公開日:

ドラマ『オーバータイム』反町隆史主演~あらすじ感想キャストなど


1999年冬の月9「Over Time(オーバータイム)」を紹介します。

ひょんなことで出会った江角マキコと反町隆史が、友達以上恋人未満の関係でいったりきたりする物語。

もうね、20代の反町隆史のかっこよさに動揺してる。なにこれ…すごいよ。

1話の出会いがとても楽しくて引き込まれた。でも、徐々に主人公の不誠実さが目立って共感が出来ず、とりあえず反町のビジュアルを楽しむドラマとして最後まで完走したって感じ。

やっぱり北川悦吏子氏が書く男性像が私のタイプには合わないな~と実感した次第です。

『オーバータイム』

放送年:1999年1-3月
放送局:フジテレビ系
話数:全12話
脚本:北川悦吏子
主題歌:the brilliant green
   『そのスピードで』

 

キャスト

★楓 宗一郎(反町隆史)
26歳。第一新聞社の社会部のカメラマン。ミスを犯して北海道から東京の家庭部に異動となる

★笠原夏樹(江角マキコ)
30歳独身の美容師。春子の家に住む

★なずな(木村佳乃)
北海道の爆発事故に巻き込まれた大学生

★冬美(石田ゆり子)
大手企業が入るビルの受付嬢。春子の家に住む

★春子(西田尚美)
小説家を目指すライター。宗一郎の姉

★久我さん(椎名桔平)
夏樹の中学の時の家庭教師。今は大学病院の医者

★遠藤くん(加藤晴彦)
宗一郎の後輩

★小林くん(伊藤英明)
宗一郎の後輩

 

1話:出会い

最初の出会いがほんっと楽しい。

夏樹(江角マキコ)は女3人で出かけたスキー旅行にて、キャミソール姿で廊下に出てしまう。このキャミがリアルな”下着”って感じで、恥ずかしすぎる。

同じとき、隣に泊まっていた宗一郎(反町隆史)もバスローブ姿で廊下に出てしまう。

宗一郎がフロントへ行こうとするんだけど、夏樹は嫁入り前だからバスローブ置いてってほしい、とお願いする。

貸せないって言うと、

「まさかフルチン?パンツ履いてないの?」

とか…。これ江角マキコだから成立する台詞だよね。なんだかんだで2人でエレベーターに乗って、じゃんけんすると、夏樹が負けてしまった…

あちゃーと思ってたら、宗一郎バスローブ脱いだよ!そしてパンイチで人込みに駆けてった!

もうね、優しいし男前だしスタイル良すぎ。これは(私が)好きにならずにいられない。

「お、あいつトランクスか~。意表突いたね」

月9だーー。江角マキコが背が高くて強そうだから、対等な関係に見えるのがいいね。

宗一郎、左遷

ある日、カメラマンの宗一郎が勤務する地域でガス爆発が発生。宗一郎は担架に乗せられた女性を見て、怪我した脚にコートをかけてあげた。

ジェントル~

それがカメラマンとしてダメな行動だったらしい。東京本社の家庭部に異動となる

夏樹のお見合い

春子(西田尚美)の紹介で見合いへ。付き添いで冬美(石田ゆり子)が来てしまう。一方、お見合い相手の付き添いは宗一郎。なんという偶然。2度目の再会を果たす。

そしてお見合い相手は、坊主頭の古田新太だ!

可愛い冬美に主役を奪われた夏樹は、落ち込んで途中で退席する。

その後、宗一郎ったら夏樹を慰めるために、自分の運転(!)でセスナ(!)に乗せてあげる(!!)んだよね。月9だわ~。

運命の再会

お見合いで出会った宗一郎とはそれっきり。連絡先も聞かなかったってさ。もったいない…

と、思ったら、な、な、なんと!宗一郎は春子の弟だった!!!

柱にもたれかかる宗一郎イケメンすぎ。

2話:恋する二人

どうやら夏樹が住んでる家は、春子の実家らしい。弟・宗一郎が帰ってきて、女3人男1人のヘンテコな同居生活が始まる。

そんなとき、事故に遭った女性・なずな(木村佳乃)がコートを持って現れる。かんわいい~。木村佳乃にもこんな時代があったのね。

コートにお礼のお金が入っていた。事故の時の血がコートについて、クリーニングでもとれなかったらしい。謝るなずなにキュンとくる宗一郎。

もーこんな可愛い子にこんな可愛いエピソード話されたら、恋に落ちるに決まってるじゃん~

さっそく2人は良い雰囲気。お似合いだ。

そんなとき、なずなは宗一郎が家庭部に飛ばされたのが自分のせいだと知る。宗一郎に謝ると、

「俺さ、君が思ってるようなかっこいいやつじゃないよ」

いやいやかっこいいってば。

「ああいう場で、私のこと女の子として扱ってくれたこと、私忘れないと思った」

こんなこと言っちゃうの~、、、可愛すぎ。めっちゃいい子じゃん。これどう転んだら夏樹に気持ちが行くんだろう…

 

3話:秘密のデート

昔好きだった久我さんと再会した夏樹。久我さんは中学時代の家庭教師で現在大学病院の医者。しかも娘ありのバツイチ。さらに椎名桔平ときた。すごいな~

脚本家は夏樹のことを、恋に不器用で純粋な女の子として表したいようだけど、そう見えないのは江角マキコだからだろうか…

対照的な浮気女を演じる石田ゆり子が、めちゃくちゃ可憐で性格の悪さなんてどうでもいいやって思えるくらい色っぽいの。

宗一郎となずな

シェアハウスで楽しそうに暮らす宗一郎に嫉妬のなずな

「私、帰したくないな…」

なずなちゃんったら大胆。でも他の女と暮らしてるの嫌だろな。

 

4話:大人のキス

朝帰りの宗一郎。大きめのモッズコートがねぇかっこいいのよ~

冬美が自殺未遂

かまってほしくてケチャップで偽装したらしい。でも冬美はかなり追い詰められてるっぽい。

浮気相手の城山さんは『ぽっかぽか』の羽場裕一だ。冬美は城山さんと別れたってさ。がんばったね。冬美が美しい…

冬美の立ち直りを祝うパーティー

お酒を飲むとキス魔になってしまう冬美が、久我さんにキス!

怒った夏樹を追いかける久我さん。2人はキスをする。んーーイマイチこの2人がお似合いじゃない…

 

5話:キスの温度

契約社員の宗一郎はクビになる。そんな宗一郎を夏樹は慰める。

「人生にも延長戦ってあるのかな?」

延長戦っつーか、これからが本番じゃないの?年齢的に…

なずなとデート

なずなは宗一郎が撮ってくれた自分の写真を見て、可愛く写ってて私じゃないみたいと感心すると、

「そういう顔、よくするよ」

えーーー、そんなのサラッと言っちゃうわけ?!キュンキュンじゃないか!

なずなの嫉妬

なずなは宗一郎がクビになったことを夏樹に話していたことを嫉妬する。

ちゃんと電話でそのことを宗一郎に伝えるんだね。

「寂しいよ。なんだかすごく寂しい。情けない…」

わがまま可愛いよ。宗一郎は会社で退職の片づけがあるから、朝会おうってことに。

朝方、会社を出ると、なずなが朝ごはん買って待ってた。キュンときた宗一郎はなずなをハグ!これ良い!!

誰もいない早朝のオフィス街で絵になるね。

6話:許せない関係

背中のボタン止められないとき、女友だちがいて良かったという夏樹。

「好きな人にはさ、完成図見せたいじゃん」

一方、冬美は最近、完成図を見せるのに疲れてきたらしい。ドキドキより、安心のほうがいいよねってことで、2人は”結婚”を意識し始める。

ある日、夏樹と宗一郎はヴァンパイアの映画を見に行こうと約束をする。

可愛らしいなずなも実はその映画を見たかったとか。夏樹と約束していたことを知って、嫉妬大発動のなずなちゃん。そりゃそうだ。

 

7話:ずっと淋しかった

ある日、宗一郎は足を怪我した入院患者のリナ(田中麗奈)を連れ出す。励ましてクララが立った状態を披露。

リナからお礼に「さっきは抱きしめてくれてありがとう」と書かれた手紙をもらう。ひょんなことでなずながその手紙を読んでしまい、喫茶店を飛び出す。

小さな小さな事件ですわ…

あぁだんだん宗一郎がムカついてきた。彼女が不安がってるのに、なんで女友達と同棲してるんだろ。まぁそれは事情があるとしても、女友達と飲みに行ったり映画の約束したり、不誠実すぎる。

外見が反町隆史だから許せるってもんだけど、ほんとクズだ。

 

8話:急接近

春子と宗一郎の父親がパリから帰ってくるかも。シェアハウスも終わりを迎えようとしていた。

なずなは久我さんから、手紙の主はリナだと聞く。誤解は解けたけど、モヤモヤはなくならないみたい。

結局、冷却期間を設けることに。もうこれダメなやつね。

急激につまらなくなってる…

宗一郎の不誠実さにイライラするし、夏樹があざとすぎるし、それを演じる江角マキコがガリガリの体でぶりっ子衣装(特にニーハイソックス)が可愛くないし、マイナス面ばっかり気になる。

前半の面白さはいずこ…

 

9話:まちがい

久我さんは結婚する気がない模様。傷心の夏樹は宗一郎に寄りかかる。はーー

一方、宗一郎は完全になずなとお別れをする。仁王立ちの反町かっけー

傷心の宗一郎は夏樹に電話する。げーーー

友達関係を強調して励ます夏樹。あざとーー

雪が降って、壊れた傘をわざわざ持ってくる夏樹。なんなんこの女…

2人はあいあい傘で帰る。ムカつきしかない…

9話の見どころとしては、バーで傷心のなずなを小林が慰めるところ。木村佳乃と伊藤英明のツーショットが初々しい。『僕のヤバい妻』好きだったな。

 

10話:寝てしまった…

久我さんは仕事の都合でアメリカへ。

落ち込む夏樹を宗一郎は慰める。もーひとりで立ち直れや…

2人は一夜を共にする。

失恋したばっかりの2人は気持ちが通じ合う。

ぜんっぜん楽しくない…。でも反町はかっこいい

 

11話:最後の告白

夏樹と宗一郎はどうやら付き合う気はないらしい。もーなんなの…

夏樹宛に久我さんからプロポーズの手紙が届く。はぁ?

久我さんが帰国し、夏樹は宗一郎に電話で相談。「会いたい」とか言ってる…。こんな女嫌だ…。

ちなみに宗一郎は、なずなとバイト終わりに会う約束をしていた。

さてどちらを選ぶ??

結果、宗一郎は夏樹の家へ。がっかり…

なずなの前には小林君(伊藤英明)が来てくれた。優柔不断な宗一郎なんて忘れて、小林君と付き合っちゃえYo!

 

最終話:予期せぬ結末

夏樹は宗一郎が好きなことに気付き(いまさら?)、久我さんのプロポーズを断る。久我さんもタイミングを誤ったよねぇ

かと思ったら、やっぱり久我さんと結婚したいとか…。なんやこの女は…

結婚を決めた久我さんと夏樹が旅発つとき、宗一郎が現れる。

婚約者の前で他の男とハグ!!!!

ムリー。ないわ~。アラサー夏樹のニーハイソックスもないわ~

でも反町はかっこいいのよ。そう。それだけ。ただそれだけ。

宗一郎は夏樹に別れを告げて、ひとりで歩きだす。

ー完ー

やっと夏樹の呪縛から解けたね。宗一郎ならすぐに可愛い彼女ができるよ。

 

あとがき

20代の反町隆史がただただかっこよかった。

反町と石田ゆり子の美しさを映像に残してくれてありがとうって感じ。

5話くらいまでは楽しく観てたんだけどねぇ。主人公にもヒロインにも全く共感ができず、後半イライラしかなかった。

やっぱり北川悦吏子氏の脚本は、私には合わないことを再確認した。


コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください