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漫画『鬼滅の刃』1~10巻あらすじネタバレ感想


家に『鬼滅の刃』のコミックが20巻まであった(息子のやつ)ので、紹介したいと思います。

吾峠呼世晴ごとうげこよはる作で、週刊少年ジャンプにて2016年から2020年にかけて連載された漫画です。

鬼になった妹を人間に戻すため、主人公の炭治郎が鬼退治の旅へ出る物語。

この炭治郎がとても働き者で、責任感が強くて好感が持てるし、鬼になった妹がとっても可愛い。そして、大正時代を舞台としているので、和洋折衷な衣装がお洒落なんです。

1巻:きっかけ


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鬼になった妹

山奥に家族で暮らす竈門炭治郎かまどたんじろうが、仕事で町へ出かけて帰ってくると、家族が殺されていた。
唯一助かった妹の禰豆子ねづこは、傷口に鬼の血を浴びて、鬼に変異したらしい。
鬼殺隊の冨岡義勇とみおかぎゆうに命を狙われるが、兄妹愛を披露して見逃してもらう。

鬼殺隊きさつたい:政府非公認の組織。使命は民を守るため鬼を殺すこと。

妹を助けるための修行

その後、冨岡のつてで、鬼殺隊の育成人の鱗滝左近次うろこだきさこんじを訪ねる。
炭治郎はそこで毎日修行に励む。一方、禰豆子は眠りについたまま…

最終試験の受験資格

鱗滝さんは、目の前の巨大岩を斬ることが出来たら、最終試験に進む資格を与えると言う。
どこからか現れた狐のお面の錆兎さびとと妹の真菰まこもにアドバイスを受けつつ、なんとか斬ることができた。

最終試験

藤襲山ふじかさねやまに集まった受験生たち。ここには鬼殺隊が捕まえた鬼が閉じ込められていて、7日間生き抜いたら合格だとか。そして試験スタート。
さっそく現れたのは、手がいっぱいある異形の鬼。鱗滝さんの弟子を13人ほど喰ったとか。修行中出会った兄妹は幽霊だったのね(涙)

炭治郎は化け物に立ち向かう。

感想

ただの炭売りの少年が、実は能力者だったんだね。まぁいつの時代も才能って突然開花するもんだしね。
しかし鬼になったのが禰豆子だけで良かったよね。お母さんとか下の弟、妹も鬼になってたら、炭治郎はさらに大変だったろうな。

 

2巻:鬼殺隊の仕事


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炭治郎は手鬼に一撃をくらわしやっつけた。
7日後、20人いた受験者は4人に減っていた。

日輪刀

帰ると禰豆子はすたすたと歩いていた(良かったね)
そんなとき、風鈴がついた三度笠をかぶる鋼鐵塚はがねづかが現れる。試験合格時に選んでいた鋼で刀が出来上がったそうだ。
炭治郎が日輪刀を抜くと、黒色に変化した。

初仕事

町で若い娘がさらわれる事件が起こり、鬼退治へ。
炭治郎は禰豆子と協力して、歯ぎしりが凄い3体の鬼をやっつけた。
禰豆子は鬼だけど、鱗滝さんから「人間を助けろ」と暗示をかけられたっぽい。

目標が定まる

人間を鬼に変えられる血を持つ鬼は、この世にたった一体だけ。鬼舞辻無惨きぶつじむざんという名の鬼だった。
そんなとき、鬼舞辻の手下の矢琶羽やはば朱紗丸すさまるが、炭治郎に襲い掛かる。
鬼舞辻の血が濃い鬼から血液採取して研究すれば、鬼が人間に戻る方法がわかるかも!とか小耳にはさんだ炭治郎は、鬼退治に俄然やる気が出る。

感想

禰豆子は鬼なのに、可愛いくて肌がムチムチすべすべだね。被害者が可愛いほど、助けるモチベーションが上がる。

 

3巻:仲間の登場


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矢琶羽と朱紗丸は強く、炭治郎は禰豆子と力を合わせて戦う。そんなとき、敵が繰り出した蹴鞠を禰豆子が蹴ると、脚が切断されてしまう(!)。でも鬼だからまた生えてくるらしい…
最終的に、医者の珠世が自白の真香で呪いを発動し、敵をやっつけた。

仲間の登場

カラスの指示で南南東を目指す炭治郎。途中で金髪の吾妻善逸あがつまぜんいつに出会う。嫌々鬼殺隊になったとか。
2人はカラスに急かされ、次の場所に着くと、子供の兄妹がいた。その上の兄・清兄ちゃんが鬼にさらわれたとか。

清兄ちゃんは稀血まれちで、鬼にとってとても美味しい味の人間らしい。

家の中には数体の鬼と、イノシシ頭の鬼殺隊がいた。

善逸は弱虫で逃げ惑うが、緊張と恐怖が極限を越えると、異常な力を発揮。キャラ変して鬼をやっつけたよ。

炭治郎が家の中の鬼をやっつけて、庭に出ると、善逸がイノシシ頭の男から、禰豆子の箱を守っていた。

感想

炭治郎の心の声で
<俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった>
って言ってるけど、そういうもの??

前の戦いであばらと脚が折れたらしいけど、我慢強いにもほどがある。しばらく安静にして完治してから旅に出る選択はないのか?あのカラスはムチャ言うよね。

 

4巻:那田蜘蛛山


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イノシシ頭の鬼殺隊は、嘴平伊之助はしびらいのすけという名で、あの試験の5人目の合格者だった。「猪突猛進」で早めに帰ったらしい。

ひと時の休息

なんだかんだで仲良くなった3人はあばら骨が折れている(!)ため、カラスの計らいで藤の花の家紋の家で休息をとることに。意外とカラスに常識があってビックリ。

鬼退治再スタート

その後、3人は那田蜘蛛山なたぐもやまへ。

すると先に来ていた先輩の鬼殺隊たちが、なぜか隊員同士で殺し合っていた。どうやら蜘蛛の糸を出す鬼が操っているっぽい。

善逸には両親がいなくて、鬼殺隊最強の”柱”だった祖父から、毎日修行してもらったとか。自信が無い弱虫の善逸は、葛藤しながら敵に立ち向かう。

感想

イノシシの被り物は戦う時に邪魔じゃないのかな?せっかく可愛い顔してるんだから見せればいいのに。

私がおばさんだからだろうか?少年たちの心の葛藤が、イマイチ伝わってこない…

 

5話:那田蜘蛛山2


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那田蜘蛛山で鬼の家族に襲われる炭治郎と伊之助。

伊之助が父鬼に頸椎を握りつぶされそうになったとき、”柱”の冨岡義勇が現れて、父鬼をやっつけてくれた。

一方、炭治郎の前では、硬い糸を操る弟鬼が、姉鬼を傷つけ姉弟喧嘩をしていた。鞭のように飛んできた糸が当たりそうになった瞬間、禰豆子がかばってくれた。兄妹愛を見せつけられた弟鬼は、姉鬼を捨てて禰豆子が欲しいと言う。

ちなみにこの鬼の家族は、弟鬼が人間時代の家族が恋しくて作った、寄せ集めの集団だった。

そんなとき、姉鬼のまえに、鬼殺隊・蟲柱むしばしらの胡蝶しのぶが現れる。毒殺が得意なしのぶに姉鬼は殺されてしまう。

実は弟鬼は十二鬼月じゅうにきづきだった。

炭治郎が絶体絶命なとき、毎年初めに、家内安全を祈って”ヒノカミ様”になって舞っていた父を思い出す。長く踊るには呼吸が大事だそうだ。

そして炭治郎は禰豆子との絆で、弟鬼をやっつけた。と思いきや、まだ生きていて、最終的に冨岡がとどめをさす。

感想

みんなそれぞれ不幸な生い立ちで、トラウマがあるよね。この世界に幸せに育った子はいないのか?

炭治郎のお父さんのおでこにも同じようなアザがあったね。今後そのアザの理由とかわかるのかな。そして花札の耳飾りは代々継承されてきたものだったのね。寝るとき枕に引っかかって邪魔だろうな。

 

6巻:準備期間


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鬼殺隊の本部にて

鬼殺隊の炭治郎は、鬼の禰豆子を殺さないため、鬼殺隊の本部にて裁判にかけられる。目の前には鬼殺隊の中で最も位の高い9名の”柱”がいた。

そこにお館さまが現れる。

お館様は他とは違う炭治郎のことを許してほしいと言う。納得がいかない柱の1人は、自ら血を流し、禰豆子を誘う。

しかし禰豆子は人間を襲わず、そのおかげで許してもらえた。

機能回復訓練

那田蜘蛛山で重傷を負った炭治郎たちは、しのぶが住む蝶屋敷でリハビリすることに。

その後、しのぶとカナヲの訓練を受け、炭治郎たちは、全集中・常中の技を身につける。

十二鬼月

鬼舞辻無惨きぶつじむざんは十二鬼月の下弦たちの弱さが気に入らず殺害する。最後の1人に命乞いをされ、柱と炭治郎殺しを命じる。

感想

女の子の顔がみんな似てて、区別がつかない…。しのぶは幼い女の子かと思っていたら、表紙を見るとめちゃグラマラスボディだね。脱いだら凄そう。

 

7巻:無限列車


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無限列車に乗り込んだ炭治郎たち。柱の煉獄れんごくさんと出会う。

楽しい列車の旅が始まるかと思いきや、そこには鬼もいた。鬼舞辻から命を受けた眠り鬼の魘夢えんむは、炭治郎たちを眠らせ、夢の中で”精神の核”を破壊しようとしていた。

禰豆子が起こそうと頭突きをして涙を流すと、炭治郎が炎に包まれる(!)

夢の中の炭治郎は、家族と幸せな時を過ごす。しかしこれは夢だと気付き、自害すれば現実に戻れると予測。思い切って自分の首を斬ると目覚めることができた。

そして炭治郎は鬼を探して汽車の上へ。すると魘夢がいた。

炭治郎は魘夢の首を斬るが、死ななかった。な、なんと、魘夢は汽車と融合したとか!

汽車全体が鬼になり(!)襲われる乗客たち。鬼殺隊たちは8両編成の列車を分担して守る。

ついに急所を見つけた炭治郎は、父さんの”ヒノカミ神楽”を発生させて、一撃をくらわそうとする。

感想

汽車と融合できるなんてど偉い能力装備してるのに、なんでわざわざ夢に入って精神崩壊させるとか、チマチマしたことするんだろう。

炭治郎の体が燃えたのに、そのあと綺麗なまま活動できるとか、戸惑いが大きい。

 

8巻:煉獄さん


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炭治郎の一撃で列車はもだえ苦しみだす。魘夢は惨めに死んでいった。

そんなとき、上弦の参の猗窩座あかざが現れる。

炎柱の煉獄杏寿郎れんごくきょうじゅろうがやっつけようとするが、鬼は回復が早くて太刀打ちできない。
なんとか頑張るが、煉獄さんは致命傷を受けて死んでしまう。

闘いの後

猗窩座は鬼舞辻に柱を殺したことを報告するが、他の鬼殺隊を生かしたまま帰ってきたことに激怒される(かわいそ…)

一方、炭治郎は煉獄さんの実家へ。泥酔状態の父は、息子は才能が無かっただけだと言う(涙)。どうやら炭治郎が”日の呼吸”の使い手だから、嫉妬してるっぽい(小さいなぁ…)
炭治郎はキレて頭突きをかまし、さらに強くなることを煉獄さんの弟・千寿郎に約束する。

それから4か月後

蝶屋敷にて充実な日々を送っていた炭治郎たちの前に、元忍の宇髄天元うずいてんげんが現れる。宇髄がアオイを連れ去ろうとしたため、炭治郎は身代わりになると言う。
すると鬼が住む遊郭へ行くことに。

感想

200人の乗客があんな列車の状況で、1人も死ななかったのすごい。煉獄さんやるやん。
追加の登場人物が次から次へと出てきて死んでくもんだから、心がついていかないわ。たぶん雑誌で少しずつ読み進めていってれば、心に落とし込む時間があって丁度良かったのかもしれない。一気読みの弊害だね。

 

9巻:遊郭潜入


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宇髄は遊郭に潜入して、いなくなった3人の嫁を探すよう命じる。
・とき屋の須磨
・荻本屋のまきを
・京極屋の雛鶴

京極屋にて

京極屋に就職した善子ぜんここと善逸は、蕨姫花魁わらびひめおいらんと出会う。気配からして強い鬼らしい。その後、善逸は行方不明に…

その2日前、女将からいじめを注意された蕨姫は、激怒して女将を空から落とした(!)。どうやら年寄りの肉は不味いから食べたくないんだとさ。

そんなところに、無惨様が現れる。蕨姫は上弦の堕姫だきだった。

とき屋にて

炭子すみことして働いていた炭治郎は、鯉夏花魁こいなつおいらんに正体をバラし、とき屋を去る。

すると鯉夏の前に、堕姫が現れる。

鬼の匂いで戻った炭治郎は、ヒノカミ神楽で上弦の堕姫に火花を散らす。

荻本屋にて

猪子いのことして働いていた伊之助は、屋敷中、鬼を探し回る。そんなとき、鬼の巣を見つけて、入り込んだ。
そこには人間を閉じ込めた帯が張り巡らされた、鬼の食糧貯蔵庫だった。伊之助は帯を切り刻み人々を救出。

そんなとき柱の宇髄天元が現れる。

※余談ですが、鬼殺隊には階級があって、炭治郎たちは現在「庚」だそう。

 鬼殺隊階級 
甲 きのえ
乙 きのと
丙 ひのえ
丁 ひのと
戊 つちのえ
己 つちのと
庚 かのえ ←今ココ!!
辛 かのと
壬 みずのえ
癸 みずのと ←前ココ
感想

宇髄さんたら3人も嫁がいるなんて。しかも肝心な場面でかっこよく登場してくれるじゃないの。

 

10巻:兄妹愛


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おでこのアザ

煉獄さんの父の手紙によると、”日の呼吸”の選ばれた使い手には、赤いアザが額にあるとか。

しかし炭治郎のアザは、ヤケドをした時の痕だそうだ。選ばれし者では無いと知る炭治郎であったが、精神力で鬼に挑み続けた。

兄妹愛

炭治郎が堕姫にとどめをさそうとしたその時、命の限界を超えかけて(!)うずくまる。絶体絶命となるが、禰豆子が堕姫の頭を蹴り飛ばした!

鬼同士で激しい死闘を繰り広げ、堕姫は禰豆子を切り刻むが、何度も体を再生した。すでに上弦の鬼の能力を上回っているようだ。

その後、完全に鬼と化した禰豆子は、一般人を襲おうとするが、炭治郎がなんとか食い止める。

宇髄があっさり堕姫の首を斬り落とすが、まだ生きていた。な、なんと、泣き叫ぶ堕姫の背中から、兄の妓夫太郎ぎゅうたろうがはい出てきた。

醜い妓夫太郎は、麗しく才能のある宇随さんに嫉妬して負の感情に支配されていた。

そこに、炭治郎・善逸・伊之助が加勢し、鬼に立ち向かう。

感想

クズだと思ってた煉獄さん父により、気になっていたアザのことが判明するとは。油断してたわ。いい大人が子供の炭治郎に向けて、言い訳三昧の手紙だったね。

まぁやっと間違いに気付いたようだから、生きている次男を大事に育ててほしい。

自分に兄がいるせいか、兄妹愛が強く描かれすぎててちょっとキモい。綺麗な夢物語だね。

その他あらすじ感想は↓こちら
11巻~20巻 21巻 22巻

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