今さらながら大好きな漫画「アシガール」のあらすじと感想を載せたいと思います。
アシガール①
著者:森本梢子
ココハナ 平成24年1月号から7月号に掲載
1.第1戦~平成から戦国へ時空移動
2.第2戦~若君にひとめ惚れ
3.第3戦~羽木九八郎忠清の紹介
4.第4戦~おふくろ様宅に居候
5.第5戦~手の届かない存在の若君
6.第6戦~いったん平成に戻る
7.第7戦~若君を助けるべく戦国へ
8.1巻感想
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第1戦~平成から戦国へ時空移動
平成生まれの早川唯は、勉強もお洒落もやる気のない16歳の女子高生。彼女は足が速いことが唯一の特技であった。だからといって部活に燃えるわけでもなく、何か夢中になれるものが現れないか漠然と待っていた。
そんなある日、弟の尊はタイムマシンが完成したことを唯に告げる。興味が無い唯はおもちゃの刀を抜いた。それはタイムマシンの起動スイッチであった。
第2戦~若君にひとめ惚れ
目覚めると大河ドラマでよく見る足軽がたくさんいた。とりあえず山の中に置き去りにされないよう、足軽の装備も手に入れて集団に紛れてしばらく歩く。
朝になり、足軽たちに怪しまれる唯。男児に間違われたのをいいことに「まごべえのせがれ・唯之助」と名乗る。
正体がバレることを恐れ足軽集団から逃げる。腹ペコのため山道で見つけたキノコを食べようとすると、着物姿のイケメンが目の前にいた。
第3戦~羽木九八郎忠清の紹介
唯はキノコを食べようとしていた一連の動作を見られていたことに焦り、取り繕う。木村様たちと今まで一緒にいたこと告げると、青年は急いで馬にまたがりその場を去る。唯が後を追いかけて馬の後ろに乗せてもらう。
しばらく行くと木村一行に出会う。青年は「若君」と呼ばれており、黒羽城城主・羽木忠高の嫡男「羽木九八郎忠清」であった。若君は唯に「また会おう」と言い残し馬で去る。
若君にもう一度会いたい唯は、木村様たちと黒羽城に戻る。そこには戦の帰りを待つ家族の中に梅谷村の孫兵衛の妻がいた。孫兵衛のせがれと名乗っていた唯は焦る。
第4戦~おふくろ様宅に居候
危うく海老責め縛りの刑にされそうになるところ、孫兵衛の妻(おふくろ様)が機転を利かせ、行く当てのない唯をせがれとして連れて帰る。おふくろ様の息子・三之助と孫四郎がいる家で過ごさせてもらう。
おふくろ様の話によると、若君は今18歳で、松丸家の亜湖姫と一度婚約していたが、情勢が変わり破談になったとのこと。焦った唯は、他の女に取られる前になんとかして若君に会いに行こうと決意する。
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第5戦~手の届かない存在の若君
戦国に来てから29日が過ぎる。お城の若君に逢いたい一心で、おふくろ様宅を後にする。城の門番に掛け合うも中に入れてもらえず途方に暮れる。夜空に見える満月が、手の届かない若君と重なる。
物思いにふけると同時に、満月の日に時空移動できることを思い出し、タイムマシンの起動スイッチの脇差を抜く。そのとき目の前に若君がいた。部下の子平太と陽気に笑う若君を見てキュンとする。
第6戦~いったん平成に戻る
足軽の格好で平成に帰ってきた唯。戦国で1カ月過ごしたが、現代では3分しか経過しておらず、家族の冷めた対応に戸惑う。
どうやら唯は戦国の若君に恋に落ちていた。
日本史の木村先生に羽木家のことを詳しく教えてもらう。1559年羽木家は滅び、嫡男の忠清も戦で死んだことを知る。1559年とは唯が行った永禄二年のことであった。
若君を守るために戦国へ行くことを決意する。
第7戦~若君を助けるべく戦国へ
次の満月の夜、平成での便利グッズを持参して戦国へタイムスリップする。おふくろ様宅に戻ると1日も時間が経っておらず、冷ややかな態度に戸惑う。
唯が平成から持ってきた真っ白なお米を、おふくろ様は村の人々に分け与える。唯は村の助け合いの精神を学ぶ。
そんなある日、お城から出陣命令の回状が村に届く。15歳~60歳までの村の男は全員足軽として出陣しなければならないとのこと。戦に出れば若君に逢えると考えた唯は意気揚々とする。
1巻感想
1巻はまだ物語の序章で、唯と若君の紹介ってところかしら。
まず表紙がすっごく可愛いの。主人公の唯ちゃんが女子高生のブレザーに足軽の具足を身に着けて、若君って書いた旗を背負ってる。平成24年1月号から連載が始まったってことで、折り畳みの携帯持ってるね。懐かしい…。周りのニワトリとかウサギとかムササビとかなんだか昔話っぽい雰囲気で好き。
何も目的が無く惰性で生きてきたヒロインの前に、イケメンの若君が現れて、運命が動き始める。ワクワクするね~。これぞ少女漫画の王道って感じ。
突然戦国へ行ったのに普通に馴染んでるところも面白い。くよくよせずに前向きなヒロインがいいわ。
そして、恋に落ちる相手の若君は、めちゃめちゃイケメンで城主の跡取り息子ときた。現代で言うと、将来を約束された大会社の社長の息子ってところね。これはテンション上がる。早くどんな男性なのか中身が知りたくなるね。
マイフェアレディまたはプリティーウーマン的な下剋上で、一般市民の冴えない唯がヤル気と根性でイケメン王子に見初められるか?!ってところだね。これは女性が好きな設定だわ。戦国の農民の暮らしも目新しくて楽しい。
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★その他
やどっきーさんのブログ楽しく読ませてもらっています。
わたしもアシ湯に浸かってはや一年になります😚
こんなに原作、ドラマにハマったのは、「のだめカンタービレ」以来かも…。
ドラマアシガールの良さっていろいろあるけど、そのなかのひとつは、主役のふたりの、役者としての成長過程のなかの一瞬のきらめきとでも言うんでしょうか?
あの日あの時でないと出来ない役柄を、ジャストなタイミングでふたりが演じたという…。
それを目撃できたしあわせ。
これからもやどっきーさんのブログ楽しみにしています。
鈴木様、コメントありがとうございます。
アシ湯!私もずーっと浸かった状態で、脳がふやけてしまっています。
ですよねですよね。原作が面白いのはもちろんのこと。あのお二人のきらめきが詰まったドラマは何度観ても飽きません。