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「Raised by Wolves~神なき惑星」シーズン1全話ネタバレ感想


U-NEXT独占配信のドラマ「レイズド・バイ・ウルブス/Raised by Wolves~神なき惑星」を紹介します。

舞台は遠い未来。宗教戦争で滅びた地球を脱出し、新たな惑星へ移住しようとするアンドロイドと人間のサバイバル物語。

制作年:2020年
監督:リドリー・スコット(1・2話)
話数:シーズン1 全10話
   シーズン2更新決定
放送:HBO Max
  (アメリカ動画配信サービス)
  ※日本ではU-NEXTにて独占配信中

久々に面白いSFドラマに出会えてワクワクしてる。

主人公の女性がガリガリのモデル体型なのに、めちゃくちゃ強くて爽快感がすごい。怖すぎて笑った。たった1話でがっつり心をつかまれたよ。

さらに「ヴァイキング~海の覇者たち」のラグナル役のトラヴィス・フィメルが出てるのが熱い。ビジュアルがそのままで、続編を見てるかのよう。これは嬉しすぎる。

以下、あらすじと感想を載せます。

U-NEXTで観る

登場人物

★マザー:アマンダ・コリン
アンドロイド。夢は平和で無宗教の国を創ること。攻撃用の目と平和な目をTPOに合わせて入れ替える

★ファーザー:アブバカル・サリム
アンドロイド。マザーのサポート役

★キャンピオン:ウィンタ・マクグラス
マザーのお産システムで生まれた12歳の少年

★ケイレブ:トラヴィス・フィメル
ミトラ教徒のマーカス大尉になりすます。実は無神論者の戦士

 

1話:オオカミに育てられて

最初は何が何だかさっぱりわからないまま、物語が進みます。

電動ひげ剃りみたいな形の宇宙船がケプラー22bに着陸。

中に乗っていた黒人男性のファーザーと白人女性のマザーは、荒れた土地で実験開始。コードをマザーの体に刺して、子を宿してる?

9か月後!

マザーはガリガリのまま。赤ちゃんは線に繋がれたホルマリン(?)漬けの容器で育ってる。これは便利。そして6人ほど誕生。

4年後

子どもたちはすくすくと育つ。色んな人種がいて、アンジーの養子みたい。
ある日、タリーが深穴に落ちてしまい、マザーは遠吠えしてオオカミっぽさを表現する。

さらに8年後

過酷な環境で、子どもたちは次々と命を落とし、残ったのはイケメンのキャンピオン1人になってしまった。

白い鼻血を流すマザーは具合が悪そう。

そんなとき、子育ての方針の違いで言い合いとなり、マザーがファーザーを殺す(!)

ミトラ教徒現る

ある日、ミトラ教徒がやってきた。

キャンピオンがその男らに連れ去られそうになり、反撃に出たマザーが強いのなんの。

「アーー!!!」

ってやっただけで、相手の顔が丸焦げですわ。

そして手を広げて空を飛んだーー!!
怖い!!!

逃げようとした男の小型機を乗っ取り、宇宙にある箱舟へ到着。マーカス大尉に変身して中に入れてもらう。ここからマザーの快進撃がすごい。

「アーーー!!!」

だけで人々を殺しまくり。マザーすげーー!!!

マザーは乗っ取った箱舟をケプラー22bに墜落させる。小型船に乗ったマザーが、子供たちを連れてきた。

感想

アーー!!が面白すぎた。

なんだかわからないまま物語が進むゾワゾワした恐怖の中、マザーがブチ切れる流れ良かった。感情爆発で見てる方もスッキリしたよ。

 

枯れてるけどだだっ広い自然のなかでのロケと、宇宙船の閉鎖的で無機質な空間の対比がいいね。アー!で飛び散る血しぶきがスタイリッシュだった。

 

題名からして、オオカミ(アンドロイド)に育てられたキャンピオンの成長を見守る物語なのかな。演技力もあって、天才子役だよね。

このあとキャンピオンがどんなイケメン青年に成長するのか楽しみ。

 

そしてラグナル(マーカス)の髪型がかっこいい。また会えて嬉しいよ。

U-NEXTで観る

 

2話:ペンタグラム

2145年 ボストン

ミトラ教徒と無神論者の宗教戦争は激化していた。

そんなとき、無神論者のケイレブとメアリーは、ミトラ教徒側の医療ロボットを拾う。

2人は地球脱出用の箱舟乗船チケットをゲットするため、ロボットから整形手術を受ける。見事、ミトラ教幹部夫婦のマーカスとスーに成りすますことに成功。ロボットの腕がスゴい。

そして乗船場にて2人の実子ポールと初対面し、3人で乗船する。

ケプラー22b 現在

マザーは自分で殺したファーザーを修理して生き返らせる。

マザーが連れて来たミトラ教徒の子供らの中に、ポールもいた。

そんなとき、開拓地に未知の動物が襲来し、眼球をセットしたマザーが攻撃する。

「アーーー!!!」

怖い!!

感想

ドラマ開始して11分経ってからオープニングが始まった。壮大な雰囲気がいいね。

マザーが両手を広げて空を飛ぶの怖すぎ。アカデミー賞のオスカー像に似てる。

一方、ファーザーのジョークが滑りまくってておもろい。ちょっとした息抜きタイムでファーザー好きかも。

いけ好かない上級国民の息子が、ファーザーの小話を聞くくらいなら働いた方がマシってなるの笑える。

「ヘン、ヘン、ヘン」のエンディングが怖い。

 

3話:大きくて悪いオオカミ

ヒステリックなマザーの「3匹の子ブタ」の読み聞かせが始まる。感情が入りすぎて怖いんですけど…

10年前

ミトラ教徒1000人が箱舟でケプラー22bに出発。13年の旅の間、体は冬眠状態だが、頭の中では普通に暮らせた。

バーチャルの中では、ミトラ教の信者になりすましたケイレブとメアリーが息子ポールと親子ごっこ。幼少期から戦士として育てられた無神論者のケイレブは、ミトラ教を信仰するポールに戸惑う。

現在

マザーが2話で乗っ取った箱舟の墜落現場にて、、、

メアリーは生きていた。さらにマザーから逃げ延びたケイレブも生きていた。

そんなとき、どこかから「アーーー!」が聞こえてきた!みんな逃げてーー!!空飛ぶマザー怖いよ~。

マザーが箱舟にある薬を盗みに来たことで、ケイレブは子供たちが生きていると悟る。信仰心を利用して、全員で助けに行くことに。

一方、キャンピオンは新しい子供たちの話を聞くことで、育ての親のマザーを疑い始める。具合が悪い5人はマザーに毒を盛られたのかも…。キャンピオンはみんなを連れて脱走する。

しかしファーザーの説得により、マザーの疑いが晴れ、自宅へ戻る。

感想

吐息で壁に穴を開けられるマザーすごすぎ。

アーー!が夢に出てきそう…

ケイレブの過去を見せてくれたりして、だんだん背景がわかってきて、物語にグッと引き込まれた。配分が上手。

 

4話:自然の摂理

マザー家

マザーは森にある墜落した小型機にて通信し、過去の記憶の旅に出る。

ファーザーは過保護に育てられた子供らに、狩りを教える。

ミトラ教徒御一行様

子供たちを救助するため砂漠を歩いていると、五角形の宮殿を見つける。触ると暖かかった。扉は堅く、開かなかった。

アンブローズ猊下げいかはマーカス大尉がなりすましだと気づいていた。

夜になり、寒さに耐えきれず、猊下は爆薬で入り口を開けようと提案する。神様ソルは許してくれるだろうと言うが、協力する者はいなかった。

大尉はこれ見よがしに、猊下が信仰心を失ったと発表し、高温になった壁に押し当てる。炎に包まれた猊下を見て、子供を見捨てた罪の裁きだと言う。

感想

なんだか不思議な回だった。

結局、五角形の建物はなんだったんだ?

宗教心を利用して、ケイレブが言いくるめるの面白い。信仰が厚い人は、神様出されると思考停止になってしまうよね。

 

ミトラ教の子供らが可愛くなくて、マザーファミリーのターンになるとつまらなくなる。早くキャンピオンとポールが青年に成長してくれないかな…

5話:創造主キャンピオン

昨夜の件で、なりすまし大尉は仲間から信頼を得て、猊下の地位をゲットする。出発した御一行様は、墜落した下甲板を見つける。

中には冬眠中の女性たちをレイプした死刑囚がいた。1人でも戦士は多い方がいいとの大尉の案で、連れて行くことに。

子供らに仕込んだ発信機の信号をたどると、謎の俊敏な人間がいた。

マザーの過去

マザーはタリーの幻影に導かれ、森の壊れた小型機でバーチャルの世界へ。

その昔、咳き込み方が尋常じゃない研究者キャンピオン(コズモ・ジャーヴィス)は、壊れたマザーを修理して蘇らせた。

キャンピオンは裕福なミトラ教徒の家庭に生まれたが、反ミトラ教徒になり、お尋ね者だとか。

生まれ変わったマザーに、人間の受精卵を積んだUFOでケプラー22bへ行き、そこで無神論者の子供を育てる使命を与える。

ぼっちはイヤだと言うマザー。UFOの中にはヘンなヘルメットをかぶったファーザーいたー!

そしてキャンピオンと切ないお別れをして旅立った。

現在

マザーは大人キャンピオンの愛を知って幸せそう。ファーザーは怪訝そうな目でマザーを見る。

「神を信じる者みたいだ」

感想

マザーと大人キャンピオンの過去はもっと感動的に描けたと思うんだけど、イマイチ感情が伝わってこなかった。

ただ、大人キャンピオンの見た目と声がかっこよくてめちゃくちゃタイプ。もう出てこないかな~?シーズンがたくさん続けば、エピソード0的な回もやってくれるかな。

 

妊娠中のテンペスト話に興味が持てず、ファーザーも最近おとなしいし、5話はつまんなかった。

ところであのぴったりスーツはチャックとか無いけど、どうやって着てるんだろ。

U-NEXTで観る

 

6話:失われた楽園

マザーは森の中で通信し、創造主キャンピオンとのロマンスを楽しんでいた。

ケイレブは息子ポールがマザーのもとにいることを知り、通信中の無防備なマザーを襲うことに。爆弾をセットし、いよいよなとき。やっぱりマザー起きるよね。

「アーーーー!!!」

マザー村にて

ポールは動物に魂は無いと言い、ロボットの両親に育てられたキャンピオンは、全てのものに魂はあると言う。2人は何かと対抗意識でバチバチする。

そんなとき、メアリーたちはマザー村を襲う。無防備なファーザーでは太刀打ちできず、そんなところにマザーが帰ってきた。

「アーーーー!!!」

相当怒ってます。

その後、マザー村から救助されたポールは、偽の父の無茶ぶりに従って、攻撃用の目が入った首飾りをマザーから奪う。

そして追いかけてきたマザーを待ち伏せしていたケイレブがでぶっ刺した。

ケイレブ(トラヴィス)が斧を持ってるよ!
斧だよ斧!!(しつこい)

これは完全に視聴者大サービスだね。

マザーにとどめを刺そうとすると、「やめろ」と天の声が聞こえてきた。

感想

ロボットが主役だと「どうせ修理すれば直るでしょ」とか思って、ハラハラしないよね。どうしたものか…

それでもファーザーはちょっと可哀そすぎた。

無機質なマザーに比べて、ファーザーは肉感的で、遠目だと裸でウロウロしているバカっぽい男に見えてしまう。マザーにこき使われて気の毒。ファーザーが報われる日は来るのだろうか…

 

ちなみにマザーのロマンスがいまいちハマれない。

どうせ創造主キャンピオンが自分を好きになるようにプログラミングしたんじゃないの?とか穿った見方をしてしまう。

そういう意味では、無敵なマザーも人間の言いなりで動いてるにすぎないロボットなのか。切ないね。

 

7話:二つの顔

ケイレブはメアリーと子育ての方針の違いでギクシャク。さらに信心深い息子ポールに距離を感じる。

キャンピオンは倉庫から出してもらうために、間に合わせの教会で洗礼を受ける。途中で台の足元にスピリアの墓石が積んであるのを発見。

キャンピオンは神様ソルを受け入れなかった。

おかしくなったケイレブ

瀕死のマザーは、ケイレブが整形手術でマーカス猊下になりすましていることに気付いていた。ケイレブの幼少の頃のトラウマを刺激しまくり、精神的に追い込む。

ケイレブはマザーを改造して利用しようとしていたが、仕方なく穴に破棄することに。

すると、目の前に整形前の自分が現れバトルとなる。その間にマザーは脱走してしまう(ちゃんとして)

幻覚により自分で自分の腹を切ったケイレブは、天の声が聞こえ、この世界を仕切るのはポールでもキャンピオンでもなく、自分だと悟る。

感想

なんだかわけわかめなまま物語が進んで、1度見ただけじゃ理解できなかった。

急に王の話が出てきて、この物語はどこへ向かっているのだろうか…

悩めるケイレブがいいね。イケメンだし大変な人生を歩んできたのがわかって、肩入れしてしまう。

 

8話:人類の未来

ソル様の声が聞こえたケイレブは、ミトラ教に帰依するようになっていた。こっそりポールと出て行こうとするメアリーを捕まえ、ソル様に祈りを捧げる。

夜、倉庫に閉じ込められたキャンピオンは、地面を掘って抜け出し、教会に火をつける。

燃え盛る教会を見守るケイレブをよそに、メアリー・ポール・キャンピオン・女児2人は村を脱走する。

一方、マザーは白い血を流しながら逃げ延び、墜落した箱舟に立ち寄る。そこにいた救命ドロイドと繋ぎ、なんとか復活するが、腹部に違和感を覚えていた。

どうやら創造主キャンピオンの子を宿している模様。いつもの森で通信すると、今までの子は練習台で、お腹の子こそが本番だと言い渡される。

望まない妊娠に途方に暮れるマザーであった。

感想

うげ~~

創造主キャンピオンの野望がキモすぎて生理的に受け付けない。その下僕となってるマザーにも嫌悪感を持ってしまう。

この話早く終わんないかな…

ケイレブ役のトラヴィス・フィメルはDV気質がよく似合うよね。圧倒的な華で、この人ならしょうがないかと思わせてしまう説得力もあるし。なぜか応援してしまう。

最近では、ドラヴィスを見るためにこのドラマを見続けていると言っても過言ではない。このままがっつり主役で物語を進めてくれたらいいのにな。

 

9話:臍帯

マザーはバケツを被った囚人から輸血を受け、胎児を育てていた。

しかし、いつの間にか血が逆流して、囚人がパワーアップ。

テンペストが囚人制御ロボットの頭部を奪って崖から落とすと、バケツが連動して囚人の頭を砕く。(えー、どんな顔か見たかったのに…)

医者で不妊症のメアリーは、弱ったマザーを仕方なく世話をする。

【ケイレブ御一行様】
ファーザーはケイレブに、カタカタうるさい人差し指を切り落とされてしまう(!)

しかしそのきっかけで、すべり芸を思い出し、ハンターと共に小型機に乗り込み逃亡する。

八方塞がりでおかしくなったケイレブは、仲間の首を斬る(!)

「あなたに生贄を捧げます」

いよいよ他の仲間からも不審がられ、なりすましがバレてしまう。ケイレブはボコボコにされ、なぜかマザーの奪った目を食べさせられる。

感想

まさかファーザーの「Knock knock」に泣ける日が来るとは…。正気(ではないけど)に戻ってくれて嬉しい。

一方、ロボットなのに具合が悪いマザーつまんない。最初の頃のぶっ飛んだマザー好きだったんだけどなぁ…

 

墜落した箱舟で拾った聖遺物(牙)をさらっと説明していたけど、オオカミに育てられたロムルスの遺体から取り出したものだとか。

急になんなん?と思って調べたら、ロムルスは、ローマ神話に出てくるローマを建設した双子の兄のことらしい。神話とか絡めてくる感じなのね。

 

10話:その先へ

暴行を受けたケイレブは、幻覚ばかり見えてさらに頭がおかしくなっていた。

一方、ファーザーは小型機にみんなを乗せて、マザーの指示する場所に降り立つ。臨月近いマザーはここで出産したいとか。

その後、ポールはソル様のお告げで、母親になりすますメアリーに銃を向ける。

「母さんじゃない。無神論者の悪魔だ!」

あらあら、全部バレてます。ポールはメアリーを撃つ。

そんなとき、マザーのお腹が痛み出し、口からヘビ(!)を産む(!!)

マザーは探し回るキャンピオンから隠れ、バケモノを葬り去るため、小型機に乗り込み、ファーザーの運転で深穴に落ちる。

穴は惑星の核まで達し、高温で死を覚悟していると、突き抜けて惑星の向こう側に到達する(!)。マザーとファーザーが脱出したのち、大蛇に成長したマザーの子供が空に飛んでった。

ー完ー

感想

あれだけ大事に育てて、出てきたのがヘビだなんて、マザーの落胆ったらないよね。これはちょっと可哀相すぎる。

深穴はいったいどんな深さなの?と思ってたら、核に突入していくとは…。何千度(?)の高温に耐えられる小型機すごい。どんな素材でできているんだ?

そしてあの深穴はすごい近道だよね。あんな風にブラジルとか行けたら便利だろうな。

 

最終回、色々驚きはしたけど、こんなに盛り上がらないとはね。なんだか残念だった。

ランダーが核に突入したところで終わっていたら、え?マザー生きてるの?死んでるの?ってシーズン2が気になっただろうに。へ~って感じで終わってしまったなぁ…

★「ヴァイキング~海の覇者たち」ネタバレ感想はこちら⇒


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