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『レンアイ漫画家』1巻ネタバレ感想・あらすじなど


マンガ「レンアイ漫画家」の1巻を紹介します。

物語は、お節介な女性とコミュ障な男性漫画家が織りなす日常を描いています。

しょっぱなからヘビーな出来事が次々と起こりますが、あっさり進んでゆくので逆に驚きます。小さなことは気にせずに、ゆるく楽しめる作品となってます。

こちらを原作としたドラマが、2021年4月8日からフジテレビ系で放送とのこと。原作は女性が主役ですが、ドラマでは鈴木亮平さんが演じる漫画家が主人公となります。

作画:山崎紗也夏
原案協力:西田大輔
掲載誌:モーニング(2011年4・5合併号-2012年7号)


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登場人物

久遠くおんあいこ
葬儀屋スタッフ。おせっかいな22歳

刈部清美かりべきよみ
人見知りの人気漫画家

向後こうご
清美担当の編集者

★レン
小2。両親を亡くし、伯父の清美に引き取られる

 

1話:人生は恋愛狂想曲だ!

あいこが好きだった純先輩が滑って転んで死んだ。20歳でデキ婚して、すでに奥さんに先立たれてるとか。

葬儀屋スタッフのあいこは、先輩の葬儀を執り行うなか、親戚たちは両親を亡くした小2のレンの預かり先でもめていた。

おせっかいなあいこはレンのことを心配する。

そこに遠縁の親戚だという向後が現れ、話の流れで車に乗り込むと、豹変して襲われてしまう。

あいこの抵抗で事なきを得たあと、純先輩の兄・清美の家へ向かう。清美はレンを引き取る代わりに、あいこに理不尽な要求を出す。

「俺の下僕になれ!」

◆感想◆
ちょっと意味わかんない。あいこはレン君と赤の他人なのに、なんで交換条件みたいに脅されてるの?お人好しすぎる。
人質のレン君が不憫でならないけど、真剣に考えずに、ギャグマンガとして受け止めるのが吉なんだろうな。

 

2話:俺は何をしても許されるのだ。

翌朝、あいこは刈部の家のチャイムを鳴らす。レン君のためにコンビニ弁当買ってきてくれたみたい。

「あんた達ってなにもの!?」
「俺は…漫画家だ…」

編集者の向後はあいこに協力してほしいと言う。あいこの恋愛体験を参考にして、マンガを描きたいとか。

あいこはレン君が心配で、理不尽な要求を呑むことにする。

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3話:銀河に夢を置いてきた。

あいこは無断で刈部の作業部屋に入ると、少女マンガの原稿をみつける。

少女モーニング編集部ーー
向後23歳、清美18歳のとき、高校生の清美は自作漫画を編集部に持ち込んだ。作品を読んだ向後は、その時から清美の才能に惚れ込み、18年間二人三脚でやってきた。

ちなみに清美は「刈部眞理子」の名で「銀河天使」という漫画を連載中。

◆感想◆
「銀河天使」の絵が可愛くて読んでみたくなった。46巻まで出てるなんてすごいじゃん。売れっ子漫画家に「下僕になれ」とか言われるのラッキーだよね。

 

4話:偶然の出会いはプライスレス

向後にもらったドリンクでゲリピーになったあいこは、途中下車のタイミングで恋愛相手となる早瀬はやせと出会う。

どうやら向後が仕組んだ出会いらしい。ちなみに相手の彼は、この企みについて知らなかった。

その後、ミッションに従うあいこは、早瀬を食事に誘う。とっても優しい早瀬に恋に落ちた模様。

◆感想◆
失敗を責めずにスマートにフォローしてくれたりしたら、そりゃ恋に落ちるよね。こんな良い人の早瀬がフリーなのが信じられん。

 

5話:プラトニック・ラブは必然に。

あいこは早瀬とデートを重ね、ラブラブ状態。

それを清美に事細かに話す。

「次は別れてこい」

真剣に付き合っていたあいこは、到底受け入れられない。不満で刈部のチャイムを何度も鳴らす。

そんなとき、清美がぎっくり腰になってしまう。

◆感想◆
清美は36歳かぁ。やることがちょっとキモい。清美の挽回エピソードとかあれば早く見せてほしいな。

 

6話:君への愛情、貴方の情熱。

家の外に出てきた清美は、ぎっくり腰で路地に座り込む。締め切りが間に合わないとかで、その場でマンガを描きだした。

あいこは清美の作品への情熱を知る。そしてなんとか描き上げてひと休み。

「おい…ちゃんと別れてこいよ」

夜ーーー
あいこは迷いながら、刈部の指示通り、早瀬に別れを切り出す。

刈部はあいこに電話をして、別れ話を詳しく教えてほしいと言う。

◆感想◆
30歳超えれば普通にぎっくり腰くらいなるけど、22歳の子にしてみたら、大ケガを押して仕事するなんてすごーい!って感じなのかしら…

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7話:涙はふくな、乾くまで!!

失恋で落ち込むあいこは、ぎっくり腰の清美の代わりに小学校へ。

レン君の転入の手続きをしていると、外ではレン君が木に登って降りてこない。そういえば父親の告別式でも登っていた…

刈部家に帰ると、清美はそっけない態度。あいこはイライラするが、作品をチラ見すると、自分が話した経験談が物語に盛り込まれていた。

ご機嫌になるあいこであった。

◆感想◆
赤の他人が小学校の転入手続きとか勝手にできるもの?細かいこと言っちゃだめか。

 

8話:軍艦マーチは止まらない!

あいこに新しいミッションが届き、早朝、パチンコ屋に並ぶ。すると花屋の前田さんがいた。

次のターゲットは、既婚者の前田さんだった。

 

9話:転校初日、あいつとは衝撃的な出会いだった。

前田さんは現在、離婚危機にあるらしい。あいこは前田さんと気が合ったが、どうせ別れさせられるだろうと、距離を置く。

今日はバレンタインデー。あいこが前田さんに義理チョコを渡す。

すると予想外に照れた反応をされ、戸惑うあいこであった。

小学校では、レンにさっそくお友達ができる。

 

10話:怪獣使いと少年、帰ってきたよ。

レンは家に怪獣がいると言って、同級生をたくさん連れて帰ってきた。そこに疲れた清美が現れ、スッポンを持って子供たちを追いかけまわす。

一方、あいこは前田さんにチョコを渡したことで、純先輩のことを思い出す。本命チョコを渡したときは、もっと緊張したな…

物思いにふけっていると、バイクに乗る前田さんが現れる。

 

1巻感想まとめ

とても淡々としてる。ゆるーく楽しめるマンガだね。

あいこは美人でモテファッションだし性格も良いから、周りの男がほっとかないと思うけど、なんで彼氏いないんだろう…。莫大な借金とか、壮絶な過去のトラウマとか、何か闇を抱えていたりするのか?

あと、あいこが清美にどんな風に恋の経験談を話しているのか気になる。てかそこが肝となる部分なのに、端折られていて手抜きに感じる。想像力で補完するのが疲れる。

「下僕になれ」とか言われたけど、お金は自由に持ち出せるし、体を求められたりするわけじゃないから、あいこは結構良いパパを見つけたよね。

お互い需要と供給がマッチしていてハッピーな世界だ。

でもあの環境じゃレン君は将来グレるだろうな。

他あらすじ感想はこちら↓
【1巻】【2巻】【3巻】【4巻】【5巻】

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