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映画『ベスト・キッド2』ネタバレ感想~ミヤギさんとダニエルさん沖縄へ

1986年公開の映画「ベスト・キッド2」を紹介します。

ダニエルが空手大会で優勝した後、師匠のミヤギさんのお父さんが危篤となり、ダニエルを連れて沖縄へ帰ります。

映画は沖縄が舞台となりますが、実際はアメリカなどで撮影しているので、なんちゃって沖縄が面白い。そして時代考証がめちゃくちゃで笑えるの。

いつもは私は吹き替え派なんだけど、ミヤギさんの声と話し方が好きで、字幕で見てる。

34年後のドラマ「コブラ会」に繋がるシーンが多々あるので、その話も盛り込みながら、感想を載せたいと思います。

あらすじ

<空手大会の6か月後>
ミヤギさん(ノリユキ・パット・モリタ)の父が危篤だと連絡が入り、ダニエル(ラルフ・マッチオ)と沖縄へ。

<なんちゃって沖縄にて>
空港に迎えに来てくれた車に乗ると、ミヤギさんを目の敵にするサトウが現れる。

ちなみにサトウとは、45年前、ミヤギさんの恋人だったユキエと婚約した金持ちの息子。ミヤギさんは婚約を無視すると、サトウから敵視されて決闘を申し込まれた。しかし争いが嫌なミヤギさんは、戦わずアメリカへ渡った。

ミヤギさんは今回も無視するんだけど、サトウは意識しまくり。甥で一番弟子のチョウゼン君もダニエルのことが気に食わなくて、嫌がらせを繰り返す。

アメリカへ帰ろうと決めた矢先、地主のサトウが村人の畑をむちゃくちゃにして、土地を売り出すとか言い出した。

村の事を想うミヤギさんは、ついに決闘の申し込みを受ける。

<台風上陸>
ダニエルさんは村の可愛い女の子・クミコ(タムリン・トミタ)とお楽しみ中、台風がやってきた。

みんなで防空壕に避難する中、な、なんと、サトウがいた掘っ立て小屋が崩れてしまう。チョウゼン君は見捨てて自分だけ避難してるし。

柱の下敷きになったサトウさん。ミヤギさんがチョップで柱をたたき割った!

さらに、避難を促す半鐘の高い所に少女が取り残されている。大雨の中、ダニエルが救助する。

この出来事で、サトウさんは心を入れ替えて、良い人にキャラに急変し、弟子のチョウゼン君を破門にする。

<盆踊り>
サトウが明け渡した城跡にて盆踊り大会を開催。よかったよかった。

クミコがソロで踊りだすと、チョウゼン君が乗り込んできた。

そして、ダニエルとチョウゼン君の決闘が始まる。ダニエルは村人たちが無表情で鳴らすでんでん太鼓の応援のおかげで、チョウゼン君をやっつけた。

でもとどめは刺さず、鼻をフニっとつまんでハッピーエンド。なんたるほっこりエンドなの!

空手大会その後

コブラ会師範のクリースが、2位になったジョニーの首を絞めてるの。泣くわ~

もうほんとここツラすぎて見てられないんだけど、ミヤギさんが来てくれるんだよね。

するとクリースが殴りかかって、避けられて車の窓をグーで割ってる!2回も!拳が血だらけだよ。あらあら…

さらに言葉でビビらせるミヤギさん強えー

でも最後は、クリースの鼻をフニっとつまんで許してあげるの。

「人を許す心を持たぬ者は、死ぬよりつらい日々を生きねばならぬ」

いいこと言う~。ミヤギさんかっけー

 

ミヤギさんの名誉勲章

ダニエルが、ミヤギさんちで箱にしまってある名誉勲章をみつけて、額に飾ってあげるんだよね。

うん、普通ならそうする。

でもミヤギさんは、そんなもん飾ってどうするんだ?って感じ。

もらったのも運だって言ってるし、心が大事だって。

すごいなー。達観してるね。

ちなみにドラマの「コブラ会」では、シーズン2の5話で、コブラ会の生徒がミヤギ道場をめちゃくちゃにするんだよね。そこでミヤギさんの形見の勲章も無くなってしまうの。

34年前のやりとりを知ってると、ほんとさらに怒りがこみあげてくるよね。

 

ユキエさん

ミヤギさんが惚れるだけあって、ユキエはとっても美人で素敵な女性だ。

居場所はずっと知っていたけど、ミヤギさんの沈黙を尊重して連絡しなかったとか。しかも結婚しなかったんだね。

お父さんは沖縄を去った息子のことを「正しい」と言ったらしいけど、ミヤギさんは間違いもあると言う。

「おまえを連れていくべきだった」

きゃー。急に大胆。ここは米国人ぽいね。

 

クミコちゃん

村の女の子のクミコがめちゃくちゃ可愛い。

なぜか髪の毛がボサボサなんだけど、一重の涼し気な目元に鼻がスッと高くて、日に焼けてるけど透明感がある。和風美人だね。

そしてけっこう気も強いんだよね。チョウゼン君がダニエルさんに一発蹴りをいれたら、クミコがトマト(?)を背中に投げつけてた。

アリはアメフト選手と良い仲になったらしいから、ダニエルさんもすっかりフリーで、クミコと良い仲になってる。ダニエルさんの彼女はいつもとっても可愛い。

あまりにも争いが起きすぎて、もうアメリカへ帰ろうってなったとき、クミコを誘うんだよね。アメリカを知らないクミコは、気に入られるかな?って心配すると

「もう気に入られてる」

だって!!勝手にアメリカを背負うダニエルさんイケメン!!

 

氷割り勝負

ダニエルさんとクミコがたまたま入ったお店で、氷割りでお金を賭けてる。ここは本当に沖縄かい??

チョウゼン君が現れて、勝負しろとか言われてる。これはめんどくさいことになった。

すると、ミヤギさんとサトウさん登場。この集合っぷりは面白い。

ダニエルは無謀な賭け事に反対するんだけど、ミヤギさんは大金を賭けるんだよね。

「気合いだ」

とか言って、ミヤギさんたらむちゃぶりするよね~。そして目をつぶって祈ってるの笑える。

ダニエルは気合を入れて、6枚の氷を割った!!すごい!

これは「コブラ会」でダニエルがお祭りで披露しようとしていた氷割りだね。ここに出てきてたんだー。

 

サトウさん

ダブルのスーツを身にまとった、ヤクザ風のサトウさん。嫌がらせばっかりするんだけど、なかなか愛嬌があって憎めないんだよね。

ちゃんと喪に服す3日間は静かにしててくれて、意外と常識人だし。

ミヤギさんたちが沖縄の空港で見た、丸太をチョップで真っ二つにしているサトウさんのポスター。

ダニエルがミヤギさんに「丸太を折れる?」と聞くと

「わしは丸太に襲われたことはない」

って言うの。

それから映画後半になって、台風の時、ミヤギさんがサトウさんの上に乗っかった柱をチョップで叩き割るんだよね。まさかここで繋がるとはね~。楽しい。

 

チョウゼン君

シャツの第3ボタンまで開けて、金のネックレスがギラギラしてる。脱ぐとかなりのマッチョだよね。

村の名主のサトウさんがバックについているのを良い事に、やりたい放題。でもかなりの小心者だったね。

まさか瓦礫に埋もれたサトウさんを置いて逃げるとはね~

盆踊りに乗り込んできたとき、クミコちゃん殴ったのは「はぁ?!?!」と思ったわ。

ダニエルの情けでとどめを刺されなかったけど、あの後改心したかしら??田舎だから村人たちから後ろ指さされて、生きづらいだろうなぁ…。チョウゼン君もアメリカへ行けばいいよ。

 

でんでん太鼓

ドラマ「コブラ会」S2の1話で、でんでん太鼓が出てきた時は、なにそれ?と思ってたけど、「ベスト・キッド2」で出てきてたんだね。

チョウゼン君の挑戦を受けたダニエルさんだけど、明らかに体格差でダニエルさん負ける感じだよね。

でも最後、ミヤギさんが静かにでんでん太鼓を取り出したよ。他の観衆も鳴らし始めるんだけど、なぜか全員、無表情!不気味だわ~

そのおかげでダニエルさん力をもらって、チョウゼン君をボッコボコに。すごいじゃん。とどめを刺そうとして、

「Live or die,man?」

って一応聞くんだね(ここの言い方がスーパーヒーローみたいで好き)。チョウゼン君は「死」を選ぶんだけど

「Wrong!」

って言って鼻をフニっとつまんだ。うわ~ミヤギさんの教えが効いてるわ。

ボコボコにやっつけて終わるんじゃなくて、最後に情けをかけてあげることで、めちゃくちゃほっこりするエンディングになってる。

ミヤギさんのウインクとドヤ顔で終わるの良いわ。

 

あとがき

今まで「ベスト・キッド」しか知らなかったので、「2」がこんなに楽しめる映画だとは思わなかった。

笑えるところが多めだけど、所々でミヤギさんの格言みたいなのが心に染みるし、最後の締めがほんと心が温まって良い。

そうそう、ドラマ「コブラ会」の話になるけど、、、

ジョニーは「最大の防御は更なる攻撃だ」と言ってたけど、ミヤギ道は「空手に先手なし」で、自分からは仕掛けない教えなんだよね。正反対だ。

でもこの「空手に先手なし」って一見紳士的だけど、奥が深くて。まずは相手に攻撃させて、相手の強さを知ってから、次の攻撃に出た方が有利っていう戦術の意味もあるらしい。確かに、むやみやたらに攻撃するより、その方が賢いかもね。

ところでクミコさんの中の人はまだ女優さんしてるのかしら?「コブラ会」のシーズン3では沖縄ロケもやったとのことなので、出てくれると嬉しいな。

その他あらすじ感想はこちら
ベスト・キッド(1984)
ベスト・キッド2(1986)
ベスト・キッド3(1989)
コブラ会 シーズン1(2018)
コブラ会 シーズン2(2019)


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