Netflixオリジナルドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン1のあらすじ・感想を紹介します。
物語はドラマ「ブレイキング・バッド」の登場人物 ソウル・グッドマンが誕生した経緯を描きます。
そのドラマで初登場したシーズン2の8話の6年前からスタート。ソウルが本名ジェイムズ・マッギルで弁護士として活躍してる。
6年後は生きてる結末を知っているから、安心して観られる。
「ベター・コール・ソウル」 | |
原題:Better Call Saul |
・キャスト
・1話:6年前の物語
・2話:正道を歩いていた時代
・3話:自作自演
・4話:着手金
・5話:高齢者法
・6話:マイクの息子
・7話:ボランティア精神
・8話:大型案件
・9話:妨害の黒幕
・10話:滑りのジミー
・シーズン1感想
キャスト
★ジミー/ジェイムズ・マッギル
(ボブ・オデンカーク)
のちのソウル・グッドマン。ネイルサロンの奥に事務所を構える貧乏な弁護士
★マイク/マイケル・エルマントラウト
(ジョナサン・バンクス)
元警察官。裁判所の駐車場受付係
★チャック/チャールズ・マッギル
(マイケル・マッキーン)
ジミーの兄。大手事務所HHMの創設者の一人
★キム/キンバリー・ウェクスラー
(レイ・シーホーン)
HHMで働く弁護士。ジミーと親友
1話:6年前の物語
マイクが普通の仕事をしている。
ジミー(ソウル)の兄ジャックは、電磁波恐怖症になって引きこもりらしい。
ジミーはこの頃はまだ悪事に手を染めておらず、事務所は閑古鳥が鳴いていた。
なんとかしようと、当たり屋のスケボー兄弟を利用して、役人のケトルマンにぶつけて顧客獲得を思いつく。
しかし、間違って別の車にぶつけてしまい、運転手のおばあさんの孫がトゥコだった!
トゥコ〜!会いたかったよ。トゥコのキレ芸大好き。
ブレイキング・バッドのときはソウルにあまり注目していなかったけど、ケビンコスナーにすごく似てる。若い頃は相当なイケメンだったろうな。
事務所がウォルターに資金洗浄の場として勧めていたネイルサロンだなんて、色々懐かしいネタ入れてくるね。
2話:正道を歩いていた時代
スケボー兄弟はトゥコにボコボコにされ、ジミーも一緒に捕まって砂漠に連れてこられた。
後ろにデブのゴンゾがいる。
ジミーはお得意の話術で命乞いして、なんとか兄弟の足を折ることで許してもらう。ホッ
その後、事務所にトゥコの相棒のナチョがやってきた。ケトルマンが横領した金を横取りしようと提案する。
「私は弁護士だ。犯罪者じゃない」
ソウルにもこんな時代があったとは。てか6年前ってそう遠くない。何があって修羅の道に堕ちたののだろう。
ナチョがいかつくてかっこいい。双子のうちの1人かと思ったけど、BBには出てないキャラみたい。てことは…
3話:自作自演
ケトルマン一家が行方不明となり、付近にいたナチョが捕まった。代理人としてジミーが指名される。
面会すると、ナチョは絶対にやっていないと言う。
ジミーは状況を判断して、ケトルマン一家は拉致を自作自演したんだろうと言う。
元警察官のマイクは、たぶん自宅の近くにいるだろうと助言する。
そこでジミーは自宅の裏庭から出てしばらく歩き続け、テントで過ごすケトルマン一家を発見する。カバンには大量の札束が入っていた。
まだハマれずにいるけど、とりあえずガスが出てくるまでは見る予定。
4話:着手金
ケトルマン夫妻は開き直り、妻はジミーに札束を差し出し見逃してほしいと頼む。
「報酬として着手金としてなら受け取れる」
ジミーはその金で、大手事務所HHMのハムリンに変身して、巨大ポスターを掲げた。
するとロゴの模倣を指摘され、撤去を命ぜられる。
そこでひと芝居打って、高所にいる作業員の救出劇を演じる。
翌日、アルバカーキ新聞の一面を飾ったため、真面目な兄には見せなかった。
依頼が増えて不審に思った兄は、銀色のシートを被って外に出る。代金を置いて、隣の家の新聞を頂戴する。
そういえばBB初登場のときも、犯罪に加担するわけじゃなく、着手金を払って弁護士として雇ってほしいって言ってたな。
5話:高齢者法
近所の人の通報で、家に警察がやってきた。パニックになった兄は病院へ入れられる。
医者から精神科への入院を勧められるが、ジミーが断り自宅へ連れて帰る。
ちなみに症状が出たのは2年前からで、その半年後から休職しているとか。
ジミーは兄に、看板の件はただの宣伝だと弁明し、真面目に弁護士の仕事に向き合うことを誓う。
高齢者法に目をつけて、専門で取り扱うことにしたみたい。
<Need a Will? Call McGILL!>
ベターコールソールの前はこんな宣伝文句だったか。昔、兄に迷惑かけて借りがあるっぽいけど、このあと明かされるんだろう。
6話:マイクの息子
マイクの息子の嫁は、スーツケースから大金を発見したことで、夫が不正していたと思っていた。
「私の息子は不正などしてない!」
9か月前
マイクは30年近くフィラデルフィアで市警をやっていた。息子のマティは2年目の新人警官だった。
市警では押収した金をくすねることがしばしばあった。マティは相棒から誘われ、父のマイクに相談する。
マイクは、告発すれば自分の身が危ない。自分もやってるし、周りに同調して金を受け取った方が平和だと言う。
プライドを捨てさせてお金を受け取らせたけど、息子は相棒と上司から信用されず、殺されてしまった。
落ち込んだマイクは犯人を突き止め殺害する。そのあと息子の嫁と孫がいるアルバカーキへ移り住んだみたい。
マイクの夜のシーンがかっこいい。光の加減とか2人の警官と対峙したときの間とか、久々にドラマティックだった。
7話:ボランティア精神
仕事が順調なジミーは、HHMで働く仲良しのキムをパートナーに誘うが断られてしまう。
ケトルマン夫婦は担当のキムから、有罪を認めて横領した金を返すことが最良の道だと提案される。
「あなたはクビよ」
そしてジミーを着手金の事で脅し、依頼人となる。
キムはクライアントを失って、窓際族となっていた。
それを知ったジミーは、マイクにケトルマン宅から大金を盗んでもらい、そこに着手金も足して、検察へ送る。
そして夫婦にキムのところへ戻るよう話をつける。
色々やったけど何の得にもならないジミーであった。
マイクが出てくるシーンがいつもお洒落。
HHMはブラックすぎでしょ。1回の失敗で窓際族にされる職場なんてイヤだな。
8話:大型案件
数年前
ジミーはHHMで郵便係として働きながら、通信教育のロースクールで勉強し、3度目の正直で司法試験に合格した。
兄は驚き、ジミーは弁護士としてここで雇ってほしいと言う。しかしハワードに断られてしまう。
現在
ジミーは遺言書の作成で、高齢者向け住居のサンドパイパーに通っていた。そこの老人が施設に年金を管理され、過剰請求されていることに気付く。
案件が大きく、次第に兄チャックも手伝うようになっていた。
サンドパイパーの弁護人が訪れ、会計上でミスした分を払い戻すから、要求は取り下げてほしいと言ってきた。
しかし、これはミスではなく、組織的な犯行だと指摘し、州を越えて貨物を受領しているためRICO法が適用されると言う。
彼らは尻尾をまいて帰っていった。
RICO法を調べれば調べるほどわからなかった。
9話:妨害の黒幕
チャックはこの案件は大きいため、HHMに持ち込むべきだと言う。
「兄さんの隣の部屋がいいな」
そして2人でHHMへ。エントランスホールにスタッフがずらりと並び、チャックは大歓迎を受ける。
しかし弟は歓迎されなかった。
てっきりハワードの仕業だと思っていたら、兄が裏で手を回していた。
「本物の弁護士じゃないからだ」
チャックはろくでなしが法律を扱ったら、銃を持ったサル同然で手に負えないと言い放つ。
マイクの仕事
マイクは金欠の息子の嫁へ援助してやろうと、1話で銃弾を受けた傷を手当してくれた獣医から、悪い仕事を紹介してもらう。
薬の受け渡しのボディーガードとして同行すると、相手はナチョだった。
つらーい。そうだったのか。
病気の兄のために毎日尽くしたのに、もう何をしても昔のイメージは上書きできないのか。
10話:滑りのジミー
ジミーはHHMを訪れ案件を渡す。
昔、地元で滑りのジミーとしてヤンチャしていた頃、兄が郵便係の仕事を与えてチャンスをくれた。
ジミーはまたその地元へ帰って来た。悪友のマルコも今は真面目に働いているみたい。でも昔を思い出して、2人は詐欺をして小銭を稼ぐ。
1週間遊び、最後のカモに仕掛けている途中、マルコは心臓発作で倒れてしまう。
「人生最高の1週間だった」
そう言って、そのまま息を引き取ってしまう。
その後、ジミーはパートナーとして誘ってくれる事務所が現れ、アルバカーキへ戻る。待ち合わせ場所へ向かうが、ふと、ケトルマンから奪った大金を手放してしまったことを悔やむ。
そして約束をブッチして去っていった。
夜を共にした女が朝起きて「ケビンコスナーじゃない!」って言ってた。やっぱ似てるよね。薄明りならホイットニーをお姫様だっこしてもバレないかも。
シーズン1感想
ソウルの吹き替えがパーマンのバードマンだからなんとなく面白そうに感じて見てるけど、振り返ってもなんの物語だったのか記憶に残っていない…
とりあえず思い出の登場人物を見たいから見続けてる。