韓国ドラマ「不可殺ー永遠を生きる者ー」13話~15話のあらすじと感想です。
サンウンがバスルームをひっちゃかめっちゃかにした挙句、ファルをハサミで刺して終わった12話。ファルの悪い過去が見えてビックリしたんだね。
もう何がなんだかわからないけど、確実に終わりに向かっている雰囲気。
配信まで1週間開いて暇なので最初から見返してみたら、1話冒頭が11話の鉄道橋から落ちるシーンだった。ビックリ。色々知ったうえで見ると、あの人もこの人も600年前にいるから面白い。
登場人物
ファル:イ・ジヌク
【1000年前】
プルガサルとして生きる
人間の男(ウルテ)から魂を奪う
【600年前】
不吉な子として生まれる
鬼退治隊長として活躍中に、プルガサル(ウルテ)に妻と息子を殺され、もう一人のプルガサル(サンウン)に自身の魂を奪われてしまう
【現在】
600年間プルガサルとして生きる。ウルテに並々ならぬ復讐心を抱く
サンウン:クォン・ナラ
【1000年前】
プルガサルとして生存(?)
【600年前】
人間のファルから魂を奪う
【現在】
600年前から人間として転生を繰り返し、現在はミン家の次女。ちなみに転生の上限回数は8回で、今回は8回目の転生
ウルテ:イ・ジュン
【1000年前】
家督を継げない病弱な長男
プルガサルの男(ファル)から魂を奪われ、プルガサルになる
【600年前】
ファルの妻と息子を殺害する
【現在】
1000年間、胸の黒い穴の痛みに悩まされ、根治のためにサンウンの魂を破壊しようと命を狙いまくる
13話:千年前の記憶
肩の傷痕を触ったサンウンは、大昔にファルが大勢の人を殺す姿が見えた。だからってハサミで刺すことないと思うけど…
その後、サンウンはファルに肩の傷を消毒してもらっていると、さらに鮮明な映像が見えた。2人はは夫婦っぽいし、赤ちゃんもいる。でも最終的に殺し合ってる。なんなんだ?
サンウンはファルには言わなかった。
そんなとき、警察が家に押し入ってきた。2人が裏から逃げている間に、シホ、ドユン、ヘソクおばさんが連れて行かれ、ウルテの前に差し出されてしまう。どうやらこの警察もグルなのね。
そしてウルテの部下が襲ってきた。するとヘソクおばさんが憑依する。
「悪鬼が黒い穴を開いた~。そして今度はそれを閉じに来る~」
それを見たウルテはキレて、ヘソクおばさんを噛み殺す。
その後、駆け付けたファルは激おこで、警察をボコボコにする。
ん-よくわかんないし。最近キュンもないしつまんない。
ところでシホのお腹の子は無事育っているのだろうか。ストレス指数が半端なくて、胎教に悪いだろうな。
14話:弱気なファル
警察を殺そうとするファルをサンウンが必死に止める。
一方、シホとドユンはウルテの部下に連れ去られるが、途中で脱走する。
結局、捕まってボコボコにされたけど、生きてるみたい。
その後やってきたファルが立ち向かい、両目をやられつつ、なんとかやっつけた。
そして悪に協力してしまうことになったハム刑事を問い詰める。こいつは600年前にファルを仲間外れにしていた男だよね。
なんだかファルは追い詰められて、理性を失いかけてる。
1000年前
ファルがウルテの胸から取り出した蚕みたいなやつは、ウルテの魂だったみたい。「しばらく預かる」とか言ってるけど、何百年単位だよね。
この魂のおかげで、ファルは人間になったっぽい。
そのときに「将来プルガサルにしろ」とか言って、400年後にウルテがその約束を果たしたっぽいけど、ほんと意味わからん…
現在
ヘソクおばさん以外みんな助かって、自宅へ戻る。
ファルはみんなを守ることに疲れたと言って、サンウンを突き放す。
でも強がりなんだよね。ヘソクおばさんのことも娘のように愛していたんだけど、ひねくれたファルは愛情表現が苦手で素直になれなかった。
「地獄から抜け出せない…」
切ない。珍しく弱音を言うファルを、サンウンは抱きしめる。過去なんてどうでもいいから私があなたを守ってあげるってさ。
かっこいいじゃん。
息が白くてとっても寒そう。みんな薄着だよね。そしてサンウンの女優さんは首根っこ掴まれてばっかりでかわいそう。
ヘソクおばさんは良い人だったけど、前世の予言者のイメージが強すぎて、みんなの悲しみに共感できなかった。生まれてきたばかりの赤ちゃんを「不吉な子」呼ばわりは、相当な罪だと思うの。
あと2話しかないけど、サンウンとファルの関係が過去のせいで進展せず、この調子でハッピーエンドとかあるのかな?
15話:サンウンの決意
サンウンは車にみんなを乗せて、井戸の近くの山荘へ向かう。
ファルはウルテの仲間だった自分を助ける必要はないと言う。サンウンはそんなこと重々承知のうえだけど、そんな問題じゃないんだよね。いちいち確認したがる男だわね。
「あなたを好きな理由を知りたい?」
サンウンはファルが家族以外で初めて信頼できたからだと説明する。こんな人生泣ける。もう「好き」とかを超えて、存在自体を愛してるって怒りながら大告白タイムですよ。
それなのにファルッシ頑固だよね。
「俺が死んだら家族の事を頼む」
サンウンの覚悟
地元の山のふもとには、よく知った顔が時を超えて生活をしていた。ファルの人間の子供時代が不幸すぎる。
サンウンは、ファルが人間になって妹のシホと高校生のドユンとで暮らすことが望ましいと考えているんだよね。
自分の幸せよりファルの幸せを優先するなんて、愛だなぁ…
「お互い元にもどりましょ」
600年前に色々あった山で、ファルを人間に戻して自分はプルガサルになると話す。まぁファルは拒否するよね。
何百年もずーっとサンウンの事を恨み続けて、憎くて頭から離れなかった。今は殺す理由がなくなったけど、サンウンが死んだら自分の生きる希望がなくなってしまう。ってこちらも大告白タイムですよ。
切ないな~。上手くいかないよね~
未来の約束
シホとドユンは、死を譲り合う2人に激怒する。一緒に生きる方法を考えよう。だって。そうね。それがいいと思う。
いよいよ戦いのとき、ファルはウルテを井戸に閉じ込めた後、人間に戻りたいと言う。でもそうするとサンウンがプルガサルになってしまう。
心配するファルにサンウンは、元の自分に戻るだけだから平気だと言う。いい子やね。
プルガサルは強いからシホやらファルやらみんな守ってあげるってプルガサル自虐ネタを入れつつ、
「来世であなたを訪ねるわ」
もー泣かせるんだから。
ウルテやっつけ作戦
ファルはウルテがいる井戸の部屋に入って行った。
久々のウルテがビジュアルを取り戻してかっこよくなってる。たくさん人の血を飲んだんだね。
ファルはウルテに1000年前のことを謝った。ウルテは涙を流してるけど、ほんと過去に何があったんだ?早く教えてほしい。
なんだかんだで戦って、やっぱりファルが弱い。ウルテは重傷を負って身動きの取れないファルを置いて、サンウンを追う。
すると隠れていた元刑事に銃撃される。心臓を狙うとファルまで死んでしまうけど、躊躇なく撃ちまくってる。
元刑事は子供の頃に父と妹をプルガサルに殺されたから、全滅させたいんだよね。
次にファルを殺そうとすると、サンウンが必死で止めに入る。
そうこうしているうちに、ウルテが回復してしまった。も~早くしないから~。
極限状態で、元刑事は命がけでウルテを止めて、サンウンを逃がした。
井戸に落とされたファル
その後、ウルテは満身創痍のファルを井戸に落として、サンウンを捜しに出て行った。
重傷を負った元刑事が井戸をのぞき込み呼びかける。
妹の復讐を果たそうとしたけど、ファルに情が移ってしまったんだとさ。サンウンを救うために、自分の血を飲めと言う。そうきたか。
「父上…」
600年前のアボジの映像が優しくて泣く。なんなんだこれは…
元刑事は井戸の上から自分の血をぽたぽたと垂らす。
最終章
逃げたサンウンは立ち戻り、ウルテと対峙する。
するとなぜだかウルテが苦しみだした。
「父親の血を吸って育った悪鬼が黒い穴から飛び出してくる~」
久々の予言者おばさんの声が聞こえてきた。そしてファルッシ復活!
えー!あと1話じゃ全然足りないんですけど!
15話はずーっと切なくてウルウルしてたわ。クライマックス感ハンパない。
ウルテを演じる役者さんの声がやっぱり良いね。私の中ではウルテがダークヒーローで完全に主役になってる。
「不可殺」ネタバレ感想一覧
1話:プルガサルの呪い
2話:プルガサル爆誕
3話:捜索の日々
4話:黒い穴の男
5話:サンウンを追う理由
6話:前世の証拠
7話:1つ前の前世
8話:過去との繋がり
9話:ファルの息子
10話:愛と憎しみ
11話:大事なもの
12話:好きな理由
13話:千年前の記憶
14話:弱気なファル
15話:サンウンの決意
16話:千年前の物語