2021年日本テレビとHuluの共同制作ドラマ「君と世界が終わる日に」シーズン1を紹介します。
三浦半島にゾンビが爆誕して、正義感の強い主人公(竹内涼真)が、行方不明の婚約者(中条あやみ)を捜しながらサバイバルする物語。
ゾンビ物は飽和状態で物語に既視感あるけど、日本人キャストが演じてるところがリアリティあって面白い。ツッコミながら軽く楽しめる作品となってる。
竹内涼真くんの短髪いいね。
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脚本:池田奈津子 |
・キャスト
・1話:ゾンビ爆誕の日
・2話:正しい選択
・3話:ヒロイン登場
・4話:ニアミス
・5話:恐怖の再会
・6話:猿ノ島
・7話:お母さんの秘密
・8話:敵
・9話:誤解
・最終話:あきらめの悪い男たち
・あとがき
キャスト
★間宮 響(26):竹内涼真
自動車整備工。諦めの悪い男
★小笠原来美(26):中条あやみ
響と同棲中。美人の研修医
1話:ゾンビ爆誕の日
2019年 神奈川県三浦半島
整備工のヒビキ(竹内涼真)がバイクで通勤中、トンネルで崩落事故に遭い、目が覚めると瓦礫で閉じ込められていた。
4日後
なんとか掘り進めて外に出ると、ゾンビが蔓延る町になっていた!
ここのゾンビはアグレッシブで、うなり声を出しながら全速力で走ってくる。こわー
その後、ヒビキは人間のグループと出会う。
・うるさい警官(大谷亮平、笠松将)
・うんちくを語る老人(笹野高史)
・バイク便の男(鈴之助)
・不満が多い女(飯豊まりえ)
・偉そうなおじさん(マキタスポーツ)
・カタコトの韓国人(キムジェヒョン)
・喘息を患う少女(横溝菜帆)
・その母(安藤玉恵)
それぞれキャラ濃くて問題が多そう。
バイク便の男が代表で避難所へ救助を呼びに行ったけど、戻ってこない。
仕方なくみんなで移動することに。
しかしそこはゾンビだらけだった。
そうこうしているうちに、喘息の少女がゾンビに見つかってしまい、元弓道部のヒビキが弓矢で次々と退治してくれてる。かっこよ。
最後追ってきたゾンビはなんと、バイク便のお兄さんだった(悲)
職業とか特技を生かしてゾンビと戦いながら逃げるの好き。培った経験ってこんなときに役立つんだなぁとか関心する。
竹内涼真くんの猪突猛進でウザい感じが、パニック系の主人公にピッタリ。背が高いからアクションが大きくて見栄えする。
2話:正しい選択
ヒビキの恋人で研修医のクルミ(中条あやみ)は、自衛隊に救助されていた。
そこにいる韓国人の女医(玄理)の機嫌が悪い悪い。
小説家の宇和島
なんと、宇和島(笹野高史)が1話で腕を噛まれていた。
するとカタコトの青年が、姉が開発したワクチンなら治るかも!とか不確かなことを言い出した。
希望を持つヒビキに、「役立たずな老人」を転化する前に処分しようと言うトドロキ(笠松将)。
宇和島自身も「小説家はピンチの時に何の役にも立たない」とほとほと実感して落ち込んでる。めんどくせー
でも最終的にはゾンビの餌食となって、みんなの命を救ったよ。
めでたしめでたし
ゾンビが機敏すぎて笑うー
ヒビキの彼女役の人がもうちょっと演技できる人なら、ウルッとできたのになぁ。そこが残念。
3話:ヒロイン登場
駐屯地にて
横須賀駐屯地にヒビキ御一行様が到着すると、本郷(大谷亮平)が遠くから撃たれてしまった。すご腕のスナイパーがいるらしい。
建物内では、研究者の首藤(滝藤賢一)が抗ウイルス薬を開発していた。ゾンビのことをゴーレムって呼んでる。
閉鎖区域へのサンプルを集めに、監禁されていたクルミも同行させてもらう。
ショッピングモールにて
本郷を失ったヒビキ御一行様は、なんとか逃げてショッピングモールに避難。
シャワールームでは、ヒビキとトドロキがムキムキマッチョでびっくり。佳奈恵(飯豊まりえ)が文句ばっかでうるせーのよ。
そんなとき、女優の中越美亜(芳根京子)ちゃん登場。
さらに悪そうな刀集団も現れる。
美亜ちゃんはもともとその仲間だったけど、今は違うとか。ゾンビになった彼氏をヒビキたちに紹介し、同情を引いて仲間に入れてもらう。
でも演技だったみたい。ヒビキは銃を奪われ、捕まってしまう。あちゃー
芳根ちゃん上手だし可愛いし、完全なヒロインになってた。この子ならダマされてもいいやって思うくらい可愛い。
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『君と世界が終わる日に』 huluで観る |
4話:ニアミス
駐屯地では、本郷狙撃事件は虚偽の報告がなされ、ヒビキらが先に攻撃したことになっていた。テロリストに認定されてる…
クルミがサンプル採取で訪れた場所は、ヒビキがいるショッピングモールだった。でもすれ違う~
そうこうしているうちに、自衛隊が乗り込んできた。
ヒビキらは敵とみなされてるから、みんなで逃げるしかない。
美亜ちゃんの最期
「お願い!殺さないで!その人、私の彼氏…」
ヒビキが目の前のゾンビを殺そうとすると、美亜ちゃんの元カレだった。3話での話はウソばかりじゃなかったみたい。
美亜はその場にとどまり、ゾンビの彼に思い出話を語り、自ら噛まれた。アーメン…
仲間割れ
ヒビキは捕らえられた仲間を救助し、ショッピングモールを脱出する。
その途中、トドロキは自衛官を見つけ、弓矢で殺す。上司の本郷がやられたからね。
ヒビキは激怒してトドロキを殴る。仲良くしなよ~
ヒビキとトドロキがいちいちケンカになるのおもろい。まさしく日本版ウォーキング・デッドだ。
5話:恐怖の再会
なんか知らんけど、クルミはめちゃくちゃすごい抗体をもっているらしい。
仲間割れしたトドロキが、自衛官に成りすまして駐屯地にいる。クルミに「ヒビキは死んだ」とか伝えてるし。卑怯な男。
研究者の首藤は落ち込むクルミに、人類を救うために生きろと言う。
DV夫現る
一方、ヒビキたちは閉鎖区域外の横浜を目指していた。
途中で出会った男(長谷川朝晴)が、喘息の少女のパパだったんだけど、実はそいつはDVのゲス野郎だった。
娘はパパをゴーレム船へ誘導して感染させる。ナイス!
母は自分がやったと言う。
マキタスポーツがそんな母娘を責める。
ヒビキは迷いながら、転化する前のパパの息の根を止めた。
トドロキが駐屯地へ潜入するまでの過程をすっとばさずに、奮闘する姿を見せてほしかった。DV夫のサイドストーリーとかいらん。
6話:猿ノ島
横浜への封鎖ゲートはゾンビだらけで、慌てて船で無人島へ。
そこには刀集団がいた。ヒビキはリーダーの坪井(小久保寿人)と話をつけ、一緒に駐屯地をしばこうと提案する。
そして船で駐屯地へ。あら簡単。
佳奈恵が薬品庫にいると、ゾンビの少女に襲われ、ヒビキが退治する。それを少女の兄が目撃していた。後々面倒なことになりそう…
ヒビキと首藤教授の繋がり
首藤にすっかり取り込まれたクルミは、ワクチン開発のため、自ら実験台となる。この子ほんとに医者なの?
ヒビキは仲間を帰し、一人でクルミを捜すが捕まってしまう。
なんと、首藤教授はその昔、ヒビキの母親の主治医だった。
一方、クルミは少年から妹の死を知らされる。
「愛奈ちゃんをこんな目に遭わせたヤツは、私が必ず殺す」
え?すでにゾンビだったし。そもそもゾンビになったのはクルミが仕事放棄したせいじゃない?
目的地までの道中のてんやわんやを楽しみたいのに、ワープするよね。ロケは大変なんだろうか。
7話:お母さんの秘密
な、な、なんと、10年前に病死したと思われたヒビキのお母さん(臼田あさ美)は、ゴーレムになって囚われていた。お母さん可愛い。
ヒビキは拘束を解く。
その後、ミンジュンがテロリスト集団(ヒビキら)を憎む少年に、足を刺されてしまう。さらに逃げる途中、ヒビキのお母さんに噛まれてしまう。あれま…
「僕はゴーレムになった。響のお母さんを殺した。ごめんなさい」
ミンジュンは仲間にカミングアウトする。
姉のジアンがワクチンがあると伝えに来た。ヒビキが駐屯地へ取りに行くが、撃たれてしまう。
が!戻ってきた!
が!効かなかった!
不完全な治療薬だったみたい。ミンジュンの最期の言葉が長い…
韓国人が不自然なほど良い人に描かれてるのは、アメドラの黒人枠みたいな感じなのかな。
8話:敵
駐屯地にて
壊れた冷凍保存装置には、ワクチンではなく、首藤の妻の遺体が入ってた?
落ち込む首藤を、洗脳されてるクルミが励ましてあげてる。
その後、単独で臨床実験を始めようとするとき、トドロキに止められる。
「ずっと好きだった。小笠原のことは俺が守る」
何の役にも立たないクルミだけど、美人だからみんな守ってくれていいな。
猿ノ島にて
佳奈恵が「ミンジュンを刺した犯人は女」だなんて言うもんだから、ヒビキがクルミを信じられなくなってる。
悪夢を見たり、精神が限界ですわ。
そんなとき、自衛官らが移転先候補地として調査にやってきた。
一緒についてきた少年は、森で見つけた紹子さん(安藤玉恵)を撃つ。はぁ?
むかついた佳奈恵(飯豊まりえ)が弓矢で仕返ししたけど、少年が戻ってテロリストにやられたとか報告してる。はぁ?
一方、佳奈恵も「ミンジュンを刺した女を見た」とか報告してる。
お互い絶対に許せないってメラメラしてる。
「おい、戦う相手を間違ってるんじゃないのか?」
ゾンビ物あるある!
佳奈恵はアイメイクばっちりで狩りにも出て体張ってるのに、ヒビキはほんとーにまったーく興味がなくって、モブ扱いがだんだん可哀相になってきた。
クルミが圧倒的ヒロイン感だからなぁ…
9話:誤解
森にて、ヒビキはミンジュンを刺したであろう女を発見し、矢を射る。その女はなんと、クルミだった。オーマイガー!
これはないわ~
牢屋にいるジアン(玄理)が緊急手術で助けてくれた。偽ワクチン打ってたから回復力が尋常じゃないらしい。
目を覚ましたクルミは、ヒビキは死んだものだと思ってたし、しかもテロリストと呼ばれてるし、わての彼氏は無秩序な世界で人格が変わってしまったのか?状態。
一方、ヒビキは、婚約者にケガを負わしてしまい、自暴自棄となる。そりゃそうだ。
しかも佳奈恵が、クルミはミンジュンを刺した悪い女だと主張するし。めんどくせー
人質交換作戦
そんなとき、紹子さんが感染症で苦しみだし、心を痛めた少年が罪を告白する。
駐屯地の抗生剤をもらうため、少年が自ら人質となって交換してもらうってよ。
その後、現場にクルミも現れる。
ヒビキは手を差し伸べ連れて帰ろうとするが、クルミに撃たれてしまう。
毎回えー!で終わった後、過去のほのぼのシーン流れるの好き。ヒビキとクルミが小顔で肉付きの良いスタイルでお似合い。
最終話:あきらめの悪い男たち
クルミは首藤から、冷凍装置を破壊したヒビキを始末するよう洗脳されてる。本当にこの子医者なの?
そんなとき、紹子の元DV夫のメモに数字が書かれていて、ラジオを合わせてみると、シェルター「希望の家」から呼びかけるメッセージが流れてきた。
ヒビキだけ残ると言う。
「間宮さん、現実を見てください」
うんそう思う。でもクルミ可愛いからなぁ…
駐屯地にて
ヒビキは1人で駐屯地に乗り込むと、自衛官らがゴーレムになっていた。首藤がワクチンだと言って打ったのは、ゴーレムウイルスだったとか。ひっでーな。
ヒビキはクルミの選択を理解したいと言う。尽くすねぇ。まぁ可愛いし。
すると目の前にナイフを持ったクルミが現れる。
ヒビキを殺さないと人質の市民を殺すと脅されているらしい。
「大丈夫。ほら。できるよ」
やさすぃ~。ヒビキが立ちすくむクルミを励ましてる。そしてナイフを持つ手を包み込み、自分の腹を刺した…
「愛してる。前よりずっと」
その茶番を見た首藤は気が狂い、スプリンクラーで血の雨を降らす。
ゴーレムがダッシュで集まりだして、2人はもはやこれまでかなとき、仲間がやっつけてくれた。残ってくれてたんだね!
その後、首藤は妻の遺体を抱きかかえ逃げるが、ゴーレムに噛まれ、ヒビキがとどめを刺した。
君と世界は終わっていなかった!
ー完ー
シーズン2に続くの決まってるけど、スッキリした気分で見終われるよう一旦丸く締めてくれたのナイス。この最終回好きだわ。
滝藤賢一の自分に酔った演技がくどくて苦手だったけど、S1で退場みたいだからホッとした。教授役にはもっと威厳と怖さが欲しかったな。
あとがき
色々文句言いながら、なんだかんだ面白かった。
銃社会じゃない日本で、ヒビキの弓道部設定いいね。和風の弓矢に華があって画面が映える。
竹内涼真くんのしつこくて諦めの悪い男、合ってたなー。とってもウザいけど、応援してしまっていた。
あとトドロキも最初どうかと思ったけど、ヒビキとのバランスが良くて、この2人のシーンをもっと見たいと思った。強さが同じくらいだから、ぶつかり合いながらも前に進む感じが面白い。
クルミは無能すぎて、医者設定必要?と何度も思ったけど、ただただ可愛くて癒された。美人はお得。留置所の囚人みたいなスウェット姿でもずっと可愛かった。
続きがたくさんあるの嬉しい。
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