観てきました!楽しかった~!
最初から最後までずっとニヤニヤし通しで、マスクの時代で良かったと思ったよ。
2時間だけじゃ足りないから、連ドラとかでもっと長く観たかったな。てかNHKの大河ドラマで1年間とかやってくれないかな?中国が舞台のやつはやんないかしら…
武器がアナログな時代って戦い方が重要になってくるから、その武将によって色があって面白いんだよね。
B級感は漂ってはいるけれど、衣装が煌びやかで本格的だし、ヒゲやカツラがすごくナチュラルで真面目にその時代を再現してる感じ。
みなさん様になっててカッコよかった。女性陣もとても綺麗だった。昔の中国の髪飾り好きなんだよね。
私は時代劇がめちゃくちゃ好きなんで、映画館のスクリーンで観れるのが嬉しかった。
語り部:西田敏行
映画は、NHKの「歴史秘話ヒストリア」みたいな感じで、歴史学者(西田敏行)が案内役となって、その時代に何があったか説明しつつ、再現ドラマが始まります。
ここに西田敏行さん持ってくるなんて豪華だよね。映画がとっても引き締まる。
大泉洋の劉備玄徳
大泉洋のぼやきまくる劉備玄徳がハマってたな~
私は映画を観る前に、横山光輝の漫画「三国志」を読んだんだけど、ちょいちょい突っ込みたくなる部分とかあったんだよね。
そこで思ってたつっかかりを、この映画で色々突っ込んでくれてて、同じように思ってたんだ~って嬉しくなった。
義兄弟の関羽と張飛が「死ぬときは同じ日の同じ時間だ」ってよく言うんだけど、桃園の誓いで「いや、同じ時間はムリでしょ」って突っ込んでくれるの。なんかスッキリしたわ。
そうそうその関羽(橋本さとし)と張飛(高橋努)もめちゃくちゃハマってて、カッコよかった。みんな背が高くて3人が並ぶと絵になるよね。
趙雲と貂蝉
この2人も良かったな~
趙雲演じる岩田剛典さんはあまり演技がよろしくないイメージなんだけど、それを逆手に取って上手にファンタジー趙雲が出来上がってた。やっぱり監督の腕だよね。
イケメン風に間をためるのがツボだった。
あと渡辺直美演じる貂蝉が表情豊かでね。時代考証的に美人だ、とか言われてたけど、本当に美しく見えてくるんだよね。
この2人が好きだったな。
赤兎馬と呂布
名馬の赤兎馬に乗ってる呂布(城田優)が見れるなんて、ちょっと胸熱だったわ。
やっぱり馬がいると画面が映えるよね。ふざけてるばっかりかと思いきや、アクションはとても真面目で、呂布が矛で戦うシーンは迫力あって贅沢な気分になった。
呂布に城田優持ってくるなんてサイコーじゃないか。
その他感想
その他のキャストもみんなハマってたな。
「ルパンの娘」ではイマイチだった橋本環奈ちゃんも、水を得た魚みたいに恐妻の黄夫人を思いっきり演じてた。見た目が可愛いから、どんなキツイ言葉でもなんだか許せてしまうね。
孫権演じる岡田健史くんは、やっぱり不安定な声でたどたどしい話し方なんだけど、バカ殿役だからそれがマッチしてた。
適材適所って感じで、キャスティングが素晴らしいね。
あー、もっと三国志の続き見たい。
できれば、ボヤキの劉備が義兄弟の関羽と張飛にそれぞれ出会う場面から見たいな。作ってくんないかな…
いや~楽しかった。