Netflixオリジナルドラマ「ベターコールソウル」シーズン4を紹介します。
シーズン3の最後で、チャックが自宅に放火して、ヘクターは心臓病の薬をすり替えられて倒れてしまった。2人のじいさんの命は果たしてどうなったのでしょうか。
なんと、悲しいことに、渋くてかっこいいマイクの声が、この1話から別人になっとります。ショック…
「ベター・コール・ソウル」 | |
原題:Better Call Saul |
・キャスト
・1話:2人のじいさんの命
・2話:力関係
・3話:ゲイル!
・4話:カルテルの抗争
・5話:ラボの建設
・6話:自分語り
・7話:奇跡的な回復
・8話:奇跡的な回復2
・9話:車イスの呼び鈴
・10話:前進
・シーズン4感想
キャスト
★ジミー/ジェイムズ・マッギル
(ボブ・オデンカーク)
のちのソウル・グッドマン。兄の自宅への不法侵入で1年間の弁護士活動禁止となる。弁護士のキムと同棲中
★マイク/マイケル・エルマントラウト
(ジョナサン・バンクス)
元警察官。悪い仕事で稼いだ金を、リディアに資金洗浄してもらう
★ガス/グスタボ・フリング
(ジャンカルロ・エスポジート)
チキンのチェーン店 ロス・ポジョスのオーナー。エラディオの元でヤクの流通を担う
★ナチョ/イグナシオ・ヴァルガ
(マイケル・マンド)
サラマンカファミリーの一員。堅気の父を取り込もうとした親分のヘクターを恨む
1話:2人のじいさんの命
倒れたヘクターは、救急車で搬送される。
親分不在のサラマンカファミリーは、今までの縄張りのままヤクを売るようドンファンから指示される。
駐車場の仕事を辞めたマイクは、マドリガルの社員の自宅からIDカードを盗む。そして勝手に出社して、警備コンサルタントとして働く。
チャックの死因
チャックが火事で死んでしまった。
教会でのお葬式ではシシリアーノが流れてる(涙)
その後、ハワードがジミーのもとを訪れ、状況を考えて自殺したんだと言う。
そしてHHMを追い出したことを涙ながらに告白する。するとジミーは
「君が背負うべき十字架だな」
最後キムが「ん?」ってなったの、私も同じだった。ビックリ
チャックがモンスターすぎて、脚本家も手に負えなくなったのかな。こんな退場の仕方は後味悪い。
2話:力関係
ジミーは失業状態から抜け出すため、就活していた。
リディアはマイクを叱るが言う事を聞かず、ガスに相談する。
「では彼に社員証を渡せ」
ヘクターは植物状態となり、ガスは専門の医者を派遣する。
サラマンカファミリーとの連携は上手くいくはずはなく、ガスはナチョを取り込んだ。
ヘクターに何かやったの気付いてるみたい。
「今からお前は私のものだ」
あちゃー。邪魔なヘクターを追いやった途端、さらに厄介な男に目をつけられた。ナチョが心配。
3話:ゲイル!
アルバカーキの原野の青空がとても綺麗。
そんな場所で、ガスの部下はナチョが襲われた風に偽装工作する。
2発も撃たれてる(涙)
瀕死のナチョはサラマンカの双子を呼ぶ。
いつもの獣医がガレージで処置してくれて、なんとか助かったみたい。よかた
何も知らないドンファンは、ブツの輸送中に襲撃されたと思ってる。ガスにアメリカ国内で製造できる人物を探すよう命じる。
高校の化学室にゲイルがいる。ガスがそのうち大事な仕事を任せるってよ。
このあと死ぬことを知りながら物語を見ることに、虚無感を覚える。
4話:カルテルの抗争
日曜大工のパパをじーっと眺める少年。可愛いなぁと思っていたら、固まる前のコンクリに
matty
とサインをいれた。泣ける…
現在、マイクは遺族の会で出会った女性とイイ感じ。でも息子の嫁の方がお似合い。
ジミーはキムを安心させるため、CCモバイルで店長として働くことに。
顔色が悪いナチョはサラマンカの双子に、隣のシマのエスピノーサが犯人だと証言する。するとそのまま乗り込んで行った。
ナチョも仕方なく参加して、真昼間に激しい銃撃戦。どうかしている…
ガスはナチョにウソの証言をさせて、サラマンカとエスピノーサを争わせて、空いた縄張りをカルテルから譲り受ける算段らしい。そういうことね~
ナチョもツラい立場だこと。てか病院へ行きなよ。保険入って無さそうだけど、隠し金はたくさんあるはず。瀕死のタンクトップ姿がセクシーだった。
5話:ラボの建設
マイクは掘削業者の面接をし、周りに気付かれずに地下を掘れる人材を探していた。
ジミーはプリペイド携帯に目をつけ、プライバシーを守れることを売りにして営業する。
大量に売った後、おやじ狩りに遭ってしまう。
そんなこんなで弁護士業務停止から2カ月が過ぎ、必ず本業で復帰することを心に誓う。
HHMのハワードは自責の念に駆られ、不眠症になっていた。
ラボの建設から見られるなんて嬉しい。
完成を知ってるから、プロジェクトXとかの建築のドキュメンタリーを見てる気分。
6話:自分語り
ドイツ人の掘削業者を呼ぶことになり、ガスとマイクは大きな倉庫の中に住環境を整える。
作業員は8カ月ほど缶詰になるらしい。
お見舞いに訪れたガスは、意識のないヘクターに貧乏な少年時代を語りだす。
キムはシュワイカートでパートナーとして雇ってもらうこととなり、ジミーはショックを受ける。
その後、HHMに兄の遺産を受け取りに行くと、以前の活気がなくなっていた。
ジミーは悲劇のヒロインぶってるハワードにカツを入れる。
そして以前おやじ狩りした少年たちに儲け話を持ち掛ける。逆にカツアゲされそうになり、ヒューエルたちに懲らしめてもらう。
大金がもらえるとしても、8カ月も外に出られないなんて気が狂いそう。たぶん一筋縄ではいかないんだろうな。
7話:奇跡的な回復
Need to call ? By from saul !
をうたい文句に、ジミーは仕事に励み、いよいよ弁護士復活まであと1か月となった。
いつも通り使い捨て携帯を売っていると、警官にいちゃもんをつけられる。
そこに戻ってきたヒューエルが勘違いして、警官を殴ってしまう。
一方、ヘクターは座れるまでに回復していたが、話すことは出来なかった。唯一動く指先でコミュニケーションを取る。
それを知ったガスは喜んだ。
穴蔵での作業は予定の8か月を過ぎても、まだ半分も終わってないらしい。作業員は外に出られずストレスが溜まっていた。
やっぱヘクターの役者さん、演技力がすごい。
チキンを運んでるふりのポジョスのトラックがなにかと便利。
8話:奇跡的な回復2
ジミーとキムはヒューエルが刑務所送りにならないよう画策する。
地元のヒーローに仕立て上げ、アルバカーキの地方検事補は、4カ月の保護観察で納得してくれた。
そんなとき、久々にナチョ登場。元気になって良かった。
そこにサラマンカファミリーのラロがやってきた。ビジネスを手伝うらしい。
マイクはストレスが溜まる作業員をストリップクラブへ連れて行く。
ドイツ人の作業員たちが、スリムでスラっとしてて、同じ白人でもアメリカ人とは違う。スペイン語話すコワモテの男たちもナイスだし、キャスティングが好き。
9話:車イスの呼び鈴
ラロは老人ホームを訪れヘクターに会い、車イスにベルを取り付ける。色々質問すると鳴らして答えてる。
「それでこそサラマンカだ」
分が悪いナチョであった。
その後、チキン店を訪れ、ヘクターの命の恩人のガスに感謝を伝える。腹の探り合いをしつつ、握手を交わす。
ジミーは弁護士資格を取り戻すための聴聞会に呼ばれる。謙虚な態度で答えるが、不誠実だと判断されて落とされてしまった。
キムは、兄のことに少しも触れなかったことが原因だと指摘する。
ラボ建設では、地中の岩を砕くため爆弾を仕掛ける。大型トラックが通るタイミングでスイッチを入れる。
作業員のボスのヴェルナーは妻を恋しがり、少しの休暇が欲しいとマイクに頼む。でも完成するまでダメだってさ。
ヘクターにこんなことがあって呼び鈴を鳴らすようになったのか。BBで初登場したときは、まさかこんなに話が広がるとは思わなかった。
10話:前進
ヴェルナー・チーグラーが監視の目を盗んで逃亡してしまう。マイクはガスに、彼が妻に会う前に見つけて連れ戻すと約束する。
一方、サラマンカのラロは、ガスの行動を探る。右腕のマイクを付け回し、ヴェルナーに行きついて電話で話す。
その電話中のヴェルナーのもとにマイクがやってきた。
ガスに状況を説明するとヴェルナーは殺されるっぽい。ならば自分がやる。と申し出た。
観念したヴェルナーは歩き出し、マイクは背中を撃った。
ジミーの弁護士資格
ジミーは委員に好印象を持ってもらうため、兄の一周忌に墓参りで悲しんだり、学校に図書室を寄贈したり、学生の奨学金審査に参加したりする。
しかし、ろくでなしの印象は変わらず、そこで最終手段を思いつく。
委員会にて、ジミーは同情を誘うためチャックの遺書を読み上げた。すると途中で言葉に詰まってしまい、自分の言葉で本心を語りだした。
兄に近づこうと頑張ったがなれず、でも兄の名に恥じないよう努力し続けたいと宣言する。
キムは後ろで涙するが、これもジミーの作戦だったみたい。委員の人たちも感銘を受けてる。
マイクのあとにラロが行ったトラベルワイヤーの店員さん、倒れてたけど死んでないよね?気絶しただけだよね?サラマンカの男たちがほんと秩序がなくて厄介。
シーズン4感想
マイクとかガスとかヘクターの最期を知りながら、出会いから見るのが切ない。ずーっと切ない。終わりから遡るなんて、なんてことしてくれたんだ。
そして大好きなナチョは「ブレイキング・バッド」にはいないからさ~。最初から死亡フラグ立ってるの知りながら見るのもツラい。
イケメンはギリギリまで生かしておいてほしい。
ナチョは悪人になりきれてなかったり、ジェシーと被るところがある。