ウクライナ発「囚われの愛~Love in chains~」の41話~48話を紹介します。
まだまだ逃亡中のカーチャはただいま副知事の息子の家庭教師として潜伏中。
でもいよいよグレゴリーに見つかってしまった。脚が相当悪いようだけど大丈夫かな。
悪役なんだけど弱さも見せてくれて、イケメンだし、嫌いになれない。
『囚われの愛~Love in chains~』 | |
2019年放送 |
・登場人物
・41話:明けぬ夜はない
・42話:恋する女
・43話:投げ捨てた花束
・44話:魂の伴侶
・45話:誘拐
・46話:貴族の名誉
・47話:絶体絶命
・最終話:カーチャに笑みが
・全48話感想
登場人物
★カテリーナ(18)/キーチ/カーチャ
全てのものから逃亡中の農奴。現在は副知事の息子の家庭教師
★グレゴリー・チェルヴィンスキー
ネージンに住む大地主。カーチャが好き。妻ナターリアとは別居中
★アンドレイ・ジャダン
キーウに住む実業家。元農奴
★オリガ
アンドレイが好き。両親から家柄が合う人との結婚を迫られる
『囚われの愛~Love in chains~』 huluで観る |
41話:明けぬ夜はない
カーチャはグレゴリーに見つからないよう、ニコライが用意してくれた馬車に乗り込んだ。中にはアンドレイがいる。
「君の救助が仕事になりつつある」
だよね。そんな優しいアンドレイに、カーチャはいつもの塩対応。
自宅にはキツめのおばさんがいるけど、素敵な部屋が用意されてて、落ち着いて生活できそう。
次の日の夜、アンドレイはラテルナ・マギカ(幻灯)を見せてくれた。
カーチャが感動していると、アンドレイのコートに火がついてしまう。慌ててなんとか消し止める。
「なんとか消えたよ。大丈夫?」
「あなたは?」
いい雰囲気の2人はキスをする。吊り橋効果ってやつ?
出会ってすぐ恋に落ちるかと思いきや、紆余曲折あった後に心が通じ合ってくっつく感じいいね。
42話:恋する女
一応喪中だからカーチャ的にキスはダメみたい。
反省したアンドレイは、カーチャへお出かけ用のドレスを贈る。
さらに、開業予定の貧乏な人が受診する病院を一緒に見学して、株を上げることに成功。カーチャが心を開いてる。おめでとー
怪しい祈祷師
グレゴリーのもとに旅先で知り合った男が訪ねてきて、ルカという落ち武者ヘアの祈祷師を紹介される。
儀式では、狭い部屋で男らが呪文を唱えて歩き回り、だいぶヤバい雰囲気。
貴重な証言者
ニコリャーとエレーナの恋物語、興味ねー
ニコリャーはグレゴリーの戦友レシェートニコフにやっとたどり着いた。
グレゴリーの脚に残った弾丸を調べれば、自分で撃ったことが証明できると聞くが、そのうち肺炎が酷くて死んでしまう。
43話:投げ捨てた花束
オリガの父はアンドレイの出自が気に食わない。
でも「クリスマスまでにプロポーズしてもらえたら結婚を許す」と譲歩する。
オリガが必死になるが、全ての男はヒロインのカーチャに恋に落ちる法則が発動し、ムリっぽい。
そんなとき、アンドレイが自室へ戻ると、全裸のオリガが待っていた。お尻がまん丸でキレイ。
そこに怒り心頭のオリガパパが乗り込んできた。結婚前に体を奪ったテイになって怒ってる?
「結婚をお許しください」
アンドレイは場を収めるために、言うしかなかった。
それを見たカーチャがアンドレイからもらった花束の花瓶を投げ捨ててる。いや、カーチャ、アンドレイと結婚する気だったのビックリ。
44話:魂の伴侶
オリガの作戦は成功し、今日は婚約披露宴。2人の並びがとても美しいから、これでいいんじゃね?
一方、カーチャはさよならして馬車に乗り込むが、その馬車は何者かが差し向けたものだった。
チェルヴィンスキー家
新興宗教の教祖ルカさんが悪魔みたいな見た目で怖い。グレゴリーがすっかり心酔して、どうなっちゃうの…
一方、修道院に引っ込んでいたナターリアが帰ってきた。結婚後の全ての災難は「神が与えた試練」だと答えが出たらしい。良い子だわ。
「奥様、大事なお願いがあります」
グレゴリーが頭おかしいから、鍛冶職人のナザールはナターリアにアルイシャとの結婚の許しを得る。この2人可愛くてお似合い。おめでとー
45話:誘拐
カーチャが誘拐されてしまった。
馬車を降りると、目の前にはグレゴリーがいた!オーマイガー!
屋敷にはヘンな宗教家の男らが居座ってるし、地獄絵図ですわ。
犯人は、オルガが雇った弁護士がカーチャの素性を調べた情報を利用して、懸賞金欲しさに誘拐したらしい。
金欠のグレゴリーは金庫からかき集めて、報酬を渡す。
ルカさんが自分らがもらう分が少なくなりそうで心配してる。
46話:貴族の名誉
生け贄となったカーチャが、ナイフで腕に三角の傷をつけられてる。これはかわいそすぎる…
その後、アンドレイがチェルヴィンスキー家へやってきた。
多額の借金を肩代わりする代わりに、カーチャを自由にしてほしい。と取り引きするが、断られてしまう。
貴族会議
ニコライはようやっと義兄を起訴する。
被告人となったグレゴリーは、戦場での自傷、勲章窃盗、隣人殺害の容疑について説明を求められる。
証言台についた正装のグレゴリーかっこよ。
でも脚の具合が悪すぎて倒れてしまう。
47話:絶体絶命
グレゴリーが留守の間に、カーチャがルカさんらに連れ去られてしまった。
思い出の粉工場で殺されそうになるが、脱出に成功。走っていると氷が割れて水溜りに落ちてしまう。ここ湖の上だったの?!
後からアンドレイが飛び込んで、カーチャを救う。愛の力はすごい。
一方、倒れたグレゴリーは緊急手術を受けることに。
妻ナターリアは、夫を陥れた弟を相当恨んでる。まだ信じてるんだよねぇ
神の手の先生により、命も脚も助かった。ほっ。上手に取り出した弾丸は、自国のものだった。
いよいよグレゴリーやべーです。
48話:カーチャに笑みが
グレゴリーの運命
貴族会議にデビ夫人似のアレクセイのお母さん来てる(涙)
そして退院したグレゴリーが証言台に立つ。
ニコリャーは数々の証拠を披露して、事実を突きつける。
「何も言うことはありません」
グレゴリーはそう言って、ただ立ち尽くすのみだった。
チェルヴィンスキー家の運命
「全部お前のせいだ!」
帰宅したグレゴリーは、父の肖像画を投げ捨て踏みつけた。
なんと、宗教に心酔している間に、借金返済が滞り、土地と財産が没収されていた。
パリへ愛人と旅立った父親から届いていた手紙を読むと、チェルヴィンスキー家の繁栄を願った激励の言葉がしたためてあった。
グレゴリーは引き出しから拳銃を取り出し、母アンナの肖像画を前に、自らの頭を撃った。
カテリーナの運命
カーチャはグレゴリーの土地を狙っていた地主のものになりそうになるが、すんでのところでアンドレイが買い取った。
そしてご主人様と結婚し、自由と生家をゲットするのであった。
~めでたしめでたし~
前半ドラマティックだったー。BGMが重厚感あっていいね。懐かしい振り返り映像とかも差し込まれて、徐々に追い詰められるグレゴリーにハラハラドキドキ。
どうにかして生きていてほしかった。
全48話感想
悪役のグレゴリーが良い!
カーチャへの執着が気色悪くて突き抜けてて、逆にかっこよく見えてしまっていた。
墓を掘り返すところとか、執念怖すぎ。
いつか改心するかなと期待もあったんだけど、悪は悪のまま、反省せずに自死を選んだのも、孤高の存在としてカリスマ性を残した。
キャラが立ってて、見た目も良いし、演技も良しで、私の中ではずっと主役だった。だから主人公死亡エンドで物語がぷっつり閉じた感じで虚しい。
一方、カーチャは、んー、美人っていいなという感想。
ただ泣いているだけで、最後まで好きにはなれなかったけど、腕に彫られた三角のマークだけは本当に気の毒。
ドラマで女性への虐待をこんなに生々しく描くなんて、今でも女性の地位がかなり低い国なんだなと感じた。
続編の制作中にロシアによるウクライナ侵攻が始まって、それでも何とか完成させて、日本ではチャンネル銀河で2023年6月から放送されるみたい。
グレゴリーを演じたミハイル・ガヴリーロフさんはロシアの俳優さんなのかな?続編には出ないし、過去の出演作を見られる場所が無くて残念。
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