番宣で出ていた山崎賢人くんがかっこよかったので、『キングダム』を観に行ってきました。
原作未読でまっさらな状態で鑑賞した感想としては、アクションが大迫力でとにかくかっこいい。中国ロケいいね。
女性はイケメンを堪能できるし、男性はアクションを楽しめるから、これはデートにもってこいの映画だと思います。
※以下ネタバレ含みます
原作未読でも楽しめた
異母兄弟のケンカに奴隷が巻き込まれるっていう簡単なお話だったので、原作を知らなくても楽しめました。
実はうちの息子がリビングのTVでアニメのキングダムをひたすら観ている時期がありまして、私ところどころ記憶に残っていたみたい。
二人の男児が奴隷として生活しているところとか、そのうちの一人だけ誰かに引き取られて行くところとか、フラッシュバックで思い出して感動した。
ビックリしたのは、
映画が始まって10分くらいで、信(山崎賢人)の親友・漂(吉沢亮)が死んじゃうの。
突然、涙涙のお別れなんだけど、私まだ映画始まったばっかりで人物に愛着無いし、置いてけぼり感がハンパなかったよ。
それと、あれだけ番宣に吉沢亮くんが出てたのに、こんなチョイ役なんだ~、とか思ったり、なんだかポカーンだったわ。
でもその後すぐに替え玉判明。
同じ顔の王がいるなんて!!
世の中には自分と似た人が3人いるっていうもんね~。意外と近くにいるもんだな。
これで映画の最後まで吉沢亮くんが出るってわかってホッとしたよ。
映画自体は、とにかく中国ロケのスケール感が凄いです。日本映画とは思えない壮大な景色と兵の数。『ラストエンペラー』を思い出した。
一緒に観た旦那は原作を知ってるのですが、「この先の話が面白いから続編やるなら観てみたいな」と言ってました。
キャストの感想
原作を知らないので、どれだけ再現されてるかは評価できませんが、映画を観ての感想です。
映画のメインのお話が「異母兄弟のケンカ」なんですが、その異母兄弟を演じていたのが吉沢亮くんと本郷奏多くん。
二人のダブル主演だったっけ?と思うくらいカリスマ性が凄かった。この二人の演技が良かった。
あと、長澤まさみの圧倒的な美!美!美!!!
ゴツゴツした男たちの中で真っ白い肌が光り輝いて、イソップ童話の「金の斧、銀の斧」で湖から現れる女神様みたい…。
そして王騎役の大沢たかお、ビジュアルが原作とそっくりだと旦那は言っていたけど、私はかっこいい大沢たかおしか興味が無いので、コレジャナイ感が凄かった。でも、槍の先に海賊の刀みたいなのついた武器をブンッっと振り回す所はかっこよかった。
王騎の後ろにいつもいる要潤のビジュアルが私の好みドンピシャで、脇役だけどガン見でした。
主役の山崎賢人くんは、アクションがんばっててかっこよかった。でもなんだか大声でワーワー騒いでるだけで存在感が薄かったな。
特に橋本環奈ちゃんとのシーンは学芸会になっちゃって、他の役者との演技の差を感じた。だって外見が白くてぽちゃぽちゃでどこからどう見ても可愛い橋本環奈ちゃんなわけよ。肌を黒く塗ったり、見た目くらい現地の子どもっぽくすればいいのに。
監督からしたら、この二人が可愛ければオールオッケーってな感じでしょうか?
まぁ残念な点も少しありましたが、細かいことは考えず、アクションとスケール感を堪能して、清々しい気分で映画館を後にしました。