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Netflix『コブラ会』シーズン1ネタバレ感想~ベストキッドの34年後

1984年に公開された映画「ベスト・キッド」の34年後を描いた物語「コブラ会」を紹介します。

高校時代、いじめられっ子のダニエルが空手の達人・ミヤギさんに特訓してもらって、コブラ会に所属するジョニーをやっつけた。

ドラマ「コブラ会」の主役は、敵役のジョニー

おじさんになったパッとしない人生を送るジョニーが、コブラ会空手道場を再開し、勝ち組のダニエルを意識しつつ、どん底から這い上がるお話です。

ちなみに、こちらのドラマを観る前に、映画「ベスト・キッド」を観ることを全力でオススメします(ネタバレ感想はこちら

少年のダニエルとジョニー役の俳優さんが、34年の時を経て「コブラ会」で同じ役名で出演されているんです。ステキなイケおじに成長していて胸熱ですよ。

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1話:2位になったその後

<1984年12月19日>
コブラ会空手道場に所属するジョニー・ロレンス(ウィリアム・サブカ)は、少年空手大会の決勝に勝ち進む。

師範から反則の指示を受け、対戦相手のダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)のケガをした脚を狙う。しかし、負けてしまった。

<現在>
ジョニーはあれから冴えない日々を送っていた。仕事は設備屋さん?

ある日、マンションに越してきた少年のミゲルが、不良少年に絡まれ、ジョニーの止めてある車にぶつかった。

ジョニーが間に入ると、少年たちにバカにされたため、空手の技を披露してボッコボコに。すごーい

その後、ミゲルから空手を教えてほしいと頼まれるが、断った。昔を思い出したくないんだね。

さらに見知らぬ女の子たちが乗った車が、ジョニーの車に衝突。レッカー車で運んだ先は、ダニエルの会社だった。

ダニエルは「ラルーソ・オート」の社長で、見るからに成功者。貧乏そうなジョニーは同情されて、修理をタダにしてくれた。これは気まずい。

このことで一念発起したジョニーは、義父からもらった手切れ金を使って、道場を借りた。そしてミゲルに空手の先生になることを宣言。かっこいいじゃん。

感想

面白い!!
1984年の映画から、そのまま34年過ごしたかのように、ドラマの世界にスッと入り込めた。
あの試合の後、師範から2位になったことをあんなに責められてたんだね。トロフィーもバキッと折られてるし(涙)。破門だとか言われてる…。2位でも十分すごいと思うんだけど…
少年期に信頼する大人からあんな態度取られたら、何も信じられなくなるだろうな。
不良だったけど、前の年はチャンピオンになってるし、根は真面目で努力家だと思うの。やっぱりあのキチガイ師範についたせいで、人生狂ってしまったよね。
余談ですが、ジョニーの金色のヒゲがステキ。

 

2話:コブラ会の再開

ジョニー先生は少年時代に教わった通りのゲスな指導方法で、少年ミゲルに稽古をつける。

ちなみに窓の拭き方は「どうでもいい」らしい。

一方、良い暮らしのダニエル。でもデブの息子はゲーム三昧で、娘はパーティー三昧。子育てには手を焼いている感じ。ミヤギさんがいればなぁ

なんと、ダニエルの娘の彼氏は、ジョニーにケンカを売った少年だった。

ダニエルはその少年から、ジョニーに暴力を振るわれたと聞き、コブラ道場を訪れる。

対面した2人は意見が食い違い、お互いに宣戦布告する。

感想

今どきの少年・ミゲルがジョニー先生の発言にいちいち指摘するの面白い。
私はミヤギさんの教えに感銘を受けてたから、真逆のジョニー先生に戸惑うわ。
人形を的にしてパンチの練習とか、ないわ~
まぁ少年の時「KILL!!」って掛け声かけながら空突きしてたから、しょうがないか。

 

3話:ハロウィンパーティー

ジョニーは生徒を増やすため、街でチラシを配るが上手くいかず。

その後、蹴りの練習をしたいと言い出すミゲルに、腕を縛ってプールに落とした。脚だけで浮かぶ練習が、空手の蹴りに有効だそうだ。

<ハロウィンパーティーにて>
ミゲルはジョニー先生のおすすめで、骸骨の衣装をまとう。懐かしいね。

不良少年らに捕まり、蹴りの練習の成果を披露するかと思いきや、ボコボコにされてしまう。

感想

34年前は骸骨タイツのジョニーらが、ダニエルをボコボコにしたけど、今回は骸骨の方がやられてしまった。ジョニーが途中で助けに入ると思ったけど、間に合わなかったね。
ジョニーはミヤギさんみたいに「試合で決着をつけよう」なんてことは言わなそう。とりあえず特訓して強くするのかな?

 

4話:お父さんたちの頑張り

ケガだらけのミゲルを見つけたジョニーは、道場を閉鎖することに決める。

<ダニエルの奮闘>
ダニエルは看板にナニの落書きをされて(犯人はジョニー)、周りに笑われたり、踏んだり蹴ったりの毎日。

ライバル会社のコールにCMの演出をパクられて、空手のことをバカにされたり。

すると、ダニエルが回し蹴りを披露して、コールが持ってたタピオカジュースを吹っ飛ばしたよ。これはスカッとする。

<ジョニーの奮闘>
ジョニーの息子は、学校をさぼって悪い仲間とドラッグを楽しんでる。注意しても、空手をやってる父親をバカにするだけで言う事をきかない。どうしたものか…

息子を預かる母親に注意しても、届かないし…

こうなったら、コブラ会をやるしかない!ジョニーは再び立ち上がる。

「最大の防御は、更なる攻撃だ」

感想

コールが空手をバカにして「ワササー」ってやるのおもろい。向こうの人にとっては、素手で戦うことは合理的じゃないって感じなのかしら。

ダニエルとジョニーは、気が小さいなりに一生懸命頑張ってて応援したくなるね。この2人がとっても魅力的。

 

5話:ミゲルの覚醒

ミゲルはジョニーの特訓を受け、めきめきと実力をつけていった。

そんなとき、いじめられっ子の女子・アイシャがコブラ道場の門をたたく。ジョニーは女だからと断るが、実家が金持ちだと知り、2人目の入門が決まる。

<ダニエルの迷走>
ダニエルはコブラ道場の大家とやり取りして賃料を上げさせたため、妻から大人げないと注意される。

頭を冷やすためミヤギさんのお墓参りをしたら、答えが見つかったみたい。

物置部屋を片付けて、道着を着て空手を始めたよ。とてもスッキリした表情。

<持ちこたえたコブラ会>
サムは元カレのカイラーに流されたウソの噂で、友だちから白い目で見られていた。そこでミゲルがカイラーに一喝

「いい加減にしろ!」

かっこいいじゃん!!一人でカイラーたちをやっつけたよ。サムの目がハートになってる。

その話を聞いたジョニーは、ミゲルに道着をプレゼントした。息子が陰で見ていたけど、これはジェラシーだね。

ジョニーが道場に戻ると、入会希望者で溢れかえっていた。ミゲルのアクションがSNSにアップされたせいだね。

感想

ジョニーは先生なのにクズな発言が多くて笑ってしまう。
そして、道場の前に入会希望者が集まってるのは感動した!楽しいわ~
心の動きを繊細に描いていて、とても引き込まれるね。

ミヤギさん演じるノリユキ・パット・モリタさんは2005年に亡くなられたんだね。最後に若き日のダニエルとのツーショット写真出てきて泣きそうになった。

 

6話:ジョニーの性格形成

<1979年 カルフォルニア>
ソニーのウォークマンで音楽を聴きながら、自転車を走らせるジョニー少年。

かっこいいバイクに乗るお兄さんたちが入っていた道場は「コブラ会」。ジョニーは窓から覗いて憧れの気持ちを持つ。

<現在>
道場にはたくさんの人で溢れかえっていた。初心者の生徒に暴言を吐きまくるジョニーは、唇に傷のあるオタクのイーライに抗議されるが、力で押さえつけてしまう。

12歳の頃、空手を習いたいと父親にお願いした。ジョニーの口の悪さは父親譲りだったんだね。てかこの父親って、手切れ金を持ってきた義父だよね。母親が金持ちのおやじと再婚したのか。

ジョニーは不幸な生い立ちでも空手に没頭することで自分を保ってきたことを思い出し、信念を曲げなかった。

するとモヒカン刈りにイメチェンしたイーライが現れる。

「負け犬、オタク、変人でもいい。重要なのはカッコいいかどうかだ」

ジョニーはそう言い、唇の子を「ホーク(鷹)」と呼んだ。いいね~!

<ジョニーの息子>
ジョニーの息子・ロビーは、父を困らせるため、ラルーソ・オートに就職していた。

なんだかんだでダニエルに気に入られ、空手を一緒にやることになる。

感想

なるほどねー
ジョニーもたくさん苦労してきた結果、あーなったんだね。色々納得。
ジョニーの息子が空手をまたやり始める流れが素晴らしかった。しかもライバルのダニエルに教わるとか。
よくできたお話だわ。

 

7話:不屈の精神

家族に相手にされないダニエルは、ロビーを息子のように可愛がり、仕事を教える。これが空手の基礎となるんだよね(笑)

ロビーは復讐のためにダニエルに近づいたけど、なんだか生まれ変わったみたい。悪い友だちとも距離を置いた。偉いぞロビー

<空手大会の出場権>
コブラ会はオールバレー空手大会に申し込もうとするが、永久追放だと断られてしまう。諦めモードのジョニー先生にミゲルは、

女の子のことで相談したとき

「負けを認めるな。ノーは拒否しろ」

と言った。だから戦ってほしい。ただし拳ではなく。

そこでジョニーはネクタイを締めて、オールバレー委員会の会議に乗り込み、アピールする。

以前とは違って、今のコブラ会は子供がいられる所だ。生徒たちは強くなって自信をつけ、人生を変えた。そして私の人生も変わった。

熱い想いが伝わったのか、多数決で出場できるように決まったみたい。よかったねー。

<初デート>
ミゲルは気が進まないサムを何とか説得してお出かけの約束をする。

そして2人はミニゴルフ場へ。とっても楽しそうでいい雰囲気になり、サムはミゲルにキスをする。

これはデートじゃないしキスでもないよって、かわいいね。

感想

徐々に這い上がっていく感じがワクワクするー。
ミヤギさんに師事したダニエルが、それほど人格者じゃないところも人間らしくていいね。
ダニエルがジョニーの息子に「ワックスオン、ワックスオフ」を教えてたのは、ここでこうくるかって感じで胸が熱くなった。

 

8話:ロミオとジュリエット

ミゲルは彼女のサムが、ジョニー先生のライバルの娘ってことで、気になっていた。

サムはサムで、彼氏がコブラ会に所属しているから、家族に紹介できないでいた。ミゲルは何となく察し、距離を感じ始める。

<ジョニーの断捨離>
ミゲルの自宅で夕食に招かれたジョニー。18歳でミゲルを産んで苦労した母親は、過去の過ちは乗り越えたと明るく言う。

その後、自宅に帰ったジョニーは断捨離を決行。

そして義父の家へ行き、手切れ金として貰ったお金を返す。さよならを告げたジョニーはスッキリした表情。

夜、頭のおかしいダニエルの親戚のルイが現れ、ジョニーの車を破壊して燃やしてしまった。やりすぎでしょ…

<ミゲルのライバル>
ジョニーの息子・ロビーはダニエル家の夕食に招かれる。

そんなとき、ミゲルはダニエル家を訪れてサムの彼氏だと自己紹介しようとしていた。談笑する声に近寄ると、サムとロビーが楽しそうに食卓を囲んでいるのを目撃。がーん

感想

少年少女の恋愛模様が爽やかで甘酸っぱいね。ミゲルには申し訳ないけど、サムとロビーがめちゃくちゃお似合い。

片方の口角だけあげてニヤッと笑うロビーが色っぽい。

 

9話:誤解

車を破壊されたジョニーは、ダニエルから車を1台もらうことに。2人で試乗すると、なんだかんだで話が弾む。

<カップルの喧嘩>
サムは母親に、以前ジョニーの車にぶつけたことがバレ、スマホを取り上げられてしまう。ミゲルと連絡が取れず、外にも出してもらえない。

そんなとき現れたロビーが、足をケガしたとウソをついて、サムを連れ出す。可愛い子は助けたくなるよね。

サムから返事が来ないミゲルは、峡谷のパーティーでお酒を飲んで酔っ払っていた。そんなところに、サムとロビーが仲良さげに登場。

サムはミゲルに会いたくて急いで来たのに、浮気を疑われてしまう。間に入ろうとしたロビーをミゲルが突き飛ばすと、サムはキレて去っていった。あーあ

<2つの世界が交わる時>
すっかり意気投合したダニエルとジョニーは、ダニエルの道場へ。するとロビーがいた。

弟子のロビーが、ジョニーの息子で驚くダニエル。息子を復讐の道具にされたと思って激おこのジョニー。師匠に真実を告げられなかったロビー。

それぞれの想いがすれ違い誤解しまくりの状態で幕が閉じる。

感想

あちゃーだね。
ジョニーとダニエルがあっという間に意気投合したのは、感慨深かったわ。ただのコミニュケーション不足だったんだよね。
でもまた誤解してしまった。上手くいかないねぇ…
元いじめられっ子たちが、みんな自信つけて生き生きとしてるの良いね。ジョニーの口の悪いトンデモ理論が意外と役に立ってる。

 

10話:オールバレー空手大会

いつの間にか空手大会の日がやってきた。ジョニー先生は試合に出る生徒たちに最後のお説教

「情け無用」

人生は無情だから情けは捨てろ。コブラ会のメンバーは試合に向けて一致団結する。

<試合開始>
ノースリーブの黒い道着を身にまとったコブラ会のメンバーたち。みんな揃うとカッコいいね。そして無所属で出場のロビーが出てきたヨ。そうきたか~

予想通りミゲルとロビーが決勝に勝ち進む。

控え室にて、肩を負傷したロビーはダニエルにウソをついていたことを謝る。体も人生もバランスが大事。自分の気持ちに折り合いをつけて、いい方向へ進もうって。ダニエルいいこと言うね。

ダニエルが手を合わせてこすりだしたから、ミヤギさんの魔法を使うかと思いきや、救護班を呼んだね。

一方、ミゲルはサムに謝るが、話が上手くまとまらない。なんだかもうこの2人はダメそう…

<決勝戦>
無所属だったロビーは、ダニエル先生のミヤギ道所属として出場する。

ミゲルはここぞとばかりに負傷しているロビーの肩ばかり狙う。

今さら「汚く勝つな」とか言い出すジョニー先生に、「情け無用だ」と言うミゲル。

激しい闘いの末、ミゲルが勝利する。

その後、ジョニーが道場で寂しく一杯やってると、旧コブラ会の師範・クリーズが現れる。
ー完ー

感想

わーー面白かったぁ
試合盛り上がったね。
コブラ会の勝利に嬉しそうじゃないジョニー先生が切なかったわ。
しかも最後にあの師範が出てくるとは!もう震え上がったよ。
ジョニーどうなっちゃうの?!息子と和解してちょっといい方向へ進みそうと思った矢先だったのに。また悪の手に落ちてしまうのか?ジョニーが心配でならない。

 

あとがき

空手の稽古や試合の繰り返しで、アクションメインのドラマかと勝手に想像していたんだけど、親子愛やら友情やら恋愛やら、身近にある問題を丁寧に描いていたね。物語に入り込んで10話があっという間だったな。

ドラマ始まる前は「コブラ会」ってダサい名前だな、なんて思ってたんだけど、だんだんカッコよく思えてきた。あのコブラのTシャツ欲しくなった。

あと、映画「ベスト・キッド」をとてもリスペクトしていて、大事に物語に絡ませてるところが見て取れて嬉しくなった。品があっていいね。

Netflixオリジナルドラマとは違って、エロシーンが無いので、リビングのTVで安心して視聴できるのが良かった。Netflixはエロで誤魔化さずに、登場人物の心情を繊細に描く作品をもっと作ってほしいな。

その他あらすじ感想はこちら
ベスト・キッド(1984)
ベスト・キッド2(1986)
ベスト・キッド3(1989)
コブラ会 シーズン1(2018)
コブラ会 シーズン2(2019)


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