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映画『ジョン・ウィック3:パラベラム』あらすじ・ネタバレ感想


2019年公開の映画「ジョン・ウィック3:パラベラム」を紹介します。

前作の最後、ジョンがイタリア系犯罪組織カモッラの主席を殺したせいで、全世界の殺し屋から命を狙われることになってしまった。

お情けで1時間の猶予を与えられたけど、無理じゃない?全世界に指名手配されてるんだよ?

でもジョンはそんな危機も切り抜けるんだろうな。楽しみだ。

原題:『John Wick Parabellum』
2019年公開/2時間11分/アメリカ
1作目 ジョン・ウィック(2014)
2作目 ジョン・ウィック:チャプター2(2017)
3作目 ジョン・ウィック:パラベラム(2019)

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キャスト

★ジョン・ウィック:キアヌ・リーブス
伝説の元殺し屋で男やもめ。名無しのピットブルを飼う

★ソフィア:ハル・ベリー
コンチネンタル・ホテル・モロッコの支配人で元殺し屋。2頭のシェパードを飼う

★ゼロ:マーク・ダカスコス
NYで寿司屋を営む殺し屋。店でネコを飼う

★バワリー・キング:ローレンス・フィッシュバーン
ホームレスになりすました地下犯罪組織のトップ。屋上でハトを飼う

★ウィンストン:イアン・マクシェーン
コンチネンタルホテルのオーナー。殺し屋世界の重鎮

 

第一戦目:本で戦うジョン

ジョンはウィンストンのほどこしで、追放処分の執行まで1時間の猶予を与えられた。賞金の1400万ドルってピンと来ないけど、日本円に直すと約16億円!そりゃみんな狙いますわ。

図書館に隠していた本の中から、誓印と金貨と十字架をゲットすると、2mほどの大男アーネストに襲われる。

この方、ボバン・マリアノヴィッチさんはセルビアのプロバスケットボール選手とのこと。身長は221cm!

ジョンがとても小さく見える。リーチが長すぎて苦戦するけど、持ってた本を武器にして戦ってる。すごー。ジョンの迷いのなさが怖すぎて笑ってしまう。そりゃR15になるはずだ。

 

第二戦目:骨董品屋の商品で戦うジョン

次に骨董品屋に忍び込んで、古い銃が並ぶコーナーに来たよ。良い場所知ってるね。

ガラスケースから回転式の拳銃を取り出すけど、合う大きさの弾薬が見つからない。ジョンったら敵が追ってきてるというのに、他の銃を分解したりして使える銃に組み立てた。プロっぽくてかっこいい。

しかもその銃で西部劇っぽく腰のあたりで撃つの。魅せてくれるねぇ

そして次は刃物の販売ゾーンに移動して、狭い通路で取っ組み合い。壁の両側にはナイフがディスプレイされてるもんだから、取っては投げ、取っては投げで、もうめちゃくちゃ…

人がダーツのマトみたいになってる。怖さ通り越して笑うー

なんたる惨たらしさ。ジョン頭おかしい。

 

第三戦目:馬で戦うジョン

とりあえずピンチを脱して、外を歩いていると、車に轢かれてしまう。もうこんな街イヤだ…

ジョンは厩舎に逃げ込み、馬の後ろ足を利用して、敵をやっつけてる。しまいには敵の首にロープを巻いて、馬を走らせて引きずりの刑ときた。

ジョンったら乗馬もできるの?!すげー

生き物を自在に操る男って素敵だよね。やってることはほんと酷いんだけど、白馬の王子様に見えてしまうのはなぜ?

NYの街を馬で駆け抜けて、かっこいいなぁ…

その後、劇場を訪れディレクターに命乞いをする。

「俺はジャルダーニ・ジョヴォノヴィッチ。ベラルーシの子だ」

どうやらここはジョンの生家で暗殺者育成所らしい。

てか、ジョンはジョナサンだけど、さらにジャルダーニだったの?!もうついていけない…

 

第四戦目:カサブランカで犬も参戦

ジョンはモロッコのカサブランカへ飛び、旧友のソフィア(ハル・ベリー)と再会する。

主席連合よりも上の立場の首長に会うのが目的だったが、ソフィアの元上司ベラーダは言う。

「彼と話したいなら砂漠の端で空を見ろ」

はぁ?!

適当な助言のくせに、お礼に連れてるが欲しいとか言い出し、拒否されたら犬を撃った!

てっきり死んだと思ったけど、防弾チョッキで助かったみたい。でもソフィアはガチギレで大暴れ。ワンちゃんも参戦してすごいのよ~。名演技だね。

ジョンも便乗して殺しまくり。その闘志はどこから来るわけ?

アラブの人たちが可哀相になってきた。

 

ジョンの生きる意味

ソフィアと別れて砂漠を歩き続けるジョン。倒れているところを見つけてくれた。

そして首長と対面する。

「ジョナサン、なぜ生きたいと望む?」

「妻のヘレンのためだ」

愛妻家をアピールすればなんでも許されると思うなよ。

首長は主席の支配下で仕事をすれば生かすことを約束し、条件としてウィンストン殺しを命じる。

ジョンは主席への忠誠心として、結婚指輪をはめた薬指を切り落とした。上手に切ったね。

 

寿司屋の大将

一方、NYでは、主席連合から派遣された裁定人が、ルール違反した者たちにお仕置きを与えていた。

前作でジョンを助けたホームレスの長キングがさっそく叱られてる。でも全然聞く耳を持たず。

「自分がルールの外側にいると思わないで」

怖っ!!

ジョンに7発の弾をあげたから、7回斬るよ。とか意味わからん罰を与えられ、すごい立地条件に店を構える寿司屋の大将が、キングを華麗に捌いた。

 

第五戦目:バイクアクション

runaway2

その後、NYに帰ってきたジョンは、寿司屋の大将や部下らとバイクアクションを披露。

バイクで暴走しながらなぜか脇差で戦ってる。すごいバランス感覚ですこと。

最終的にジョンがコンチネンタルホテルの階段に手をついて、休戦状態となる。

寿司屋の大将はジョン・ウィックの大ファンだとか。急になんなん?

 

第六戦目:戦場のコンチネンタルホテル

裁定人はウィンストンに退任を促すが、従わず。さらにジョンはウィンストンを殺さず。

そのせいでNYコンチネンタルホテルの聖域指定が解除され、大量の主席の使節が殺しにやってきた。

ジョンはウィンストンから武器をもらい、狩りに出る。

平和を望むならシ・ヴィス・パケム

戦いに備えよパラベラム

アメリカってもんだね。え?コンシェルジュも一緒に戦うの?これはビックリ。

豪華なコンチネンタルホテルが酷いあり様。地下のプールとか思い出の場所が次々に出てきて、懐かしいなぁ。

 

第七戦目:ショーケースだらけの部屋

「お前を殺すのは俺しかいない」

寿司屋の大将が片言の日本語しゃべってる。

この人、渡辺裕之にすごく似てる。どこかで見たことあると思ったら、Netflixの「五行の刺客」に出てた。シラット使いのイコ・ウワイスがかっこよかったのよ。

ここにイコ君が出てきても馴染みそうだけど、ジョンより機敏に動かれると困るか。

大将はまだ出番じゃないみたいで、下っ端の男らがジョンをガラスケースに次々とぶつけてる。痛そう…

 

第八戦目:ひっつめ髪の二人組

次に小さい2人の男が現れる。

すごく切れのある動きで、今までの人たちとは別格に見える。役柄上ジョンに押され気味だけど、一つずつのポーズが美しくて魅せるよね。

調べたら、イコ・ウワイス主演の映画「ザ・レイド」に出てた。あの映画の残虐性を目標にしてるのは薄々と感じていたけど、そんな繋がりがあるんだね。

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第九戦目:寿司屋の大将

冷たいガラス張りの部屋に日本の鎧を飾ってて、液晶の大画面で目がチラチラするし、オーナーはどんなセンスをしてるんだ?

そしてやっとラスボス登場。大将強い。

ジョンは体力お化けだね。全然休憩してないよ。

最終対決なのに脇差で戦うのが斬新すぎる。切れ味抜群です。

「ゼロ」という名の大将は、そういえば寿司屋で着てた作務衣の襟に「零」と刺繍があった。「本気」と書いて「マジ」と読む的な?違うか。なんか可愛い。

やっぱりジョンが勝つんだよね。

 

ジョンの運命やいかに

ジョンが刺客を全員やっつけたから、裁定人は譲歩してくれるらしい。ウィンストンは権力の保持を主張する。

そして忠誠を誓うために、ジョンを撃ちまくる(え?!)

そのはずみでジョンがコンチネンタルホテルの屋上から落ちてったー。

こりゃもう絶対に死んだわ…ってあきらめたけど、イケメンのホームレスがジョンを回収して、キングのもとに運んでくれた。

キングは罰として7回も斬られてめちゃくちゃ腹が立ってるみたい。君もそうか?とジョンに呼びかけると、

「Yeah~」

かっこよ。あれで生きてたのすごーい。

ー完ー

 

あとがき

はーもうお腹いっぱい。勘弁して。

色んな武器とシチュエーションを次から次へと出してくれて、製作陣のサービス精神にはまいった。

ロケーションも豪華だったね。「これぞエンタメ」ってのを見せつけられた。NYに住んでたら、さらにテンション上がっただろうな。

やりたいこと全部やりつくしたと思うんだけど、まだ続きがあるんだね。

今作ではジョンはずっと追われる身だったけど、これでキングと手を組んで、復讐に乗り出す感じ?また突っ走って頭おかしいジョンを見れるのは楽しみ。

脇差での戦いがちょっと心残りなので、次に真田広之投入ってことは、太刀で戦ってくれたりするかな?

長い刀でバッサバッサ斬るジョンを見たい。

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★他作のネタバレ感想はこちらのページ
1作目(2014) 2作目(2017)


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