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『オザークへようこそ』シーズン2ネタバレ感想・あらすじなど


Netflixオリジナルドラマ「オザークへようこそ」シーズン2を紹介します。

シーズン1では、追い込まれたマーティがカジノの事業計画を提案し、上手く話がまとまった。

それなのにダーリーンがデルリオさんを衝動的に殺してしまうから~

マーティはこのピンチをどのように切り抜けるのでしょうか。そしてカジノは無事オープンする日を迎えられるのでしょうか。

原題:Orzark
シーズン2:全10話
Netflixにて2018年8月から配信
アメリカ制作

登場人物

バード家

父 マーティ:ジェイソン・ベイトマン
元ファイナンシャルプランナーの資金洗浄係

母 ウェンディ:ローラ・リニー
得意な政治活動で夫をサポート

長女 シャーロット
15歳。ワイアットとドラッグ三昧

長男 ジョナ
13歳。親に隠れて資産運用に励む

スネル家

夫:ジェイコブ、妻:ダーリーン
表向きは農家。裏ではヘロイン製造販売を営む

ラングモア家

ルース:マーティのもとで働く19歳
ケード:ルースの父
ワイアット:ケードの弟の息子
スリー:ワイアットの弟

 

1話:カジノ建設計画

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ダーリーンと部下のアッシュは、殺害したデル・リオたちを敷地内の森に埋めた。マーティはデルがシカゴへ行ったように足取りを細工する。

その後、デルの代理人として現れた弁護士ヘレンと、カジノ建設について話し合う。

刑務所の委員会にて、ルースは立派に証言し、父ケードが仮釈放となる。

政治家のパーティー

マーティは半年後にカジノを開いて、家族で逃げようとしていた。新事務所を開設し、ミズーリ州で有力な政治家のウィルクスのパーティーに、夫婦で参加する。

政治に得意なウェンディが近づき、上手くいった模様。

デルの死の補償

どうやらヘレンにデルの死がバレたみたい。マーティはビジネスマンとして、デルの死の補償について1時間で交渉してくるよう指示される。

予想通り話はまとまらず。すると突然、ジェイコブが部下のアッシュを殺した。これでおあいこだとか。

戸惑うウェンディに、マーティは全て他人が勝手にやったことだと言う。2人は納得していつも通りの日常に戻る。

感想

マーティとウェンディはなんだかんだ言ってお似合いだよね。朝の家族の会話に笑った。

おしっこを取るルースパパがイカつくてかっこよかった。見た目がね。ルースはクズなパパでも一緒にいられて嬉しそう。なんだか切ない。

そしてワイアットの弟が巨大化しててビビった。一人だけ良い物食べてそうな体つき。

 

2話:ウェンディの活躍

マーティたちはカジノ法案を通すために尽力するが、カンザスシティのギャングから邪魔が入る。カジノで稼ぐ彼らは競合を嫌っていた。

そこで地下の老人バディがボスのコスグローヴと過去に面識があったのを利用して、話をつける。どうやら協定が結ばれた模様。

一方、ウェンディはウィルクスのもとで政治手腕を発揮していた。

ウィルクスはウェンディの怪しさに気付いていたが、利害関係の一致で協力する。

そしてカジノ法案が成立した模様。

ルースはマーティのもとで働き、家を買って父との新しい生活を夢見ていた。しかし父は相変わらずなクズ野郎だった。

感想

ママが急に出来る女になってて戸惑う。ヒステリックなママはウザいけど、それがないとつまらない。また見せてくれるよね。

そしてルースの絶望が切ない。パパは底辺のクズだけど、見た目がかっこいい。

 

3話:リゾート開発

ウィルクスはスネル家の土地を買ってカジノの隣にホテルとモールを建設しようとしていた。ウェンディに説得を頼むが、断られる。

するとマーティが経営する店がことごとく営業停止になってしまう。

とりあえずブルーキャットホテルのオーナー・レイチェルを呼び戻し、営業再開のための協力を求める。実はレイチェルは、FBIのペティ捜査官に脅され、捜査の協力をしていた。

スネル夫妻は勝手な予定を立てたウィルクスに、報復として自慢のボートに火をつける。

そんなとき、ウィルクスの脅しで自殺した議員の妻が、裁判を起こすとか。ウェンディは上手に妻を説得し、ウィルクスに貸しを作り、スネル家の土地を諦めさせた。

ルースは底辺家族から抜け出そうと努力するが、パパはクズのままだし、ワイアットはマーティの娘とドラッグ三昧で進学する気がないし、全然上手くいかなかった。

感想

ジョナがマイク・フレミングの偽造パスポートで口座開設する流れ好き。ここで出てくるとは。狩りに参加してなんか吹っ切れた感じだよね。

 

4話:ラスの亡霊

自暴自棄になっていたワイアットの前に、亡霊の父ラスが現れる。渋い声でギターを弾き語りしてくれた。

ワイアットは父の事故死に疑いを持っていた。

地下のバディじいさん

バディが倒れ、今夜が山だの状態。無理やり病院を退院し、自宅でジョナに官能小説を読み聞かせてもらう。

FBI捜査官

どうやら事業停止したのはFBIの仕業っぽい。ウェンディは、急に戻ったレイチェルを疑う。

レイチェルはマーティから問い詰められ、ラスの友人(ペティ捜査官)が怪しいと言い、疑いの目を背けさせた。

その後、レイチェルとルースはダメ人間同士気が合い、マーティのことをグチる。

翌朝、バード家にFBIが家宅捜索でやってきた。

感想

ウェンディがなかなか鋭いね。レイチェルとルースがマーティについて話してるの笑った。なんか想像つく。

シーズン1でのラスの最期が不憫すぎたから、亡霊で出てくれて救われた感じがある。

 

5話:不言実行

スネル夫婦はリゾート開発に合意し、敷地に重機が入る。

マーティはFBIに家宅捜索に入られた後、連行される。弁護人として現れたのは、ヘレンだった。

その後、ヘレンはスネル家のケシ畑が見つかることを恐れ、処分するよう指示を出す。しかしスネル夫妻は同意せず。

そんなとき、ルースがペティ捜査官に脅される。さらにカルテルからも狙われ、マーティはルースを逃がそうとする。

そこにヘレンたちがやってきて、ルースを拷問する。

一方、手詰まりで落ち込むウェンディに、バディは言う。

「マーティは考えすぎだな。行動せねば。誰かがな」

そこで、ウェンディは赤ちゃんを欲しがっていたダーリーンに養子縁組の話を持ち掛る。その間に、バディがケシ畑で液体燃料の散布トラックに乗り、ガソリンを撒き火をつけた。

感想

マーティがずっと受け身でつまんなかったから、バディにスカッとした。ひょうひょうとしてかっこいい。

ところでスメル家はダーリーンの実家なの?

女性で自分のルーツにこだわりある人って少ないと思うから、生まれる前の出来事にあんなに恨みを持ち続ける理由がわからない。親から散々昔話を聞かされて、恨みを晴らすよう教育されたのかな。

 

6話:畑から人骨

ケシ畑からの帰り道、バディは車の中で亡くなった。

翌日、FBIがスネルの農場にやってきた。夜の火事は野焼きだと言うが、警察犬により畑から人骨がたくさん出土する。ペティ捜査官はとりあえずジェイコブを野焼き禁止の群の条例により逮捕する。

そんなとき、ニュースで見た牧師が、出土したのは妻の骨かもしれないと言い出す。

焦ったマーティは、スネル家の墓地を掘り起こし、骨を入れ替える。おかげでDNA鑑定では、ジェイコブの先祖の骨だと結果が出る(ひえ~)

その後、街頭で説教していた牧師は、赤ちゃんを寒空に連れ出して虐待しているという通報で、捕まってしまう。

バディのお葬式のあと、感傷的なマーティはレイチェルに話を聞いてもらい、流れでキスをする。レイチェルは自らボタンを外し、ブラに付けた盗聴器を見せる。

感想

たしか6月にオザークへ引っ越してきて、8月にマーティ殺害未遂事件があって、あれから3か月とか言ってこないだ怒ってたから、今は11月頃?

バディは5か月の命だったのね。お葬式は和やかなムードで心が温まった。ジョナが立派に成長していて、スピーチは涙でした。

 

7話:牧師の末路

マーティを信じられなくなったルースは、パパと盗みの仕事をしていた。

牧師は息子ジークを警察に奪われ、気がおかしくなってウェンディを誘拐する。そして殺そうとするが、ウェンディが息子を取り戻すと約束する。

連絡を受けたマーティはウィルクスを伴い、社会福祉課へ出向く。なんとかジークを里親として引き取り、牧師宅へ向かう。

ジークと引き換えにウェンディを連れて帰ろうとすると、牧師は狂ったように2人に銃口を向ける。

押し問答があったのち、正当防衛でマーティが牧師を撃ってしまう。牧師死亡…

遺体は自前の葬儀社の火葬場で燃やす。

感想

これはビックリな展開。久しぶりにカジノ以外の話題で盛り上がった。まさか里親になるとはね。

牧師はバード家と出会ったせいで散々な目に遭って、ほんと気の毒すぎる。

冒頭のインタビューでぎこちなかったのは、殺人犯した後だったからか。もう後戻りできないね。それにしても赤ちゃんが癒し。めちゃくちゃ可愛い。

 

8話:マイク・フレミング

バード家に新生児のジークが加わった。世間には、牧師が施設に赤ちゃんを預けたあと、自暴自棄になって失踪したテイ。

カルテルに不満があるダーリーンは、売り物のヘロインに不純物を混ぜた。それが流れに流れてレイチェルの手に渡り、救急搬送される。

マーティはレイチェルを巻き込んだことに責任を感じ、ペティ捜査官を母の弱みで脅し、レイチェルを解放してもらう。

一方、ウェンディはカジノ建設以外のことで頭がいっぱいの夫を諦め、独自で動く。

ジョナがマイク・フレミング名義で作った口座を借りて、カルテルの金を勝手に入金し、ウィルクスに寄付して繋ぎとめる。

そんなとき、ルースは父親と葬儀社に乗り込んで、マーティが隠した金を盗もうとする。しかし棺の中は空っぽだった。

感想

カジノの話が全然進まない…

ところでルースの話はいるのかなぁ。

 

9話:恐妻家

スメル夫婦が乗る車がカルテルに襲われ、ジェイコブが撃たれてしまう。

その後、助かったジェイコブはマーティと交渉し、身を引く代わりに命の安全を約束してもらう。

ダーリーンはその決定に不信感を持ち、ジェイコブに毒を盛る。ジェイコブアーメン…

FBIのペティは捜査から手を引き、母親の面倒を見るためシカゴへ帰るとか。

家庭環境のストレスが限界に来たシャーロットが独立を申し出て、マーティはいよいよオザーク脱出を早める計画を立てる。

感想

夫の先祖が迫害を受けてたとしても、嫁にとっては赤の他人だし全く興味が無いと思うんだけど。
なんでダーリーンはそんなに怒っているんだろう…

夫に愛されていたし、お金も困ってないだろうし、何が不満なんだ?

共感できなくて、ジェイコブの死にはピンとこなかった。

 

最終話:オザーク脱出計画

マーティはカジノの実現が目の前に迫り、海外へ移住する準備を始め、ルースに仕事を引き継いだ。

ダーリーンは亡き夫の意志として、カジノから手を引くと言う。ウェンディが反論すると、赤ん坊を養子にくれれば、要望に沿うと言う。

その後、ジョナがダーリーンに髪を剃られてしまう(!)

焦ったマーティは、勝手に赤子のジークを里子としてダーリーンに渡す。

ルースの父ケードは、ペティ捜査官を味方につけようとするが相手にされず、道具箱で殴り殺して湖に沈める。

逃亡資金をルースにせびるが相手にされず。ルースはラスを殺したことを息子のワイアットに告白する。

そしてワイアットは出て行った。

ケードはますます厄介になり、ルースと家出中のシャーロットはバード家に避難する。

ウェンディはケードに大金を渡し、町から出て行くよう取引する。

「何でもカネで片をつけるんだな」

「交渉成立?」

その後、気分よくケードが車を飛ばしていると、何者かに襲われ死亡する。どうやらウェンディが内緒でヘレンに依頼したっぽい。

カジノ認証式典にて

ケードの死をヘレンの目配せで悟ったウェンディは、マーティに宣言する。

「逃げないわ」

オザークを出ようという夫に、ここをゴールドコーストと思って未来を考えようと言う。

ー完ー

感想

吹っ切れた女は無敵だね。あぜんとするマーティに笑ったわ。

ペティ捜査官とケードの最期はあっけなかったな。色々やったけど、小者のまま終わって、すごく空虚な気持ち。

ジョナは坊主にするとなぜか女の子に見える。

あとがき

カジノをやるかどうかの話で物語はあまり進まなかったけど、夫婦のやり取りがずっと面白かった。

「そんなこと聞いてないぞ」

「今言ってる」

とかさ。他の女性はマーティに論破されがちだけど、ウェンディはウザさ満載に切り返すんだよね。そうやって対等な立場に立てるから夫婦でやっていけるんだろうな。

なんだかんだ愛があるし、2人の心情の変化を見てるだけでも楽しい。

それと、ホンダのオデッセイをずっと愛用してくれてるの和む。前から突っ込んでバックで出ていくのとか田舎あるあるだよね。

※他感想はこちら↓
シーズン:【1】【2】【3】【4-1】【4-2】


『オザークへようこそ』シーズン2ネタバレ感想・あらすじなど」への1件のフィードバック

  1. 匿名

    >前から突っ込んでバックで出ていくのとか田舎あるある
    いいや、アメリカはどこでもそうだよ

    返信

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