千鳥柄の生地がどうしても欲しかったんです。探すと浴衣生地として一反(40cm×12m)で販売されているのを見つけました。必要なサイズはたった1mなのに、買っちゃうよね~。
さて残りの11mはどうしよう。
生地ってその時のテンションで気に入って購入するから、一旦情熱が冷めてしまうと棚から一生出さないことになってしまう。さすがにそれはもったいない。だって16,200円もしたんですもの。
盛り上がった気持ちがあるうちに全部使っちゃおう!ということで、一反で何がどれだけ作れるのかチャレンジすることにした。
ちなみに浴衣生地は「男着物の加藤商店」というお店で購入しました。
浴衣生地一反から作った作品たち
男着物を扱ってるだけあって、広げると男性に似合う色味です。
巻物の状態で届きました。浴衣生地を一反買うのは初めてでしたが、とてもハリがあってシワもないし、かなり扱いやすい生地でした。いつもの安物の綿の生地とは全然違う!
この生地で以下のものを作りました。
1.ダッフィーの着物
2.キュロット
3.男児用短パン
4.男性用ステテコ
5.エプロン
6.トートバッグ(大)
7.A4サイズのバッグ
8.巾着
柄が大き目だったので、小物作りにはあまり向いてないようです。なるべく大きいサイズの作品を作りました。
16,200円で買った生地。これだけ作れば十分元を取ったんじゃないでしょうか?好きな生地で手芸するのってほんと楽しい!
1.ダッフィーの着物
作成過程の記事はこちら↓ もともとこれを作りたくて一反も購入しました。
2.キュロット
娘の家着用に作りました。
若い子は膝を出した方が可愛いので、丈を短めにしました。
見た目を気にするお年頃なので、写真NGでした。残念。若い子が履くと文句なしにめちゃくちゃ可愛いです。
3.男児用短パン
おそろいだと可愛いなと思って、息子用にも短パンを作りました。
お尻が極小なので、「2」のキュロットで使った型紙でSサイズを利用して、丈はキュロットより長めにしました。
試着してみるとちょうど今ピッタリでした。私が思ってるより体がデカくなっていたみたいです。半年後の夏は着れるかしら?成長期の服は難しいですね…。
前と後ろがわからないとのことで、お尻にポケットを付けました。
4.男性用ステテコ
夏に旦那が愛用しているステテコがよれよれだったので作ってみました。
旦那が履いているステテコから大きさを割り出し、大雑把に裁断しました。なんとかなるもんですね。
普段子どもの服しか作ることがないので、宇宙規模のデカパンに、私はいったい何を作っているんだ?と何度か途方に暮れました。
男性用の浴衣生地だけあって、とてもしっくりきます。
5.エプロン
自分用に作りました。形はいつも使っているエプロンを重ねて同じように裁断しました。
生地が男っぽいので、紐はピンクの和柄の生地で作りました。
作ってから家事をする時はずっと着けてます。自分では見えないけど、洗面所で鏡に写ったりすると「かわいい~!」と3秒くらい止まってうっとりしてしまいます。疲れが取れますね。
6.トートバッグ(大)
何年も前に作ったトートバッグが使いやすくて、同じサイズ(W50×H30×D15)で作ってみました。お出かけしたときに子どものジャンパーとか自分のマフラーとか何でも詰め込めて便利なんです。
裏地はシックにまとめました。
これはなかなか使えそう。お出かけが楽しみです。
7.A4サイズのバッグ
書類だけを入れてちょっと出かける時のカバンが欲しくて作ってみました。
組み合わせが子どもっぽくなってしまって失敗したかも…。
中はこんな感じ。
8.巾着
残った生地を縫い合わせて巾着にしました。
バッグの中に入ってるとめちゃくちゃ可愛いの。
仕事用のカバン。千鳥が見えるとテンション上がる~。
チャレンジ終了!
最後は芯と端切れが残りました。あぁ楽しかった!
まとめ
男性用の浴衣生地として売られているものを、別の目的で利用することに初めは躊躇しました。でもなんとか有効に利用出来て大満足しています。
一反で購入すると巻物の形で届くので、場所を取らないし、シワにならないし、広げやすい幅だし、とても扱いやすかったです。幅40cmで事足りる作品ならめちゃくちゃ便利です。だいたい手芸で購入する生地って110cm幅のものなので、広げて裁断してその後たたむのとか面倒なんですよね。しかも折り目が付いてしまうし。
巻物の便利さは新しい発見でした。