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『ヴァイキング~海の覇者たち』シーズン3ネタバレ感想


歴史ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち」シーズン3を紹介します。

シーズン2にて、協力し合っていたホリック王やボルグ首長を葬り去り、長男は剛勇のビヨルンと呼ばれる戦士に育ったし、新嫁が男児を4人も産んでくれるし、一人勝ち状態のラグナル。

もうこれくらいでいいじゃん。と思うのは凡人だからなのか。

天下をおさめたい男の野望は計り知れない。

とりあえず西の人たち早く逃げて~

キャスト

★ラグナル・ロズブローク王
(トラヴィス・フィメル)
子煩悩で野心に溢れる海賊

ラゲルサとの子供

長男:剛勇のビヨルン
長女:ギーダ(S1にて疫病で死亡)

アスラウグとの子供

次男:ウベ
三男:ヴィトゼルク
四男:蛇目のシグルド
五男:骨無しのアイヴァー

★ラゲルサ
(キャサリン・ウィニック)
ラグナルの元嫁。ヘゼビューの首長で女戦士

★アスラウグ王女
ラグナルの今嫁。予知能力あり

★アセルスタン
元司祭。ラグナルの家族と暮らす

★ロロ
ラグナルの兄

★シギー
愛するロロのために尽くす

 

1話:ならず者兵士

スカンディナヴィア ヘゼビュー

夫殺しで首長の座を奪ったラゲルサは、その夫の親族から疎まれ、さらに信頼する部下からは首長の座を狙われていた。

イングランド ウェセックス王国

王となったラグナルは、大艦隊で大海原を渡り、エグバート王と再会する。

マーシア王国での王位争いの手助けを頼まれ、王女のおじと弟を討つため船で出陣する。

軍は右岸と左岸の二手に分かれていた。ラグナルは橋が無く合流できないと判断して、小規模の右岸にいるおじの軍を攻撃する。

弟の軍からは矢が届かず、ただ見守るだけだった。

ラグナル軍が優勢となり、フロキがおじ上をオノでざっくり殺す。

感想

坊主になったラグナルの眼光が鋭いわ~。断髪式見たかったな。

フロキが作った1隻の船で、西にあるかもわからない土地を目指していた頃を知っているから、何隻もの船で余裕で渡れるようになってる姿を見ると感慨深い。

 

2話:さすらい人

マーシア王国

次にラグナル軍は左岸へやってきた。先頭の船にはさらし首を何個もぶら下げて、ゆったりとほほ笑むラグナルがいる(怖すぎ!)

ウェセックス王国

ラゲルサのことが好きなエグバード王は、手厚くもてなし気を引こうとする。

エグバード王の義娘はアセルスタンに恋に落ち、懺悔を聴いてもらう。夫ではない男性と体を交えて裸で横たわっている自分を想像するとか。

「その男性は誰なのですか?」
(あざといわ~)

カテガット

留守番中の女性たちは預言めいた同じ夢を見る。その後、市場にいたヘルガが手に大怪我をした男性と出会う。

感想

シーズン2で大怪我を負ったロロが、走り回れるようになっててビックリ。後遺症もなくて良かった。

 

3話:戦士の宿命

マーシア王国

ケガで腕を切断したトリステンは、よろけながら1人で敵の前に出て有終の美を飾る。

そしてラグナル軍が突撃開始。ウェセックス王国の兵士たちも加勢し、王女の弟は降伏する。

キリスト教のために戦い友を失ったフロキは、嘆き悲しむ。ビヨルンの彼女で妊娠中のポルンは顔面を大ケガし、瀕死の状態。ロロがビヨルンを励ます。

カテガット

ヘルガが連れ帰った男ハーバードは、旅や神々の話を熱く語り、女性陣は興味深く耳を傾ける。

翌日、漁師の網に男の子2人がかかる。シギーは男を疑い始める。

ウェセックス王国

エグバード王はラゲルサをローマ式のお風呂に誘い、キスをする。農場では豊作を願い、生贄の儀式で牛を殺し神に捧げる。

感想

身重で戦いに参加するポルンどうかしてる。顔をケガしても同情できなかった。

 

4話:傷跡

さすらい人は不思議な力でアイヴァーの痛みを消した。アスラウグは彼に魅了され、体の関係をもつ。

家を抜け出したウベとヴィドゼルクは、凍った湖面を歩いていた。すると氷が割れて冷たい水の中へ落ちる。

シギーが飛び込み1人を引き上げると、なぜか氷上にはシーズン1の疫病で死んだ娘がいる(涙)。そしてもう一度、水に潜り、ウベを引き上げる。するとさすらい人がいた。

シギーは力尽きて水中に沈んでいった…

ウェセックス王国

クウェンスリス王女は弟に毒を盛り、王位継承をゲットする。

スカンディナヴィア ヘゼビュー

ラゲルサ不在時に、首長の座を奪ったカルフは、ホリック王の息子と同盟を結び、打倒ラグナルを掲げる。

感想

なんだか不思議な回だった。引き込まれたわ。

シギーはシンデレラのママ母みたいな意地悪そうな見た目だけど、性格はめちゃくちゃ良いんだよね。まさかここでヴァルハラへ行くとは。

ラゲルサだって心に渦巻く感情を抱えてるけど、後妻に絶対意地悪なことはしないし。

中国ドラマや韓国ドラマで意地悪な女ばっかり見てたから、良い人ばっかりで拍子抜けする。

 

5話:強奪者

ラグナルたちはカテガットに帰還する。ロロはシギーがヴァルハラへ行ったことを知り、酒におぼれ、ビヨルンと殴り合いのケンカをする(落ち着いて)。さらに弟への劣等感で弱気になっていた(も~)

ラグナルは今年の遠征先をパリに決める。

フロキは留守中にハーバードが訪れたことを知り、神が来たと言う。ハーバードとはオーディンの別名らしい。さらにその男がアスラウグと何度も寝たことを、ラグナルにチクる。

ウェセックス王国

エグバード王の義娘は、アセルスタンの子を身籠っていた。セックスレスだった夫エセルウルフにバレてしまう。

その後、エセルウルフはヴァイキングの定住地へ行き、住民たちを皆殺しにする。

父のエグバード王は虐殺行為に激怒するが、それは演技だった。実は北の民の定住について、許していなかった。

感想

裏切られてラグナルかわいそとか思ったけど、共存するのは難しそうだよね。

生贄の儀式は地元でやってるぶんには構わないけど、イングランドの農地でやられたのは嫌悪感だったろうな。耕した土に牛の血を撒くとか、受け入れがたい。息子の嫁は異教徒に寝取られるし散々だよね。

最初から利用するつもりだったのか、途中でやっぱり違うと思ったのか。どちらなんだろう…

そうそう、「死んだ」はジエンドだけど、「ヴァルハラへ行った」はその人の物語がまだ続く感じで優しさがあるね。とても良い表現だと思った。

 

6話:新生

ウェセックス王国

出産を終えたジュディスは処刑台に縛られるが、アセルスタンとの子だと知ったエグバード王が、神からの授かりものだと言って中断する。

カテガット

ポルンが女の子を出産し、夫のビヨルンはその子をシギーと名付ける(ビヨルンええ子やん)

そんなとき、ラグナルのもとにウェセックスに移り住んだ農民が、命からがら逃げてきた。ラグナルはその男に労をねぎらいつつ、首を絞めて殺し(!)報告をなかったことにする。

一方、アセルスタンは、突然求めていた答えが降りてきて、ラグナルからもらった腕輪を海に投げ捨てる。キリスト教徒に戻るってさ。

フロキはそんなアセルスタンを神への生贄として殺す。ラグナルは遺体を担ぎ山で弔う。

感想

ジュディスがうるさすぎてウンザリした。

アセルスタンは、司祭だったときの知識をヴァイキングに広めたせいで、キリスト教徒を死と恐怖に陥れたのに、またキリスト教に戻るなんて図々しくないか?

長い物に巻かれてるだけなのに、ヒーロー扱いに違和感。読み書きが出来ないラグナルにとっては神のように見えたのかな…

 

7話:パリ

パリへ出陣したラグナル御一行様。頭は剃るのにヒゲは剃らないのナゼ?

野営地ではカルフ首長と元首長のラゲルサが口論しつつ、フロキが高い塀を乗り越えられるやぐらを造ることに決まる。

ウェセックス王国

エグバード王は同盟を結んだエラ王を将来的に攻めて、イングランド全土を統治しようとしていた。

そのまえにクウェンスリス王女が契約を破棄したため、息子のエセルウルフがマーシア王国を訪れる。

マーシア王国

嘘か誠か、クウェンスリス王女はラグナルの子・マグヌス王子を産んでいた!!!王女はその子を盾にするが、エセルウルフは父のエグバード王には脅しにならないと言う。

感想

フロキはなんだかんだで従順だね。
ラグナルに涙ながらに訴えることが何度かあったけど、聞いてもらったためしがない。技術者だからどこでも生きて行けそうだけど、ラグナルのように操縦してくれる人の下にいた方が活躍できるタイプなのかも。

 

8話:憧れの門へ

ラグナル軍は陸からと川岸からの二手に分かれてパリへ入ろうとしていた。

しかし守りが堅く、惨敗してしまう。

感想

みんな死んだ?と思ったら、ロロもラグナルもフロキも生きてたー!!よかた
戦いの規模が大きくて見ごたえがあった。映画を観てるみたい。
野営地の何もないところで、あんな立派なやぐらを何台も造ったなんて、フロキすげーよ。木の声が聞こえるだけあるわ。

 

9話:極限

夜、数人の女戦士たちが川を泳ぎ、パリへ続く橋に忍び込む。ラゲルサが火を放ち門を開け、男たちが城壁を目指す。しかしまたしても失敗に終わる。

一方、野営地に残ったラグナルは、めちゃくちゃ具合が悪そう。

パリでは謎の疫病が流行り、ヴァイキングと争ってる場合じゃない。フランク王国の指揮官オド伯は、北の民と協定を結ぶことを陛下に提案する。

そして話し合いの場。ラグナルはみんなの反対を押し切って一人で出向く。自身の命が短いことを悟り、アセルスタンと天国で会うために、聖職者を脅して洗礼を受ける。

感想

ラグナルどうしちゃったの?
とりあえず頭の形が綺麗

トゲトゲのついたケーブルドラムみたいなのが怖すぎた。血のワシにされるのもイヤだけど、あれに轢かれてヴァルハラへ行くのもイヤだな~

 

10話:死者

息も絶え絶えなラグナルは、息子のビヨルンに王たるものの心構えを伝える。

フロキはラグナルの最期の船を造っていた。

フランク王国は停戦のために金銀を渡したのに居座るヴァイキングに困っていた。ラグナルはオド伯に、自分が死んだらキリスト教の葬儀にしてほしいとお願いする。

その後ラグナルが息を引き取り、棺に入れられ、聖堂に運ばれる。パリ市民が祈りを捧げていたそのとき、棺からラグナルが出てきて、王女を人質に取る。

そして中から門が開かれ、ヴァイキングはパリを襲撃する。

目的を達成したラグナルは、見張り役としてロロを置いてパリを発つ。

感想

次のシーズンが続くことを知らずに見たかった。ラグナルが本当に死んだと思って見てたらハラハラしただろうな。

それにしてもロロに嫁がされる王女の暴言に笑った。言葉は通じなくても、悪口言ってるのは表情とかでわかると思うけど、ロロはなんだか嬉しそう。ラゲルサに永遠に報われない片想いをするくらいだから、美人にさげすまれるのが好きなんだろう。

トラヴィス・フィメル出演
「Raised by Wolves」
U-NEXTで観る

あとがき

ラグナルの行動が凡人には理解できないことが多すぎて、ついていけなくなってしまった。シーズン1の兼業農家をしてた頃が好きだったな。

私はロロとフロキが好きだから、この2人が活躍してくれればいいや。

★「海の覇者たち」ネタバレ感想

シーズン【1】 【2】 【3】 【4-1】 【4-2】 【5-1】 【5-2】 【6-1】 【6-2】 【6-最終話】

★「ヴァルハラ」ネタバレ感想

シーズン【1】


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