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「ベター・コール・ソウル」シーズン6 後半(8-12話)ネタバレ感想


Netflixオリジナルドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン6の8話~12話を紹介します。

イタズラが大成功したジミーとキムのもとに、ラロが現れた。一緒にいた関係のないハワードが撃ち殺されてしまって、涙。

いったいどのような結末を迎えるのでしょうか。

「ベター・コール・ソウル」

原題:Better Call Saul
制作:アメリカ AMC
S1  全10話 2015年
S2  全10話 2016年
S3  全10話 2017年
S4  全10話 2018年
S5  全10話 2020年
S6  全13話 2022年

キャスト

★ソウル・グッドマン
(ボブ・オデンカーク)
本名 ジェイムズ・マッギル。妻は弁護士のキム

★マイク/マイケル・エルマントラウト
(ジョナサン・バンクス)
ガスの右腕

★ガス/グスタボ・フリング
(ジャンカルロ・エスポジート)
チキン店のオーナー。サラマンカと敵対関係

 

8話:直接対決

ラロはジミー宅に警備の目を向けさせて、クリーニング工場の地下へ潜入する計画だった。

自宅に留守番中のガスは、何となく気になり、護衛2人を連れて勝手に工場へ出向く。

到着すると、待ち構えていたラロから銃撃を受ける。防弾チョッキのおかげでガスだけ生き残った。

ラロはエラディオに紹介する動画を撮りながら、ガスに地下を案内してもらう。

「ブタ野郎のエラディオに言うことがある」

覚悟を決めたガスは、カメラに向かって罵詈雑言のメッセージを送る。こんなガスは珍しい。と思ったら停電にさせて銃で反撃に出た。

首元から大量出血するラロは息絶える。

翌朝

大惨事のあと、ジミーとキムはいつも通りの生活を送るよう、マイクから指示される。

ハワードは薬物依存症だと2人がイタズラで設定したのを利用して、海で自殺したことにするらしい。

「今までのウソを続けるだけだ」

そしてクリーニング工場の地下にて、シャベルで穴を掘り、ラロとハワードの遺体を埋めた(!)

感想

怖かった。長い長い夜だった。

ラロ邸での惨事があったとき、本人は来ずに全部部下にやらせた、とか文句言ってたのは、後々本人と対決あるよのフラグだったのか。

あのラボの床下に2人の遺体が埋まってたなんて、衝撃的。もー怖いって。

最終回まで見たあとに、ブレイキング・バッドを見返したら、また違った楽しみ方ができそう。

 

9話:ソウル・グッドマンの完成

ガスはメキシコへ。ヘクターが襲撃の黒幕はガスだと告発するが、証拠はなかった。エラディオはこの件はクローズにすると言う。

一方、マイクはナチョの父親に、息子が亡くなったことを伝える。近々サラマンカに正義の制裁が下るから、今後の心配はいらないと言う。

「ギャングに正義などない」

ナチョパパは、ただの復讐をかっこよく表現するなと指摘して帰ってった。

ジミーとキム

2人は難局をお得意のウソで乗り切った。

しかし、キムは弁護士資格を返上し、荷物をまとめていた。

一緒にいると理性が効かなくなってしまうから、別れた方がいいと言う。

ラロの生存を知っていたのにジミーに言わなかったのは、ハワードへのイタズラ計画が中断するのがイヤだったからだ。快楽のために悪魔になってしまう自分と決別したいらしい。

数か月後?数年後?

ジミーは1人で豪邸に住んでいた。

車のラジオから「ソウルに電話しよう!」が流れてる。事務所に自由の女神が設置されてる。

こうしてソウル・グッドマンが生まれましたとさ。めでたしめでたし

感想

生きたままお別れでよかったー。ホッとした。

 

10話:ジーン・タカヴィク

シーズン1の1話冒頭

時は過ぎ、ネブラスカ州オマハ市で隠れて生きるジミーは、ジーン・タカヴィクという名でシナボン店長として働いていた。

シーズン2の2話冒頭

ある日の夜、閉店作業をしていると、ショッピングモール内のゴミ捨て場に閉じ込められてしまう。やっと次の人が来て脱出できた。壁には「SG WAS HERE」とあった。

シーズン3の1話冒頭

ある日の昼休憩中、目の前で万引き犯が捕まった。

「何もしゃべるんじゃない!弁護士を呼べ!」

仕事に戻ると、めまいがして倒れてしまう。

シーズン4の1話冒頭

病院へ運ばれるが、なんともなかったみたい。警察官もいるし、受付に呼び止められたり、ドキドキのジーン。

帰りにタクシーに乗ると、運転手がルームミラー越しに顔をジロジロ見てる。

シーズン5の1話冒頭

ある日の昼休憩中、前に乗ったタクシーの運転手ジェフから声をかけられる。アルバカーキに住んでいたことがあり、ソウルを知っているらしい。

急いで掃除機屋に電話するが、やっぱり気が変わって自分で何とかすると答えた。

シーズン6の10話

ソウルは懸賞金がかけられていたが、ジェフは通報していなかった。

そこでジーンは、パッとしない日々を送るジェフに、楽しみを教えてやるから、自分のことは忘れろと言う。

その後、ショッピングモールでのイタズラ(犯罪)を思いつき、誰にも気づかれずにブランド店の服を盗むことに成功。

楽しいがこれっきりだと言い、自分のことを忘れるよう念を押す。

感想

ジミーならお手の物だね。

 

11話:ブレイキング・バッド

ブレイキング・バッドのS2の8話

ソウルはウォルターとジェシーに拉致られ、話し合いにより2人の代理人となる。

キャンピングカーに乗り込み、助手席に座ると、後ろにいたジェシーから質問される。

「それで、ラロって誰?」

その後、マイクに2人のことを調査してもらう。

1人は高校教師で末期の肺がんだとか。ド素人だから関わらない方が良いとアドバイスを受けてる。

どうやらジーンが過去を思い出してる模様。

現在

ジーンは事務所の受付だったフランチェスカに近況を聞く。

ウォルターは亡くなり、スカイラーは取り引きして、ジミーとピンクマンが行方不明の状態だとか。

さらに、1度キムから心配の電話があったらしい。

気になったジーンはキムに電話する。会話後めちゃくちゃキレてるけど、なにがあった?

その後、ジェフとその友人バディを誘い、3人で悪だくみして荒稼ぎする。

そんなある日、バディはターゲットの男がガンだからやめようと言う。説得してもどうしてもやりたくないとのことで、バディをクビにする。

感想

ガンつながりで思い出したのか。

懐かしい。ニヤニヤしてしまった。

ブレイキング・バッドの初登場を見返したら、本当に「あれはイグナシオだ!」とか「ラロの手下なのか?」とか言ってた(BBのS2-8)

名前だけの登場だったのに、そこから構想を練ってこんな壮大な物語が生まれるなんてすごい。

 

12話:キムのその後

6年前

キムはジミーの事務所を訪れ、離婚届にサインする。

外に出ると大雨で、軒下にいたジェシーと一服する。ジェシーはキムがコンボの弁護士だったことを覚えていた。

キムの現在

キムはフロリダのバームコースト・スプリンクラーでカタログ制作をしていた。そこにジミーから電話が入る(11話フランチェスカと話した後のこと)

「警察に出頭するべきよ」

よそよそしくそう告げると、キレたジミーからキツイ言葉で言い返されてしまう。

その後、アルバカーキを訪れ、ハワードの死に関する事実を記した書類を奥さんに渡す。

裁判所に供述書を提出したが、物的証拠は無く、たぶん不訴追になるだろう。それを聞いた奥さんは、民事で訴えると言う。

ジミーの現在

ジーンはターゲットの男の家のカギを壊して侵入し、カードなどの写真を撮った後、高級腕時計を盗む。

外にいたジェフが事故を起こしてしまい、泥棒の容疑で捕まってしまう。

ジーンはジェフの母マリオンに電話して、誤認逮捕だから安心しろと言う。やけに手続きに詳しく、怪しく思ったマリオンはPCで「詐欺師 アルバカーキ」で検索する。

「ソウルに電話しよう!」の動画を発見してしまい、通報されてしまう。

感想

ジミーがマリオンを殺すんじゃないかとハラハラしたよ。悪人ではあるけど殺人の実行犯にはなってほしくない。

私の中では9話が最終回になってて、その後の物語は蛇足に感じている。

でもその気持ちを裏切るような、素晴らしい最終回があるかもしれないと、期待もしている。


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