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漫画『鬼滅の刃』23巻あらすじネタバレ感想~幾星霜を煌めく命


吾峠呼世晴先生の『鬼滅の刃』23巻を紹介します。いよいよ最終巻です。

無敵だと思われた鬼の鬼舞辻無惨きぶつじむざんは、何百年も前に縁壱よりいちにつけられた古傷を狙われたり、珠世が処方した薬のせいで回復やら分裂やら出来なくなってしまったり、踏んだり蹴ったりな状況。

それでもまだまだ強くて、炭治郎たちでは歯が立たない。とりあえず日の出を待つ作戦で、ずっと時間稼ぎしてる。ほんとどうなることやら…

23巻の表紙の2人が天国から手を振っているように感じてしまって、心配な気持ち。でもたぶんハッピーエンドだよね?

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197話:執念

普段なら鬼殺隊の攻撃は、無惨にとって無意味だった。しかし珠世の薬のせいで、有効な攻撃として追い詰められた。

そんななかでも無惨は力を振り絞り、攻撃波をくりだし鬼殺隊たちを吹っ飛ばす。

そのせいで息が出来ず痙攣が止まらない炭治郎は、日輪刀で自分の胸を刺す(!)

伊之助や善逸、悲鳴嶼は、深い傷を負いながらも何度も立ち上がる。

感想

無惨はどれだけ強いんだ?たった1人でずっと戦っているよ。助っ人が現れたりはしないんだね。

 

198話:気付けば

一進一退の攻防を繰り広げるなか、炭治郎は壁に追い詰めた無惨の腹に刀を刺す。動けない状態の無惨に、甘露寺や不死川も攻撃する。

すると無惨の頭が裂けて口になり、炭治郎が喰われそうになる。そこに伊黒が頭を突っ込んだ。

グシャ

どうやら夜明けが来たようだ…

感想

長い夜だった~。結局、力ではかなわなかったってことか。

 

199話:千年の夜明け

炭治郎が刺した刀により固定された無惨は朝日を浴びる。

すると無惨は膨れ上がり、巨大な胎児に変身する(AKIRAだ!)

日陰に入ろうと逃げる胎児を、鬼殺隊たちは本棚を落としたり車をぶつけたり。しかし胎児は怪力で強かった。

悲鳴嶼はチェーンを胎児の首にひっかけ転倒させる。日光が嫌で地面に潜ろうとする胎児に、鬼殺隊全員で攻撃する。

そんなとき、胎児のお腹に飲み込まれた炭治郎が刀を握りしめると、胎児は叫び声をあげながら塵となった。

感想

クライマックスで敵が胎児に変身するのって、大友克洋の漫画「AKIRA」と同じなんですけど…
でもあれは絵画の域でお洒落だったんだよね。
こちらの胎児はほんと可哀そうで可哀そうで、読んだ私が呪われてしまいそうで気分が悪い。
もっとカッコいい無惨の最期を見せてほしかった。

 

200話:勝利の代償

胎児に化けた無惨は塵となり、戦いに勝った鬼殺隊は歓喜に沸く。

そしてケガ人の手当てをする。

悲鳴嶼は手遅れだから薬を使うことを拒み、教え子たちに囲まれ息を引き取る。

伊黒は瀕死の甘露寺を抱きしめ、愛の言葉をささやく。感激した甘露寺は、生まれ変わったらお嫁さんにしてほしいと言う。

実弥さねみは夢の中で弟の玄弥げんやを見つける。反対側にいるひとりぼっちの母は、自分は天国へ行けないと言う。そんな母の手を取り一緒に地獄へ行こうとすると、糞オヤジに突き飛ばされる。

そして実弥は目を覚ます。

善逸は、自分が死んだら妻(仮)の禰豆子に愛していると伝えてほしいと言う。

重傷の冨岡義勇は炭治郎を探すと、片腕を失い息をしていなかった。

そこに禰豆子が駆けつける。

感想

てっきり禰豆子が戦いに参加すると思ってた。無惨が死んでから到着するんだね。

 

201話:鬼の王

無惨が死ぬ直前

永遠の命を手に入れた無惨であったが、寿命のある人間が想いを受け継ぐ姿こそが”永遠”だと実感する。

そこで、お腹の中に引き込んだ炭治郎に、自分の想いを託すことを思いつく。そして残りの血と力を全て注ぎ込んだ。

きっと陽の光を克服した最強の王となるだろう…

200話の最後の場面

死んだと思われた炭治郎は、目を覚まし、無くなった腕が生え、鬼となった。

動ける鬼殺隊たちは戸惑いながら炭治郎に攻撃する。伊之助は炭治郎の首を斬ろうとするが、できなかった。

感想

もう鬼はこりごり。でも禰豆子がなんとかするんだろうけど。

 

202話:帰ろう

鬼になった炭治郎を禰豆子は抱きしめ、鬼にならないよう励ます。それでも声が届かず…

日光も赫い日輪刀も効かない炭治郎には、殺す方法がなかった。

それでも禰豆子は炭治郎に抱きついて泣きながら止めるよう訴える。

片目だけになったカナヲは、珠世が作った鬼を人間に戻す薬を姉のしのぶから三本預かっていた。カナヲは最後の力を振り絞り、炭治郎に近づき腹に薬をねじ込んだ。

感想

無双の禰豆子が好きだったんだけど、人間に戻ってしまったから泣き落とししか出来ないんだね。そんなことで止められたら鬼殺隊の修行は何だったんだ?となるところだけど、さすがに声はとどかなかった。ホッとした。

やっぱりここでも珠世の薬か~。珠世はノーベル賞ものだよ。てか三本作れるなら、もっと大量生産して。


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203話:数多の呼び水

生と死の境目にいる炭治郎は家へ帰ろうとする。そこに無惨が引き留め、自分の意志を継いでほしいと懇願する。

しかし炭治郎は藤の花の方へ手を伸ばす。そして目を覚ます。

本当に戦いが終わり、愈史郎ゆしろうは珠世のかんざしを握りしめ、涙を流す。

感想

鬼の愈史郎は無惨が死んでも生きてるね。
無惨が塵になったときに、同時にその他大勢の鬼たちも塵になるのかと思った。

 

204話:鬼のいない世界

三か月後

柱は実弥と義勇の二人だけになってしまった。輝利哉きりやは今日を限りに鬼殺隊を解散すると明言する。

療養中の炭治郎のそばには普通の女の子の禰豆子がいる。

そこに続々と思い出のメンバーがお見舞いに訪れる。

そして炭治郎は退院し、家族と過ごした家に帰ってきた。

それから平和な毎日が訪れましたとさ。
めでたしめでたし

感想

何もなかったかのような普通の人間の禰豆子にビックリ。今まで私は何を見ていたんだろう…

鬼殺隊の仕事をしていた人たちは、職探しに大変だね。炭治郎はまた炭を売って生活するのか?それより金持ちの用心棒とかの方が儲かりそう。

アザが残ったままだったから、これから幸せに暮らしても25歳で死んだりする?

 

205話:幾星霜を煌めく命

炭治郎とカナヲの子孫

16歳の竈門かまどカナタと弟の炭彦すみひこが登場。炭治郎のひ孫の息子たちらしい。
炭彦はおばあちゃんから先祖が鬼を退治した話を聞くのが好きだった。

禰豆子と善逸の子孫

17歳の吾妻善照あがつまよしてるは、ひいおじいちゃんの小説を読み涙する。姉の燈子とうこは怒りっぽい。

伊之助とアオイのひ孫

植物学者の嘴平青葉はしびらあおばは、研究材料の青い彼岸花をうっかりミスで全部枯らしてしまったらしい。

産屋敷輝利哉

あれからずっと生きていた輝利哉は、日本最高齢を更新していた。

めでたしめでたし

鬼退治で活躍した者たちの子孫は繁栄し、幸せに暮らしましたとさ。

 

全話感想

世間で人気だから読んでみたけど、ダメダメな僕が周りの愛に支えられて奮闘する系は好みじゃないんだよね。23巻も読んどいて今さらなんだけどさ…

お涙頂戴も苦手だったな。

うちの子供たちは鬼滅が大好きだから、若い頃に読んでれば感じ方が違ったかな~と思う。感動できない私は心が汚れてしまったんだね。

次は圧倒的に強いヒーローを見よう。

鬼滅の刃↓あらすじ感想はこちら
1~10巻 11~20巻 21巻 22巻

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漫画『AKIRA』あらすじ感想はこちら


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