どうやらこの店員さんは、スマホを売るより格安SIMの契約を取ることがメインのお仕事っぽいです。うまく口車に乗せられてるなとは思いつつ、私にとっては有益な情報なので、やり方を教えてもらいました。
iPhone5sは古くてSIMフリーの作業が簡単(?)に出来ないらしく、先に新しいスマホの本体を用意します。iPhoneを購入するには、アップルの店頭でiPhoneを購入するか、アップルの公式ページでネット購入するしかないようです。
次にauを解約して格安SIMに契約すると完了!
思っていたより簡単にできそうです。
ただし、auの解約には契約月以外だと9,500円かかります。6年も契約してたお得意様に違約金9,500円払わせるって酷いですよね。でもこれで引き下がってる場合じゃないわ。毎月auに高い通信料支払うより、違約金支払って格安SIMに乗り換えたほうが、合計としては安くなるんです。
アップルでiPhoneを購入すれば割引は全くないけど、iPhone代と2年間の格安SIMを計算すると、auで購入して2年間使うよりだいぶ安くなる数字が出てきました。
これだけ時間かけて説明してもらったのに、結局なにも買わずじまいで申し訳なくて、でも店員さん「全然いいですよ」と優しくて(ま、仕事だからね。)、格安SIMはネットでも色々種類があるけど、私は絶対この窓口で契約しようと思いました。
まとめ
「auピタットプラン」とは解約を引き止めるための制約だったことがわかりました。そして違約金を支払ってでも解約して格安SIMに乗り換えたほうが安いことがわかったので、私はauを解約することに決めました。
「無知」って怖いですね。今回ヘンな店員に捕まったおかげで、色々勉強することができました。通信費が今より節約できそうなので嬉しいです。