歴史ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち」シーズン4の1話~10話を紹介します。
ラグナルがパリ襲撃を大成功に収めて終わったシーズン3。親友の司祭アセルスタンを殺した犯人がフロキだとバレてしまい、ひと波乱ありそう。
さらにパリに残った兄のロロが、なんかやらかしそう。
身内によって苦労が絶えないのは王の宿命なのか。大怪我を負ったラグナルが心配だけど、早く元気になって、また野を駆けまわってほしい。
キャスト
★ラグナル・ロズブローク王
(トラヴィス・フィメル)
カテガットに住む海賊王。パリ襲撃で大ケガを負い重傷となる
★ラゲルサ
(キャサリン・ウィニック)
ラグナルの元嫁。ヘゼビューの元首長で女戦士
★ビヨルン
ラグナルの第一子。具合の悪い父に代わり指揮をとる。嫁のポルンは娘シギーを置いて行方不明中
★アスラウグ王女
ラグナルの今嫁
子どもは4人(ウベ、ヴィドセルク、蛇目のシグルズ、骨無しアイヴァー)
★ロロ
ラグナルの兄。パリ襲撃のあと居残る
★フロキ
ラグナルと旧知の仲。哲学的な船大工
1話:善意と打算
カテガット
略奪した財宝が運び込まれ、ビヨルンが具合の悪い父の代わりに演説する。そして、パリ襲撃を成功に導いてくれたアセルスタンを殺害したフロキを拘束する。
ラグナルは事が大きくなってしまい処罰するしかないと言う。
ビヨルンは一人で修行をするためカテガットを去る。
ヘゼビュー
パリから凱旋したラゲルサは、元夫の親族アイナルが目障りで、チンチンをちょん切り殺害する。
パリ
皇帝はパリを守るため、残留したロロに娘のギスラ皇女を嫁がせる。絶望で十字を切りまくる皇女に粗雑なロロかわいい。
ロロは野営地にいる残留組に不満が噴出しているのを知り、兵を従え襲撃する(ヒドい…)
シーズン3のすぐあとのお話のような気がするけど、子供たちが急激に大きくなってる。白人の男児がいっぱいで見分けがつかない。
フロキの嫁と娘のアングルボザが素朴で可愛い。
2話:捕らわれの身
ウェセックス王国
ジュディスは夫の父エグバード王に、体の関係を終わらせ自由になりたいと言う。王はジュディスが希望した彩色を学ばせるため、神父を派遣する。
女性が聖典の勉強をすることは許されておらず、戸惑う神父を前に、王は司教から許可をもらう。
マーシア
内乱のため幽閉されたクウェンスリス王女。エグバード王の息子が兵を率いて助けにきた。
カテガット
フロキは逃亡するが、また捕まり、ラグナルの前に突き出される。ラグナルは自分と同じ苦しみを与えると言う。
その後、フロキの娘ちゃんが亡くなり、嫁は土を掘っていた。そこにラグナルが現れ、代わりに掘って娘を埋める(泣)
そんなときフロキは洞窟に縛られていた。
ラグナルが娘ちゃんを殺したの?病死とかだよね?そう思いたい。
雪山でのビヨルンの修行は無意味な気がするんだけど。父が偉大すぎると子供は大変だね。
3話:憐れみ
パリ
嫁から野蛮人扱いされるロロは、王宮の生活に馴染もうとフランク語を習う。
「私は野蛮な男でした。でも今は裕福で礼儀正しい人間です」
ロロは勉強がバカバカしくなり、指導者を吹っ飛ばし出ていった。
ウェセックス王国
夜、エグバード王はアセルスタンの幻を見て、彼が死んだことを悟る。
息子のエセルウルフはクウェンスリス王女とマグヌス王子を連れて帰ってきた。そういえばこの王子はラグナルの子だったね。
カテガット
夜、ラグナルはアセルスタンの幻を見る。憐れみの心を思い出し、フロキを開放する。
なんだかキリスト教万歳のドラマになってもた。「情け無用」で血のワシとか作ってたヴァイキングのラグナルっぽくないよね。まぁフロキは特別な存在なんだろうけど。
4話:冬至の祭り
カルフ首長とエルレンドルフが手配した暗殺者が、森にいるビヨルンを襲う。しかし剛勇のビヨルンは強かった。
その後、母さんがいるヘゼビューへ行き、エルレンドルフの妻トービが欲しいと言う。トービは血のワシで死んだボルグの元妻だね。
パリ
離婚を申し立てたギスラ皇女は、言葉を覚えたロロに心打たれ、2人は意気投合する。
カテガット
ラグナルはパリから来た奴隷イードゥと心を通わせて、漢方を処方してもらう。
一方、アスラウグは、四男のアイヴァーを抱いてフロキのもとを訪ねる。そしてキリスト教の神を憎むような教えでヴァイキングに育ててほしいとお願いする。
ビヨルンが急にトービを迎えに行くとは。行方不明の嫁のことは忘れたの?
5話:契り
ウェセックス王国
自由を得たジュディスは夫を拒絶し、エグバード王の部屋を訪れる。王は亡き妻の指輪をジュディスにはめる。
カテガット
ラグナルはイングランドに入植した仲間が殺されたことを隠蔽し、罪悪感を抱えているとイードゥに暴露する。するとイードゥは唐王朝の皇帝徳宗の娘だと言う。
ヘゼビュー
ラゲルサはビジネスパートナーだったカルフ首長の子を身籠る。それなのに、結婚式当日、カルフ首長をナイフで刺し殺す。
イングスタッド首長をたたえよ!
イングスタッド首長をたたえよ!
最近ドキドキワクワクがなくなって、へ~って感じで見続けてる。どういう結末になるか知りたい。でも先が長い。どうしよう…
6話:選ばなかった道の先
カテガット
カテガットに兵士が集まり、ウベとヴィドセルクに神聖な腕輪を授ける儀式を行う(早くない?)
ラグナルは2人を連れて、パリへ向けて出港する。
男性陣不在の町にハーバードがやってきた。
ウェセックス王国
エグバード王は、息子と孫のアルフレッドをローマ巡礼の旅へと送り出す。
パリ
ラグナル率いる大艦隊がやってきた。岸にはロロ率いるフランク王国の兵が待ち構える。
ラグナルが岸で見た幻に、こちらも胸が熱くなった。ラゲルサが若くて綺麗だし、娘のギーダと少年のビヨルンがいるし、アセルスタンもいる。
小さな幸せで満足すれば、家族が離れ離れになることはなかかもしれない。でもそんな一つのところに留まるようなラグナルではないもんね。何かを成し遂げるためには、犠牲が伴うということか。
7話:利害
一行は二手に分かれ、陸から砦を攻撃しつつ、船で砦を突っ切り上流を目指す。しかし、ロロの指導のもと攻撃の準備を整えていたフランク軍には、太刀打ちできなかった。
撤退したヴァイキングが野営地へ戻ると、焼き討ちにあっていた。フロキの嫁ヘルガが黒焦げになってる…(泣)
惨状を目の当たりにしたラグナルは、イードゥに漢方薬をせがむ。
マーシア王国
エグバード王はマーシア王家の王子と密会し、統治評議会の連中を倒してほしいと頼まれる。成功した暁には、王国をエグバート王に譲るとか。
盾の壁の規模がシーズンが進むにつれて大きくなってるの素晴らしい。船が横転して人々が海に落ちるシーンは、見ごたえあった。
いよいよフロキ死んだか?と思う場面がちょいちょいあるけど、生き残るよね。
8話:奇策
ヤク中で傷心のラグナルは、船を陸に上げて運び、砦を越える作戦を思いつく。
その後、イードゥと薬のことで口論となり、秘密を暴露すると脅されたため、水に沈めて殺す(!)。その様子をウベとヴィドセルクがガン見してる(気まずっ!!)
宮殿では活躍したロロがヴァイキングに寝返ることを恐れていた。
「彼はイノシシと同じくらい、信用できないと思います」
しかし皇帝はロロを信じ、国の防衛を任せることにする。
ウェセックス王国
マーシア王国を横取りされたクウェンスリス王女は、エグバート王を襲う。しかし王女はジュディスに刺されて死亡する。
ヘルガがヤケドで死んだと思ってたら生きてた。フロキの魔法の薬草を使ったんだろう。
9話:死にまみれて
エグバード王の孫アルフレッド(養父:エセルウルフ、実父:アセルスタン)は、ローマで教皇から祝福を受ける。
カテガット
育児放棄されたシギーは川の中で死んでいた(涙)。発見したシグルズが母アスラウグに伝える。性格の悪いアイヴァーは「別にいいよ」とのこと(はぁ?!)
パリ
船を陸に上げて森の中を移動し、上流にやってきた(すごい!)。薬切れのラグナルは、パリを落とすためではなく、ロロを倒すためだと言う。
船の運搬方法がリアリティーあった。手抜きせず、ちゃんと見せてくれるの好き。
ラゲルサは想像妊娠かと思っていたけど、本当だったのね。そりゃあんな力仕事したら流れるでしょ。全く悲しみに寄り添えなかったわ。
10話:最後の船
森を移動してワープしたラグナル軍は、川に船を下ろし、さらに上流を目指す。すると小綺麗なロロ軍がやってきた。
激しい攻防を続ける中、ラグナルとロロは一対一で剣を交える。2人の勝負はつかないまま、ラゲルサが負傷したため、船で戦場を去った。
ロロはパリを救った英雄として称えられる。
10年後(くらい?)
あの戦いの後、姿を消したラグナルが、カテガットに戻ってきた。過去にイングランドに入植した仲間が皆殺しにされた事件を今さら知った息子たちは、ラグナルを敵対視する。
毎回戦いの規模が大きくなって映画のクライマックスみたい。細部までこだわりが感じられて、時間とお金がかかってる感じ。贅沢な気分になるね。
時が経って、ビヨルンがラーメンマンみたいになってる。同じ髪型でもラグナルはセクシーだったのに、ビヨルンはヘンテコなの。全体的なシルエットは似てるのに何が違うんだろう…
かなりの長丁場だけど、ずっと先が気になって観続けてしまう。最近生活の中でも頭の中が海賊一色になってる。
トラヴィス・フィメル出演 「Raised by Wolves」 U-NEXTで観る |
歴史がわかるドラマが好きなのでラストキングダムロスのついでにみはじめたのですが
スピリチュアルな部分や終始陰惨な雰囲気でもう心折れそうです
ここまでみたから全部みるけど…