歴史ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち」シーズン2を紹介します。
シーズン1の最後でロロとラグナルの兄弟ゲンカが勃発。2人だけで話し合って解決すればいいのに、また多くの血が流れそうな予感。
さらにラグナルが出張で出会った女と一夜を共にして、妊娠させてしまった模様。またややこしくなるな~
・キャスト
・1話:兄弟血戦
・2話:再始動
・3話:背信の咎
・4話:目には目を
・5話:秘められた答え
・6話:許されざる者
・7話:血の鷲
・8話:決断の時
・9話:選択
・10話:それぞれの思惑
・あとがき
※他シーズンのネタバレ感想はこちら
キャスト
★ラグナル・ロズブローク
(トラヴィス・フィメル)
一夫多妻制に憧れる海賊。カテガットの首長
★ラゲルサ
(キャサリン・ウィニック)
ラグナルの妻。嫉妬深く気が強い美人の女戦士
★ビヨルン
ラグナルの長男。母さんをサポート
★アウスラウグ王女
予知能力のある箱入り娘
★アセルスタン
イングランドから奴隷として連れてこられた司祭。ラグナルの家族と暮らす
★ロロ
ラグナルの兄。夢は首長になること
★シギー
カテガット前首長の妻。シーズン1で夫と娘を亡くし、現在ロロを慕う
1話:兄弟血戦
796年 スカンディナヴィア
ロロはボルグ首長と組み、ラグナルはホリック王と組んで、戦いが始まる。多くの人の血が流れる中、ロロはラグナルを前にしてひざまずく(何がしたいんだ?)
ラグナルは無意味な内戦はやめて、外に目を向けようと言う。
ロロは弟の影でいたくなかったけど、光にはなれなかったとか(めんどくさ!)
第二の女現る
ラグナルのもとにお腹の大きいアウスラウグ王女がやってきた。
喜ぶラグナルは一夫多妻を提案するが、農村出身の嫁は立場が無く激おこの様子(そりゃそうだ)
翌朝、ラゲルサは父と残ることを選んだ息子ビヨルンを置いて家を出る。
ラグナルは追いかけて引き留めるが、ラゲルサの決意は固かった。そこにビヨルンが現れて、やっぱり母さんと行くってさ。
ラグナルにムカついたわー。ん-ーーちょっと怒りが収まらん。ビヨルン早く大きくなって、父をやっつけちまえー!
フロキが死んだ?と思ったら生きてたね。ナイトメアのジャックみたいでかっこよくて好き。木の声が聞こえるし、船作れるし、薬草や神話に詳しいし、弱そうなのに生き残ってるし。なかなか有能だよね。
そしてロロはなぜ戦うとき上半身裸?すばらしいスタイルだけど、刃物で戦うのに危なすぎ。
2話:再始動
4年後!!
ラグナルの後妻のアウスラウグは2人男児を産み、現在第3子妊娠中だとか(怒)
遠征への準備が整い、4年ぶりに西へ行くとのこと。
ロロはあれ以来、落ちぶれていた(またぁ?)。シギーに励まされ、ラグナルのもとを訪れ信じてほしいと言う(はぁ?)。ラグナルは兄を人として許すが、遠征には連れて行かないと言う(当然)
4年前、ホリック王はボルグ首長と略奪協定を結んだが、やっぱり信用できないとかとかで、西への遠征に置いて行くことに。
出航した船は嵐に見舞われるが、何とか陸を見つける。たどり着いた土地はエグバード王がいるウェセックスだった。
ホリック王とボルグ首長が同じ髪型だから見分けがつかない。ヒゲのおじさんばっかりで大変。そういえば三国志でも同じ現象だったな…
ラグナルの今まで何もなかったかのような幸せそうな新しい家族に違和感。私のシーズン1を返してくれ!
3話:背信の咎
ラグナルたちはキリスト教の聖堂を襲う。今回の略奪では元司祭アセルスタンが大活躍。ラグナルは農業に適した土地を気に入り、移住を考えだす。
スカンディナヴィア ヘゼビュー
ラゲルサはDV夫と再婚し、青年になったビヨルンと3人で暮らしていた。
カテガット
アウスラウグが3人目の男児シグルズを出産。
西への遠征に連れて行ってもらえなかったボルグ首長は、ラグナル不在のカテガットを襲撃する。
シギーはアウスラウグや子供たちを連れて逃げる。ロロは少ない兵で迎え撃つ。
ラグナルとラゲルサの子ならもっとイケメンに育つと思っていたんだけど。ちょっとがっかり。そしてラゲルサはなんであんなヘンな男と結婚したんだ?
4話:目には目を
ロロ、シギー、アウスラウグたちは逃げ延び、汚い小屋に到着。貧しさを知らないアウスラウグが、子育ての環境に文句ばっかり。
一方、ラグナルはエグバード王と風呂で面会する。イングランドの農業に興味があることを話すと、王は土地を分ける代わりに手伝ってほしいことがあると言う。
その後、ラグナルは自宅が襲撃されたことを知り、急いで船に乗る。
通訳として残ったアセルスタンは、なんやかんやでイングランド人に追い詰められ、背教者として張り付けの刑にされる。そこをエグバード王が助けてくれた。
そしてやっとラグナルが帰ってきた。子供や妻たちと再会を果たし、ボルグに報復したいと息巻くが、兵の数が足りない。
そんなとき大勢の兵がこちらへ向かってきた。元妻ラゲルサと息子ビヨルンだった。援軍として戦ってくれるってよ。
ラグナルが駆けだすと、ぴゅーっとあっという間に小さくなってビックリした。ずっしり重そうだけど意外と身軽だ。
ビヨルンはあの悪い家庭環境で、よくあんな素直そうな青年に成長したね。つまんな~い。荒くれ者の悪いバイキングに成長してラグナルを脅かしてほしかった。
5話:秘められた答え
ボルグの守りが堅いため、食糧庫を破壊して冬を越せなくしてしまおう作戦に出るラグナルたち。夜、忍び込んで火をつける。
ボルグが兵を率いて出陣すると、ラグナルたちが待ち構えていた。押し合いへし合いの末、ボルグは退散する。
そしてカテガットにラグナル首長が帰ってきた。
愛しい今嫁と元嫁を見て、ラグナルはどちらも選べないと悩むが、予言者から「選ぶ立場ではない」とたしなめられる(笑)
その後、ラゲルサが裁判所に現れる。息子をここに残し自分は夫のもとへ帰ると、大勢の前で宣言する。
ラゲルサが美しすぎるね。おっぱいもデカいし。今嫁のアウスラウグはデカいし平べったいのが怖い。どうも好きになれないわ~
真正面からぶつかり合う戦い方がラグビーみたい。もっと地の利を生かしたりたりして、血を流さない戦法を考えたりしないのかな。まぁそれが野蛮な海賊ってものなのか。
6話:許されざる者
カテガットにて
イングランドから帰ってきたホリック王は、入植の夢を語り、ボルグの協力が必要だと訴える(はぁ?!)。ラグナルは話を受け入れ、ボルグを招待する。
和平が結ばれるかと思いきや、ラグナルとロロはボルグのことを全く許していなかった(そうなの?!)。絶体絶命なボルグであった。
ヘゼビュー
自宅に戻ったラゲルサは、夫にラグナルへの気持ちを疑われる(めんどくさ!)
夜、数人の男がやってきてボコボコにされる(ヒドい…)
その後、パーティーの席で夫に上着をはぎ取られそうになり、夫の眼をぶっ刺した(ナイス!)
ウェセックス
イングランドに残された元司祭のアセルスタンは、エグバード王から古い彫刻や絵画を見せられ、かつてこの地を支配したローマ人がいたことを確信する。そして書物の翻訳を頼まれる。
やっぱ海賊は怖いわ~
7話:血の鷲
血のワシ作成方法
①ひざまずかせる
②ナイフで背中を切り開く
③オノで背骨から肋骨を切り離す
④肺を背中から引き出し両肩に載せる
⑤折り畳まれた大ワシの羽が完成!
※静かに耐えればヴァルハラへ行けます
ラグナルはボルグ首長を血のワシにして処刑する。
イングスタッド首長から同盟を志願され、森へ出向くと元妻のラゲルサだった。
イングランド
エグバード王とエラ王は、打倒ラグナルを掲げて同盟を結ぶ。そしてより強固なものにするために、エグバード王の嫡男エセルウルフと、エラ王の令嬢ジュディスを結婚させることに。
ラゲルサの周りを馬でぐるぐる回るラグナルの2人の空気感が、長年連れ添った夫婦の絆みたいなのがあった。もう親友のような関係だね。
息子のビヨルンは母さんや父さんの後妻があんなだから、何でも言う事聞いてくれそうな奴隷の女の子に恋に落ちたんだろうか。フロキに恋の相談するとは思わなかったけど、意外と的確なアドバイスで笑った。
8話:決断の時
アウスラウグは4人目の男児を出産し、アイヴァーと名付ける。脚が奇形だった。
そして出航のとき、戦士たちはそれぞれ覚悟を決めて船に乗り、大艦隊で西を目指す。
一方、イングランドのエグバード王は、マーシア王国と同盟を結ぶため、亡き国王の娘クウェンスリス王女を招待する。マーシア王国での王位継承の有力候補だとか。
上陸したラグナルは、エグバード王と和平を結ぼうとして使者を送る。その返事に来た使者たちを、復讐が目的のホリック王が皆殺しにしてしまう。
ホリック王とラグナルはもっと話し合ってから遠征に出なよ。死を覚悟してついて行く部下たちが不憫でならない。
9話:選択
異教徒に一旦なったアセルスタンは、キリスト教との狭間で心が乱れていた。
ホリック王はエグバード王に復讐するため、反対するラグナルを従わせて出陣することに。戦いの場では、ウェセックス王国の兵力が勝り、ラグナルたちは惨敗を喫する。
その後、エグバード王に仕えるアセルスタンが、戦地で横たわる重傷のロロを発見。
エグバード王は交渉のための人質として利用し、ラグナルを呼び寄せる。
そこで和平交渉が結ばれ、ウェセックスの土地を分ける代わりに、マーシア王国のクウェンスリス王女の皇位継承横取り作戦を手伝うことを提案する。
ラグナルは要求をのみ、ロロの治療のため船に乗り込む。そしてアセルスタンもカテガットへ向かう。
アセルスタンがまた戻ってくるとは思わなかった。略奪より翻訳の仕事の方が楽しそうだったのに、そうでもなかったのかな。
今回の戦いは軍隊の規模が大きくなって見ごたえがあった。
10話:それぞれの思惑
船大工のフロキは活躍に見合わない扱いに不満を持っていた。
ラグナル一族を滅ぼしたいホリック王は、そんなフロキを利用し、仲間のトルステンを毒キノコで殺害させる。
さらにシギーにラグナルの息子たちを殺害するよう命令する。見返りに王妃の座をあげるってさ(これは迷う)
そんなとき、ビヨルンが惚れている奴隷のポルンが、アウスラウグ王女の配慮で自由市民となる。なんだかんだで意気投合し体を重ねる。それを覗き見するフロキ。剣を握りしめて何がしたいんだ?
夜、ホリック王の軍が上陸し、カテガットの町が荒らされる。絶体絶命のラグナルかと思いきや、フロキとシギーはラグナルの味方だった。
見込み違いのホリック王は、ラグナルに頭突きで殺される。こわー
みんな何がしたいんだ?
毒キノコは毒キノコじゃなかったってことだよね?ロロが生きていたし。
ビヨルンがもうちょっとカッコいい髪型ならハマれたと思うんだけど、どうも興味が持てない。少年の頃の方がしっかりしてて好きだったな。
あとがき
1話のラグナルにムカつきすぎて観るのやめようかと思ったけど、野心を持った男たちの物語は面白いね。
特に肩入れできるキャラがいないのが残念。しいて言えばヒロインのロロかな。元気になったら、またラグナルに迷惑かけるんだろうなぁ…
アラフォーで戦場に出るラゲルサ尊敬する。ずっと寒そうだし野宿とかほんとムリ。おっさんらと体格差がありすぎて足手まといにしか見えないけど、画面に華が必要だしね。何しても綺麗だ。
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