1話完結の物語かと思いきや、あの後の続きがあったのね。予想外の展開で熱かった。
森山の正義感が切ない。大人の事情もあるし、なかなか理想通りにはいかないよね。
そして壮多の細眉が気になってしょうがない。樹木希林がいたら注意してくれただろうけど、1人だけ現代人で残念。メイクさんなんとかならんかったんか?
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キャスト
★伊嶋壮多:永瀬廉
母の訃報を父に伝えるために長崎に来た青年。柳屋でお世話になる。独学でオランダ語を習得
★森山栄之助:小池徹平
オランダ語通訳。英語を勉強中
★都麗:久保田紗友
唐人と遊女のハーフ。芸子見習い
★未章:トラウデン都仁
オランダ人を父に持つ青年。大工
★神頭有右生:高嶋政宏
蘭学者崩れのなんでも屋。置屋の柳屋に居候中
漂流民の引き渡し日
アメリカの漂流民のカイが脱走して1名足りないはずだけど、見ず知らずの男が追加されて、頭数がそろってる。怖い…
森山は何度も漂流民と会話を交わしていたため、偽物がいることを見抜いた。
奉行所に報告するけど、とにかくこの件を終わらせたい役人たちは、聞く耳を持たず。
「引き渡しの漂流者は14名。何の支障もない」
家老の周田親政(武田鉄矢)は断言して去って行った。
森山の師匠がうるさくて苦手。
イムアエナポーキッイ!
一方、脱獄したオアフ島出身のカイは、壮多たちの協力で唐人屋敷に入って、中国の船で出国した。
神頭先生は中国人の船頭とも知り合いだし、英語もしゃべれるし、何者なんだ?
壮多が訳した「前へ進もう」は、どうやら合っていたみたい。
アメリカへ返す漂流民が言った「イムア~」という言葉。森山は壮多が前に言っていたことを思い出し、問い詰める。
神頭先生によると、引き渡しの数が欠けると大問題だから、カイの帽子をかぶらせた男を追加したとか。
この神頭は、過去にえらい目に遭ったっぽいね。もう誰も信じないって言って姿を消した。
英語の先生
不正を知っているのに正すことができない歯がゆい思いの森山。
半年間、英語を教えてくれたラナルド・マクドナルドは言う。
「モリヤマ コトバ オシエル イングリッシュ」
「私が…英語を?」
そうだね。それがいいよ。前に進むしかない。
6月
貿易品を乗せたオランダ船がたくさんやってきた。ついでに海外の最新ニュースも運ばれる。
カイも神頭も元気にしてるだろうか…
通詞たちは、オランダ側から聞き取りを行い、文書を作成し、江戸幕府へ送る。鎖国をしていても幕府は海外情勢を把握していたんだね。
森山は今回のニュースを読んで、オランダの国力が弱っていることを感じとり、江戸に報告しようと提案する。
「己の考えを足してはならん」
大通詞に反対されてしまう。
そういえば、身元不明の1名がアメリカへ渡った。あいつはもしかしてスパイなのかも…
出島
通詞たちは壮多の父親を知ってる様子だけど、知らないふりしてる。どうやら言えない秘密があるようだ。
そんなある日、壮多は貿易品の仕分けバイトで、出島に初めて足を踏み入れる。
そこで砂糖盗難事件に出くわし、オランダ人と日本人の間に立って通訳する。
それを見ていた森山は、壮多をスカウトする。
「お前さん、英語ば学んでみんか?」
感想
森山が凛々しくてめちゃくちゃかっこいい。
やっと壮多の物語が動き出してこれからってときに、あと2話しかないなんて少なくない?もっと長くこの世界を楽しみたいのに…
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