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映画『稲村ジェーン』桑田佳祐監督~あらすじネタバレ感想


まさかまさかこの時代に「稲村ジェーン」がDVD化されるなんて。2か月前の朝のニュースで知って速攻予約したよ。

上演当時、中学生の私は加勢大周の大ファンで、映画館まで観に行ったんだ。

お小遣いで購入したパンフレットには監督の事ばかり(当然)でがっかりしたなぁ…

あとで友達にあらすじを聞かれて、上手く説明できなかったことを覚えてる。あれから30年経って、もう一度観たけど、やっぱりよくわからない映画だった。

いい思い出のままとっておいた方が良かったのかもしれない…

公開:1990年

舞台:1965年の鎌倉市稲村ヶ崎

監督:桑田佳祐

主題曲:サザンオールスターズ「真夏の果実」

主演:加勢大周

オープニング

「マンボ」の曲に乗せて、ミゼットを走らせる加勢大周。特別イケメン。海とBGMがマッチしてとってもお洒落な雰囲気になってる。

とにかく2時間がとっても長いので、最初の40分は早送りでもいいかも。

骨董屋に居候するサーファーのヒロシ(加勢大周)が、チンピラのカッチャン(的場浩司)とギター弾きのマサシ(金山一彦)となんだかんだで仲良くなる。

そこに横須賀のセクシーな波子(清水美沙)も加わりシェアハウス状態。

ここに反町隆史や真木蔵人がいても違和感ないと思う。

 

「忘れられたBIG WAVE」

映画が始まって42分頃、砂浜でたわむれる若者たち。

音楽が流れたときだけ青春ぽく切ない感じになるね。他のシーンカットして、1曲丸々流してくれてもいいのにな~

このあと場面が変わると、画面が真っ赤っか(セピア色でもない)なの。DVDプレイヤーが壊れたと思って、巻き戻しとかしてみたけど、これって演出なのね。びっくりした。

どういう意味があるの?

 

「愛は花のように<Ole!>」

47分頃、桑田佳祐登場。お肌がツヤツヤ

この楽しげな居酒屋どこですか?私も机叩きたい!大サービスでじっくり見せてくれるね。

加勢大周と金山一彦と的場浩司のわちゃわちゃが可愛い。ADブギとかあったよね。懐かしいわ~

 

「希望の轍」

1:01頃、ヒロシはサーフボードを乗せたミゼットで出発。清水美沙の美しさを挟みつつ、田舎道を走る。

前向きな曲で物語が動き出すようなワクワク感。絶対に海へ行って波に乗るんだと思っていたら、着いた先はオーナーが入院中の病院だった。がくー

なぜボード乗せた?てか海行った帰りなのか?よくわからん…

そして病人の草刈正雄がめちゃくちゃイケメン。咳がヒドくて死亡フラグ立ちまくり。

さらに退院していく女の子がキョンキョンだ。ショートカットで可愛い。若いね。全く物語には関係のないシーンでした。

 

「真夏の果実」

「暑かったけどよー、短かったよなー、夏」

1:24頃、主題歌きたーーー!!

なにも物語が始まってないのに、夏が終わるのビックリした。ヒロシはだらだらしてるだけで、一度も波に乗ってくれないんだよね。代役でもいいから、雰囲気を味わいたい。

的場浩司はヤクザに連れて行かれてボコボコに。金山一彦はバンドメンバーが抜けて意気消沈。加勢大周は大雨の中、海岸を一人歩き。かっこよ

曲がズルいわ~

その後、米兵がベトナムへ行くから(特攻兵?)と、ヒロシに稲妻の絵が描いてあるボードをくれた。

いよいよ台風19号が近づいてきたよ。

ヒロシはいつまでもこんなことしてらんないから、靴を履くことに決めたとか。知らんがな。

そんなとき、物置で竜の絵が描かれたサーフボードを発見。ミゼットに括り付けて、嵐の中、山へ向かう。てか米兵にもらったボードのくだりは何だったんだ?

 

「マリエル」

1:35頃、マーニーヘ~♪

居酒屋ビーナスではラテンバンドが演奏して大盛り上がり。

一方、山へ向かった加勢大周と清水美沙は、故障したミゼットを置いて、歩き出す。

するとボードが風で飛ばされて、追いかける。そうこうしているうちに、いつの間にかファンタジーな世界へ。

りゅりゅりゅりゅ竜が空にいる!

病室では草刈正雄死んでる?寝てる?

こんな話だったっけ?!びっくりした。

 

「稲村ジェーン」

1:49頃、金山一彦の演奏に乗せて、桑田佳祐が歌ってる。

一方、ヒロシと波子がいる森はハロウィンパーティー状態。曲はフラメンコ風だし、この世界観に私だけついて行けてない…

仲間の伊武雅刀とPANTAが病室を訪れると、草刈正雄は亡くなっていた。枕元に置かれた思い出の写真には、清水美沙にそっくりな女性が写っていた。3人とも好きだったけど、頭にボードをぶつけて行方不明になったっていう女性ね。

翌朝、台風一過の稲村ヶ崎

居酒屋オーナーの伊武雅刀はやっぱり店を閉めないとか。どっちやねん。金山一彦は演奏する場所があって良かったね。

的場浩司はヤクザから足を洗ったし、清水美沙は今日帰るって言うし、加勢大周は台風に名前をつけたらしいし。

なんだかいい感じにまとまって、めでたしめでたし!

 

エンディング

2度目の「真夏の果実」ですよ。

もうこれが流れ出すと、色々あったけど、どうでもいっかーって気分になるね。

よくわからないけど、せつな~い!ずるい!

あぁ不満が浄化されてゆく~。歌の力って凄いわ。

曲に乗せて流れるスライドショーが、大作を見終わった感を味合わせてくれるよね。

やっぱ「真夏の果実」好きだ。

 

映画感想

加勢大周と金山一彦と的場浩司が可愛かった。若くてキラキラな姿が真空パックされていて、爽やかだったなー。そして清水美沙がThe女優って感じで美しいね。

物語はあれだけど、キャスティングがなかなか好みだったんだよね。20年前の仲良し3人衆(伊武雅刀、草刈正雄、PANTA)が渋くて、若い頃のテイで撮った写真がかっこよかった。

映画は色んなシーンを撮って、順番に繋げました。みたいな感じ。ちゃちゃっと場面が切り替わるので、情緒が無かった。

北野武のサーファー映画とごっちゃになって、もっと良い感じだと思っていたんだよね。

音楽ももっとふんだんに劇中に流れてるイメージだったんだけど、それほど無かったなぁ

30年前に1度見ただけの、良い思い出のまま取っておけばよかったかも…っていう思いも無きにしもあらず。

加勢大周のスタイルの良さと男前っぷりを堪能できたので良しとしよう。

 

特典映像

当時の映像たっぷりで、なかなか興味深い。54分もあるよ。

オーディションから始まって、主役たちのインタビューもあったり、撮影風景もあったり。残っていたんだね。

酷評してしまったけど、こんな大変な思いして作っていたのか。ちょっと罪悪感。BGMに「希望の轍」とか流れてきて、映画より感動してしまってるんですけど…

30年前とは思えないような、しっかりと映像として残っていて、これはDVDを買った価値があるってもんだ。

脚本家は普通のサーフィン映画にしたくなくて、クライマックスで山を登らせたらしい。なるほどねぇ

歌の力でなんとでもなるから、いいよね。


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