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漫画『夢の雫、黄金の鳥籠』1~6巻ネタバレあらすじ感想

篠原千絵先生の漫画「夢の雫、黄金の鳥籠」を紹介します。コミックは2020年7月の時点で既刊14巻で、第1巻発売は2011年です。

物語は16世紀初頭、貧しい村に暮らす娘が奴隷商人に連れ去られ、イケメンバイヤーに買われるところから始まります。そのバイヤーは娘を素敵なレディーに仕上げ、オスマン帝国の皇帝に献上。そこには大勢の妾がいて、ドロドロした女の園でヒロインが頑張ります。

まず、ヒロインの運と努力で成り上がる物語が爽快で面白い。さらにヒロインを取り巻く男性陣がめちゃくちゃイケメンで能力あり。そんなの楽しいに決まってる。

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<あらすじと感想>
1巻:妾になったヒュッレム
2巻:昇格したヒュッレム
3巻:恋するヒュッレム
4巻:愛を知ったヒュッレム
5巻:手柄待ちのヒュッレム
6巻:お国のために戦う男たち

1巻:妾になったヒュッレム


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16世紀初頭 ルテニア

貧しい村で暮らすサーシャは、奴隷商人に連れ去られ、売られることに。

町の港にて黒髪のイケメンバイヤーのマテウスが、サーシャを気に入り買い付ける。

サーシャはマテウスに気に入られるべく、知識と教養を身に着けた。しかし、マテウスがサーシャを買った目的は、自分の主に献上するためだった。

サーシャはマテウスから「ヒュッレム(朗らかな声)」と名付けられ、貢物として満足のいく出来に仕上がった。

オスマン帝国の首都・イスタンブルにて

マテウスは実はイブラヒムという名で、ヒュッレムの献上先は皇帝陛下だった。

ちなみに皇帝陛下のスレイマンは、即位したばかりの25歳。さらに金髪ロン毛の超イケメンときた。しかも性格も悪そうじゃない。これはツイてる。

ヒュッレムはイブラヒムの面目を保つために、ハレムにて真面目にご奉公をする。運よくご主人様に気に入られ、毎日夜を共にすることに。

そんなとき、側室のヌール・ジャハーンが妊娠したとか。

不服な皇帝殿下の第一夫人・ギュルバハルは、ヌールジャハーンを殺害。

国を守りたいイブラヒムは、そんないざこざばかりの皇室でも生き残っていける女性を探していたとのこと。

ヒュッレムはイブラヒムの意志を知り、思いを新たにする。

◆感想◆
女同士の戦い面白い。それにしてもヒュッレムはとんとん拍子だね。

 

2巻:昇格するヒュッレム


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ハレムでは側室のヌールジャハーンがいなくなっても、みんな知らんぷり。

そんなこんなでヒュッレムは皇帝の側室となる。

第一夫人のギュルバハルの手下に毒を盛られたり、皇帝の恩師ララから世界情勢を学んだり、充実した日々を送る。

皇帝夫人のお茶会

ある日、ヒュッレムはギュルバハルからお茶会に誘われる。語学力がついたヒュッレムは、参加者と楽しい会話で盛り上がり、主催者のギュルバハルよりも目立ってしまう。

嫉妬したギュルバハルは、美しい声で吟詠する。

ヒュッレムは続いて詩を詠むよう促され、ギュルバハルよりも素晴らしい吟詠で、人々を魅了する。しかし途中でピタッと止まり、忘れてしまったとおちゃらける。

結局、参加者はギュルバハルに賞賛を送る。

しかし、ギュルバハルはヒュッレムがわざと下手に出たことに気付いていた。

そんなやりとりを遠くから眺めていたイケメンのイブラヒム。ヒュッレムの成長っぷりに感心する。

イブラヒムの危機

国の高官たちは、皇帝の近くにいるイブラヒムが気に入らなかった。

そんなとき、イブラヒムにスパイ疑惑の噂が立つ。

イブラヒムの屋敷にいたヴェネツィアの商人は、ヒュッレムからの知らせでイブラヒムの裁判に出向く。

商人はたくさんの大砲を調達していた。さらに「ハンガリーが反旗を翻した」とたれ込んだことで、イブラヒムの面目は保たれた。

出兵する理由が出来た皇帝は、ベオグラード遠征のため帝都イスタンブルを出発した。

◆感想◆
いよいよ政治が動き出したね。ヒュッレムの話より、イブラヒムと皇帝の関係の方が面白い。

 

3巻:恋するヒュッレム


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皇帝が遠征に出てから1ヶ月が経った頃

ヒュッレムは皇帝の妹・ハディージェ皇女と出会う。ハディージェはイブラヒムに恋していて、熱い想いを語る。

でも実は片想いの相手は、イブラヒム邸にいるヴェネツィアの商人・アルヴィーゼだった。ホッとするヒュッレムは、すでにイブラヒムに恋に落ちている模様。

古都ベオグラードにて

オスマン軍はベオグラード城塞を包囲する。

そんなとき、アルヴィーゼが物資を届けにやってきた。ついでにヒュッレムからイブラヒム宛の手紙もあった。

城がなかなか陥ちず、業を煮やした皇帝は、城内の仲間割れを画策する。イブラヒムから頼まれたアルヴィーゼは、セルビア人に投降するよう説得する。

どうやらアルヴィーゼは、皇女と結婚するために、出世を狙ってる模様。それを知ったイブラヒムは、自分も出世してヒュッレムを娶ることを想像する。

そんなこんなで、ついにベオグラードは陥落した。

イスタンブルに凱旋

戦に勝って町はお祭り騒ぎ。

皇帝は夜のお供に側室のヒュッレムを欲する。皇帝に抱かれながらヒュッレムはイブラヒムのことばかり考えていた。

翌日、皇帝の家族が集まる祝勝会にて、、、

久々に会ったイブラヒムとヒュッレムは、恥ずかしくて目を合わせられなかった。

第一夫人のギュルバハルは、2人の密かな恋心に気付いた模様…

◆感想◆
これはまたややこしくなりそうだなぁ
イブラヒム宛にヒュッレムが書いた詩が結構大胆だったよね。皇帝を月に、イブラヒムを星に見立てて、月を眺めると星がどうしても目に入ってしまうって。これ告白だよね。

 

4話:愛を知ったヒュッレム


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ハレムに入って1年が経ったヒュッレムは、相変わらず皇帝からのご寵愛を受けていた。しかし心はイブラヒムでいっぱい。

第一夫人のギュルバハルはヒュッレムを陥れるために、偽の書でヒュッレムをおびき出すが失敗する。

聖ソフィアを訪れたイブラヒム。そこにヒュッレムがいた。2人は格子越しに手をつなぎ、心を通わせる。

誘拐

その後、サウナにいたヒュッレムは男たちにさらわれ、海に投げ出される。

絶体絶命の時に、イブラヒムが助けに来てくれた!

船に引き上げた裸のヒュッレムを、毛布にくるみ温めるイブラヒム。イケメン…

別邸に連れていき暖を取る。うつろなヒュッレムは、出会った時のことを話しだす。気持ちが高まったイブラヒムはヒュッレムにキスをする。2人は罪の意識を感じながらひとつになった。

ヒュッレムはそこで初めて「好き」という感情を知る。

鷹狩り

翌朝、ギュルバハルの目の前に、ヒュッレムが現れ、お互い火花を散らす。

しばらく皇帝からのお召しがないことにホッとするヒュッレム。どうやら仕事が忙しいらしい。

その後、軍事訓練として鷹狩りが行われる。アルヴィーゼはイブラヒムに、手柄を上げてヒュッレムを手に入れるようけしかける。

迷いのあるイブラヒムは気付いていた。もう後戻りできないと…

◆感想◆
海に落とされてイブラヒムが救出するシーンがとても綺麗だった。真っ暗な海ですげーよイブラヒム。その後の一夜もドキドキした。皇帝のときはそうでもないんだけど。切ない恋に盛り上がるね。

 

5話:手柄待ちのヒュッレム


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次の遠征先はロードス島に決まる。

出陣前のお召しにヒュッレムが選ばれる。後ろめたいヒュッレムは皇帝に抱かれて声をあげてしまう。以前とは違う反応に、皇帝は何か感付いているのかも…

そして扉の向こうにはイブラヒムがいた…

数日後の夜、イブラヒムがこっそりヒュッレムに会いに来た。

「待っていてほしい」

次の遠征で手柄をたてて、皇帝にヒュッレムとの結婚を許してもらうとのこと。ヒュッレムは待つことを約束し、2人はキスをした。

事件

スレイマン皇帝がロードス島へ向けて出陣した後、ハレムにいるヒュッレムの妊娠が発覚(!)

どちらの赤ちゃん…?!

ヒュッレムは困惑していた。

妊娠のニュースはあっという間に広がり、はらわた煮えくりかえりのギュルバハル。

夜、ヒュッレムは宦官(※)たちに襲われる。助けを呼んでも誰も来ず、お腹の子を狙われたその時、誰かが助けてくれた。誰だろう…

※宦官(かんがん):性器を切除した男性のことで、皇帝や后の世話係

気が付くと、多数の宦官の死体が横たわっていた。謎の人が一瞬のうちに戦って倒したんだね。それにしても惨たらしい…

その死体が、翌朝にはギュルバハルの部屋にあった。どうやらヒュッレムの部屋から廊下を引きずって移動させた模様。(これはさすがにヒュッレムに引くわ~)

母后ハフサ・ハトゥン

息子が皇帝になると、ハレムの頂点になれる仕組みらしく、現在スレイマンの母・ハフサがハレムを牛耳ってる。

皇子が皇帝になるには、母后の後ろ盾が必要だとか。しかも、皇帝になれなかった皇子は全員殺されてしまうから、ギュルバハルは母后に取り入ろうと必死。

そんなとき、ハディージェ皇女が久々に現れ、ヒュッレムに質問する

「そのお腹の子は、本当にお兄さまの御子?」

◆感想◆
ハレムに入って1年ほど毎晩のように皇帝から求められていたのに、イブラヒムのたった1回の交わりで妊娠するなんて(イブラヒムの子かは定かじゃないけど)すごい命中率だよね。

なんだかギュルバハルが可哀そうになってきた。市場で買われて第一夫人にまで成り上がって、皇帝の子を産んで、ひたすら自分の地位を守ってきたんだよね。けっこう頑張り屋さんじゃん。

影でコソコソ会ってるヒュッレムとイブラヒムが不誠実に見えて、ちょっと好感度ダウン。

 

6巻:お国のために戦う男たち


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1522年8月1日朝、スレイマン率いるオスマン軍は、ロードス島を包囲して砲撃を開始する。聖ヨハネ騎士団は籠城戦を決め込み、守備にまわる。

戦況を把握し分析するイブラヒムに、皇帝は早く決着をつける方法を探せと命令し、キスをする(!)

そんなとき、相手方に籠城用食料を運んだアルヴィーゼがやってくる。ヒュッレムが妊娠して残念がってる。さすがに皇太子の母をもらうのは難しいだろうって。だよね。

でもそんなことで諦めるイブラヒムではなかった。大きな手柄を立てれば可能性があるかもと、希望を持ってる(うそでしょ?!)

イブラヒムの作戦

その後2カ月間、攻撃を続けるが城壁を破れず、総司令官のムスタファが解任される。代わりにイブラヒムが指名されるが、断ってしまう(なぜ?)

どうやら正面突破は無理だと悟った模様。城壁内に忍び込んで、中から城を落とそうという魂胆らしい。

アルヴィーゼに案内され、さっそく城壁内へ

<手柄が欲しい!>

イブラヒムの強い志とは裏腹に、速攻捕まってしまう。あちゃー

牢屋にて

牢屋に入れられたイブラヒムは、総団長と副団長の間に軋轢があることを知る。副団長は降伏を望んでいるとか。

さっそくイブラヒムは皇帝のもとに戻り、騎士団に降伏勧告を出すようにお願いする。全滅を望まない市民たちに、恩情のある勧告をすれば開城するのではないかと。

イブラヒムはオスマン軍の使者として、皇帝の親書を渡す。さらに城壁の修理を指揮するダディーノが戦死してしまい、降伏せざるを得なくなる。

オスマン軍は勝利をおさめ、聖ヨハネ騎士団はロードス島をあとにした。

1523年1月29日イスタンブル凱旋

皇帝の妹・ハディージェによると、ハレムにて第一夫人のギュルバハルとヒュッレムの権力が逆転したとか。

◆感想◆
成り上がり精神のイブラヒムの心の声がいいね。

ヒュッレムは皇帝ご寵愛の側室だから、いくら手柄を上げたとしても、賜るのは難しそうだよね。イブラヒムなら皇帝のおさがりじゃなくて、もっと純粋な良い娘が見つかりそうだけど。ひと癖あるヒュッレムがいいんだろうね。

※7巻以降はまた後日アップします。

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