いよいよ最終章のシーズン3です。
配信日を2020年6月27日に合わせてくるなんて粋だよね。この瞬間に立ち会えて幸せだよ。
最終章の配信前に、もう一度最初から見返してみた。先を知ったうえで見ると、新たに気付くところがあって、これはこれで楽しめるね。
さてさて、一度死んだマルタが、ボブカットにイメチェンしてヨナスの前に現れて終わったシーズン2。いったいマルタはどこからきたんでしょうか…。納得できるような最終回を迎えてくれるといいなぁ。
・1話:パラレルワールド
・2話:ヨナスがいる世界
・3話:ヨナスがいない世界
・4話:ハンナの時間旅行
・5話:カタリーナの時間旅行
・6話:終末の日(マルタの世界)
・7話:伏線回収
・8話:2つの世界
・あとがき
1話:パラレルワールド
ドラマ始まって訳が分からなくてずっと怖い。
どうやらもう一人のマルタは、ヨナスがいない並行世界に連れてきた模様。
2019年11月4日
この日はシーズン1ではミッケルが失踪した日。
なんだか色々と状況が変わってるので、シーズン3(ヨナス無し)とシーズン1(ヨナス有り)バージョンの相関図をどうぞ
突然のキリアンて誰~?失踪したエリックの弟らしいけど。
ハンナは何歳なんだろ。かなりの高齢出産だよね。でもやっとウルリッヒと堂々と結ばれて良かったね。
シーズン1の相関図
ウルリッヒはもぉ~
森に集合
親たちは保護者会に出席し、子どもたちは森に集合する。失踪中のエリックが残したドラッグを探しに来たんだよね。
マルタが黄色いジャンパー着てるの、すこしほっこりする。
突然、森で怪奇現象が起こり、みんなは恐怖で貯蔵庫へ逃げる。すると空間の切れ目から男の子が落ちてきた。学生証の名前は「マッツ・ニールセン」だった。
そんなとき、ミッケルは留守番をしていた。ヨナスが自宅に確認に行くと、ミハエルの部屋でスヤスヤと眠りについていた。
外に出ると、年老いたマルタがいた。ここはヨナスのいない世界。でもこの世界もぐるぐる回ってる。
それはマルタとヨナスのせいらしい…
マルタは「今日が始まりの日」って言ってたから、ヨナスと同様で、未来を変えようとして人生をループしてるのかな。
でもな~。シーズン1も2も全然マルタに注目していなかったから、急に主役で興味が持てない。
2話:ヨナスがいる世界
もう一人のマルタは、中年ヨナスと再会。さらにマグヌス、バルトシュ、フランツィスカがいた。
どうやらシーズン2の最後の続きだよね。中年ヨナスがタイムマシンでこの3人と、1888年のタンハウス機械工場に来たのか。この時代じゃ核燃料は手に入らず困ってる。
久々の仲良しグループの再会だけど、なんだかチグハグ…
1987年9月22日
カタリーナはミッケルがいる時代にワープしていた。
ミッケルを探しに学校へ行くと、学生のウルリッヒとカタリーナとハンナに遭遇。これは衝撃だ…
ミッケルは夏に精神科病棟の患者に誘拐されそうになって、イネスと引っ越しした模様。
ちなみにウルリッヒが入っている精神科病棟の看護師は、カタリーナの母親だった。ほえー
なんとか頼み込み、白髪のウルリッヒと対面する。うぅツラい…。
「ここから出す。絶対に」
カタリーナの覚悟が強いね。ほんとなんとかして出してあげてほしい。
2020年9月22日
6月27日の大災害のせいで荒れ果ててしまったヴィンデン町。貯蔵庫にいたメンバーは助かった模様。
過去から来たクラウディアは娘のレジーナの看病をする。さらに、神の粒子の安定化方法(?)を録音する。これは33年後にヨナスが再生していた音声だよね。
そんなとき、トロンテは闘病中のレジーナにクッションをかぶせ、窒息させる。
「彼女が君を救うにはこうするしかないと…」
クラウディアに頼まれた?
カタリーナが直面する真実が怖いー。泣くわ~
3話:ヨナスのいない世界
昨夜見つかった遺体の所持品がマッツの物だとわかり、悲しみに暮れる兄のウルリッヒ。自分の不甲斐なさを反省して、シャルロッテに別れを告げる。
ウルリッヒはどの世界線も浮気男なのね。
ハンナは手作りお菓子を手に持って、警察へ。どうやら夫・ウルリッヒの浮気相手がシャルロッテだと気付いた模様。
アレクサンダーを過去の秘密で脅し、シャルロッテを破滅させるよう取り引きする。こちらの世界線もいつも悪女。
シャルロッテは事件を捜査していると、貯蔵庫で硬貨のペンダントを発見する。これは父のヘルゲが持っていたやつ。
そんなとき、ヘルゲが自首したとか…
「私が少年を殺した」
タンハウス機械工場では
中年ヨナスは、もう一人のマルタはアダムに操られていると疑ってる。
信じてもらえないマルタは、タイムマシンにセットする球があと1つしかないと言い、ヨナスに預けて本気度を示す。
しかしマルタは球をたくさん持っていた。
3人を1888年に残し、こっそりアダムのもとへ。やっぱり操られていたっぽい。
謎の3世代の男たち
何者なの?
必殺仕事人のような武器で、原発所長やクラウディアの部下や目が不自由な老人を殺害。
始まりの日を無くすために、マルタに命令されてる?
ヨナスとマルタ
何も知らないマルタの世界のマルタに、ヨナスは過去の思い出を話す。
「イカれてる」
「つながりを見せてあげる」
2人は洞窟へ。外に出ると、砂漠が広がっていた。そして中年のマルタが現れる。
「未来へようこそ」
マルタの演技がいつも涙を溜めてるだけで、両方の世界を知ってる同一人物に見える。もうちょっと演じ分けてほしかったな。
4話:ハンナの時間旅行
投獄されたウルリッヒに会いに来たハンナは、帰らずにその時代にとどまって、警察官のエゴンと付き合っていた。
ヨナスとマルタの思い出のペンダントは、エゴンが用意したものだったのね。もしかして悪阻??
1954年9月24日
トロンテの母・アグネスが家出してから3ヶ月が経った。
同居していたエゴンの妻は行方を捜していた。仲良かったもんね。
同じころに失踪した牧師のハンノ・タウバーが夫かもと予想。これノアだよね?でもノアとアグネスは確か兄妹だったような…。怖い予感…
ヘルゲの母も牧師のハンノを捜してる。家庭の相談とかしてたもんね。
そんなとき、警察署に浮気相手のハンナが現れ、エゴンは妊娠を告げられる。あちゃー
頭を抱えるエゴンは、自分の子かと疑ったり、、、まぁ遊びだったもんね。
堕胎手術
エゴンから教えられたオベンドルフ宅を訪ねるハンナ。
待合室にはヘレーナ・アルバースという少女がいた。カタリーナの母親だよね。
ハンナは「カタリーナ」と名乗る。この時に聞いた名前を長女につけたってことか。へ~
先にヘレーナが手術室へ入り、ハンナはエゴンにもらったペンダントを置いて出ていった。ほーこれでペンダントがヘレーナの手に渡るってことね。
妻から三行半を突き付けられたエゴンは、酒におぼれる。ウルリッヒにアル中の警察官だと言われてたのは、これがきっかけなのか。
2052年
未来に来た何も知らないマルタは、2日後にみんな死ぬことを知る。ヨナスの世界は死んだけど、マルタの世界ならまだ救えるかもしれない。
信じられないマルタは取り乱す。
「その気持ちわかるよ」
慰めてくれるヨナスにマルタは心を許し結ばれる。どうやら子が宿ったみたい。
ちなみにこれ↓
2人の子どもが無限大って、私の理解の範疇を越えてる。もう勘弁して…
純愛風に描いてるけど、マルタはヨナスの伯母だよね。キモいなぁ…
まぁそれは置いといて、ハンナの物語は怖くて面白い。
5話:カタリーナの時間旅行
朝になり、ヨナスとマルタは原子力発電所へ向かう。
途中、マルタの頬についた傷で、ヨナスの世界に迎えに来たマルタにも傷があったことを思い出す。
イレギュラーな行動を取ってるつもりが、これも示し合わせた出来事だった。
ウルリッヒ救出作戦
過去に来たカタリーナは、夜迎えに来るから逃げようと、ウルリッヒに作戦を伝える。さらにミッケルも助けると。
カタリーナは、ヘレーナが持っている病院のカードキーを奪うべく、仕事の帰り道を待ち伏せする。ナイフで脅すと抵抗され、
「ママやめて!」
ヘレーナは昔堕ろした赤ちゃんが亡霊で出てきたと思ってる。カタリーナが石で殴るが、ヘレーナが復活して石で殴り殺す。こわー
この時にペンダントを引きちぎって砂浜に落としたんだね。それをヨナスとマルタが拾ったってことか!ほえー
ヘレーナはカタリーナのリュックに石を詰め込んで、湖に沈めた。ウソでしょ…。この湖で子どもたち遊んでたよね。
帰宅したヘレーナはイライラ。ヤングカタリーナにあたり散らす。可哀想すぎ…
ウルリッヒはカタリーナの迎えを待ち続けてる。これは切ない。
イネスに育てられてるミッケルがデカくなってる!
エリザベートの運命
終末の日を迎えて3カ月。ペーターは妻と長女を探していた。
次女のエリザベートが男に襲われ、反撃したペーターは喉を刺されて死亡。キャー
エリザベートは消火器で男をボッコボコにして、ヤングノアがいる洞窟へ
ヨナスの最期
ヨナスとマルタの前に白髪のマルタ登場。エヴァはマルタのことなんだね。
そして、色んな年代のマルタが登場(はい?)し、ヨナスは刺されて死亡する。
こんなに悲しんでるけど、どっかで中年のヨナスとかアダムとかうろついてるよね。
自分との年齢が近いせいかな?カタリーナとハンナの物語に引き込まれるね。5話は衝撃的すぎた。ほんと、カタリーナが不憫すぎて浮かばれない。
ところどころ理解出来てないけど、もうムリー。復習するのしんどい…
6話:終末の日(マルタの世界)
毎回、悪夢で目覚めるのなんなの?
アダムは真の楽園を見つけたとか。それは何も存在しない永遠の暗闇
そんな楽園イヤだー!!
ヨナスがいない世界
ここではカタリーナが穏やかに暮らしていて(ウルリッヒと離婚したけど)ちょっとホッとする。ミッケルもいるし。
全てを知ったマルタは、髪を切って自宅を出る。原子力発電所にあるドラム缶の蓋を開けないようにするんだね。
バルトシュと自転車2人乗りで原発へ向かうが、途中で老マグヌスと老フランツィスカに出会う。
終末は止められないから、ヨナスのいる世界へ来なよと誘われる。これでヨナスの世界の終末の日へ飛んだんだね。
ハンナに脅されているアレクサンダーは、シャルロッテを呼び出し、ドラム缶の蓋を開ける。目の前に黒い物体が浮かび上がる。
森で発見された少年の遺体がマッツだと悟ったウルリッヒは、ヘルゲの後をつけて洞窟へ。
臨月のハンナは出血する。目の前には老エゴンが現れる。
列の誤作動
老ヨナスと若マルタ。たいがいループを終わらせたい。
マルタのお腹の子を殺せば、2人の存在も消えるとか。ヨナスはスイッチを入れた。
「私と君は過ちなのだ」
なんだか最終回みたいな終わり方。それにしてもマルタが泣いてばっかりでウザい。
7話:伏線回収
急に年号のフォントがちょーデカくて、この演出なんなの?ちょっと真似してみるわ。
1890 |
ここへ来てから2年が経った。中年ヨナスはタイムマシンの装置を作り(そんな専門的な知識持ち合わせていたっけ?)なんとか時間を移動しようとしてる。
嫌気をさしたバルトシュは、森で可愛い女性に出会う。名前はシリヤ。この子は、ヨナスがシーズン1の最後で未来に行ったときに出会った子だよね。もーどーなってんの…
1904 |
シリアはバルトシュの子を産んだ。名前は「ハンノ」。え?えーー!4話でサラッと出てきた名前だよね。アグネスの夫だっけか。てかそれノアだよね。
1910 |
シリアは2人目を出産し、息を引き取った。名前は「アグネス」。バルトシュなんてただの当て馬だと思っていたのに、まさかのヨナスのご先祖様だったとは…。油断してたわ。
1年後
やけど痕でドロドロのヨナスは、母・ハンナと久々の再会。エゴンとの子・シリアを連れていた。ヨナスは母親に場違いだと言い、口を押えて窒息させる。うそ~ん。
ここでちょっとタンマ。ハンナを中心に考えると、バルトシュはヨナスの義弟になるね。
義弟が過去に自分の嫁と付き合っていたなんて、ギクシャクするだろうな…。まぁそれどころじゃないか。
1920 |
ノアが長旅で立ち寄った居酒屋に、ハンノがいた。ハンノはノアでしょ?ちょっともー意味わからん…
ノアは老ヨナスを訪ねる。クラウディアのノートの最後のページを見つければ、シャルロッテとノアの楽園が見つかるだろう。ヘルゲが手助けしてくれるってさ。
1974 |
お墓参りをするタンハウス。1971年に息子家族が交通事故で亡くなった。大事な人を生き返らせるべく、タイムマシンの開発に勤しむ。
1986 |
貯蔵庫にて研究を重ねたタンハウスは、おじいさんになった。どえらいものを発明したっぽい。
2021 |
エリザベートはヤングノアと洞窟を掘っていた。
2023 |
ヨナスとクラウディアは、荒れ果てた原発内で実験を繰り返すが上手くいかず。
ヨナスは自宅に戻り、父親が首を吊った場所で、同じようにロープをかける。するとヤングノアが現れ、ヨナスを助ける。ヨナスは死ねない運命らしい。
ノアはエリザベートと洞窟を掘って通路を見つけたとか。
2040 |
ヨナスとクラウディアとノアは原発内でまだ実験をしていた。ノアはアダムが言う楽園を信じていた。
エリザベートが大人になってる。しかもお腹が大きい。
クラウディアは独断で勝手な行動をとり、娘のレジーナを生き返らせようとしていた。
1年後
ノアとエリザベートが外にいる間に、赤ちゃんのシャルロッテを連れ去られてしまった。盗んだ犯人は中年のエリザベートと中年のシャルロッテ。もーややこしいわ!
そ、そういえば…、タンハウスのもとに2人の女性が赤ちゃんを連れてきたって言ってた…えーー!!この人たちだったの?!
2052 |
やっと安定化できたんですってよ。老クラウディアは中年ヨナスに、若き日の自分を誘導して同じことをするように、と指示を出す。ここでシーズン1の1話に繋がるんだね。ほえー
クラウディアはノートの最後のページを破る。
なんだこれー。怖い…。登場人物ほとんど血が繋がってる。もはや家系図は描けない。てか最終回みたいだった。
8話:2つの世界
タンハウスは死者をよみがえらせようとして、間違って2つの世界を創ってしまったらしい(全ての起源はこいつだったのか!)
クラウディア曰く、ヨナスの行動すべてが2つの世界の結び目を保っているとか(はぁ?)
マルタは我が子を生かすために自分の役割を果たし続けていた(へー)
2つの世界が閉じれば第3の世界で他の人たちが生き続けられるとか(ほぉ)
マルタの世界が終わる瞬間、わずかだけ時間が止まるからそこを狙えば運命を変えられるかもしれない(ふーん)
ヨナスはその瞬間を狙ってマルタと1986年6月21日にワープ。
”かくして世界は創られる”
洞窟の奥の扉を開き、タンハウスの痛みが生まれた日に戻るとか。すごいファンタジーな世界。
2人は手を取り合って歩いて行った。
タンハウスの息子家族がいる。息子は店を継ぎたくないとか。いきなりのお家騒動で戸惑う。
息子家族は大雨の中、飛び出して車を走らせる。目の前に現れたヨナスとマルタの怪しい発言を聞き、引き返す。事故は起こらなかった。
「完璧なカップルだ」
ヨナスとマルタは手をつなぎ塵となった。
第3の世界にて、中年のハンナとカタリーナとレジーナたちは食事会を開く。クラウディアの目的は果たせたってことか。ここはウルリッヒがいない世界だから、みんな仲良しな感じ。
ー完ー
8話は蛇足だったね。7話で最終回でよかったかも…
3シーズンにわたって見続けてきた世界が消えてしまって、私だけ取り残されたような空虚な気分。ハッピーな第3の世界見せられて、なんだかやりきれない。
2人の存在はデジャヴとしてどこかに生き続けるってことか…
ヨナスとマルタにとってはハッピーエンドだから、まぁ良しとしよう。
あとがき
最後があれだったけど、楽しかった!
現実離れした物語だけど、心の動きを丁寧に見せてくれたね。ハラハラ怖くて、みんなの未来が心配でしょうがなかったよ。
自分が中年だからか、特にカタリーナやハンナやウルリッヒの人生に引き込まれた。子供や親に挟まれる年代だから、悩みが多いよね。
マルタの魅力を描く場面があまり無くて、ヨナスがそこまでマルタに固執する理由がわからなかったな。年代を越えてまでかなわぬ愛を追いかけるヨナスが、途中からキモくなってしまった。
もっと周りに目を向けて、世の中には素敵な女性はいっぱいいるよ、とヨナスに教えてあげたい。
シーズン3で嬉しかったことは、マルタの世界でカタリーナとミッケルが一緒にいるのを見れたこと。ヨナスの世界のカタリーナが不憫すぎたから、かなり救われた。
報われないまま終わっていった人が多くて、気分が沈むねこれ。