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『オザークへようこそ』シーズン1ネタバレ感想・あらすじなど


Netflixオリジナルドラマ「オザークへようこそ」シーズン1を紹介します。

ファイナンシャルプランナーの主人公マーティが、家族で田舎のオザークへ引っ越して、裏のボスに脅されながら資金洗浄(マネーロンダリング)をする物語。

どん底のマーティが、ビジネスマンとして理性を保ちながら、知識と話術で人々を説得する姿がとても魅力的なドラマです。

自ら地獄に足を踏み入れてギリギリな状況が続きますが、オザークの雄大な森や湖が悪事を隠して浄化してくれます。

原題:Orzark
シーズン1:全10話
Netflixにて2017年7月から配信
アメリカ制作

登場人物

★バード家

父:マーティ
(ジェイソン・ベイトマン)

 シカゴのファイナンシャルプランナー事務所を経営

母:ウェンディ
(ローラ・リニー)

 専業主婦。忙しい夫に不満を持ち不倫する

長女:シャーロット

 15歳

長男:ジョナ

 13歳

★ブルース
マーティの共同経営者かつ大学時代からの親友

★デル・リオ
メキシコ第2の麻薬組織の代表。マーティの資金洗浄のボス

★ルース・ラングモア
トレーラーハウスで叔父さん家族と暮らす19才。盗みが得意。父ケードは服役中

★ワイアット・ラングモア
ルースのいとこ。17歳の不良少年。父ラス(ケードの弟)、弟スリー

 

1話:オザーク湖へ

ファイナンシャルプランナーのマーティは、共同経営のブルースと裏では資金洗浄を行っていた。

ブルースは依頼人デルをダマしてお金を盗んでいたことがバレて、殺されてしまう。

マーティは危機を脱するため、観光地のオザークへ引っ越して、さらなる資金洗浄を協力すると提案する。

そのことを聞いた妻は、浮気相手のすすめで現金預金を引き出し逃げようとする。しかしデルにバレて浮気相手が殺されてしまう。

マーティはブルースが盗んだ800万ドルに近い現金を用意する。デルに返そうとするが、その金をオザークへ持っていき、資金洗浄するよう命ぜられる。信用するためのテストだとか。

マーティ家族は車に荷物を積み込み、オザーク湖を目指す。

感想

画面がとても暗い。

付き合わされる家族が大変だね。不幸な未来しか想像できないけど、殺されてしまうよりはマシなのかなぁ…

ドルだといまいち金額にピンと来ないんだけど、800万ドルって8億5000万円くらいなんだね。これは簡単に用意できないわ。

副題の「シュガーウッド」って、調査会社が妻の浮気相手につけたあだ名だよね。なんでこれにしたのか意味がわからない。

 

2話:パパの秘密

オザークに到着した翌朝。さっそく夫婦喧嘩。お互い様ってやつか。

マーティは営業へ。妻は住居探し。

留守番を頼まれた子どもたちはそれぞれ出かけてしまい、部屋に隠した大金が盗まれてしまう。

マーティは娘が仲良くなった青年の居所を突き止め訪れる。泥棒家族の前で、盗んだ金の危険性について饒舌に語り、説き伏せる。

おかげでお金は戻ってきたが、手詰まりのマーティは自殺を考える。

しかし保険金が下りない可能性が高いことを知り、息子が仲良くなった青年がいるブルーキャットホテルを訪れ、オーナーに投資話を持ち掛ける。

嫁が見つけた低予算だけど素敵な家は、余命1年の心臓病の老人と同居することが条件だった。娘が理由を聞くと、、、

「お父さんは麻薬組織の資金洗浄係なの」

感想

面白くなってきたー。心臓の鼓動みたいなBGMが怖くてドキドキする。

嫁がモラハラ夫に従うだけじゃなくて、図太くしたたかなところが良いね。マーティが選ぶだけあるわ。

 

3話:ピスタチオアイス

マーティの新居にFBIのエバンズがやってきた。ブルースの失踪について聞かれるが、白を切りとおす。

ブルーキャットホテルを買収したマーティは、貧乏家族をターゲットにした経営アイデアを出す。

しかしそれだけでは3か月で結果を出すことは難しそう…。不眠になりながら案を練る。

そんなとき、2話で金を盗んだ少女ルースが、マーティを脅し、ホテルで雇ってもらうことに。実はマーティのそばで資金洗浄の方法を学び、底辺家族から脱しようという計画があった。

感想

ママのキチっぷりが笑える。

誰にも共感ができないけど、みんな一生懸命だから応援してしまう。

 

4話:おっぱいクラブ

まだまだ成果が出ないとき、ボスのデルから催促の電話がくる。

マーティはルースに、おっぱいクラブの金庫を盗むよう指示をする。金庫の中には無記名の株券が隠されていた。

マーティは留置所にいるおっぱいクラブのオーナー・ボビーのもとを訪れ、ダミー会社の事業主のことにふれ、店を買収する。

釈放されたボビーは資金洗浄の元締めに殺されてしまう(あれま…)

感想

4話のアバンタイトルで「資金洗浄の入門」とか始まって急になに?と思ってた。

息子がパパに資金洗浄のやり方を質問して、教えてあげてたんだね。1時間ドラマを見た最後に、オチがお洒落だった。

 

5話:便利な過剰摂取

庭の湖岸にボビーの死体が浮いていた。マーティは町人から疑いの目を向けられる。

深追いしたくない町の保安官は、殺人ではなくヘロインの過剰摂取で死亡したと結論づける。

ホテル経営に忙しいマーティは、ストリップクラブの経営をルースに任せる。

次の投資先として湖上のボートで説教する牧師に目を付ける。教会の建築費を出資して、信者に建ててもらうことを提案する。

そんななか、信者に扮した売人が、湖上に集まった信者に麻薬を挟んだ聖書を配っていた。

感想

夫婦の言い合いがいつも笑える。なんだかんだ良いコンビだよね。

 

6話:殺人トリック

1926年 電力会社が湖を作ったせいで土地を奪われたスネル家は、山奥に移り住んだ。痩せた土地だったため、ケシを育ててヘロインを密造するようになったとか。

スネル家にとって、湖での牧師の活動が麻薬の販売ルートだったため、陸地の教会の建設を止めるようマーティを脅す。

一方、ルースは刑務所にいる父と面会し、マーティを殺害することを決意する。

その後、桟橋で感電死するようセッティングするが、上手くいかなかった。ルースの叔父と付き合うFBI捜査官が配線を直したっぽい。

そんなとき、ブルーキャットホテルの水増し請求が、オーナーのレイチェルに気付かれてしまう。

感想

ルースはあんなパパでも大好きなんだね。せっかくめかしこんで行ったのに、殺人の催促されるなんて泣くわ。

大人はひどい目にあっても自分のせいだけど、ここに出てくる未成年たちが本当に可哀相。

 

7話:スネル家のレモネード

ある日、建築中止していた教会の屋根に、十字架が上がっていた。

マーティは罰金として、全財産の72万4000ドルをスネル夫婦に渡す。

何も知らない牧師が陸で活動したいと主張するため、マーティはスネル家の正体を明かす。

牧師はスネル家を訪れ、湖での活動を止めることを告げると、教会建築は資金洗浄のためだと知らされる。マーティに裏切られた牧師は建築途中の教会に火をつけた。

ウェンディはバイト先の不動産屋の息子に、母親の遺産の運用話を持ち掛け、マーティを財務顧問として契約してもらう。その後、いつもの親子喧嘩が始まり、道路に出た母親がゴミ収集車に轢かれてしまう(!)

バード家は色々ありすぎて、子どもたちの精神は崩壊し、夫婦は激しく罵りあう。

感想

あらあら、大変…。でももう運命共同体みたいになってるから、簡単に離婚することは出来なさそう。

有害な侵入生物のホシムクドリと、マーティを対比させてるのがいいね。

スネル夫人がすぐにレモネード取りに行こうとするの怖い。殺人の合図だよね。

 

8話:10年前の出来事

【2007年】

マーティブルースの事務所に経営者のデルがやってきた。

有能な財務顧問を探すデルは、マーティを気に入り、契約をお願いするが断られてしまう。

3人目を妊娠したウェンディは、マーティが運転する車で事故に遭い、流産してしまう。その後、仕事復帰しようと面接を受けるが、ブランクがあるため採用されなかった。

マーティはうつ状態のウェンディを励まそうと、以前デルに提案されたリゾートホテルに招待してもらうことに。

そこで、デルから資金洗浄の仕事を依頼される。

破格の報酬に揺らぐマーティは、ウェンディに相談。夫婦は話し合い、引き受ける決断をする。

修羅の道に落ちた瞬間だ…

一方、ゲイのFBI捜査官の母親は薬物に溺れていた。だから洗浄係を躍起になって探していたんだね。

感想

10年前の中で時間軸が行ったり来たりしててわかりづらかった。最初に3人目の赤ちゃんがダメになったことを見せてくれないから、意味不明のまま時が過ぎて行った。

8話の演出は好きじゃないかも。

アメリカのドラマで専業主婦って珍しいなと思っていたら、こんな経緯があったのね。経産婦に厳しいのはどの国も一緒なんだな。命がけで国の人口を増やした功績ってもっと評価されても良いと思うんだけど、なおざりだよね。

 

9話:完全犯罪

ウェンディのバイト先の不動産屋の息子は、母の葬儀のために預けた金を返してほしいと言う。

マーティは同情を装い、葬式代を無利息で立て替えると提案する。

葬儀屋では高額なオプションを次々に勧められ、見積額が膨れ上がる。そこでウェンディはその葬儀屋が経営難に陥っていることを見抜き、買い取ることに。

そんななか、マーティが800万の残りを送金したあと、さらなる大金が届く。裸の5000万ドルを家族で手分けして包み、ブルーキャットホテルの壁に隠す。

ルースの叔父ラスは、彼氏からFBIの覆面捜査官だと知らされ、マーティ逮捕に協力するよう脅される。

ラスは姪のルースに自白させようとするが失敗。弟のボイドとともにマーティを殺す計画に出る。

2人はボートでブルーキャットホテルを目指し、桟橋に降りようとすると、感電死してしまう。それはルースが仕組んだ罠だった。

感想

まぁ次から次へと問題が起こること。

マーティはルースの涙を信じたと思うけど、ルースの本音は長いものに巻かれた方が得策だと考えたからじゃないかな。まだ資金洗浄の方法も教わってないしね。

 

最終話:バード家の運命やいかに

牧師は湖での説教を続けられなかった。報復として妻は殺され、自宅に新生児が残されていた。

ウェンディは子どもたちを連れて逃げようとすると、メキシコ人がやってきた。なんとか地下に住む老人がやっつけてくれた(ナイス!)

マーティは遺体を買収した葬儀屋の火葬場で焼いた(これまたナイス!)

レイチェルはホテルの壁の隠し金を発見し、一部を持って逃げた。

ルースは父親を失った(ルースが殺したんだけどね)ワイアットスリー兄弟の後見人になりたいと提案する。

新規事業計画

久々のデル登場。部下のガルシア(昨日殺して焼いた人)がいないと言ってる(ヤバい!)

そこでマーティは新計画を提案する。

スネル家の敷地内でカジノ店を開き、そこで資金洗浄を行えると説明する。

商談が上手くまとまったとき、デルがスネル夫婦のことを「田舎者」呼ばわりし、癇に障ったスネル妻がライフルをぶっ放す(あらあら…)

ウェンディたちはマーティの代理人から、別人として生きるための書類を受け取り再スタートしようとする。しかし考え直してオザークへ引き返し、パパと再会する。

ー完ー

感想

泣いたー。ダーリンにビビってたら、まさかこんな感動して幕を閉じるとは思わなかった。

スマホをいじらずに集中して見たドラマは久しぶりかも。

牧師が赤ちゃんを湖に沈めたのは殺そうとしたわけじゃなくて、罪を洗い清める「洗礼」ってやつをしたんだね。こういう時は宗教が心の支えになるね。

 

あとがき

とっても面白かった。飽きさせないスピード感がいいね。

なんで今まで観なかったんだろうって後悔するくらい。たぶん「オザークへようこそ」という題名にピンと来なかったんだよね。

何度も絶体絶命のピンチに追い込まれるけど、暴力ではなくて話術で切り抜けるのがスマートでかっこいい。でも後半はさすがにドロ沼な展開すぎてツラかった。

10年前のあのときに断ってればなぁ…

マネーロンダリング自体は私にとってはファンタジーだけど、家族が軸となって物語が進むので、とても身近でリアルに感じられて引き込まれた。脚本が面白いね。

悪い事してるのに応援してしまうのは、もう完全にドラマにハマってる証だ。

シーズン2を観るのが楽しみ。

※他感想はこちら↓
シーズン:【1】【2】【3】


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