華族だった頃の生活レベルを落としたくない柳子は、夫の圭吾とゲスな方法で稼ぎに稼ぎまくり、世間から夜叉夫人とマムシ男爵と呼ばれていた。
そんなとき、朝倉ビルの建設予定地に、なすびも含まれていた。天堂は立ち退きには応じず、近くの長屋の住民たちと団結して対抗するみたい。
・キャスト
・51話:わがままなお母さま
・52話:裏切り者
・53話:犯人
・54話:朝倉の娘
・55話:誇りを持って生きること
・56話:月よりの使者
・57話:転落
・58話:懺悔
・59話:和解
・60話:鐘の鳴る丘
キャスト
★朝倉柳子(27):高木美保
元華族の娘。夫の圭吾と朝倉産業を経営。妹の琴子(早瀬優香子)は家出中
★天堂一也(37):渡辺裕之
復員後、なすびの女将さんのタカ(岩井友見)と結婚する
★朝倉圭吾:長塚京三
朝倉家の婿養子
★飛田雄介:黒沢年男
土建屋・飛田組の親方。空襲で妻と子を亡くす
51話:わがままなお母さま
圭吾は先回りして長屋の地主の信濃屋と契約書を交わしていた。
トビさんと天堂は朝倉家を訪れる。
一応話し合おうとするが、やっぱり平行線のまま。
「昔の朝倉柳子は、どんなに貧しい人も身分の低い人も、同じ人間なんだと思う心を持った人だった」
そういえば、お手伝いの富士乃とお父さまの恋愛話にうっとりして、身分なんて関係ないって言ってたね。昔は。
なすびでは、長屋の住民も団結して一緒に闘おうとしてる。
指揮を取るトビさんが求心力あって、飛田組のスタッフも夜回りに協力してくれるって言うし、とっても頼もしい。
お母さまの願い
お母さまはきぬ情報より、琴子は伊豆へ行っていないことを知る。そして柳子を呼びつける。
「あなたは変わってしまいました」
え、お母さまのせいなんだけど…
柳子は朝倉の家のために毎日戦っているから、昔のままではいられないと言う。
お母さま曰く、夜叉夫人とか娘の悪口を聞かされるくらいなら、この暮らしを続けたいとは思わないらしい。ほんと?
トビさんだけ腹の底からの発声で、言葉に重みがある。天堂も圭吾も霞んでしまってね~。話し出すと急にトビさんが主役になるんだよね。なんか刑事ものを見てるみたいだった。
52話:裏切り者
柳子と圭吾は長屋に住む佐野さんを呼びだした。
5万円を出し、結核の奥さんを療養所に入院させて、小さな家を買えばいいと言う。そして、1軒立ち退きを成立させるごとに1万円の報酬で仕事をしないかと誘う。
佐野さん承諾したみたい。
飛田組にて
毎日30人分の炊き出しを作る琴ちゃん。えらいな~
佐野が上手く立ち回り、長屋の住民は1軒ずつ静かに引っ越していた。
知らない住民は不安がり、トビさんはみんなで信じあって心をひとつにして立ち向かおうと言う。
そこに圭吾がやってきた。
ケンプトン大佐が協力してくれてるらしく、進駐軍のアパートになるとウソをつく。GHQから土地収用命令が出ると立ち退き料とか安っいから、その前に明け渡すことをおすすめしてきた。
何かと「進駐軍」と言い出すお兄さまに、琴子はキツく言い返す。
圭吾がもぞもぞ言って説得しようとしてる。
そこにトビさんが一歩前に出て宣言する。
「朝倉さん、私も戦いますよ。戦車が来ようと進駐軍が来ようと、絶対に横車押させません」
その後、飛田組の前でボヤ騒ぎがあって、トビさんが消し止めていると、何者かに殴られてしまう。だれ?
朝倉家にて
お父さまの7回忌の法要は、家族そろってお参りしたい。というお母さまの願いを叶えるべく、圭吾が飛田組へ行ったのに、つれて帰ってこないもんだから柳子が激おこ。
「今のお話、聞いてしまいました」
扉の向こうにはお母さまがいた。もう埒が明かないから自分で琴子に会いに行くってさ。それがいいよ。
天堂が「タカ」って呼んでた。
朝倉産業は意地になって金を積んでるけど、採算は取れるのだろうか。
ややこしくなる前に、多めの立ち退き料もらってサラっと引っ越した住民は正解だね。
53話:犯人
頭に包帯巻いたトビさんかわいい。
そして医者の診察が適当すぎて笑う。すぐにでも大きな病院で見てもらった方がいいんでないの?
トビさんを襲った犯人は、朝倉産業の杉山だった。
琴子が目撃していたが、とりあえず親方と組員達には黙っておくことに。天堂が1人で話をつけに行くってさ。
朝倉家にて
杉山の暴力沙汰を知った圭吾と柳子は、知らぬ存ぜぬで通そうと口裏を合わせる。万が一のときは、ケンプトン大佐にもみ消してもらおうとか言ってる。
そこに天堂がやってきた。
「杉山という男を出してくれ」
予定通り、朝倉夫妻はしらばっくれて、天堂が何を言っても伝わらない。
目撃者がいるとは言ったけど、琴ちゃんの立場が悪くなるから言えないしね。
結局、なーんにも得る物はなく、無駄足に終わる。
なすびにて
意気消沈の天堂が帰ってきた。
おタカが優しく慰めて、2人で銭湯へ出かけた。幸せすぎるおタカの死亡フラグがビンビン立ってる、星が綺麗な夜であった。
すぐにでも琴子のところへ行くって言ってたお母さまは何をやってるんだ?お姫様だから行動が遅せーのよ。この日はずっと昼寝していたのか?
54話:朝倉の娘
銭湯の帰り道、2人はおでんの屋台に寄る。男の人がいるとこういうとこふらっと立ち寄れていいよね。
お芋さんと昆布おいしそう~
おタカは天堂に、お母さんのお墓に連れてってほしいとお願いする。改めて結婚の挨拶をしたいって。すんごいラブラブですこと。
なすびに帰ると、平山さんが待っていた。
仕事をクビにすると脅されて、立ち退きを決意したとか。それはしょうがない。てかちゃんと謝りに来るなんて平山さん義理堅い。
飛田組の事務所にて
頭をケガしたトビさんを甲斐甲斐しく世話する琴ちゃん。仲良しですっかり夫婦みたい。
でもトビさんは大人だから、実家を出たっきりの琴ちゃんのことが心配なんだよね。朝倉家との戦争に巻き込んでしまうのがイヤで、実家に帰ることを勧めてる。
琴ちゃんはその気持ちが理解できず、夜叉夫人の妹だから追い出されると思ってる。
そうじゃなくって、琴ちゃんはほんとにいい子だと説明する。
「素直で上品で汚れがなくて、華族のお嬢さんってのはこんなもんかなって思うよ」
すてきやん。
だからこそ家族を大事にしてほしいと願うトビさん。それでもどうしても帰りたくない琴ちゃんは、朝倉家と縁を切ると言い出した。
40歳の誕生日
ずっと歳を知らなかったけど、圭吾は今日40歳になるらしい。
柳子は家族写真を撮るためのカメラを買っていた。呼ばれたお母さまは、家族勢ぞろいじゃなくてご機嫌斜め。
そこに琴ちゃんが帰ってきた。
「今日かぎり、朝倉の姓を捨てさせてください」
「琴子さん…」
トビさんが「実はな」とか言い出したから、愛の告白かと思った。
今のままじゃ家出娘をかくまってるみたいになってしまうもんね。筋道を立てて大人の対応を取るトビさんかっこいい。
55話:誇りを持って生きること
「お母さま、私と一緒にこの家を出て暮らしませんか?」
「できません」
えー!お母さまぁ~
「誇り」うんぬんよりも、殿さまとの思い出がある家を出たくないらしい。わがままだな~
琴子はさよならを告げて去っていった。
なすびにて
精神的に強くなった琴子はなすびに立ち寄った。
「どこ行ってたんだ!心配してたんだ!」
トビさんが珍しく感情的になってる。愛だね~。おタカと天堂も2人の行く末を暖かく見守ってる感じ。いいね。
その後、約束通り、天堂はおっ母のお墓におタカを連れて来た。すっかりお似合いの夫婦になってる。天堂がずっと穏やかで幸せそう。良かった良かった。
裏切り者の末路
そんなとき、佐野さんの裏切りが組員たちにバレてしまった。
結核の奥さんは、自分を療養所へ入れるためにやったことだから、夫は悪くないと言う。
そんなこと聞かされたら、誰も責めることはできない。切ない気持ちで解散となる。
翌朝、佐野さんの奥さんが川に浮かんでいた。
えーー!!!!!
<皆さまに死をもってお詫びいたします>
遺書を読むと、自分のせいで夫の誇りを失わせてしまって、すごく責めたみたい。ずっと病気だったから、精神も弱ってたんだろう。かわいそうに…
朝倉家にて
柳子の妊娠がわかり、お母さまは琴子のことをすっかり忘れて上機嫌。
柳子が仏壇の前で報告すると、辺りが暗くなり、悲し気なお父さまが目の前に浮かんだ。
<柳子…柳子…>
怖い!!!
てっきり佐野さんの奥さん清里に入院してると思ってたから、結核なのにわざわざ病室抜け出してなすびに来たんか?とか驚いてたら、これから入院だと知って、なぁんだと思って、その直後に自殺ってあーた。
琴子のかっこいい決意とか吹っ飛んだ。もーなんなのこの回。
56話:月よりの使者
佐野さんの奥さんの葬儀から帰ってきた天堂は、位牌を持って朝倉家へ行くと言う。
おタカが危ないことはやめてと必死で止めようとするけど、聞かないよね。
おタカ的には、憎しみとはいえ朝倉のお嬢様のことで頭がいっぱいなのがイヤだろうな。
翌日
朝倉家では、臭い物に蓋をするお母さまは、孫のことで幸せいっぱい。柳子と神社へお参りに出かけようとすると、喪服の天堂がやってきた。
「お願いです。私の話を聞いてください」
「わかりました」
昨日みたいに「できません」って言うかと思った。
天堂は佐野さんの奥さんの位牌と遺書を見せて、圭吾と柳子のせいで死んだと説明する。
お母さまは疑わずに真実だと受け取ってくれたみたい。
天堂が帰った後、人ひとりの命を奪ったのにケロッとした娘夫婦に、こんこんと説いてる。
さすがに柳子には響いたみたい。
「夜叉…夜叉夫人…」
自室に戻った柳子が鏡に向かって自問自答してる。所々で静止画になって、演出がホラーすぎ。怖いって。
なすびにて
またもや無駄足を踏んだ天堂が帰ってきた。
朝倉夫妻に何を言ってもムダだから、ケンプトンに賄賂を渡していることが明るみになれば、一転するかもと思いつく。
琴ちゃんは圭吾が贈り物の帳簿をつけていることを知っていた。泥棒することを提案すると、トビさんは全力で止める。
神様がふさわしい人を遣わしてくれるから大丈夫だよ。とか子供に言い聞かせるようなファンタジーな答えではぐらかしてる。
「誰を?」
「誰を?って、そうだな…。あ~月よりの使者かな」
そんなとき 天堂は朝倉家に向かっていた。
顔が黒くて暗闇に溶け込んでる天堂笑う~。そうきたか。おもしろいな~
スパイ学校行ってたから楽勝だろうね。
お母さまが悪い噂を聞いても動き出さないから、役立たずでずっとイライラしてたけど、このどんでん返しのためだったのか。
忍耐がいったわ。いや~脚本が面白い。
57話:転落
夜、天堂はピッキングで朝倉の家に侵入する。普通にダメでしょ。
ちょうどそのころ、柳子は事件のことが気になって眠れなかった。書斎へ行き、お父さまの写真を眺めて語り掛ける。
机の足元に天堂が隠れてるー!!丸見えで笑える。
そこにきぬさんが来て、冷えるから戻るよう促してくれた。グッジョブ!
そして泥棒仕事を再開。簡単に金庫を開けて、ケンプトン氏への賄賂の領収書をゲットする。
朝倉家のパーティーにて
ケンプトン大佐の少将への昇進を祝っての会だけど、本人はまだみたい。
ついでに柳子の妊娠を発表してお祝いしてもらう。
そこに警察が乗り込んで来た。圭吾はケンプトン少将の贈賄容疑で逮捕されてしまう。
「みなさん!パーテーはお開きです」
あっちゃー。客人が帰ってった。
誰もいなくなった居間にて、お母さまは柳子に、いつかこうなることを予想していたと言う。うそ~ん。孫ができてヒャッハーしてたのに。
さらに、間違っていたことを指摘して、生き方を改めるよう注意する。
「生き方…?」
柳子はいよいよキレて、今まで溜まっていた気持ちを吐き出した。
朝倉家のため、お母さまのため、世間に罵られても頑張ってきた。お母さまは他の方法を教えてもくれず、助けてもくれなかった。うん。ずっと見てたからわかる。
「ごめんなさいね。柳子さん」
今までのことは感謝してるけど、もうこれからは貧しくても誇りある生き方をしたい。とか今さらのたまいだした。
ズルいな~
柳子の魂の叫びが心に響いて泣けた。ずっと言いたかったけど我慢してお母さまの言うとおりにしてたもんね。
前半の泥棒天堂に大笑いしてたのが吹っ飛んだ。もーなんなのこのドラマ。
58話:懺悔
飛田組に朝倉が逮捕されたニュースが舞い込んで喜ぶ組員たち。
琴ちゃんは明るく振舞うけど、飛び出して行った。外で泣いていると、親方が来てくれて胸を貸してくれた。
組員たちと一杯やる天堂は、足元に落ちていた蝶の死骸を拾い上げる。
<りゅうこー!!>
<天堂さまー!たすけてー!>
夜、悪夢を見た天堂は目を覚ます。怖すぎ。
自分がやったことが正しかったのかわからなくて苦しんでるみたい。
「あんたがやらなかったら、この町はきっとめちゃくちゃになってた」
おタカは天堂を町の救世主だと言い、苦しみから解放させてあげる。
でもたぶんそういうことじゃなくて、天堂は柳子が心配なんだよね。
そんな本音は妻には言えないし、優しいおタカを布団へ呼んで、腕枕をしてあげた。おやすみ。
警察署にて
圭吾は取り調べて黙秘を続けていた。柳子も参考人として呼ばれ、そのあと圭吾と面会する。
「何もかも天堂のせいだ!」
なにも反省しない圭吾に、柳子はもう強引なことはやめようと言う。でも弱気になっちゃダメだとか言って、全然伝わらねー。絶望です。
教会にて
その帰りに思い出の教会に立ち寄った。
誇りも夢も全て失い、そして人の命の重さに押しつぶされそうな柳子は懺悔する。
その後ろには天堂がいた。
昨日は良心の呵責に苛まれていたけど、この懺悔を聞いて確信したみたい。
自分が領収書を盗んで密告したとは正しかった。夜叉の仮面を剥ぐことが出来たから、後悔していないと言う。
でも今さら引けない柳子は、天堂を敵だと言って去っていった。
天堂的にはこれでも一歩前進したと受け取って、ちょっとホッとしてる。
なすびにて
天堂はおタカに、教会で夜叉夫人が懺悔していたことを報告する。気持ちがスッキリしたから、あとは2人でおタカの故郷で暮らそうと言う。
それを聞いたおタカが泣きそう。
まぁショックだよね。
昨日おタカがだいぶ励ましたけど、そんなに伝わってない感じで。柳子と会ったらこの変わりよう。すごい前向きになって、影響力大きすぎて、私の存在って…ってなるよね。
でもでもおタカには申し訳ないけど、布団のシーンのあとに、天堂と柳子が並ぶとやっぱりお似合い。この2人の並びをもっと見たいなーと思った。
59話:和解
2週間後、圭吾は起訴されて拘置所に移された。
「あと10万ほどお貸しいただけないでしょうか」
柳子が憎き片岡に頭を下げて頼んでる。保釈金を用意するために美術品とかも売ってるんだって。あのモネの絵も売ったのかな。
返済能力がないからと断られるが、朝倉の家を担保にするならいいとのこと。
「それなら火をつけて燃やしてしまった方がずっとマシ」とか言い返してる。
いやいやマシではないと思うぞ。こんなピンチでも片岡への扱いが相変わらずで、柳子かっこいい。
悩ましい天堂
片岡から朝倉家の危機を知った天堂は、自問自答していた。
これが俺が望んでいたことなのか?
男爵への償いと言えるだろうか…
救世主1
夜、天堂が珍しく酔っ払って帰ってきた。
何も言わない夫に、全てお見通しのおタカは店の権利書を出した。これでお金を借りてお嬢さんに届けてあげてほしいと言う。
天堂はもちろん遠慮するが、この問題を解決しないかぎり夫婦で幸せになれないから、私のために使ってほしいと頼む。
救世主2
「よしわかった」
なすびの権利書を見せると、トビさんが金庫から大金を出した。
理由も聞かず、担保無しで貸してくれた。男気あるな~
朝倉家にて
天堂はお母さまと1対1で話し合う。藤色のお着物がとっても綺麗。
お母さまは天堂に、男爵をそれほどまでに慕う理由を問う。
天堂は勘違いの復讐で事業を妨害しまくったのに、男爵は広い心で許してくれ、さらに誇りと愛に生きることを教えてくれたと話す。
そして圭吾が捕まった理由は自分だと告白する。
亡き男爵の名誉のためだと思って実行したが、女性陣に地獄の苦しみを味あわせて胸が痛んでいる。恩を仇で返してしまったから、償いとしてお金を受け取ってほしいと差し出した。
お母さまは今まで誤解していたことを詫び、素直に貸してもらうことにしたみたい。
二人は柳子と圭吾が立ち直るようお祈りし、殿さまにお願いした。
めでたしめでたし。
いや~長かった。2人は59話もずっと敵対してたんだよ。やーっと誤解が解けた。良かった良かった。
まぁ元カノの息子ってのがまず引っ掛かるもんね。お母さまが「いりません」とか言っちゃうんじゃないかとハラハラした。
最近、天堂の成長物語を見てるようで楽しい。
60話:鐘の鳴る丘
「ねぇもうやめようよ英次兄ちゃん。あいつ色黒いし、力強そうだし」
色の黒い天堂は、教会に出入りする戦災孤児にからまれる。
金が欲しいなら新橋の「なすび」という店に来いと言って、脅かして蹴散らした。
柳子の気持ち
柳子はお母さまからお金の援助のことを聞き、天堂に会いに行く。
「ありがとうございました」
とっても素直だしやっぱり綺麗。
天堂の本心がやっとわかったけど、だからって今までのことは否定しないし、この先も夫と力を合わせてビル建設にまい進すると宣言する。
ただし、今後は合法的な実業家になるそう。圭吾にはムリだと思うな~
柳子はとても前向きな気持ちで、夫の帰りを楽しみに待っていた。
なすびにて
天堂とおタカが帰宅すると、教会で出会った子供らがお店に入り込んでいた。捕まえると、新入りのチビが熱を出してるとか。
「正坊?」
教会にはおタカの亡き息子の正一にそっくりな少年が寝込んでいた。名前は章吾だとか。
子どもらを店へ連れて帰り、おタカはみんなを田舎へ連れてって、鐘の鳴る丘を作って育てようと言う。
「いいな。やろう」
すてきやん。
朝倉家にて
圭吾が保釈されて帰ってきた。柳子がとても嬉しそう。
何も察せない圭吾は、朝倉家の困窮状態を知り、全て天堂のせいだと言う。柳子から保釈金の出処を聞き、
「天堂に会ったな?」
そうきましたか。牢獄に入れられてる間に、元カレに会って命乞いをしたと腹を立て、暴力を振るう。
「売女!」
さらに柳子を殴り、そこにお母さま止めに入る。
怖いー
これはほんともう別れた方がいいよ。でも圭吾は養子だから、離婚したらどうなるの?
正坊似の子供(てか正坊だけど)が出てきて、引き取る話ですごくほっこりしてたのに…
天堂は困ってる美人な柳子をほっとけないだろうな。でもおタカは聖母マリアみたいで嫌う要素がないし。板挟みになるのかな。モテる男はツラいね。
今日見逃したので助かりました
こんにちは。
この、昔のドラマにいまさらハマって楽しんでいます。
見逃したりした時に
こちらの解説を読ませていただいております。
とても分かりやすい解説、そして感想をありがとうございます。
これからも楽しみにしております。
何度もやめようかと思いつつ…
ジャスミンさんとても励みになります。コメントありがとうございます。
やめないでください!
ドラマ見た日も読んでます!!
よろしくお願いいたします!!!
わぁありがとうございます。頑張ります。