公開日:

永瀬廉主演『わげもん~長崎通訳異聞』1話あらすじ・ネタバレ感想


NHK土曜ドラマ「わげもん」が始まりました。

和解わげ者とは通訳者の意味だそう。江戸時代、オランダや清国など、許された国と貿易する国際都市の長崎が舞台。

青年が通訳の父を捜すために町を訪れ、そこで起きる事件に巻き込まれつつ、成長していく物語。

キンプリの永瀬廉くんが主役ということで、朝ドラ「おかえりモネ」のりょうちんの演技で好きになったので、見てみたよ。

時代劇なのに色んな言語が入り乱れて新しい。そして希望に満ち溢れたワクワクできる1話でした。

公式ページはこちら⇒

他回ネタバレ感想はこちら
1話 2話 3話 4話

U-NEXT<ユーネクスト>※商品リンクあり 『わげもん』
U-NEXTで観る

 

キャスト

伊嶋壮多いじまそうた:永瀬廉
江戸出身。語学センスあり

森山栄之助:小池徹平
オランダ語通訳

都麗とり:久保田紗友
唐人と遊女のハーフ。芸子見習い

未章みしょう:トラウデン都仁
オランダ人を父に持つ青年。大工

神頭有右生こうずゆうせい:高嶋政宏
蘭学者崩れのなんでも屋。置屋の柳屋に居候中

 

舞台は江戸時代の長崎

現在、嘉永かえい二年(1849年)、ペリー来航の4年前のこと

開国を迫る大国と幕府の間に立つオランダ通詞つうじという者たちがこの町にいた。

代々通詞の家に生まれ、活躍する森山(小池徹平)がかっこいい。髷も似合ってるね。

江戸に住む青年の壮多(永瀬廉)は、20年も会っていない通詞の父・周吾を捜しにやってきた。母が死んだことを伝えたいらしい。

周吾は確かにこの町にいたみたいだけど、通詞会所を訪ねても知らぬ存ぜぬで、もしかしたら通詞じゃなかったのかも…

壮多は通詞の父に憧れて、独学でオランダ語を学んだんだね。すごいじゃん。

 

出会い

そんなとき、壮多は町で具合が悪そうなでっかいカイと出会う。さらに偶然出会ったトリ(久保田紗友)の案内で、柳屋へ運ぶ。

このトリがとても可愛い。初めて見た役者さんかと思って調べたら、「この世界の片隅に」の主人公の妹役で出てた。演技上手な子だと思ってた。

そこには先生と呼ばれる神頭こうず(高嶋政宏)がいた。姉さん事件です、の兄だね。

神頭はカイの様子を見て、出島から逃げてきた下僕だろうと推測する。

足を怪我したカイは、意味不明な言葉を発する。

「イムアエナーポーキッイ」

壮多はカイにとって大事な言葉だろうから、助けてあげたいと言う。

 

アメリカの軍艦

ある日、長崎湾に、国交を結んでいないアメリカの軍艦がやってきた。

長崎の牢獄にいるアメリカ国籍の捕鯨船から漂流した人々を返してほしいらしい。

役人は14名を引き渡すと言ってしまったが、そのうち1名が脱走して見当たらない。どうやらそれがカイなんだね。

約束してしまった手前、引き渡しの日程を伸ばしてもらい、奉行所では不明者1名を探すことに。

 

別の事件

川から遺体があがり、そいつの懐には西洋の陶器が入っていた。どうやら抜荷ぬけに(密貿易で輸入した物)っぽい。

幕府は密貿易を禁じ、見つかれば打ち首など重い刑罰を与えていた。

殺された男は抜荷と関わりがありそう…

 

カイの正体

その後、カイを探す役人が柳屋へやってきた。

この状況から、カイは出島の下僕ではなく、オアフから来た漂流民だと、神頭は言う。

旅人の壮多は、カイを引き渡してしまうと、またツラい目にあって可哀相だから、逃がしてあげたいと言う。

しかしトリは自分たちの生活が大事だと言い、未章はハーフの顔では他の町では暮らせないと言う。

壮多はカイに協力できないことを謝る。そして身振り手振りで会話し、両親が他界していることを知る。

さらに、ふるさとへ帰りたいのではなく、カイの父と同じ船乗りになる夢を持ってることが判明する。

「わかった!わかったぞ!」

 

壮多の無謀な計画

翌朝、壮多はカイを連れ出し砂浜へ。

「イムアエナーポーキッイ」

の本当の意味はわからないけど、たぶん「自分を信じて前に進もう」と言っていると確信を持ったみたい。ポジティブだね。

そこにトリと未章が止めに来た。でも壮太は長崎なら出来ると言う。

さらに先生がやってきた。

「戻れ!」

無計画で無謀すぎるとな。そりゃそうだ。

 

解決策

頭の良い大人な神頭は、出国する方法を考えた。

カイが持つ外国製の父の帽子を、浜で倒れた異国人の仏のものだと言って奉行所へ渡そう。そして遺体は海へ流されたことにする。

それでなんとかなるだろう…

カイ本人は唐人屋敷(交易で長崎を訪れた中国人の居住地区)へ行って、そこにいる船頭の唐船に乗って出国すればいい。

めでたしめでたし

中国へ渡ったところでカイが上手くやっていける気がしないけど…なんとか生き延びてくれることを祈る。

 

感想

とっても優しいお話で癒された。若者たちが頑張ってて前向きな気持ちになるね。

全4話だけど、壮太の父はずっと行方不明ままにすれば、シリーズ化できるんじゃないかな。

武田鉄矢が余計な事しそうで心配だけど、壮太とトリと未章で力あわせて事件解決する爽やかな探偵物語みたいなのだったらいいな。

壮多のお父さんは誰が演じるんだろう。てか生きてるのかな。

2話が楽しみです。

U-NEXT<ユーネクスト>※商品リンクあり 『わげもん』
U-NEXTで観る

他回ネタバレ感想はこちら
1話 2話 3話 4話


コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください