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漫画『私たちはどうかしている』13巻ネタバレあらすじ感想


安藤なつみ先生の『私たちはどうかしている』13巻を紹介します。

なんと本日、13巻発売日(2020年8月12日)で、かつドラマの1話放送日なのです。粋なことしてくれるよね。

女将が光月庵に代々受け継がれる道具を燃やそうとしていたところに、七桜が危機一髪で間に合った。さらに椿さんも駆けつけて終わった12巻。

そして、椿さんと多喜川さんは腹違いの兄弟という事も判明したし、どうなることやら…

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<13巻のあらすじと感想>
登場人物
58話:使命
59話:主従交代
60話:暴かれる過去
61話:父の部屋

登場人物

★花岡七桜(はなおか なお)
和菓子屋「光月庵」の店主。24歳。スポンサーの多喜川さんから求婚される。

★高月 椿(たかつき つばき)
光月庵を追い出された後、目の手術をして、現在無職。

★多喜川
七桜を援助しつつ、気持ちが自分へ向くのを静かに待つ日々。椿と腹違いの兄弟。

 

58話:使命

女将が燃やそうとした大事な道具は、七桜がなんとか守る。そこに椿が現れ、一緒に光月庵へ。

椿は光月庵の職人として雇ってほしいと言う。

戸惑う七桜に多喜川さんは、過去のことは忘れて雇うことを勧める。

さらに七桜をバックハグしてプロポーズの返事を催促する。七桜はなんとも答えず…

七桜が店主になってから、職人が次々と辞めていき、お店の運営が上手くいっていなかった。七桜はお店の存続のために、椿に協力してもらうことに決める。

一方、椿は多喜川に不信感を抱いていた。

◆感想◆
多喜川さんが苦手…。七桜も気持ちが無いのに、便利な男をキープして、はっきり断ったりしないの。ズルいよね。まぁお互い様ってやつか。

椿がただただ健気で泣ける。

 

59話:主従交代

光月庵の職人になった椿は、七桜にこき使われる。つい最近まで店主だったのに、、、戸惑うスタッフたち(当然)

多喜川家にてーー

日本舞踊をたしなむ多喜川さん。そんなとき元カノの由香莉が現れ多喜川さんを誘惑する。しかし多喜川さんは七桜しか眼中にないらしい。きっぱりと断って、部屋を追い出す。

名取披露式ーー

日本舞踊の師範だったお母様の後を多喜川さんが継ぐらしい。突然の女形で優雅に舞う多喜川さん。客席に椿の姿を見つけて、ふらついてしまう。

楽屋にて、、、椿は多喜川さんに、七桜に近づいた目的を問い詰める。

◆感想◆
大地主かつ事業を幅広く展開する大金持ちが、日本舞踊の女形ってどんな設定よ…。ちょっとあきれてる。


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60話:暴かれる過去

名取会場にて椿の姿を見かけた七桜は、勝手に屋敷の中を探し回る。迷った先の部屋には、足元に男性の遺影が置いてあった。

どこからか現れた由香莉曰く、それは多喜川さんの父親だとか。光月庵の女将と不倫したため、家族の厄介者扱いだそうだ。ここで七桜は、多喜川さんと椿が兄弟だということを知る。

さらに、七桜が昔勤めていた和菓子屋に、迷惑メールを送り付けた犯人は、多喜川さんだったと判明する。

ちょうどその時、多喜川さん登場。七桜が問い詰めると、母親を苦しめた光月庵の女将が憎くて、女将の座を奪ってもらうために、あのメールを送ったとか(ひでー)

多喜川さんが援助していたのは、全て七桜を光月庵に導くためだった(がーん)

何も信じられなくなり、落ち込む七桜(そりゃそうだ)

そんなとき、椿は七桜に、光月庵の当主だということを思い出させる。2人は静かに御菓子を作り、18年前の話になる。

あの朝、女将を見たと思っていたのは、実は多喜川さんの父だったかもしれない…

◆感想◆
親世代の不貞行為の連発のせいで、子供たちは苦労するね。自分たちのせいじゃないのに、御菓子作りや日本舞踊だけに打ち込めないのは可哀想。

 

61話:父の部屋

七桜は多喜川さんの父親の遺影が、椿と似ていたことを伝える。受け入れられない椿は突然大声を出して調理場を出て行った。とても精神不安定な椿であった…

翌朝、七桜は18年前に事件があった庭を訪れる。すると、椿もやってきたよ。

なんだかんだで3年前の火事の話になり、ラブが復活しそうになりかけるが、椿にブレーキがかかってしまう。「終わったこと」だと言う椿に、少しがっかりする七桜であった。

武六会 奉納の儀ーー

七桜は光月庵の御菓子を納め、多喜川さんを探していると、由香莉に階段から突き落とされてしまう。

◆感想◆
これ普通に殺人事件だよね。どうせ生きてるんだろうけど。店を乗っ取って我が物顔の七桜が可愛くないから、心配な気持ちになれない。

椿は新しいお店を開いて、どこかの可愛いお嬢さんと結婚した方が幸せになるよ。椿ならすぐに見つかるだろうし。七桜に固執する理由がさっぱりわからない。まぁその理解の出来なさ加減が「椿はどうかしている」ってことなんだろうね。

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