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Netflix『パラダイス警察』シーズン1感想~風刺娯楽アニメが面白い

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ネットフリックスでもうすぐ配信される新作の欄に『パラダイス警察』のシーズン2があって、「警告 犬・子供・母親は不快になります」とあった。

どんな不快な思いをするのか気になって、シーズン1を観てみた。

内容は下ネタとグロ満載。でも、テンポと残虐性が、私が好きな「スポンジボブ」と似ていて、ハマってしまった。

表向きは下品なアニメだけど、現代社会を風刺したネタがふんだんに入ってて、クスクス笑ってしまう。言いたくても言えない世の中で、やりたい放題の「パラダイス警察」がスカッと吹き飛ばしてくれる。

※ただ単に不快に感じる方もいるかと思うので要注意です

登場人物

Paradise

ケビン・クロフォード

警官のパパに憧れるケビンは、市長になったママのコネで警察署勤務となる。

実は幼少の頃、ケビンはパパのタマを誤って撃ってしまう。パパはタマがなくなったせいで、ママの気持ちが離れて離婚になったと思ってる。

ケビンがママから聞いた話では、パパは頑固で男尊女卑で自分の間違いを絶対認めないクソ野郎だからだそう。

近頃、新種のドラッグ・アーガイルシャブが街に出回り、背後にいる悪党逮捕を目指す。

麻薬犬のバレット

パラダイス警察署一番のしっかり者

ヤク中のバレットは断ヤクを目指す

パパ

パラダイス警察の署長。

タマを失ったせいで男性ホルモンが低下し、テストステロンパッチを体に貼る毎日。

ママ

ヒラリークリントン風。息子を溺愛。支持率を常に気にする。

黒人のフィッツ・ジェラルド

PTSDと常に戦う警官。ピッコロの演奏とマントラを唱えることで心を落ち着かせる。

ガラスに映った自分の姿を撃って、跳ね返った弾が当たり、無実の黒人が撃たれたニュースになるの面白かった(3話)。最近の人種差別を気にしすぎておかしくなってる社会を皮肉ってるよね。

金髪の女警官:ジーナ

いつもイライラして口が悪い金髪女性

おじいさん警官:ホプソン

認知症で同じ話を何度もしたり、署長にオムツの交換をしてもらう。さすがにキモすぎて苦手…

デブの白人警官:ダスティ

ダメ人間

魔法の粉を入れたダスティのチキンが大人気になる話(4話)好き

 

感想

あらすじは、文章にするとかなり卑猥になるので、控えます。

この面白さはなんだろな~。綾小路きみまろのネタに大爆笑する感じ?たぶん若い頃なら毛嫌いしていたと思うわ。

ちなみに2話は、ずーっとお尻の穴の話題でパス。万歳ケツ穴漂白店(そんなのあるの?)でパパが「アンジェリーナジョリーがレモンを吸ってるみたいにできる?」って言ってのは笑ったけど。

パラダイス警察署の警官たちが、一般社会では優しく見守る対象の人物ばっかりで、かなり皮肉ってるよね。

最終回の最後はちょっとびっくりした展開だったから、シーズン2も見てみよう。

見る人をふるいに落として間口を狭くして、世間の評判を気にせず楽しいと感じる人が楽しめる作品になっていて、これぞ動画配信向きだと思った。


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