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「ブレイキング・バッド」シーズン5後半 ネタバレ感想・結末など


「ブレイキング・バッド」シーズン5の9話~16話(最終話)を紹介します。

大量の原料をゲットし、さらに邪魔な人たちを一掃して、稼ぎに稼ぎまくったシーズン5の前半。ウォルターは子供たちと暮らすために、メス作りから足を洗った。

そんなときDEAで義弟のハンクがウォルターの正体に気付いてしまった。

家族の対決ツラい…

「ブレイキング・バッド」

原題:Breaking Bad
制作:アメリカ AMC
S1  全7話 2008年
S2  全13話 2009年
S3  全13話 2010年
S4  全13話 2011年
S5  全16話 2012-2013年

 

キャスト

★ウォルター・ホワイト(51)
(ブライアン・クランストン)
ブルーメスの製造者。妻、脳性麻痺の高校生の息子と1歳の娘の4人家族

★ジェシー・ピンクマン
(アーロン・ポール)
ウォルターの元相棒

★スカイラー・ホワイト
(アンナ・ガン)
ウォルターの妻。資金洗浄係

★ハンク・シュレイダー
(ディーン・ノリス)
スカイラーの妹の夫。DEA(麻薬取締官)

 

 

9話:直接対決

ハンクはウォルターの家で見つけたゲイルのサイン入りの詩集を持ち帰り、筆跡を調べる。過去のことを思い出すと色々結びつき、ハイゼンベルクはウォルターだと確信を持つ。

一方、ジェシーはウォルターから血に汚れた金(500万ドル)を押し付けられ、うんざりしていた。

ウォルターの最近の動きから、マイクは殺されていると悟るが、ウォルターは絶対に殺っていないと言う。

その後、ウォルターは詩集の紛失や、車に付けられたGPSに気付き、ハンク宅を訪れる。親し気に話してると、一発殴られてしまう。

「お前だったのか!」

ウォルターは開き直り、ガンが再発したことを告げ、捕まる前に死ぬだろうと言う。

感想

いよいよで怖い。

ウォルターより強い人がいなくなって、やりたい放題でムカつく。はやく息子にバレてほしい。

 

10話:瀬戸際

ハンクはスカイラーを呼び出した。ウォルターの裏の顔を知ったことを告げ、証言を頼むが断られてしまう。

マリーはスカイラーが、ハンクが銃撃された時には正体を知っていたとわかり、激怒する。

すぐにでも逮捕したいけど証拠がなかった…

一方、ウォルターはソウルの部下に倉庫の隠し金を回収してもらい、荒野に埋める。

帰宅し、妻に自首すると言う。ただし荒野に埋めた金だけは守り、子供たちに渡してほしいとお願いする。

ガン再発でウォルターに同情するスカイラーは、証拠がないから自首せずに沈黙でやり過ごそうと提案する。

リディアはウォルターが手を引いたせいで、メスの質が落ちて困っていた。関係者を全て始末し、トッドをシェフに据える。

感想

男だけのシーンはめちゃくちゃ楽しいのに、女どもがか弱い設定で共感ができない。

殺人を指示するような女が、トッドの前でかわい子ぶってるの意味不明だし、スカイラーもモラハラ夫に従うだけでイライラする。

 

11話:自作自演

ウォルターは、ハンクに脅されてメス作りを開始したと話をでっち上げ、告白の動画を撮る。それを見たハンクとマリーは愕然とする。

ハンクは保険外の治療費をウォルターから受け取っていたことをマリーから聞く。さらに動きにくくなってしまった…

一方、自暴自棄なジェシーは、ウォルターから新しい土地でやり直すことを提案される。

ソウルに段取りしてもらい、迎えを待っていると、ポケットに入れていたマリワナが無いことに気付く。

そのことで、リシン入りのタバコはソウルの部下にすられていたと悟る。事務所に戻り、あのとき少年に毒を盛る指示を出したのは、ウォルターだと聞き出す。

激おこのジェシーはホワイト家に乗り込み、ガソリンを撒いた。

感想

あの動画ほんとムカついた。

ハンクから「麻薬帝国の黒幕だ」とか言って責められたとき、ウォルターは表向き否定してたけど、あれは嬉しかっただろうね。ジェシーに夢を語っていた通りになったってことだし。

 

12話:ジェシー with DEA

ジェシーは8歳の子供に毒を盛ったウォルターの自宅にガソリンを撒く。あとをつけてきたハンクが止める。

「あいつに罪を償わせてやる!」

「そうだ、ヤツを倒そう」

とりあえずジェシーを自宅へ連れて帰り、翌朝、証言を録画する。

ジェシーの携帯には、ウォルターから呼び出しの伝言が残っていた。

嫌がるジェシーに、ハンクは行かない選択肢は無いと言う。心配するゴメス捜査官に、

「ヤツは殺される。その現場を撮る」

ハンクにとっては人殺しのジャンキーだから、少々の犠牲はしょうがないって感じ。

待ち合わせ場所にはすでにウォルターがいて、近くにコワモテの男がいた。ジェシーはUターンして電話をかけ、宣戦布告する。

それを聞いたウォルターは、トッドの叔父さんに仕事を頼む。

感想

ついにジェシーまでも殺す決意をするとはね。

もうほんとクライマックス感ハンパない。そんななか、キティちゃんの携帯カバーとDEAのマグカップ可愛い。

 

13話:トラップ

トッドが作ったメスは、前より純度は上がったが、青色にはならなかった。

ウォルターから殺人を依頼された叔父さんは、報酬として甥っ子へのメス作りの指導を要求する。

物的証拠

ウォルターなら証拠となる金だけはどこかに残しているだろう。

ハンクはソウルの部下を脅し、倉庫の隠し金をドラム缶に入れて渡したことを聞き出す。

そしてニセのドラム缶の写真をウォルターに送り、ジェシーが場所を特定したとウソの電話を入れる。

ウォルターは慌てて現場に駆け付ける。あとから来た1台の車を見て、ダマされていたことに気付き、殺し屋に場所を伝える。

すると、車にはハンクも乗っていた。

殺し屋に中止の連絡をするが、現場に来てしまった…

感想

えーもーこれどうやってもハンクは助からないでしょ。ウォルターは後ろ手でドアを開けることくらいできたと思うけど、そこまでして止める気はなかったんだろう。

アイデアが次から次へと出てきて、脚本がすごいな~。ほんと飽きない。

 

14話:最後の悪あがき

銃撃戦でゴメス捜査官が死に、ハンクは足を撃たれてしまう(涙)

ウォルターは殺し屋に大金が埋まっていることをバラし、取り引きしようとするが、ハンクは殺されてしまった…

殺し屋は大金をゲットし、車の下に隠れていたジェシーはトッドの案で連れて帰ることに。

ウォルターはお情けで金を分けてもらい、解放される。

自宅へ戻り、家族で逃亡しようとするが、母から父の正体を聞かされたジュニアが質問攻め。

スカイラーがハンクの末路を悟り、包丁を振りかざす。そのうちウォルターが馬乗りになり、ジュニアがヘッドロックで引き離し、警察に通報する。急にジュニアが頼もしい。

ウォルターは諦めて娘を連れて出て行った。

夜、妻に電話し、盗聴している警察あてに、モラハラ夫を演じる。

感想

ツラすぎて泣く。まさかこんなことになるとは…

ずっと心に引っ掛かってたジェーンを見殺しにした件、ここで暴露するんだね。ジュニアにもやっとバレたし。

シーズン1からずーっとイライラさせられてたのは、このどんでん返しのためだったとはいえ、長い道のりだった。忍耐がいったわ。

最終回に向けて胸のつかえが取れてゆく。

 

15話:断腸の思い

pensyon

トッドはジェシーに純度の高いメスを作らせて、リディアの気を引こうとする。恋に落ちたらしい。

ジェシーは脱走しようとするが、見つかってしまい、罰として元恋人のシングルマザーを殺されてしまう(涙)

指名手配犯となったウォルターは掃除機屋の協力で、雪深いニューハンプシャーに身を隠す。

数か月後

スカイラーは旧姓を名乗り、娘を預けてタクシーの営業所でパートをしているとか。

田舎でひっそりと暮らすウォルターは病状が悪化し、徒歩でバーまで出向く。息子に連絡して、友人の家に金が入った小包を送るから、それを母と妹に渡すよう頼む。

「ハンク叔父さんを殺したくせに!人殺しの金なんかいるか!大嫌いだ!さっさと死ね!」

絶望したウォルターは、DEAに自ら通報する。

そしてウィスキーを注文すると、TVでは若い頃に一緒に会社を立ち上げた仲間が映っていた。

南西部の薬物依存症リハビリ施設を支援するとか。

会社は犯罪者のウォルターと過去に親交があったため、イメージアップの宣伝活動だと指摘されるが、彼が貢献したのは会社名だけだと言う。

ドイツ語でシュワルツの”黒”と、ホワイトの”白”を混ぜて、グレーマター社。

特許取得のためにかなり貢献したはずだったのに、活躍が無かったことにされたウォルターは、その場から姿を消した。

感想

うわーそうきましたか!

まさかまさか最終対決がシーズン1で出てきた学友だったとは。恐れ入った。

ウォルターが男児に毒を盛った理由がよくわからなかったけど、あれはガスに取り込まれたジェシーを取り戻すためだったのかな。悪魔だ。その汚れた手で娘を抱っこするのとか、ほんとムリ。

 

最終話:52歳の誕生日

ウォルターは盗んだ車でグレーマター社の社長宅へ。

「私が稼いだ金だ。子供たちに渡してくれ」

自分は嫌われてるから、慈善活動に励む裕福な実業家が、旧友の哀れな子供へ寄付する形で渡してほしいと脅す。

その後、質の高いブルーメスが出回っていることを知り、ジェシーが生きていると確信する。

廃屋になった自宅へ戻り、コンセントの裏に隠したリシンを回収する。

そしてリディアとトッドの待ち合わせ場所に現れる。メチルアミンがもうすぐ無くなるだろうから、新しい製法を教えると言う。

リディアは了承した風に見せかけ、トッドに殺害を暗にほのめかす。

家族

ウォルターはスカイラーのアパートを訪れ、ハンクとゴメスが埋まっている場所の座標を渡す。

お金は全部使ったし、自分のためにやったことだと告げて去っていった。

復讐

夜、ウォルターはトッドの叔父さんのアジトに呼ばれ、殺されかけたとき、ジェシー殺害依頼を実行せずに仲間にしたことを責める。

叔父さんは否定し、ラボにいる奴隷状態のジェシーを呼ぶ。

ウォルターはジェシーにタックルをかまし、覆いかぶさった。そして車のキーのボタンを押す。

すると外に止めた車のトランクが開き、自動で銃が乱射される。

男らは死に、助かったトッドが装置に関心していると、ジェシーが手錠の鎖で首を絞めた。

ウォルターはジェシーに銃を渡し、自分を殺すよう命じる。

「自分で死ね」

ジェシーは流れ弾が当たっていたウォルターにそう言い残し、去っていった。

ウォルターがトッドの携帯に出ると、リディアからだった。

「気分はどうだ?インフルエンザのようだろ」

いつもお茶に入れる甘味料にリシンを混ぜたことを告げる。

全てが終わり、ジェシーの作業場に足を踏み入れる。感慨深げに眺めていると、力尽きて倒れてしまう。

そこに警察が駆けつける。

ー完ー

感想

すっごーい!!最後の銃乱射装置なんなんあれ?よく思いついたし、作ろうと思ったよね。さすがウォルター。なんでも揚げ足を取って攻撃し続けるしつこさがキモくて、罪の重さとかどうでもよくなった。

最後のラボにいたウォルターだけど、鎖に繋がれながらもメスの品質を保ち続けたジェシーのことを、さすが私の生徒だなって感じで関心してるように見えた。なんか泣けた。

品質だけはすんごいこだわりあったもんね。

 

シーズン5後半感想

こんなに綺麗に片付くことってある?すごすぎた。

あわよくば続編を作ろうとして疑問を残したりせず、完全に全て解決させて終わりを迎えたのがかっこよすぎる。すっきりできる結末にしてくれてサンキューって感じ。

DEAのハンクの捜査の仕方が面白かった。証拠を押さえるのも色々アイデアが必要なんだね。楽しかったな~。でもハンクはもういない…(涙)

最後は学友と対決するかと思いきや、金を渡してほしいなんて、思いもよらなかった。予想をことごとく外してくる脚本すごい。しかも意地でも渡そうとするの、ウォルターっぽい。

妻に会う時だけちゃんと新しい服に着替えてたのも、うん、なんかウォルターぽいし。

大嫌いだったけど、とても魅力的な人だった。

妻にはお金は使い切ったって言ってたから、学友の寄付は犯罪とは関係ないと思って受け取ってくれるだろう。

ジュニアは大学へ進学して勉強頑張って、母と妹を守ってやってほしい。マリー叔母さんもなんだかんだ協力してくれそうだし。

事件後に巷で話題が持ち切りだろうな。伝説の殺し屋&麻薬帝国の王って感じで語り継がれるレベルだよ。たぶんNetflixとかでドキュメンタリー番組の制作とかそのうち始まるんだろう。

 

全62話の感想

楽しいを通り越して、脚本のアイデアにずっと圧倒されていた。次から次へと斬新な解決法がよく出てくるよね。

でも女性視聴者にとってはなかなかしんどい物語だった。みんな不幸になってるからね。ジェシーみたいに独身なら、お好きなように、って思うけど、家族持ちはきっつい。

愛してるなら離婚してからやるだろうけど、それをしないウォルターの愛の言葉がいつもウソに聞こえた。

イライラしすぎて何度か見るの止めようと思ったけど、まぁ結末を知れてよかった。全てスッキリした。

職場にドラム缶があるんだけど、中にお金が入ってる気がして、とても気になっている。


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