2021年春スタートのドラマが始まることを知って、漫画の1巻を買ってみた。
DVに悩む女性が夫を殺すところから物語がスタート。怖すぎて笑ってしまった。
原作:八月 美咲
漫画:高良 百
掲載サイト:マンガワン
・登場人物
・1話:自由の身
・2話:2度目の決意
・3話:斬新な復讐方法
・4話:結婚生活
・5話:デーモン亮
・6話:逃がした魚は大きい
・7話:共通の知り合い
・あとがき
※↓他ネタバレ感想は別ページです
【実写化ドラマ】【2巻】
コミックシーモアで読む ebookjapanで読む |
登場人物
★夏奈
祖父母が遺した家で暮らす。夫とは5年前に出会い、結婚4年目
★亮
夏奈の夫。無職
1話:自由の身
真夏の夜、夏奈は夫に睡眠薬をこっそり飲ませ、コードで首を絞めた。近所の夏祭りで人通りが多く、死体の処理に困る。
そこで倉庫にあった祖父の形見の業務用冷凍庫を思い出す。コンセントをさすとまだ使えそう。
夏奈は死んだ夫を引きずり、冷凍庫に放り込む。
自由になった夏奈は盆踊りに参加し、踊り狂う。
翌朝、新しい気持ちで朝食を作っていると、、、
「夏奈、朝ごはん何?」
夫が帰ってきた。ギャーーー!
サクサクっと展開が早くて面白いね。旦那がイケメンすぎな気がするけど。
夫の死体を移動するのって、女性にできるのかな~?吐き出し窓から外に引きずり落とすことはできても、その後、冷凍庫の高さに持ち上げるのは不可能に近いよね。リアルにシミュレーションしてしまったわ。
火事場の馬鹿力的なのが働いたのでしょう。
2話:2度目の決意
昨日、夫を殺したのに、朝になると元気な夫が帰ってきた。
夏奈は戸惑いながら、2人で食卓を囲む。
幽霊だと思い込もうとするが、体を求められ、恐怖に支配される。
その後、夫の留守中に冷凍庫を確認すると、中には凍った夫がいた。夏奈は生きたアバター夫を殺そうと決意する。
夏奈はもう冷静な判断なんて出来ない状態なんだろうね。土地付きの実家を引き継いで暮らしてるから、簡単に引っ越しもできないのかな。
3話:斬新な復讐方法
庭にいた夏奈はお隣さんから声をかけられ焦る。その美魔女は庭の夏みかんが気になるようで、亮が採っておすそ分けで持っていく。
その間に、夏奈は夫殺しの準備をする。
すると隣の窓から喘ぎ声が聞こえてきた。亮が浮気しているのかも…
最悪な気分の夏奈は、殺しのシミュレーションを繰り返すうちにウトウトする。
その後、帰ってきた夫から隣の家でゴキブリ退治をしていたと聞かされ、体を求められる。夏奈は抵抗できなかった。
夏奈はさらに復讐心が強くなり、遺体の肉をアバター夫に食べさせることを思いつく。
怖い怖い。人肉だけはヤメて。
コミックシーモアで読む ebookjapanで読む |
4話:結婚生活
同棲を始めたころ、亮は日雇いのバイトをしていた。あの頃はイケメンで優しくて、夏奈は幸せだった。
しばらくして亮が仕事へ行かなくなり、家事も手伝わず、暴力をふるい始めた。
機嫌の良い時と悪い時、亮は別人だった。
それなのに、アバター夫はずっと優しい。夏奈は戸惑いつつも、冷凍庫に入った夫の肉を包丁でそぎ落とす(!!!)
「これは豚肉。大丈夫」
夏奈はアバター亮に持たせるお弁当に、夫の肉で作ったハンバーグを入れる。
ヴォェ!!
変なものを食べさせることが復讐になるのか??夏奈は小さな世界でしか生きられない女なんだろうね。
5話:デーモン亮
アバター夫との生活は続き、夏奈は人肉入りのお弁当作りに充実感を覚えていた。
ずっと優しい亮だけど、夏奈はいつか裏切られると身構えていた。
過去に、亮との間にできた子を堕ろしたことがあった。出産のために節約しようと、パンの耳でラスクを作ったら、亮が豹変して大激怒。
手を引っ張られ、産婦人科へ連れていかれた。貧乏生活なんてまっぴららしい。
堕胎手術後、亮からこけしをもらう。
今、アバター夫は過去を反省し、いい夫になると言う。
夏奈はその言葉を信じなかった。
パンの耳のラスク美味しいのに~。それだけで激怒して病院連れていかれるってどんなやつ?!
6話:逃がした魚は大きい
スーパーで買い物中、夏奈は以前婚活パーティーで知り合った蒲田さんと出会う。とってもいい人なのに、まだ独り身だとか。
レジではクレーマーが怒鳴り散らしていた。蒲田さんは間に入り、優しく助け舟を出した。
感心した夏奈はヘンな質問をしてしまう。
「人殺しにもそんなに寛大なんですか?」
すると蒲田さんは、殺人事件の被害者と加害者のことを急に熱く語りまくる。
帰宅すると、今日も亮は穏やかで、夕飯を作ってくれていた。
亮は会わせたい人がいると言う。夏奈は浮気相手が乗り込んでくると思い込み、殺した後のことを心配する。
paravi【パラビ】で観る |
7話:共通の知り合い
亮が連れてきた職場の同僚は、蒲田さんだった。
2人は亮に、料理教室で出会ったとウソをつく。
亮がビールを買いに出ると、蒲田さんは図々しく家の中を見て回る。
寝室のふすまを開け、気まずくなる2人。蒲田さんは婚活パーティーのとき、夏奈を気に入っていたが上手くアプローチできなかったとか。それを聞いた夏奈は、まだ遅くないと意味深な言葉で励ます。
次に亮を埋める予定の物置部屋のふすまを開く。こないだ夏奈は畳が重くて剝がせなかった。蒲田さんなら簡単にできるかもしれない…
そして居間へ行くと、1人目の亮を殺したことが蘇る。夏奈は蒲田さんに真実を打ち明けようか迷いだしていた。
そんなとき、蒲田さんは最近の亮の様子がおかしいと言い出す。なぜか亮が夏奈に会わせたがり、理由がわからず心配していた。
「もう、手遅れなんです…」
あとがき
はー怖かった。
古民家がホラーと相性いいね。和風建築ってなぜかジメッとした空気感で、秘密が隠されているような雰囲気。ふすまに囲まれて窓が無いからかな。
殺された翌朝に現れた亮はなんなんだ?驚くようなオチが待っているのか?それとも夢で終わるのか?
夏奈の性格じゃこの先幸せになれそうにない。悩みが多いほうが幸せと感じるタイプなのかも。
最終的に冷凍庫の夫の処理はどうするんだろう。
★ドラマの感想はこちら
コミックシーモアで読む ebookjapanで読む |