Netflixで配信の韓国ドラマ「不可殺ー永遠を生きる者ー」9話を紹介します。
ただのホラードラマだと思ってたら、みんなの想いがすれ違ってずっと切ない。2話で見るの止めなくてよかったよ。ほんと面白い。
黒い穴の男が最初はキモいだけの存在だったけど、演技が上手なんだよね。ちょっと虜になりつつある。
さてさて、ファルはサンウンと黒い穴のどちらの言葉を信じるのでしょうか…
登場人物
★タン・ファル:イ・ジヌク
600年前にサンウンの前世のプルガサルに刺され、魂を奪われプルガサルにされてしまう。
★ミン・サンウン:クォン・ナラ
ミン家の次女。プルガサルだった前世でファルの魂を奪い、人間として転生を繰り返す。15年前に殺された双子の姉は前世の記憶があったが、サンウンは記憶なし
★ミン・シホ:コン・スンヨン
ミン家の三女。ファルの元嫁の生まれ変わり。現在妊娠中
★オク・ウルテ/黒い穴:イ・ジュン
1000年前にプルガサル同士でケンカとなり、胸に黒い穴ができる。現存するプルガサルはファルとウルテのみ
★元刑事:チョン・ジニョン
15年前の事件を担当した刑事。現在、フリーランスの探偵。600年前のファルの養父の生まれ変わり
★ドユン:キム・ウソク
金髪の高校生。生活支援者のウルテに協力して、ファルの家にスパイとして同居する
9話:ファルの息子
50年前に姉妹だったおばさんの証言で、600年前にファルの家族を殺したのはウルテだったとわかった。
サンウンはファルに告げるが、ウルテは可憐な見た目にダマされるなと言う。
黒い穴(ウルテ)の過去
1000年前、元刑事の顔の将軍は、体の弱い長男じゃなく、後妻との間に生まれた屈強な次男を跡継ぎにしようと決めた。
それを知ったウルテの顔をした長男は、次男を石で殴り殺す(!)。そのとき近くで見ていた女が、サンウンの顔をしたプルガサルだった。ややこしいわ…
その後、長男は次男が森でプルガサルに襲われたと報告する。
ウルテは千年前の方がかっこいい。
元刑事の過去
元刑事は子供の頃に鬼の父がプルガサルに襲われたから、すごい恨みがあるんだよね。妹はショックで亡くなったし。
まさか身近にいたファルがプルガサルだったなんて…
でも命を助けてもらったし…
「だますつもりはなかったんです」
と、ファルは言う。そうなんだよ~。許してやってよ。600年前にお世話になった養父の生まれ変わりだから、ファルは親切にしてあげたいだけなのよ。
シホの前世
ファルは元嫁にそっくりなシホを、いつも愛しそうに見つめるよね。私が知らない嫁の良い所を知っているんだろう。
サンウンとファルが危機を乗り越えるたびに距離を縮めるけど、越えられない壁がある感じが切ない。楽しそうに話してても、最終的にプルガサルの自虐ネタで距離を置くし。
お似合いなんだけど、妻と死別した男は難しいかも。
まぁそれは置いといて…
ファルはシホが妊娠していることを知って、目が見えない息子アチャンが生まれてくるかも…とか思ってる。
嬉しいけど複雑な気持ちだね。
黒い穴のスパイ
スパイとしてファルに近づいた高校生のドユンは、みんなと過ごすうちに情が移ったみたい。黒い穴に「サンウンを連れてこい」と命令されて、迷ってる。
そんなことはつゆ知らず、ファルが相談に乗ると、ドユンは病気がちの兄の支援者から、やりたくない仕事を頼まれたと言う。
ファルは探偵事務所にその支援者についての調査を依頼する。
そんなこんなで、ファルの自宅でシホの妊娠おめでとうパーティーを開催する。
楽しいひと時を過ごした翌日、ドユンはサンウンをバス停に呼び出した。しかし罪悪感に苛まれ、本当のことを告げる。
サンウンは平和ボケしていた自分を反省し、1人で旅立つと言う。
そこに、ドユンの正体を知ったファルがやってきた。
スパイだと知らずに一緒に住んでいたなんて…腹立つよね。ドユンは謝罪するが、ファルは聞かなかった。
ファルの息子
その後、シホはドユンに電話し、スパイをした理由を聞き出した。幼い頃、黒い穴に手術費を出してもらい、その恩を返すためだと言ったそうな。
「ドユンには生まれつき病気が?」
「はい。両目が見えなかったと」
なんと、ドユンはアチャンだった。
感想
せ つ な い ~!
シホのお腹の子がアチャンだと思い込んで、それはそれで切ないんだけども、まさかあの高校生がアチャンの生まれ変わりだったとは!
よく思いつくなぁ…
シホとドユンがヤケに仲良しだったから、ラブに発展するのか?とか思ってたら、前世で親子だったってことね。
寄せ集めの妊娠パーティーは、実は家族勢ぞろいだったなんて気付いてから、なんかちょっと怖い。しかもシホのお腹にいる子は、元嫁が流産した子だったりする?えー怖いって。
ドユンの正体を知ったうえで、再度9話を見返すと、悲しすぎて泣くー。ドユンは子犬みたいにファルに懐いてたけど、実の息子とは手も握ったことがなかったんだよね。
なんなんだこれは…