安藤なつみ先生の『私たちはどうかしている』12巻を紹介します。
最初の頃は椿の理解できないぶっ飛んだ行動に、毎回驚かされて楽しかったけど、最近は真面目でつまんない。
七桜も自分勝手すぎるし、そろそろ結末を見たい気もする。
<12巻のあらすじと感想>
・登場人物
・54話:朔(さく)
・55話:武六会
・56話:女主人・七桜
・57話:レベレーション
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登場人物
★花岡七桜(はなおか なお)
「花がすみ」の和菓子屋店主。24歳。光月庵を乗っ取るために椿との勝負に挑む
★高月 椿(たかつき つばき)
「光月庵」の和菓子屋店主。お店を必死で守る
★栞
椿の元婚約者。光月庵の看板娘
★多喜川
花がすみのスポンサー。七桜にプロポーズする
54話:朔
「光月庵はお前に譲る」
大旦那さまは七桜の前に現れてそう言った。
暴れる女将を止めようとした大旦那さまは、倒れて救急車で運ばれる。
その後、大旦那さまは椿を病室に呼び、御菓子の評価を伝える。あれはわしだけに向けて作られた御菓子だった。これからは何にも縛られず、自由に作るように、と…
そして大旦那さまは息を引き取った。
お葬式には七桜が孫として現れる。続いてスーツを着た椿が現れ、お焼香だけ済ませて出ていった。
椿から「やっと取り戻せてよかったな」と嫌味を言われた七桜は、光月庵を守り抜きたい気持ちがさらに強まる。
◆感想◆
んーこの展開イヤだな…。他人が大事にしてるものを横取りして、七桜は嬉しいのかな?ほんと性格悪いよね。
55話:武六会
光月庵を乗っ取り完了した七桜は、自分の荷物を部屋に運び込む。
調理場では、今日から店主だと自己紹介し、職人らから邪険に扱われる七桜であった(当然)
18年前の事件以来、赤色を見ると発作を起こしていた七桜は、お店を乗っ取ってもなお、赤色がダメだった。
そんなとき、栞さんの姉・長谷川由香莉が現れる。長谷川屋の亭主だそうで、「武六会」の招待状を持ってきていた。
武六会とは、加賀の名店の中から選ばれた6店が、新年の顔合わせをする会だそう。七桜は光月庵を正式に継いだ当主として、出席を求められる。
武六会にて、、、
七桜は長谷川屋の奥に通される。
部屋にはコワモテのじいさんやら意地悪そうなおばさんやらがいて、緊張する七桜であった。そんなところに明るい多喜川さんが現れた。ちなみに多喜川さんも武六会のメンバーとのこと。
芥田流家元の芥田茂は、2月末にある奉納の儀に献上する菓子を、光月庵に代々受け継がれているあの道具で作ってほしいと依頼する。
◆感想◆
椿が出てこないとつまんない。
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56話:女主人・七桜
武六会には毎年、店の命である道具を神社で清める儀式があるとか。その際、お供えする御菓子はあの道具で作るのが決まりだそうな。
帰り道、多喜川さんは七桜に、武六会のかたくなで強情っ張りな人たちは、適当に受け流せばいいと言う。
七桜は何も知らない人に非難されて黙ってられないと反論する。そんな流れで、多喜川さんのことをもっと知りたいと言い出す七桜。
2人の間にラブが生まれそうになったその時、由香莉が現れる。不穏な空気が流れ、どうやら多喜川さんの秘密を何か知っている模様。
道具を紛失、、、
七桜は光月庵に帰り、道具が入っている引き出しを開ける。中には死んだ峨が入っていた(!)
七桜は焦って女将が行きそうな場所へ手当たり次第に探す。途中出会った栞に慰められ、なんとか落ち着きを取り戻す。
ちなみに、栞の姉・由香莉は10年前に多喜川さんと付き合っていたとか。
石川県志賀町ーー
お店で食事中の椿は、喫煙する客に文句を言ってトラブルになる。そこに止めに入った女性は、偽の七桜ママだった!
◆感想◆
どうしましょ。光月庵の職人さんたちと一緒で、私も女主人の七桜がどうしても受け入れられない。
57話:レベレーション
七桜は栞から、多喜川さんについて悪いイメージを聞かされるが、七桜にとって大切な人になっていた。
偽七桜ママと椿
夕子さんは前の店を畳んで地元で飲み屋をやっていた。
椿は少し前に目の手術をしたとか。ほっ
椿が七桜のことを色々と誤解してしていたため、夕子さんは七桜が椿の子を妊娠していたことを暴露する。あの火事でダメになって、自分を責めていたと…
それを聞いた椿は怒りがこみ上げるが、真実を知ったところで、もうやり直すことは出来ない…
女将の復讐
女将の目撃情報が入り、駆け付ける七桜。女将は道具箱に火をつけた。七桜がなんとか火を消し止め、箱の中の道具は無事だった。
ふらつく七桜を抱きとめる腕
「おまえはほんとに無茶なヤツだな」
それは椿だった。
逃げる女将の前に多喜川さんが現れる。多喜川さんの父は女将と関係があったとか。な、な、なんと!椿の父は多喜川さんの父だった。つまり2人は腹違いの兄弟ですってよ。
◆感想◆
名家の人たち不倫ばっかりで何やってんの。だんだんあまり驚かなくなってきた。
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