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『ラスト・フレンズ』全話ネタバレ感想~問題だらけのシェアハウス


2008年春ドラマの「ラスト・フレンズ」を紹介します。

物語は、シェアハウス、性同一性障害、DV、職場いじめ、不倫などなど、その時代の話題を全部ぶっこんだ、若者5人の群像劇。

ドロドロしたストーリーではありますが、宇多田ヒカルの「Prisoner Of Love」が浄化してくれて、さらに役者がみんな若くて肌が綺麗で見とれてしまう。こんな美男美女しかいない世界ってあるの?

「ラスト・フレンズ」

脚本:浅野妙子
放送:2008年フジテレビ系 全11話
主題歌:宇多田ヒカル『Prisoner Of Love』

登場人物

★藍田美知留ミチル(22):長澤まさみ
吉祥寺の美容室で働くどんくさいアシスタント。悲惨な家庭環境で育つ

★岸本瑠加ルカ(22):上野樹里
モトクロスライダー。性同一性障害に悩みながら幸せな家庭で育つ。ミチルの中高の同級生

★水島タケル(22):瑛太
駆け出しのメイクアップアーティスト。夜はバーテンダー。女が苦手

★及川宗佑ソウスケ(24):錦戸亮
区役所の児童福祉課所属。悲惨な家庭環境で育つ。ミチルの婚約者

★エリ(22):水川あさみ
キャビンアテンダント。瑠可のシェアハウスの同居人。職場の上司オグリンと不倫中

 

1話:再会

美容室のアシスタントとして働くミチル(長澤まさみ)。仕事終わりに錦戸亮が迎えに来てくれるなんていいな。

「ミチル?一緒に暮らさない?」

さっそくプロポーズですよ。

一方、性同一性障害を隠して生きる瑠可(上野樹里)は、高校時代の同級生ミチルを街で見かけて声をかける。4年間ずっと片想いしていたとか。

同棲スタート

ミチルは宗佑(錦戸亮)のマンションで同棲をスタートさせる。実は宗佑は相当な束縛男で、気に食わないことがあるとミチルをボコボコに。

行き場を失ったミチルは、瑠可に着信を残す。

雨の中、瑠可がミチルを見つけてくれた。

シェアハウスに招待

ミチルは瑠可に連れられてシェアハウスへ。そこにはタケル(瑛太)とエリ(水川あさみ)もいて、楽しい飲み会が始まる。

明け方、寝ながら涙を流すミチルに、瑠可がキスをする。

感想

宇多田ヒカルの曲が流れると、否応なしにドラマティックになるね。ズルい。

上野樹里のベリーショートすごく似合ってる。眉毛がキリっとしてて、猫背っぽい感じとか仕草が男らしい。なんか切なくて引き込まれた。

長澤まさみのしゃべり方がミラクルひかるのものまねに似てる。逆か。

 

2話:秘密

ミチルの仕事終わりに宗佑が待っていた。

「ミチル、うちに帰ろう」

「怒ってないの?」

あんなことがあったのに、2人の間では雨降って地固まる的な雰囲気。その後も、ピリピリと甘々の状態を繰り返し、依存しあう2人であった。

そんなとき、瑠可のモトクロスの試合があり、タケルは気を利かせてミチルを誘う。ミチルは宗佑の手前、一旦断るが、結局来たよ。

<来てくれた。ミチルが来てくれた>

試合が始まり、好調な走りを見せるが、転倒してしまう。

病院にて

瑠可は軽い捻挫ですんだみたい。ミチルとタケルが見舞う病室にて、宗佑が現れる。その後、瑠可がトイレで廊下に出ると、宗佑が豹変していた。

「私のミチルに触んな!」

感想

宗佑の役を演技派な人が演じてたら、怖くて見られなかっただろうな。宗佑はクズだけど、錦戸亮がかっこいいんだよ。ミチルと同じく嫌いになれない。

 

3話:DV

明らかにDVなのに、宗佑とミチルは違うと言う。

瑠可は心を開かないミチルを諦めて、距離を置く。

その後、ミチルは宗佑の機嫌を損なわないよう、女性客だけの担当で、残業も出来ないと上司に申し出て、干されてしまう。

仕事が上手くいかず、家では緊張の日々。さらに宗佑から、瑠可とも会うなと言われてしまう。

「私、宗佑の奴隷じゃないんだよ」

頑張って言い返すが、ボコボコにされてしまう。

感想

みんなの美しい顔を見てるだけで、物語が全然楽しくないんですけど…

 

4話:ストーカー

ケガだらけのミチルがシェアハウスにやってきた。瑠可たちはミチルを保護する。

一方、宗佑は、ミチルの居場所を捜しまくっていた。

ついにシェアハウスがバレ、瑠可が追い帰すが、雨に濡れながら家の周辺でずっと待っていた。

何も知らないミチルは眠れず、起きていたタケルに話を聞いてもらう。宗祐からひどい目に遭いながらも、ミチルは罪悪感に苛まれていた。

翌朝

ゴミ捨てに出たミチルは、ずぶ濡れで座り込む宗祐を見つける。

「ミチル、僕は…いつも君を待ってる。待つのはツラくないんだ」

感想

錦戸くんがかっこよくてズルいわ。ミチルは宗佑のもとに帰りなよ、とか思ってしまう。

そして完全に上野樹里が主役になってるね。

 

5話:片想い

ミチルは宗佑に抱き着いた。

一応介抱はするけど、距離を置くことに決めたみたい。頑張れ!

その後、ミチルは無邪気に「好きな人は?」「なんで気持ちを伝えないの?」とか、瑠可に傷をえぐるような質問攻めをする。

そんなミチルはやっぱり宗佑のことが気になり、マンションを訪れる。宗佑に諭そうとするが、話がかみ合わず、犯されてしまう。

なんとなく勘付く瑠可は無力な自分に嫌気をさし、バイクに打ち込もうとする。そんな様子を察するタケルは、瑠可に惹かれていた。

瑠加のバイクの祝勝会

またまたミチルが宗佑のもとへ走りだそうとしたとき、瑠可が止める。ミチルは家族や才能に恵まれた瑠可に劣等感を覚えていた。

似た境遇の宗佑といた方が気が楽らしい。

感想

はーイライラする。ミチルは鈍感すぎだよね。

このメンツで爽やかシェアハウスのラブストーリーを見たかったな。

 

6話:出戻り

慌ててミチルがマンションへ帰ると、無精ヒゲの錦戸亮がいた。かっこよ。

「二人で生きてこう。誰にも僕らの邪魔をさせない」

数日後

タケルは眼帯をするミチルを見つけて保護し、そしてシェアハウスへ戻る。

瑠加はミチルへの気持ちが大きくなりすぎて、距離を置く。

<私があなたから目をそらしてしまうのは、いつまでも見続けていたいから。あなたに優しくできないのは、あなたを失うのが怖いから>

ミチルは自分の優柔不断なところを毛嫌いされていると思っていた。

感想

性的マイノリティの気持ちが私にはわからないから、へ~って感じで見てる。切ないけどキュンキュンとは違うんだよね。

瑛太と長澤まさみの普通のラブストーリーが見たかったな。

 

7話:告白

瑠加はタケルに秘密を打ち明けようとすると、先にタケルが打ち明けた。

「瑠可、俺…君が好きだ」

瑠加は断り、寂しがりやなミチルを好きになってほしいとお願いする。

その後、シェアハウスのみんなで遊園地へ出かけることとなり、瑠可がバイクの監督(田中哲司)を彼氏として連れて来た。

戸惑うタケル。さらに遊園地で姉を見かけて具合が悪くなる(幼少の頃に性的虐待を受けていた?)

そんなとき、瑠加は正体を隠し続けて生きることに限界を感じイライラしていた。タケルは秘密を打ち明けてほしいと言う。

「うっせんだよ。人の悩みにいちいち首突っ込むんじゃねーよ」

一方、ミチルは宗佑に電話をして、正式に別れを告げる。

喪失感に苛まれ、励ましてくれたタケルに寄りかかる。

「好きになっても、いいかな?」

後ろでは瑠可が見ていた。

感想

暗い。みんな悩み抱えすぎ。あんな気まずいシェアハウス嫌だな。

瑠可はタケルに対してヒドすぎない?告白を断るのは仕方がないけど、監督連れてきて傷口に塩を塗り込むことないじゃん。性格悪すぎる。

遊園地でわちゃわちゃ楽しむ綺麗な子たちを見たかったな。

 

8話:引っ越し

宗佑は子どもを助けたせいでケガをして、入院していた。ミチルに手紙を書くが、受け取ったエリが面会へ来た。

エリは散々嫌味を言うが、宗佑には全く伝わらず、引き出しに溜まったラブレターを持ち帰る。自室で読みながら、純愛を感じていたが、瑠可は「見守るのが愛」だと言って全部燃やす(ナイス!)

その後、瑠可は色々限界が来て、引っ越すことを決意。

タケルはそれを知ってショックを受ける。ミチルも知って、瑠可を引き留めるが、それでも引っ越すってさ。

送別会の日、瑠可は一日早く出て行こうとしていたが、ミチルに見つかってしまう。

一方、タケルは瑠可の置手紙を読み、秘密を知る。そして公園へダッシュして、瑠可を抱きしめる。

感想

瑠可もなかなかのかまってちゃんだね。

 

9話:傷害罪

結局瑠可は引っ越したけど、着かづ離れずいい関係を保っているみたい。

ミチルは瑠可とタケルが愛し合っていると思っていたが、タケルから友達の関係だと教えてもらう。

その後もタケルに色々良くしてもらい、ミチルはどんどん好きになっていった。

そんなとき、松葉づえをつく宗佑に出くわす。別れたことを理解しない宗佑に、「好きな人ができた」と伝えて難を逃れる。

数日後、タケルが宗佑に階段から突き落とされる。さらに松葉づえで何度も殴られ、手を踏みつけられる。これ傷害罪でしょ…

大ケガをしたタケルを知った瑠可は、ミチルを守るためにシェアハウスに戻ってきた。

瑠可は宗佑に呼び出され、マンションへ行き、忠告をする。すると宗佑が豹変する。

感想

はぁ全然楽しくない。てか警察呼ばないの?イライラしすぎてダメだ。

 

10話:本当の私

瑠可は宗佑に服を破かれ犯されそうになるが、なんとか逃げた。

その後、タケルからミチルに秘密を話すよう勧められるが、ミチルの思い出を汚したくないから、絶対に言えないと言う。

それをミチルが立ち聞きしていた。ショックで出て行ってしまう。

そんなとき、週刊誌にゴシップ記事が載り、瑠可の父が様子を見にやってきた。とっても素敵なお父さんは、瑠可の告白を受け止め、応援してくれるってさ。

一方、実家で過ごすミチルのもとに、宗佑から電話が入る。

ミチルは合いカギを返しにマンションを訪れると、瑠可が来ていたことに気付く。宗佑は、あいつのプライドを傷つけてやったと笑う。ミチルは怒って帰ろうとするが、またまた犯されてしまう。

ミチルは涙を流しながら、瑠可を傷つけないと約束するなら、ここにいると言う。

感想

誰にも共感が出来ず、イライラしてしまってダメだー。

早く結末を見て、きっぱりこの物語を忘れたい。

 

最終話:シェアハウスの未来

ミチルが目を覚ますと、宗佑が自殺していた。遺書には暴力を正当化する言い訳ばかり。ミチルは胸を打たれて涙を流す(はぁ…)

数日後

シェアハウスのみんなは、ミチルの母から宗佑が死んだことを聞かされる(なにがどうなってるの?)

銚子にて

ミチルは一人で死のうとするが、知り合いのおばさんに声をかけられ、旅館でお世話になる。

炊飯ジャーを開けると吐き気をもよおす妊娠あるある。血圧が高くて出産のリスクが高いらしい(トラブルはもういいよ。そして金あるんか?)

ミチルは良い状態のときの宗佑を思い出して産むことを決意する(はぁ…)

そこに母がやってきた。ミチルはお腹の子に愛情をかけて育てると力説する(お金ないのにどうやって?)

その後、週数があっという間に進んで、お腹のふくらみは臨月くらいとなる。

シェアハウス

エリはオグリンと結婚する(はい?)。タケルは瑠可を励まそうと、バイクの後ろに乗せて、ミチルを捜しに出る(遅くない?)

夜は砂浜で野宿する。

「夫婦って案外こういうもんなのかもね」

せっかく和やかなムードなのに、タケルは姉から性的虐待を受けていた話を暴露する(このカミングアウトはきっつい)

はーしんどっ

翌朝

2人が乗るバイクが大型トラックと正面衝突する(うそでしょ?!)。しかしタケルは無傷で瑠可はただの擦り傷のみ(どうなってるの?)

病院で手当てをしてもらうと、妊婦検診を終えたミチルがいた。

「ミチル、東京へ帰ろう」

それでも頑ななミチルに、瑠可とタケルは赤ちゃんを一緒に育てたいと言う。

そしてミチルは女の子を出産し、4人でシェアハウスで暮らしましたとさ。

ー完ー

感想

なんなんだこの茶番は…

ミチルはタケルが好き

タケルは瑠可が好き

瑠可はミチルが好き

これ絶対上手くいかないでしょ。

物足りないミチルがまたダメンズを引き寄せて、瑠可が制止して傷ついて、タケルが慰める、っていう無限ループかな。

 

あとがき

宇多田ヒカルの歌のおかげで良さげなドラマっぽくなってるけど、脚本がめちゃくちゃだった。

なんで今になってまた見てしまったんだろ…

当時見た淡い記憶のまま、蓋を開けなければよかった。こんな酷いお話だとは思わなかった。すっかり忘れていたわ。

とりあえずビジュアルの良さだけで、なんとか最終回までたどり着けた。

長澤まさみがナイスバディで家着がとても色っぽいよね。演技は置いといて、スタイルだけでもずっと見ていられた。

そして上野樹里の顔面がめちゃくちゃ可愛い。ベリーショートだけど、おでこもホッペも目も真ん丸で、女の子そのものだね。

瑛太の役柄はほんと気持ち悪くて受け付けなかったな。本人はカッコいいのに、使い方がもったいない。

このメンバーでこの時に戻って、キラキラシェアハウス物語をもう一度作り直してくれないか?役者の無駄遣いにもほどがある。


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