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Netflix「ベター・コール・ソウル」シーズン3ネタバレ感想


Netflixオリジナルドラマ「ベターコールソウル」シーズン3を紹介します。

シーズン2の最後で、病気の兄に同情したジミーが、資料の改ざんを告白した。

でもそれは兄の罠だった。がーん。

そろそろ兄弟喧嘩は切り上げて、修羅の道に堕ちていくジミーを早く見たい。

「ベター・コール・ソウル」

原題:Better Call Saul
制作:アメリカ AMC
S1  全10話 2015年
S2  全10話 2016年
S3  全10話 2017年
S4  全10話 2018年
S5  全10話 2020年
S6  全13話 2022年

キャスト

★ジミー/ジェイムズ・マッギル
(ボブ・オデンカーク)
のちのソウル・グッドマン。キムと同じ建物で個人事務所を運営中

★マイク/マイケル・エルマントラウト
(ジョナサン・バンクス)
元警察官。義娘と孫を支えるため、悪い仕事で稼ぐ

★チャック/チャールズ・マッギル
(マイケル・マッキーン)
ジミーの兄。電磁波過敏症を患う弁護士。ろくでなしの弟が弁護士活動することを忌み嫌う

★キム/キンバリー・ウェクスラー
(レイ・シーホーン)
ジミーの隣の部屋で個人事務所を開業した弁護士。ジミーの良き理解者

 

1話:電池交換

ジミーから自白を引き出したチャックは、ハワードを呼んで録音テープを聞かせた。

その後、雑用係のエルネストがカセットプレーヤーの電池を交換すると、再生されて、ジミーの声が流れてしまう。

一方、謎の警告を受けたマイクは、車の燃料キャップの中に発信機を発見する。

電池を外してバッテリー切れとし、新たに手に入れたものを取り付けた。

夜になり、何者かが交換しに現れる。

感想

事務所の壁のWMの絵だけど、キムが「株の大暴落みたい?」って言ってからそれにしか見えなくなった。でも湖面に映る富士山みたいに、天井を見ると跳ね上がってるように見える。

 

2話:ガス!

マイクは発信機を持つ男を発見し、後をつけまわす。転々とお金を回収して回り、ロス・ポジョスにも寄ってる。

翌日、ジミーに協力を求め、ポジョスで張り込みしてもらう。店長のガスが働いてる。

その後、ジミーはキムから、エルネストに自白テープの相談を受けたことを聞き、チャックの家に乗り込んだ。

激怒しながら引き出しのテープを出して破壊し、罵詈雑言並びたてる。

奥にはハワードと私立探偵がいた…

感想

やーっとガスがでてきた。上品でめちゃくちゃ姿勢がいいよね。やってることは極悪人だけど。

シーズン1でチャックに奥さんがいたときがあったから、その後、離婚したか死んだか何かあったのかと思ってたら、逃げられたんだね。まぁ息苦しいだろうな。

 

3話:商売敵

ジミーは不法侵入で捕まってしまう。その後、金を払い保釈される。

罪を全て認め、法曹協会に自供書を提出すれば、チャックは裁判は起こさないとのこと。

しかしそれに従うと、弁護士資格がはく奪されるし、従わずに裁判になってもチャックの弟子ばかりで勝ち目がない。

八方塞がりのジミーに、キムは一緒に闘おうと言う。

一方、マイクが発信機のあとをつけるとガスが現れる。

ヘクターの暗殺をやめろと言ってきた。でもトラック襲撃はナイスだったと褒める。どうやらヘクターはガスの商売敵らしい。

そこでマイクは協力を申し出て、ヘクターの麻薬輸送の邪魔をする。

感想

チャックむかつくから、スカッとするような反撃かましてほしい。

 

4話:復讐

ブレイキング・バッドでガスに毒殺されたドン・エラディオさん登場!

ヘクターは買収したアイス工場の運転手を連れてきて、入国手続きで顔パスで通れると紹介する。

そして輪ゴムで束ねた金を献上する。

次にボルサがやってきて、ガスから預かった1か月の売上金を渡す。

さっきより大金だし、綺麗にまとまってるし、ヘクターの面目丸つぶれ。

その後、ヘクターはロスポジョスを訪れ、店のトラックでブツを運ぶよう脅す。

一方、輸送妨害でマイクは報酬を渡されるが、個人的な復讐だからと言い、返してしまう。

ガスはそれでマイクを気に入って、ヘクター殺害を止めた理由をぶっちゃける。

「頭に1発で即死なんて人道的すぎる」

感想

こわー。過去にヘクターに目の前でシェフを殺されたしね。相当根に持ってそう。

 

5話:法廷ドラマ

ジミーの資格はく奪のための法廷が開かれる。

ハワードや探偵が証言台に立ったり、自白テープを流したり、次にチャックが証人として現れる。

ねつ造の証拠が無いため、自白テープは立証の足掛かりにしようと思ったと述べる。

その後、ジミーの反対尋問の番となり、別の側面から同じ物事を見てほしいと言う。

テープは兄が私を憎んでいる証拠で、自白は兄を慰めるためについたウソだと述べる。

チャックは電子機器が近くにあると、身体的症状が現れると言ったが、胸ポケットにはバッテリーが入っていた。

1時間半前にすれ違ったデブのヒューエルが入れたのに、ずっと気づかなかった。

そのことで、物理的な問題ではなく、心の病気だと証明されてしまい、チャックは慌てて否定する。

さらに興奮して、弟への恨みつらみを並びたてた。

感想

急にめっちゃ面白かった。初めて弁護士らしいドラマで、見入ってしまった。

そしてここでスリのヒューエルがでてくるとは。

 

6話:ソウル・グッドマン爆誕

ジミーは12カ月の業務停止となり、弁護士の資格ははく奪されなかった。

翌日、全部の顧客に研修休暇だと連絡する。

CM枠が無駄になり、他者に売れない契約のため、CM制作で儲けてタダで枠をあげることを思いつく。

その宣伝のために、ジミーは変装してソウル・グッドマンという名で出演する。

一方、ヘクターはガスのチキンの車で輸送を始める。

それとは別に、新しい自分だけのルートとして、ナチョの実家の車のシート張替え業者に目をつける。素材をメキシコから運んでるらしい。

「ドン・ヘクター、俺の親父はカタギの男です」

感想

Saul Goodmanが「すべてよし」の意味なのは、S’all good, man.(It’s all good. の短縮形)が元だそう。

ヘクターがブレイキング・バッドでは指しか動かないようになってたから、なにか銃撃戦とかで大ケガを負うのかな。

 

7話:常用薬

CM制作の儲けは少なく、ジミーはキムと事務所の経費を折半していたため、支払いに困っていた。

一方、キムは病人を痛めつけた罪悪感で自分を責めていた。ジミーの分も稼ごうと、寝る間も惜しんで仕事に励む。

ナチョは、以前野球カードを盗んだウォーマルトの前に現れ、空のカプセルを手に入れるよう命じる。そういえば製薬会社に勤めてるって言ってたね。

夜、マイクはウォーマルトに用心棒を頼まれ、一度は断るが、心配になって引き受けることに。

受け渡し場所にて、マイクはナチョにヘクター毒殺を止めるよう忠告するが、自分の父が危ないからやるしかないとのこと。

感想

私はケヴィンコスナーが大好きだけど、なぜかジミーには愛着を持てない。聖女なキムがジミーを選ぶ理由がわからん。

 

8話:資金洗浄

マイクは以前トラック襲撃で運転手を助けた男が埋められた場所を探し、匿名で通報する。

その後、たんまりたまった報酬を使えるようにしたいとガスに相談する。

ナチョは鎮痛剤を細かく砕き、手に入れた空のカプセルに詰める。そして上着のポケットに忍び込ませる練習をする。

アイス屋でいつものお金の受け取りで、立ち会うヘクター。ナチョは誤魔化しながら、薬をすり替える。

チャックは少しずつ電気に慣れ、買物に出られるようになっていた。

感想

すり替えはヒューエルに頼めばよかったのに。手際が悪くてハラハラしたわ。

 

9話:物別れ

マイクはガスの紹介で、マドリガル社のリディアの面接を受ける。ここで雇ってもらって資金洗浄もしてくれるらしい。この頃から知り合いだったみたい。

ハワードは堅物なチャックを持て余し、退職を勧める。するとチャックがHHMを訴えると言い出した。それがイヤなら高額の退職金を払えとな。

ヘクターは輸送をガスに頼み一元化したことをエラディオから褒められる。コケにされて激怒すると、急に苦しみだし、いつもの薬を飲んだ。

「みんなくたばりやがれ!」

でもすり替えたから鎮痛剤なんだよね。

サンドパイパーの集団訴訟はまだ終わらないらしく、金欠のジミーは原告代表のランドリー夫人にあることないこと言って、遠回しに和解を勧める。

ちなみにジミーの取り分は1億円弱くらい。

感想

スペイン語を話す人たちが骨太で固そうな肉づきをしてて強そう。遺伝子なのか食生活のせいなのか、コワモテの顔も合わさってかっこいい。特にナチョが好きだな。

 

10話:2人の頑固じじい

ヘクター・サラマンカ

ナチョはヘクターを実家の店に連れて行き、輸送の手順を説明する。

「お願いだ。帰ってくれ」

堅気な父はヘクターに頼む。ナチョは家族のためだと説得し、父にお金を受け取らせた。

その後、ヘクターのアジトにガスがやってきた。ドンファンは輸送にはチキンのトラックを使うことは決定事項だと言う。

「エラディオなんてクソ食らえだ!」

興奮したヘクターは苦しみだし、手持ちの薬を飲んだ。でも鎮痛剤なんだよね。

ガスは救急車を呼ばせ、心臓マッサージをする。どうしても自分の手で殺したいらしい。

チャールズ・マッギル

ハワードは意見を曲げないチャックに300万ドルの小切手を渡す。ハワードの個人資金とローンで3回に分けて払うとか。

「おめでとう」

ロビーに出ると、大勢のスタッフの拍手で見送られてしまう。

そんなとき、事故を起こして落ち込むキムを見て反省したジミーは、チャックに謝るため家を訪れる。

「どうせまたやるのに、反省に何の意味がある?」

もう修復不可能です。

その後、チャックは病状が悪化し、電子機器を全部庭へ出したり、壁を破壊して中を調べたり、家の中はカオス状態。

夜、足で机を蹴り続け、上に乗っていたランタンを落とす。

感想

あれまー。チャックはほんと老害で邪魔だったけど、こんな最期は期待していないよ…

マッギル家の両親は人が良すぎたから、長男のチャックは法の知識を身に着けて利益を守ろうとしたのかな。

ジミーは騙される方にも問題アリ、な考えで、それなら騙した方が得じゃん、みたいな感じかな。お父さんに注意しても聞く耳持たなかったもんね。

2人がタッグを組んで法廷に立つ姿を見てみたかったな。天国のお母さんもさぞ鼻高々だっただろうに。

 

シーズン3感想

ガスが出てきてやっと面白くなってきた。サラマンカとの対決が緊張感あって楽しい。

2人の運命を知りながら見るってのも変な感じ。できればあの最期を知らずに、出会いから見たかったな。

私の中ではナチョがイチ押しだけど、BBではいないキャラだから、まぁそういうことなんだろう。お父さんに迷惑かけないように立ち回って、なんとか済むといいんだけど。


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