たびたび秀一(大沢たかお)の飛行機のタラップでのプロポーズを挟んでくるから、なんとかかっこ良さを保ってるけど、もうかなり秀一にイラついてる。
今回なんて入院中だからずっとベッドの上だもんね。秀一が大沢たかおじゃなかったら、めっちゃ嫌いになってたと思うわ。
あらすじ
意識を失い病院に運ばれた秀一(大沢たかお)。脳腫瘍の手術のためそのまま入院となる。
空白の2年間、そばにいた女性の存在を思い出す。祥子(細川直美)は、北海道の診療所のDrからもらったと、偽の写真を秀一に見せる。そこに写っている女性のことをずっと思っていたんだと秀一に説明する。
秀一のオペは後輩の女医(田中美奈子)が担当することになる。女医は副院長から秀一のオペを失敗するようにけしかけられるが断る。拓巳(竹野内豊)が秀一のオペをやりたがっているのを聞きつけた副院長は、拓巳にオペをやらせることにする。
拓巳はオペが終わったら医者を辞め、彩(酒井法子)を連れて神戸に行くことを決めていた。しかし彩は秀一のことを想っていた。
人魚姫のあらすじそのままの回
彩と園子ちゃん(西村知美)との会話で『人魚姫』が出てきたから、どんなお話だったっけ?と思って調べたら、6話のストーリーそのまんまで驚いた。
~人魚姫~
人魚姫は王子様にひとめ惚れした。
ある日その王子様が海に落ちてしまい、人魚姫が救助。王子様が目を覚ました時、驚いて人魚姫が隠れると、目の前にいた別の娘に助けられたと王子様は勘違いする。
人魚姫は魔女の所へ行き、人間にしてほしいと頼む。魔女は人魚姫の美しい声と引き替えに、人間にしてくれることを約束する。その約束の条件には、王子様が他の女性と結婚すると2度と人魚には戻れず海の泡になってしまう、というのもあった。
人魚姫は人間の姿で王子様に会うが、声を出したくても出ない。ある日、王子様から溺れた時に助けてくれた娘と結婚することを聞かされる。助けたのは私だと言いたいが人魚姫には声が無い。
人魚姫は海の泡にならなくて済むように、ナイフで王子様の胸を刺し殺そうとするが、できなかった。人魚姫は海へ飛び込み、海の泡になってしまう。
え~。『人魚姫』ってこんな哀しいお話だったのね。忘れてた。切なすぎる。
人魚姫が彩で、どこからか来た娘が祥子ってことね。そして王子様は秀一。
秀一は助けてくれた人が祥子だと思い込んでる。彩は説明できないからひたすら待つのみ。そのまま海の泡になってしまうよってか。切ない。
祥子ほんと邪魔だわ~。秀一の気持ちが自分に向くまで待つからとりあえずキスして。って!なんじゃそりゃ。
しかも秀一は拒まずに祥子とキスしちゃうのよね~。あ~秀一にも腹立つ。
彩 VS 祥子
彩はウソつきの祥子と屋上で対決。ノートに
<うそつき>
<なんであんなウソつくの?>
<なぜウソだとわかるの?>
<ウソは彼のため>
<そんなことをしても、あなた愛されない>
強い!彩よく言った!
図星を突かれた祥子は、最終兵器の「障がい者」を持ち出す。秀一が彩と付き合っていたのは、同情や憐みだってさ。きっつ~!!
思い出さないってことは、秀一は重荷に感じていたからじゃないかってさ。本当に愛してるなら障がい者のあなたは身を引くべきだと。
性格悪っ!!
拓巳が魅力的
祥子の正体を見抜けない秀一がなんだかバカに思えてきた。彩のこと一途に愛する拓巳がよっぽど素敵だわ。
あの謝罪の紙芝居の可愛さったら。
しかも彩が落ち込むときは必ず来てくれるんだよね。
拓巳は拓巳で彩に一世一代の告白をしようと思って来てるのに、彩はそれどころじゃない。秀一とのことで上手くいかず、静かにぽろぽろ涙を流す。あぁ可愛い。
拓巳はいつの日も浮かばれないね。
拓巳は園子ちゃん(西村知美)から、彩の好きな人は秀一だって聞かされて、秀一の手術をする前に彩を呼び出す。
ここ、めちゃくちゃ迫真の演技だったけど、拓巳に両腕つかまれて振り回されて、のりぴー大丈夫だったかしら?アザだらけじゃない?華奢だから心配。
拓巳は彩のことが大好きなのに、彩は秀一のことが大好き。医師としても男としても兄に敵わず、拓巳のプライドはズタボロ。そんな心境で手術に挑んで大丈夫?
しゃべれない設定ってこんなにもどかしいものなのね。彩が不憫でしょうがないよ。
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