U-NEXT配信ドラマ「きみがぼくを見つけた日」を紹介します。

タイムトラベラーの男が少女を洗脳して将来の結婚に結び付ける、というなかなかの気持ち悪さを純愛風に描いた物語。

主人公のテオ・ジェームズが、事あるごとにイケメン無罪を発揮して、なんでも乗り切るところが爽快。そしてタイムスリップしたときの裸体がめちゃくちゃ綺麗。

ゾワゾワしながらもほっこりしたり、見どころはたくさんあって楽しいドラマとなってる。

U-NEXTで観る

登場人物

★ヘンリー：テオ・ジェームズ
図書館司書のタイムトラベラー

★クレア：ローズ・レスリー
美大生

 

１話：それぞれの出会い

1987年 タイムトラベラー爆誕

7歳のヘンリーは気付くと少し前の時間に移動していた。そこに28歳のヘンリーが現れる。

近くの過去や未来へ勝手に飛ぶらしく、しかも移動できるのは体のみ。全裸だから毎回服を盗まなきゃいけないし、とにかく大変だと教えてくれた。

1995年 夫との出会い

6歳のクレアが近所の森で過ごす時、謎のおじさんが現れる。

「やぁクレア」

36歳の男はヘンリーと名乗り、なぜかクレアのことを知っていた。

2008年 妻との出会い

28歳のヘンリーが図書館で働いていると、本を探していた20歳のクレアと出会う。

初めて会うのにすごく懐かしげに見つめられ、子供の頃に会ったことがあると言われる。

ヘンリーは戸惑いつつも流れで体の関係を持つが、遊び人だったことがバレてしまう。

クレアは14年間待ち焦がれていた王子様と違い、勝手に落胆する。

 

２話：母の思い出

1987年 クリスマス

雪が降り積もる日、ママの運転する車が追突されてしまう。

8歳のヘンリーは直前にタイムトラベルして助かった模様。ママは即死だった。

事故現場には、少年から中年までのたくさんのヘンリーが居合わせてる（涙）

1987年 6月

ヘンリーはママの葬式のあとに、半年前にタイムトラベルしていた。

ママの運命を変えようとするが、学校を抜け出してきたと思われて激怒される。

大人ヘンリー曰く、何をどうやっても未来は変えられないらしい。

2008年 2度目のデート

クレアが6歳の時に会ったヘンリーおじさんから、「悲しい思い出は緑の男がバナナラテを持って来た時に話す」と言っていた。

それが目の前で再現され、クレアは悲しい思い出を共有したいと言う。

母はオペラ歌手で、子供の頃に交通事故で亡くなってしまったとか。

「幼くてあまり覚えてないんじゃない？」

「僕はタイムトラベラーだ」

両親の恋の始まりからプロポーズも見たり、赤ちゃんの自分にも会ったことを話す。

そして休館日の図書館で、母の歌声を流す。

ヘンリーは母にクレアを紹介したいと言う。クレアはもし会えたら「どうすれば人は結ばれるのか」聞きたいと言う。

録音テープには歌のあとに質問コーナーも入っていて、母は見知らぬ紳士（中年のヘンリー）からのクレアの質問に答えていた。

愛はいつか終わるし、人は結ばれない。でも寄り添ってその時間が幸せならいいじゃない。とのこと。

「幸運を、クレア。そしてさっさとくっついて」

 

３話：恋心

1995年

少女クレアはヘンリーおじさんと楽しく時を過ごしていると、目の前で消えた。

1週間後の約束の日にまた現れ、合計で152回会いに来ると言う。これって大人のクレアが持ってたノートから知ったことだよね。

それから6年が経ち

「おかしくない？私もクレア。奥さんもクレア」

12歳のクレアに質問されたヘンリーは、別のクレアと結婚したとウソをついていた。

さらに4年後

16歳になったクレアはヘンリーが好きだったが、子供扱いされていた。

友人からはおじさんと不倫しているとか茶化されたこともあり、同じ学校のチャラ男のジェイソンを誘う。不運なことに、レイプされてしまう。

上着を脱ぐとアザだらけだし、キレイなおっぱいにタバコのやけどの痕がある（涙）

仕返しとしてヘンリーに殺人を依頼したけど、やっぱり痛めつけるだけにするとか。

木に縛り付けたジェイソンがクズで反省を見せず、虐待は彼女の趣味だと主張する。ヘンリーは彼女をよく知っているから、ウソだと言う。

「俺は彼女の夫だからだ！」

言っちゃったー。

そしてピンチな時に飛ぶよね～。

ジェイソンと二人っきりになったクレアは、被害者の女友達を呼んで（すごい数）、体に落書きをした。

クレア的にはアートが出来上がって満足らしい。

 

４話：プロポーズ

2006年5月　18歳の誕生日

すっかり大人びたクレアは、目の前に現れた41歳のヘンリーに体の関係を迫る。

ヘンリーは一応大人の対応を見せて断るが、プロポーズしろとか言ってきた。

「クレア・アブチャー。結婚してほしい」

言いなりのヘンリーは結局ことをいたす。

ノートに「思いやりを」と書き残して去って行った。

クレア19歳

満たされないクレアはゴメスと寝てる！同居人のチャリスとも寝てるし！

でもやっぱりヘンリーじゃなきゃダメみたい。

クレア20歳

その時代を生きるヘンリーと出会って恋に落ちたクレアは、自宅に招いてチャリスとゴメスを紹介する。

そんなとき、41歳の裸のヘンリーが逃げ込んできた。2人ともかっこいい。

そこにヘンリーの金髪の彼女もやってきた。クレアは28歳の方のヘンリーならどうぞって感じ。

やっぱりイケオジがタイプなんだよね。確かにしっかりしていて素敵だし。

まぁそれでもずっととどまることはできず、オジヘンリーが消えてった。

喪失感に苛まれるクレアは、若いヘンリーからそのうち会えると言われ、静かにハグをする。

「これは？」

「思いやり」

 

５話：おとぎ話の終わり

20歳のクレアは28歳のヘンリーを連れて実家へ帰る。

ヘンリーは聞いていた空き地へ行きたがるが、クレアは大人ヘンリーとの大事な思い出の場所を案内したくなかった。

昼食前、ヘンリーがどっかへ飛んでしまう。

2022年！

素っ裸のヘンリーがバイカーにボコボコにされるとき、ゴメスが助けてくれた。

出会った頃は仲が悪かったけど、そのうち2人は親友になるらしい。

ゴメスはヘンリーに出会う前に、クレアが描いた大人ヘンリーの絵を見つけたと言う。とても愛に溢れた絵だったとか。

2008年

ヘンリーがケガだらけで戻ってきた。

クレアは家族にウソをついて取り繕ううちに、何もかも嫌になって文句をぶちまけて出て行ってしまう。ヘンリー気まずい…

「クレアはどこいったの？」

「僕を捜してる」

空き地にて

クレアはダッシュで森に入るが、神秘的で特別だった場所は消え、なんだか今日はただの空き地に見えた。

ぼう然としていると、美容師の妹に切ってもらって短髪になったヘンリーが現れる。

あらステキ…

クレアは現実から逃げていた自分に気付き、目の前のヘンリーにプロポーズの返事をする。

めでたしめでたし。

 

６話：靴墨の日

42歳のヘンリーは足がないっぽい。1話で足だけ置いてけぼりだったね。何があったんだ？

16歳のヘンリーは飛んできた16歳のヘンリーとベッドでおいたをしていると、父に見つかってしまう。

そしてタイムトラベラーだと告白する。

2008年

結婚が決まり、ヘンリーは父にクレアを紹介する。

着々と式の準備が進むが、ヘンリーは未来への不安でストレスが溜まり、タイムトラベルの回数が増えていた。

式の途中で消えないため、友人に強い薬の処方を頼み、勝手に飲んでしまう。

結婚式まであと7時間

ヘンリーが飛んだ未来では、激しい夫婦喧嘩をしていた。

妊娠するたびに流れるのがつらくて、ヘンリーはパイプカットしたとか。

28歳のヘンリーは勝手なことをした36歳のヘンリーを殴る。

結婚式まであと1時間

戻ってきたのは若いヘンリーではなく、36歳のヘンリーだった。

白髪隠しのため靴墨を塗り、新郎になり切った。

クレアは気付いていたが、粛々と式は執り行われ、サプライズの歌で式場は暖かい空気に包まれる。

2016年

29歳のクレアのもとに、28歳のヘンリーが現れる。クレアは結婚式のビデオを再生する。

「あいつ何してるんだ」

36歳のヘンリーが新郎になっていた。

妊娠のことでクレアを苦しめて、若いヘンリーは妻を幸せにできないオジヘンリーを否定する。

でもクレアは夫に幸せにしてもらおうという気はなく、それぞれの幸せと不幸を共有していくのが夫婦だと言う。

でも寂しいからたまに会いに来てほしいとお願いしてキスをする。

ー完ー

 

あとがき

設定はキモかったけど、タイムトラベラーと結婚に至るまでの心情の変化が丁寧に描かれていて、脚本が面白かった。

ちょくちょく挟み込まれるヘンリーの裸が可愛くて和んだし。

どんなに動き回ってもおちんちんは絶対に見えない角度で、制作陣の心意気を感じた。

だいぶあざとい男だったけど、少年から中年までの全時代のヘンリーどれも好き。

ハッピーエンドのような、そうじゃないような。謎も残ってるし続きがありそう。また裸んぼのヘンリーに会いたい。

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