2008年TBS秋ドラマ「ブラッディ・マンデイ」を紹介します。
日本で起きるかもしれないウイルステロを阻止するために、天才ハッカーの男子高校生が協力するお話。
主演の三浦春馬の他に、佐藤健、成宮寛貴といったイケメンを堪能できる他、松重豊、田中哲司、神保悟志などのベテラン俳優の重厚な演技が光ってます。
ところでなんで月曜日なんだろ?
シーズン2のあらすじ感想はこちら
『ブラッディ・マンデイ』
放送年:2008年10-12月
放送局:TBS系 全11話
原作:『BLOODY MONDAY』龍門諒
主題歌:『Over the rain ~ひかりの橋』flumpool
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・キャスト
・1話:ウイルステロ
・2話:最初の犠牲者
・3話:悪者は誰?
・4話:一方的な逆恨み
・5話:神になりたい
・6話:抗ウイルス剤
・7話:仲間
・8話:導師様
・9話:祝祭の日
・10話:宝箱を開けよ
・11話:最終決戦
・あとがき
キャスト
★高木藤丸(三浦春馬)
天才ハッカーの高校生
★九条音弥(佐藤健)
藤丸の同級生
★折原マヤ(吉瀬美智子)
フリーの工作員
★J(成宮寛貴)
テロ組織のリーダー
★高木遥(川島海荷)
藤丸の妹
1話:ウイルステロ
1話は95分の拡大版です。
ロシアで起きた生物兵器によるテロが、近々東京で起きるかもしれない。
そんな情報を入手したサードアイ※は、天才ハッカーの”ファルコン”に協力してもらうことを思いつく。
※サードアイ(THIRD-i):テロ対策機関として警察庁に設置された治安維持組織
ファルコンは、サードアイに所属する高木(田中哲司)の息子・藤丸(三浦春馬)だった。鼻がスッと高くてとっても可愛らしい顔をしてる。
ああいうカーブしたキーボード流行ったよね。コマンドプロンプト(?)で打ちまくるのすごい。
藤丸パパの危機
沖田課長は藤丸パパにSDカードを渡した直後、スナイパーから狙撃される。
「ブラッディ…マンデイ…」
ダイイングメッセージを残し死亡
藤丸パパは、機密ファイルをコピーした犯人として捕まってしまう。誰かにハメられたっぽい。藤丸にさよならの電話をかけて、大事な言葉を伝える。
「ブラッディマンデイだ」
え、どういうこと??
妹の遥が誘拐される
とっても可愛らしい遥(川島海荷)は腎臓が悪く、透析を受けていた。
そんな遥がさらわれる。
藤丸は犯人の要求で、関東電力の中央制御センターのパスワードをゲットし送る。なんとか遥を救い出し、病院へ。
犯人は停電を引き起こしてウイルステロを仕掛けようとしてる。やばー
イベント会場にて
はんにゃが舞台に立ってる…
藤丸の細工で犯人は制御センターを乗っ取れなかった。強行突破で変電所の人間を襲い、停電を引き起こす。
なんだか中央に用意された風船が怪しい。上に昇って霧が噴射された。きゃーー
みんなウイルス浴びてもーた。大パニックのショッピングモール。感染を広げないために、外に出してもらえない。
藤丸くんは犯人を見つけ、格闘する。そしてウイルスが偽物だと判明。ガクー
flumpoolの主題歌が流れだして感動風のエンディング。
透析中の遥。その病院の医者(滝藤賢一)は偽物だった。えー!
仕方なく能力を発揮せざるを得ない状況に追い込まれる設定好きだわ。苦悩する藤丸がかっこいい。
色々ツッコミどころは多いけど、楽しいねこういうの。
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2話:最初の犠牲者
連れ去られた遥に時限爆弾が仕掛けられていた。犯人の要求は、サードアイにあるクリスマスの虐殺の映像を完全削除すること。
藤丸は簡単に成功させてしまう。すごっ
感染者第一号
ある女性(江口のりこ)が宅急便で届いた箱から噴霧した『BLOODY-X』を吸い込んだ。
急激に状態が悪化した女性は死んでしまう。
セクシーなマヤ先生
藤丸のクラスの担任・折原マヤ(吉瀬美智子)は、フリーの工作員をしていた。先生はエロくて怪しさ満載。
そんなとき、ロシアのウイルステロ事件の映像に、マヤ先生っぽい女性が映っていたのを発見。
藤丸はマヤ先生宅のパソコンからデータを盗む。
緊迫した中で、間違えて下着の入った引き出し開けるの笑える。
あともう一歩なところで藤丸はマヤ先生に見つかってしまう。やばい…
三浦春馬と吉瀬美智子が色白でとっても美しい。
3話:悪者は誰?
サードアイの宝生(片瀬那奈)が、遥(川島海荷)を見守ってくれてるけど、何かと怪しい空気感だよね。
藤丸はマヤ先生から銃口を向けられる。ロシアの教会で起きたウイルステロの犯人はマヤだった。
すると、マヤが遠くのビルにいる狙撃手に撃たれた!!すごーい。
藤丸パパ
藤丸パパは無実を証明するため、教授の敷村(神保悟志)に協力してもらう。
その後、敷村教授はロン毛の男に連れ去られてしまう。監視カメラを確認すると、藤丸パパはロン毛の男と仲間だった。あれま…
テロのアジト
警察に捕まって尋問されたマヤ先生は、藤丸が同行するならアジトを紹介するとか。
マヤ先生は藤丸に、藤丸パパは仲間だと暴露する。さらに、サードアイの加納(松重豊)か宝生(片瀬那奈)のどちらかも仲間だと言う。
結局のところ、宝生がスパイだった。藤丸はおっかなびっくりで銃を構える。
片瀬那奈の顔と舌足らずなしゃべり方がテロリストっぽくない。ちょっとミスキャストかな…
4話:一方的な逆恨み
宝生は加納を撃ち、逃亡する。
霧島さんの婚約者
宝生は、警察署の地下のエアコントロールエリアに仕掛けをする。セキュリティどないなっとんねん。
ちょうど霧島さん(吉沢悠)の婚約者のさおりが発見。どうやら空調のダクトを通じて各部屋に毒ガスが撒かれる仕掛けらしい。
さおりが空調を全てストップすると同時に、噴霧されたBloody-Xを浴びてしまう。これは可哀そう…
宝生の逆恨み
遥(川島海荷)の病室に宝生が訪れる。あおい(藤井美菜)が宝生の正体に気付き、襲い掛かるが、人質に取られてしまう。
宝生の兄は、過去に収賄事件を捏造され自殺した。その恨みを晴らすためスパイになったとか。
結局、警察に追い込まれて、宝生は自ら命を絶った。
事件が一つ終わりホッとしたのも束の間、マヤ先生は藤丸を無理やり車に乗せどこかへ連れていく。目隠しを取ると、J(成宮寛貴)がいた。かっけー
んーやっぱり宝生さんがなぁ…
サードアイのメンバーに選ばれるほど優秀な人が、ネイルしてマスカラばっちりでポニーテールっていう役作りがもう楽しめないんだよね。
いつも主題歌が流れると、この回も終わりか。なんて思うんだけど、その後けっこう長く物語が続くよね。
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5話:神になりたい
マヤ先生たちのリーダーJは成宮寛貴。ビジュアルが最高ですよ。
Jは藤丸を仲間にしたいっぽい。Jの目的は、
「神になること」
頭おかしいけど、かっこいいから別にいいよ。
そんななか、2人が話し合う店は警察に囲まれていた。Jはここから逃がしてもらうために、解毒剤の情報を交換条件として提案する。
霧島ちゃん、速攻却下。え?いいの?婚約者を助けなくて…
ファミレスの中にはJの仲間たちがいて、銃撃戦で大混乱状態。やばー。てかここ日本だよね?
神になる方法
Jはウイルスを持っている。敷村教授が開発した抗ウイルス剤があれば、生き残る人を選ぶことができる。これが神ってことか…
そんな理由で、Jは抗ウイルス剤がどうしても欲しかった。
抗ウイルス剤のありか
三浦春馬の同級生は佐藤健。これサイコー。新聞部のあおい(藤井美菜)と3人で国立生物科学研究所へ乗り込む。
どうやらそこに抗ウイルス剤があるかも…
Jが出てきて面白くなってきたー
6話:抗ウイルス剤
研究所に乗り込んだ藤丸たち。Jの仲間から発砲される。ウソでしょ?!高校生だよ?!
そんなこんなで藤丸は建物のセキュルティーシステムを乗っ取る。すごっ
「今から俺は、この建物の頭脳になる」
かっけー。Jの手下のブルーバードはファルコン(藤丸)に太刀打ちできないっぽい。
そんなとき、敷村教授(神保悟志)と鉢合わせし、さらにサードアイも来てくれていた。研究所内で銃撃戦が始まったり。藤丸パパは完全にテロリストの手に落ちてしまったようだ。
霧島ちゃんの婚約者
霧島が病室に着いたときには、さおりは息を引き取っていた。
婚約者より国民を優先する霧島ちゃんカッコワルイ。もっと悪あがきして自分をさらけ出しなよ。
さおりがただただ可哀そう…
敷村教授
実は敷村教授は、テロリストにウイルスを手配した犯人だった。
その昔、せっかく抗ウイルス剤を発見したのに、Bloody-Xを全て処分するとかで、研究がおじゃんになった。教授は効果を披露したかったんだね。
その後、教授が殺される(えっ!!)
抗ウイルス剤の手掛かりがなくなったかと思いきや…。な、な、な、な、なんと!!教授が藤丸パパにあげたPC(つまり藤丸の自宅にあるPC)に抗ウイルス剤の秘密のデータが隠されているとか。
ベテラン俳優の松重豊と神保悟志と田中哲司がドラマの良いスパイスになってるね。
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7話:仲間
拘置所に入れられた教祖(嶋田久作)は、モールス信号で外部と連絡を取っていた。教団とテロリストは繋がっていた。
敷村教授から譲り受けたPCから、抗ウイルス剤の保管場所が那須にあるコテージだと判明する。高木家は別荘を持っているほどお金持ちなの??
那須のコテージにて
藤丸たちは、無事に抗ウイルス剤をゲットするが、マヤたち武装集団に囲まれる。
藤丸はすかさず無線をハッキング。Jの声をサンプリングして、偽の命令を出す。すっげー
まぁそんなの時間の問題でバレるよね。山の中で銃撃戦。何度も聞くけどここ日本だよね?
抗ウイルス剤はまんまと敵の手に渡ってしまう。でも1本だけ藤丸が隠し持ってたみたい。
お尋ね者の藤丸
その後、警察の船木が殺害され、少し前に会っていた藤丸がお尋ね者となる。
同級生たちの協力で、藤丸はヒデが入学直後に作った暗室にてかくまってもらう。
ヒデが謎の咳をしていて、死亡フラグが立ってるわ~。なんて思ってたら、、、
鼻血ーーー!!!!
さらに吐血したー!!!
8話:導師様
暗室は安全な場所かと思いきや、すぐにJの仲間に捕まってしまう。
ヒデの感染により、他のメンバーもウイルスに感染してしまった模様。
Jは抗ウイルス剤を渡す代わりに、教祖様を釈放しろと交換条件を出す。
救助要請
みんなを巻き込んでしまって落ち込む藤丸。なんとか策を講じるが、電波が妨害された建物で手が出せない…。そこでコンセントに挿して電力線通信でネットにつなぎ、サードアイにメールを送った。すごっ
警察側にはコテージで手に入れた5人分の抗ウイルス剤があった。
教祖を釈放する前に、藤丸たちが感染したかどうか確認したいと交渉し、南海(芦名星)と宗方が防護服で現場に現れる。しかし、抗ウイルス剤が入ったボールペンは渡せずじまい。
敵にPCを取り上げられたら、ソリティアやってたー。懐かしいなぁ
2年前にファルコンが関わった事件のせいで、教団やJから恨まれてるんだね。これは藤丸に対する罰だとか。
最終的に、新聞部の5人は意を決して敵をやっつけて脱出。解毒剤をヒデに飲ませようとすると、すでに息が無かった。あれま…
それにしても、三浦春馬と佐藤健が仲間で成宮寛貴が敵ってイケメンパラダイスやね。
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9話:祝祭の日
警察の中にスパイ潜みすぎー!
拘置所にウイルスをまき、教祖は脱獄成功する。どうやらJは教祖の子供?お母さん似かしら?
新聞部のメンバーは抗ウイルス剤のおかげで助かった。
月曜日
今日はBloody-Xをまく日。Jの仲間はそれぞれ目的地に向かう。
藤丸はテロが始まる9時までに、実行部隊の居場所を割り出し、次々と捕まえる。爽快感があっていいね。
方法は、やつらのPCにファルコン特製のウイルス(なにそれ…)を送り込み、テロリストの通信網を手中に収めるとか。
残り1件のところで、信号が消えてしまった…
実行部隊の1人は、中止の命令を聞かず、神になるとかで水道局を訪れていた。浄水場でウイルスをまくつもりか?
あっけなく警察に捕まる犯人。Jの作戦は失敗に終わる。
警戒心なさすぎの妹
事件がひと段落し、藤丸が自宅に帰ると、妹がJと楽しそうにトランプをしていた。おいおい…家にあげるなよ…
J曰く、九条音弥(佐藤健)に秘密があるとか…
「僕らは、血の繋がった兄弟なんだ」
えーーーー!!!
お父さんは嶋田久作で、祖父は竜雷太??どちらにしても母親似なんだろうね。兄が成宮寛貴で弟が佐藤健ってどういう世界線よ。
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10話:宝石箱を開けよ
マヤは教祖を銃殺する。あらあっけない…
その後、マヤはBloody-Xと抗ウイルス剤を持ってサードアイを訪れる。自分の身を守ってもらいたいから、サードアイと取引がしたいとな。
マヤ曰く、教祖の後継者は「K」だとか。音弥のこと?
2年前に自殺した音弥の母親は、教団に入っていた。そのせいで音弥は事件の関与を疑われる。
教祖の死を知らなかったJ
ブルーバードにサードアイをハッキングしてもらうと、調書にはJが犯人になってる。
サードアイ的にはマヤに頼まれて偽の資料を載せたらしい。
Jは仕方なくKの意思に従って「宝石箱を開けよう」。最終手段に出るらしい。
藤丸パパの目的
藤丸の同級生・安斎真子(徳永えり)はKの正体を知ってしまい、口封じのため藤丸パパ(田中哲司)が連れ去ったらしい。
藤丸は安斎の携帯から居場所を特定し、現場へ向かうと、父が真子に銃口を向けていた。
藤丸は父に自首するようにお願いする。すると真子から銃口を向けられる。
どうやらKは真子だった。
完全にモブだと思っていた真子がね~
もっとカリスマ性のある敵が良かったな。
結局、Jと音弥は異父兄弟ってことで合ってる?
最終話:最終対決
藤丸をかばった父が真子に撃たれてしまう。
父が持っていたメモリに入っていたクリスマスの虐殺の映像を解析すると、原因はBloody-Xではなく、中性子爆弾のせいだとわかる。
宝石箱=中性子爆弾 だった。
父は捜査に協力していただけで、テロリストに落ちたわけではなかった。ほっ
Jの作戦
Jは藤丸を呼び出し、宝石箱の爆破を止めてほしいとお願いする。
Kはマヤにそそのかされて教祖を殺害し、その地位を手に入れた。そんなKをJは見かぎっていた。
藤丸はJから受け取った教団のPCで、Kが持っている発信機の場所を突き止めようとする。
ちなみにJの作戦は、宝石箱への道筋をファルコンに開いてもらい、最後にブルーバードが横取りするんだって。
「これで宝石箱は僕の物だ」
そういうことね!
予想通りファルコンの圧勝。爽快だね。てか、ブルーバード弱すぎじゃね?もっと優秀なハッカー雇いなよ。
最終対決
藤丸は宝石箱のタイマーを止めた。すごい!!!
テロリストの潜伏先も同時に突き止める。警察は何をしてるの?
Kは新聞部に入ったのも全部計画通りだったという。さらに、Kの脈拍が止まれば爆発が止まる仕組みになってるとか。それを聞いた藤丸が呆然としていると、、、
霧島ちゃん(吉沢悠)がKを撃った!!
そしてK死亡。起爆装置の中身は空っぽだった。ズコー
結末
宝石箱の中身はJが持っていた。いつの間に?
「勝ったのは君だ」
藤丸にそう言い残し、姿を消した。
どうやらマヤは法務大臣(竜雷太)と繋がってる?
藤丸パパは最期に娘の遥に腎臓をあげた。いつも忙しくて一緒にいられなかったけど、今度のクリスマスは三人一緒だね。
-完-
せ つ な い ~ !
藤丸とそれを演じる三浦春馬くんが大活躍だった。素晴らしい。
意表を突いた人物をKにしたのはいいけど、最終対決の相手として弱かったな。求心力もなさそうだし、なぜKが教祖の後継者になれるのか謎だったわ。
あとがき
パニック系のドラマが大好きなので、楽しかった!
鷹が飛ぶ演出が好きだったな。
三浦春馬と佐藤健は若くてかっこいいけど、まだおこちゃまな感じ。ベテラン俳優さんたちのシーンが見ごたえあったね。
当時これを夜8時台に放送していたなんて、結構攻めてるよね。
怪しい雰囲気の成宮寛貴と吉瀬美智子がナイスキャスティングだった。
ところで、生き残る人を選択して人口を減らすと、巡り巡って自分たちの生活が不便になると思うんだよね。製造業とかインフラで働く人とかとても大事。ってそんな真剣に考えることじゃないか…
<2020年7月18日追記ーー
三浦春馬くんのニュース見ました。ツラい、悲しい、なんで…?たった1カ月前に見たブラッディマンデイ。とても楽しませてもらった。ショックすぎる。かっこよくて大好きだから、この先も春馬くんの出演ドラマをたくさん見たかった。ご冥福をお祈りいたします。
--追記おわり>
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