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「ブレイキング・バッド」シーズン2あらすじ・ネタバレ感想など


「ブレイキング・バッド」シーズン2を紹介します。

化学教師で末期の肺がんのウォルターが、相棒のジェシーとクリスタル・メスを製造販売するお話。

シーズン1では、元締めのイカれたトゥコと気分よく取引きを終えたと思いきや、部下の余計なひと言で殺伐とした空気で終わってしまった。

果たしてウォルターはさらなる麻薬取引で、家族にお金を残せるでしょうか。

「ブレイキング・バッド」

原題:Breaking Bad
放送:2009年
話数:シーズン2 全13話
制作:アメリカ

 

キャスト

★ウォルター・ホワイト(50)
末期の肺がんで余命宣告を受けた高校の化学教師。第2子妊娠中の妻スカイラーと、脳性麻痺の15歳の息子との3人暮らし
裏ではハイゼンベルクと名乗り、高品質なクリスタル・メスを製造する

★ジェシー・ピンクマン
ウィーン高校の卒業生。ウォルターの相棒

★ハンク
麻薬取締局の捜査官でウォルターの義弟。盗み癖のある妻マリーに手を焼く

 

1話:殺害計画

廃車置場にて、元締めのトゥコがボコった部下が死んでしまった。

目撃者となったウォルターは、身の危険を感じ始め、毒殺しようとジェシーに提案する。

トウゴマの種から抽出できるリシンは、猛毒で検死解剖で見つかりにくいとか。

そんなときハンクから、捜査で見つけた遺体の写真が送られてくる。そこにはトゥコの別の部下ゴンゾが写っていた。

2人は焦っていると、トゥコにさらわれてしまう。

ちなみにゴンゾは殺されたわけではなく、仲間の遺体を動かそうとして、廃車に腕を挟まれて失血死したみたい。アーメン…

 

2話:誘拐

トゥコは麻薬取締局にアジトをパクられ、2人を疑っていた。否定すると、トゥコはゴンゾが警察に売ったんだろうと決めつける。事故死したの知らないからね。

トゥコの隠れ家に連れてこられた2人は、毒入りのメスを提供するタイミングを見計らっていた。

しかし要介護のオジキの邪魔が入り、怪しんだトゥコはジェシーを襲う。乱闘の末、ジェシーがトゥコを撃った。

そこにハンクがやってきた。義兄のウォルター失踪で、着信履歴があったジェシーの車を追跡してここに来たみたい。

トゥコと銃撃戦となり、ハンクがやっつけた。

感想

ずっとだめだめだと思ってたハンクが意外と肉体派で驚いた。ロックオンしたときかっこよかった。

最後のオジキの呼び鈴笑う。

 

3話:記憶喪失

逃げ延びたウォルターは、ヒッチハイクして遠くの町のスーパーで全裸になる。記憶喪失を装って、保護してもらう作戦は大成功し、みんな同情してくれてる。

それでも妻は不審に思うよね。携帯を2つ持ってる理由をウォルターに問いただす。

一方、ジェシーは自宅の地下にある器具をキャンピングカーに乗せ、レッカーで移動してもらう。その後わざと捕まり、取り調べを受ける。

トゥコのオジキが証言者として現れるが、警察の味方にはならなかったため、ジェシーは釈放される。よかた。

そんなとき、大物を仕留めたハンクは、職場でヒーローとなる。

感想

トゥコの前歯についてたグリルの記念品いらねー。どういうセンスしてんだか。

 

4話:踏んだり蹴ったり

ジェシーは愛車に乗せていた大金を警察に押収され、無一文となる。

さらに数日前に自宅の合鍵を持っていた母親が、地下の製造室を見つけていた。ジェシーは自宅を追い出される。

その後、バイクも盗まれる。あの壊れたU字ロックはまさか…

徒歩で車の修理工場へ行き、すったもんだの末、キャンピングカーに乗り込みフェンスを突き破って逃亡する。

一方、ウォルターは家族サービスを頑張るが、妻はずっとよそよそしいまま。真剣に向き合おうとすればするほど、本当の事は話せず、妻の心は離れていった。

感想

妻と絆を取り戻すのはもうムリかもね…

 

5話:販売方法

出費が続いてお金が必要なウォルターは再始動する。ジェシーはトゥコとの取り引きでの失敗を教訓にして提案する。

「俺らが元締めになるんだ」

そして仲間3人にブツを渡して売りさばくよう指示を出す。新居に仲間を招いてバーチャル・ツアーが可愛い。あの仲間たち素直だしおバカっぽくて好き。

そんなとき、仲間の1人がジャンキーにハメられてヤクを盗まれた。

ジェシーは事故としてスルーするが、ウォルターは同じことが起きないよう、報復が必要だと言う。

感想

ドラマ冒頭で、川縁にハンクがもらったグリルの置物が落ちてたから、なにか事件に巻き込まれたか?と心配してたら、事件のトラウマを克服するために自分で投げ捨てたのか。

 

6話:報復

ウォルターからピストルを受け取ったジェシーは、落とし前をつけに売り物のブツを盗んだ夫婦のアパートを訪れる。

その家は荒れ放題なうえ、汚れた放置子がいた。かわいい。

ジェシーが食事を与えていると、ジャンキー夫婦が帰って来た。2人はスーパーに設置してあるATM機を盗んできていた。

ハンマーで叩くがなかなか開かず、ジェシーが子供の相手をしていると、女にビンで殴られてしまう。

男はATM機を傾けて底から金を取り出そうと、寝転がって作業していた。2人は口喧嘩が絶えず、キレた女がATM機を元に戻して男の頭を潰す(!)

あっけにとられたジェシーが指紋を拭い去っていると、ATMが開き金を盗む。そして警察へ通報したあと、子供を外に待機させ、去っていった。

感想

ジェシーはなんだかんだ悪人にはなりきれないよね。

 

7話:威嚇

ジェシーはジャンキー夫婦の悪夢で精神がおかしくなっていた。そりゃそうだ。

しかし巷では「ジェシーがATM機で男の頭をつぶした」という噂が広がっているらしく、売人たちはビビっていた。

ウォルターはそれを利用して、売人をさらに増やそうと提案する。殺人鬼がボスなら、みんな言う事を聞くだろう。よその島を荒らすことに怖がるジェシーに勇気づける。

すっかり洗脳されたジェシーは、仲間に売人を雇うよう指示を出す。

感想

ウォルターは先生だからその気にさせるのが上手。でも目的がジェシーのためではなくて、全部自分の利益のためなんだよね。死期が迫ってて、とにかく家族にお金を残さなきゃいけないから必死ですわ。

 

8話:Better Call Saul!

ジェシーはアパートの隣に住む管理人ジェーンと良い仲となる。いつの間に恋に落ちた?

そんなとき、売人のバッジャーがおとり捜査で捕まってしまう。

ウォルターは叔父のふりをして、お調子者の弁護士ソウル・グッドマンに会う。釈放してもらうには、麻薬取締局に元締め情報を話すか、刑務所に入るかの2択だとか。

それ以外の対処をしてもらうために、お金をチラつかせるが、ソウルは乗らなかった。

依頼人

夜、ウォルターとジェシーはソウルを拉致する。しかし軽快なトークで圧倒されて、着手金を払わされ契約を結ぶハメになる。

ソウルは身代わりでムショに入る職業の男にハイゼンベルク役を依頼し、おとり捜査で捕まってもらう。

その後、ソウルが高校の化学室に現れ、ウォルターに仕事を手伝いたいと申し出る。

感想

へ~。面白い。

 

9話:遭難

ウォルターは死期が迫り、母親に会いに行くと妻にウソをついて、荒野で4日間キャンピングカーに泊まり込みでメスの製造に励む。

作業がはかどり2日間で42ポンド出来上がる。

休憩のためその場を離れようとすると、キャンピングカーのバッテリーが上がってエンジンがかからなかった。

その後、バッテリーを充電するためにあれやこれややってみるがトラブル続きで上手くいかない。ウォルターは体の具合が悪くて死を覚悟したとき、ジェシーはこのラボで何とかしようと奮い立たせる。

するとウォルターがひらめいて、即席バッテリーを作成。無事帰宅できた。

治療の成果

病院にて、医者からガンの進行が止まっていると報告を受ける。

感想

いろいろありすぎて病気のこと忘れがちだけど、まぁ良かった。

 

10話:リタイア

ウォルターは検査結果が予想外に良かったことをジェシーに報告する。そして在庫を売り切ったら足を洗うと言う。

その後、心に余裕ができ、毎日、家の修繕に励む。

ある日、ホームセンターでDIYの材料を調達していると、買物カートにブツの材料をまとめ買いしようとしている男を見つける。

ウォルターが無謀な買い方を注意すると、男は逃げてった。

外に出ると、ボスが手ぶらで帰ってきた男に怒っていた。ウォルターは近づき、

「私の島から出ていけ」

と忠告する。

感想

そうこなくっちゃ!

 

11話:健全な取引先

忠告された売人グループは、ジェシーが怖くないことを知って報復に出る。売人で親友のコンボが殺されてしまった…

ソウルに相談すると、誠実なビジネスマンと手を組むことを勧められ、知り合いの知り合いに連絡してセッティングしてくれた。

そんなとき、ジェシーの彼女は更生中だったのに、慰めるためドラッグに手を出してしまう。2人は快楽を求め、堕ちていった。

一方、ウォルターは大物とやっと会うが、ジャンキーの相棒が気に食わないと言われる。

しかしその後、取引の場所を伝えられる。

慌てたウォルターは在庫のメスを取りに行くが、ジェシーは酩酊状態。何とか隠し場所を聞き出し袋に詰める。

すると、妻から「産まれる」とメッセージが届く。

感想

はードキドキした。

 

12話:相棒

ウォルターは妻の事は置いといて、メスの受け渡し場所へ急ぐ。間に合って120万ドルの大金を手にする。ドルだといまいちピンとこないけど、日本円でだいたい1億4千万円くらい!

ジェシーには薬立ちしたら山分けすると伝えると、彼女が脅してきた。ウォルターは仕方なく分け前を渡す。

大金を手にした2人は、薬立ちをしてニュージーランドに移住しようと夢を語る。しかし薬からは離れられなかった…

一方、ウォルターが立ち寄ったバーに、ジャンキー娘のパパンがいる!

見ず知らずで意気投合して、子育ての先輩にアドバイスをもらう。その後、家族同然のジェシーの事が気になり、アパートを訪れる。

すると、隣に寝ていた彼女が過剰摂取で呼吸困難となる。

ウォルターは助けようとはせず、ただ見守るだけだった…

感想

えー。ウォルター残酷。怖いー

パパは娘のために住居と仕事を用意して、更生プログラムにも付き合ってあげてたのに、伝わらないものだね。

 

13話:ほころび

ソウルの部下マイクは、ジェシー宅でドラッグを片付ける。

「朝起きたら死んでた。後はなにも」

警察にそう答えるよう、ジェシーに教え込む。

その後、死んだ彼女の父親は、棺に入れる娘の服をクローゼットから選ぶ。どれも黒色の服ばっかりだった。似合わない黒髪は意味があったみたい。

ウォルターはガン切除の手術を受け、上手くいったようだ。

ここへきて、嫁に携帯2台持ちがバレ、同級生で元仕事仲間の援助者から1円ももらっていなかったこともバレてしまう。

さらに、母に会いに行くと4日間留守にしたが、会ってもいないし、ガンのことも知らなかった。

嫁は息子と生後間もない娘を連れて、出て行った。アーメン…

ー完ー

感想

はーしんど。

ウソばっかりで偽善者ぶってるウォルターが私も好きじゃないから、嫁にバレてザマァって感じ。このまま1人で寂しく過ごして、死ぬまで反省してほしい。

あれだけ大量のメスを作って他人を不幸にしておいて、自分ら家族だけ幸せになろうってのは虫がよすぎる。

それにしてもジャンキー娘のパパが可哀相で見てられない。もっとジェシーに怒り狂うかと思ったけど、こういう未来がくることを何となく想像していたのかもね。

切ないなー

 

シーズン2感想

なんだか虚しい結末。トゥコのオジキとか出てた頃は楽しかったのになぁ…

ジェシーと出会わなければあの女性はまだ生きてたよね。おバカな仲間も殺されてしまうなんて。

後半シリアス路線で重くてしんどかった。

8話の題名が「ベターコールソール」でここから取ったの知らなかったから、びびびびビックリした。確かにあの弁護士はめちゃくちゃ面白いキャラ。ウォルターとジェシーがおとなしいから、主役っぽく見える。

頑張ってシーズン5まで感想書いたら、ベタコーも続いてやろうと思ってる。忙しくなるな。


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