Netflixオリジナルドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン6の8話~12話を紹介します。
イタズラが大成功したジミーとキムのもとに、ラロが現れた。一緒にいた関係のないハワードが撃ち殺されてしまって、涙。
いったいどのような結末を迎えるのでしょうか。
「ベター・コール・ソウル」 | |
原題:Better Call Saul |
・キャスト
・8話:直接対決
・9話:ソウル・グッドマンの完成
・10話:ジーン・タカヴィク
・11話:ブレイキング・バッド
・12話:キムのその後
キャスト
★ソウル・グッドマン
(ボブ・オデンカーク)
本名 ジェイムズ・マッギル。妻は弁護士のキム
★マイク/マイケル・エルマントラウト
(ジョナサン・バンクス)
ガスの右腕
★ガス/グスタボ・フリング
(ジャンカルロ・エスポジート)
チキン店のオーナー。サラマンカと敵対関係
8話:直接対決
ラロはジミー宅に警備の目を向けさせて、クリーニング工場の地下へ潜入する計画だった。
自宅に留守番中のガスは、何となく気になり、護衛2人を連れて勝手に工場へ出向く。
到着すると、待ち構えていたラロから銃撃を受ける。防弾チョッキのおかげでガスだけ生き残った。
ラロはエラディオに紹介する動画を撮りながら、ガスに地下を案内してもらう。
「ブタ野郎のエラディオに言うことがある」
覚悟を決めたガスは、カメラに向かって罵詈雑言のメッセージを送る。こんなガスは珍しい。と思ったら停電にさせて銃で反撃に出た。
首元から大量出血するラロは息絶える。
翌朝
大惨事のあと、ジミーとキムはいつも通りの生活を送るよう、マイクから指示される。
ハワードは薬物依存症だと2人がイタズラで設定したのを利用して、海で自殺したことにするらしい。
「今までのウソを続けるだけだ」
そしてクリーニング工場の地下にて、シャベルで穴を掘り、ラロとハワードの遺体を埋めた(!)
怖かった。長い長い夜だった。
ラロ邸での惨事があったとき、本人は来ずに全部部下にやらせた、とか文句言ってたのは、後々本人と対決あるよのフラグだったのか。
あのラボの床下に2人の遺体が埋まってたなんて、衝撃的。もー怖いって。
最終回まで見たあとに、ブレイキング・バッドを見返したら、また違った楽しみ方ができそう。
9話:ソウル・グッドマンの完成
ガスはメキシコへ。ヘクターが襲撃の黒幕はガスだと告発するが、証拠はなかった。エラディオはこの件はクローズにすると言う。
一方、マイクはナチョの父親に、息子が亡くなったことを伝える。近々サラマンカに正義の制裁が下るから、今後の心配はいらないと言う。
「ギャングに正義などない」
ナチョパパは、ただの復讐をかっこよく表現するなと指摘して帰ってった。
ジミーとキム
2人は難局をお得意のウソで乗り切った。
しかし、キムは弁護士資格を返上し、荷物をまとめていた。
一緒にいると理性が効かなくなってしまうから、別れた方がいいと言う。
ラロの生存を知っていたのにジミーに言わなかったのは、ハワードへのイタズラ計画が中断するのがイヤだったからだ。快楽のために悪魔になってしまう自分と決別したいらしい。
数か月後?数年後?
ジミーは1人で豪邸に住んでいた。
車のラジオから「ソウルに電話しよう!」が流れてる。事務所に自由の女神が設置されてる。
こうしてソウル・グッドマンが生まれましたとさ。めでたしめでたし
生きたままお別れでよかったー。ホッとした。
10話:ジーン・タカヴィク
シーズン1の1話冒頭
時は過ぎ、ネブラスカ州オマハ市で隠れて生きるジミーは、ジーン・タカヴィクという名でシナボン店長として働いていた。
シーズン2の2話冒頭
ある日の夜、閉店作業をしていると、ショッピングモール内のゴミ捨て場に閉じ込められてしまう。やっと次の人が来て脱出できた。壁には「SG WAS HERE」とあった。
シーズン3の1話冒頭
ある日の昼休憩中、目の前で万引き犯が捕まった。
「何もしゃべるんじゃない!弁護士を呼べ!」
仕事に戻ると、めまいがして倒れてしまう。
シーズン4の1話冒頭
病院へ運ばれるが、なんともなかったみたい。警察官もいるし、受付に呼び止められたり、ドキドキのジーン。
帰りにタクシーに乗ると、運転手がルームミラー越しに顔をジロジロ見てる。
シーズン5の1話冒頭
ある日の昼休憩中、前に乗ったタクシーの運転手ジェフから声をかけられる。アルバカーキに住んでいたことがあり、ソウルを知っているらしい。
急いで掃除機屋に電話するが、やっぱり気が変わって自分で何とかすると答えた。
シーズン6の10話
ソウルは懸賞金がかけられていたが、ジェフは通報していなかった。
そこでジーンは、パッとしない日々を送るジェフに、楽しみを教えてやるから、自分のことは忘れろと言う。
その後、ショッピングモールでのイタズラ(犯罪)を思いつき、誰にも気づかれずにブランド店の服を盗むことに成功。
楽しいがこれっきりだと言い、自分のことを忘れるよう念を押す。
ジミーならお手の物だね。
11話:ブレイキング・バッド
ブレイキング・バッドのS2の8話
ソウルはウォルターとジェシーに拉致られ、話し合いにより2人の代理人となる。
キャンピングカーに乗り込み、助手席に座ると、後ろにいたジェシーから質問される。
「それで、ラロって誰?」
その後、マイクに2人のことを調査してもらう。
1人は高校教師で末期の肺がんだとか。ド素人だから関わらない方が良いとアドバイスを受けてる。
どうやらジーンが過去を思い出してる模様。
現在
ジーンは事務所の受付だったフランチェスカに近況を聞く。
ウォルターは亡くなり、スカイラーは取り引きして、ジミーとピンクマンが行方不明の状態だとか。
さらに、1度キムから心配の電話があったらしい。
気になったジーンはキムに電話する。会話後めちゃくちゃキレてるけど、なにがあった?
その後、ジェフとその友人バディを誘い、3人で悪だくみして荒稼ぎする。
そんなある日、バディはターゲットの男がガンだからやめようと言う。説得してもどうしてもやりたくないとのことで、バディをクビにする。
ガンつながりで思い出したのか。
懐かしい。ニヤニヤしてしまった。
ブレイキング・バッドの初登場を見返したら、本当に「あれはイグナシオだ!」とか「ラロの手下なのか?」とか言ってた(BBのS2-8)
名前だけの登場だったのに、そこから構想を練ってこんな壮大な物語が生まれるなんてすごい。
12話:キムのその後
6年前
キムはジミーの事務所を訪れ、離婚届にサインする。
外に出ると大雨で、軒下にいたジェシーと一服する。ジェシーはキムがコンボの弁護士だったことを覚えていた。
キムの現在
キムはフロリダのバームコースト・スプリンクラーでカタログ制作をしていた。そこにジミーから電話が入る(11話フランチェスカと話した後のこと)
「警察に出頭するべきよ」
よそよそしくそう告げると、キレたジミーからキツイ言葉で言い返されてしまう。
その後、アルバカーキを訪れ、ハワードの死に関する事実を記した書類を奥さんに渡す。
裁判所に供述書を提出したが、物的証拠は無く、たぶん不訴追になるだろう。それを聞いた奥さんは、民事で訴えると言う。
ジミーの現在
ジーンはターゲットの男の家のカギを壊して侵入し、カードなどの写真を撮った後、高級腕時計を盗む。
外にいたジェフが事故を起こしてしまい、泥棒の容疑で捕まってしまう。
ジーンはジェフの母マリオンに電話して、誤認逮捕だから安心しろと言う。やけに手続きに詳しく、怪しく思ったマリオンはPCで「詐欺師 アルバカーキ」で検索する。
「ソウルに電話しよう!」の動画を発見してしまい、通報されてしまう。
ジミーがマリオンを殺すんじゃないかとハラハラしたよ。悪人ではあるけど殺人の実行犯にはなってほしくない。
私の中では9話が最終回になってて、その後の物語は蛇足に感じている。
でもその気持ちを裏切るような、素晴らしい最終回があるかもしれないと、期待もしている。