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韓国ドラマ『不可殺』1話~4話あらすじ・ネタバレ感想など


Netflixで配信の韓国ドラマ「不可殺ー永遠を生きる者ー」1話~4話を紹介します。

不可殺の読み方はプルガサルだそう。

不吉な子として生まれた男の生き様を描いた物語。刀とか鬼とか永遠の命とか、「鬼滅の刃」の実写版かな?と思うくらい1話は似た設定になってる。

グロいシーンが多くて途中断念しそうになるけど、3話の終わりで点と点が繋がり始めて、ただのホラーな物語じゃないと気付いた。

そのあと重厚な人間ドラマに変化していくので、なんとか3話を乗り越えてほしい。オススメです。

他回ネタバレ感想はこちら
1-4話 5-8話 9話 10話 11-12話 13-15話 最終話

 

登場人物

★ファル:イ・ジヌク
焼畑農業で暮らす貧乏な村で不吉な子として生まれる

★謎の女:クォン・ナラ
真っ赤な衣装に黒髪のサラサラヘア

 

1話:プルガサルの呪い

殺すことも死ぬこともできない不可殺プルガサルの男は600歳だった。

600年前 高麗末期

次の農地を求めて雪山を歩く村人の中に、精神不安定な妊婦がいた。翌朝、その女性は首つり自殺をしながら、赤子を産んでいた。

予言者のおばさん曰く、とっても不吉な子なんだそうな。失礼だよね。

それから10年後

村で不幸なことが続き、村人は少年になった不吉な子のせいにする。始末しようとすると、突然現れた女が身代わりで死んでいった。

その後現れたタン・タグ将軍が、少年に「ファル(再び生きる)」と名付けて連れて帰った。

さらに17年後 朝鮮建国初期

男前に成長したファルは、養父の将軍から武術を学び、国のために鬼退治をしていた。

めちゃくちゃ活躍しているというのに、部下からは不吉な男と見下され(ひどい…)

ケガの手当もしてもらえず、人徳がなかった(悲しい…)

ファルの家族

長男は目が見えず、二番目の子は生まれる前に死んでしまった。

奥さんは全てファルのせいだと責める責める(奥さん怖すぎ…)

プルガサル退治

ファルはプルガサルを退治すれば息子の呪いが解ける。とか勝手な解釈で故郷の山へ入る。

そこで、少年の時に助けてくれた、チャン・ツィイのアジエンス風の女が現れる。年取ってないし死んでもないし、どうやらこの女がプルガサルっぽい。

その後、野営地がプルガサルに襲われ、連れて来ていた嫁と息子が殺されてしまう。

お涙頂戴の時間に、ファルも刺されてしまう。でも生きてる。あれ?鬼に覚醒した?

感想

映画を1本観たようなクオリティだった。

子役が可愛くないのとか、恨みとか、復讐とか、韓ドラあるあるを久しぶりに堪能した。みんな性格悪すぎてセリフが面白いよね。それ面と向かって言う?みたいな。

プルガサルの女だけヘアメイクが今風で、綺麗に撮ってもらおうとしてる感じがなんだかな…

物語はまだ始まりの段階でよくわからないけど、ファルがかっこいいので視聴継続決定。

 

2話:プルガサル爆誕

ファルを刺したプルガサルは、恨み節を唱えながらチリとなった。

どうやらプルガサルが人を刺すと、魂を吸い取って人間として転生するらしい。そして刺された人がプルガサルになるとか。

ファルは永遠の命を手に入れてしまい絶望していた。

「絶対に人の血を吸わぬと誓え」

誓ったところで力を制御できるか知らんけど、養父のタンタグ将軍は鬼のファルを生かし、約束を取り付けた。

「プルガサルに追われる苦しみを思い知らせてやる」

優しい養父に感化されてひっそりと生きていくのかと思いきや、ファルの憎悪が凄いんですわ。見た目はかっこいのに、ファル性格悪い…

1593年朝鮮壬辰倭乱じんしんわらん

日本兵に追われる村の女性をファルは救う。そして養父の約束を守り、動物の血を飲んで精力をつけていた。

それから3年後

ファルはへんな老人におちょくられるが、心臓を取り出し握りつぶした。人間として転生した鬼物らしい。

2006年!

こざっぱりしたファルがかっこいい。

ある双子の姉妹が鬼物に狙われていた。姉は600年前にファルに刺されて死んだ女の生まれ変わりっぽい。可愛い女の子に転生したね。

ファルに家がバレて母親と姉が殺されてしまう。

15年後 現在

立派な女性に成長した妹サンウンは、近々取り壊される実家のアパートを訪れる。思い出に浸り涙ぐんでいると、ファルがやってきた。

感想

ずっと時代劇だと思っていたら、2話で現代になってしまった。

ゾンビドラマの「キングダム」みたいなスポーティーな感じを想像していたんだよね。感傷に浸るシーンが長くて苦手かも。

600年も生きてれば悟りを開いたり、他にやりたいことが見つかったりするだろうけど、ずっと恨み続けるなんて執念深すぎだよね。ファルの見た目はかっこいいのに、中身がかっこ悪くて、どんなモチベーションで見続けようか悩み中。

 

3話:捜索の日々

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15年前

母と長女を殺された次女サンウンは、三女シホを連れて知り合いのおばさん宅に身を寄せる。

シホは姉を睨んで

「あんたのせいよ。全部あんたが悪い」

幼いシホこわー

現在

ファルとニアミスのサンウンは何とか逃げることに成功する。

ファルはその後も延々と捜し続ける。15年前からずーっと捜してるけど全然見つからない。捜し方がヘタじゃない?

そんなに捜しまくるのは、家族への罪滅ぼしだとか。まぁファルが鬼退治に連れてったせいで嫁と息子は殺されたからね。

600年前の振り返り映像がとてもキレイな思い出になってるけど、ファルは散々な目に遭ってなかったっけ?嫁は嫌味ばっかりで笑顔なんて見せたことなかったのに、戸惑うわ~。私は夢を見ていたのか?

一方、鬼はサンウンをすぐに見つけるんだよね。匂いでわかるとか。

いよいよサンウンやばいってなときに、ファルが助けてくれた。

「助けて下さりありがとうございました」

<ついについに見つけた>

そこに妹のシホがやってきた。な、なんと、シホの顔が600年前の奥さんとそっくり!

えー!急にどういうこと?!

 

4話:黒い穴を持つ男

ファルが啞然としていると、女性陣は怖くなって家へ帰る。

「私、妊娠したの」

シホはさっき別れてきた彼氏の子を身籠ってるらしい。

600年も生きると、自分の良いように思い出が塗り替えられるんだね。ファルの記憶の中の嫁が天使のようですの。

ファルの考察によると、妻とかたきが姉妹になったのは、業報で結ばれた悪縁だからだそう。

だからって目的が変わるわけではなく、サンウンの魂を取り出してプルガサルにして、古井戸に永遠に封印するぞと意気込んでる。。まぁがんばって。

とりあえずその前に、鬼がウロチョロして邪魔だから、そっちをまず殺すってさ。この鬼はどうやら「黒い穴」という男に指示されてるっぽい。

そこに元刑事(?)の男が止めに入る。わぉ!600年前のファルの養父だ!

「手を放せ!何者なんだ」

この再会は切ない…

思い出せない言葉

サンウンは15年前に姉が死ぬ間際に言った言葉が思い出せなかった。

精神病棟にいるおばさんに会いに行き、姉が何をしようとしていたのか問いただす。

「プルガサルでプルガサルを殺して

頭のおかしいおばさんは、うわ言のようにつぶやいた。

黒い穴の男

始めて見る男登場。だれー?

病室をあとにしたサンウンを追いかける。ひょうひょうとして怖い。

「どこですかー?車で送りますよー」

怖い怖い。男はサンウンに胸の黒い穴を見せていると、猛スピードで来た車に轢かれてしまう。怖いってー

運転手はファルだ!

プルガサル退治用の刀をゲットしたサンウンは、ファルを問い詰める。

「私をなぜ殺したいのか、なぜ家族を殺したのか言え!」

そして刀をぶっ刺した。

15年前、ファルは叫び声を聞いて家に入ったときは、すでに母と姉は殺されていたらしい。どうやら他にもプルガサルがいるのかも…

そこに車で轢いた男がやってきた。

こいつもサンウンの魂を狙ってるんだって。なんなんだ?いったい。

プルガサルを殺す方法

男はファルをやっつけて、サンウンを追い詰める。

サンウンこれまでか!ってときに、姉が最期に言った言葉を思い出した。

「右手に傷がある男を捜して。それがプルガサルを殺す剣よ」

どの程度の傷なんだろうか。漠然とした手がかりだよね…

そこに復活したファルが男をやっつけてくれた。そして倒れたサンウンを抱き寄せる。

「目を覚ませ。死ぬな」

ここで死なれたら魂を取り出せないからか?そしてサンウンが目を覚ます。

「あなたのことだったのね。助けて

感想

えー、急にめちゃくちゃ切ない。この展開は予想しなかったわ。

アジョシは「おじさん」なんだろうけど、ファルのこと「おじさん」と字幕を出すのが違和感。日本の感覚からしたら、あの見た目は「お兄さん」だよね。

髪型がいつもきまっててかっこいい。

もっと別の生き方があったと思うけど、サンウンに頼られて、考えが変わっていったりするのかな。

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