歴史ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち」シーズン6の11話~19話を紹介します。
アイヴァーが所属するルーシ軍が勝利して終わったシーズン6の前半。負けたビヨルンやハーラル王は生死をさまよってる。
内輪揉めばかりでヴァイキングの衰退を見守るのが、なんだか寂しい気分。
・キャスト
・11話:王の中の王
・12話:変化
・13話:合図
・14話:失われた魂
・15話:孤立無援
・16話:限界
・17話:メデューズ号の筏
・18話:魔術
・19話:神は与えん
※最終話(20話)はこちらのページ
キャスト
ラグナルの息子たち
★長男:剛勇のビヨルン
(アレクサンダー・ルドウィグ)
ノルウェー王になりそびれ、ハーラル王の配下でアイヴァーと戦い、重傷を負う
★次男:ウベ
(ジョーダン・パトリック・スミス)
アイスランドに家族を連れて移住する
★三男:ヴィトゼルク
(マルコ・イルソ)
アルコール依存症から抜け出し、アイヴァーと共に戦う
★四男:蛇目のシグルズ
シーズン4で他界
★五男:怒れるアイヴァー
(アレックス・アンダーセン)
キエフのオレーグ公に利用されつつ、カテガット奪還に燃える
11話:王の中の王
アイヴァーにとどめを刺されたビヨルンは、なんとか生きていた。危機を知ったノルウェーのハーコン王がなんだか協力してくれる模様。
さらにハーラル王もオラフ王も生きていた。2人はオレーグ公に捕まり、オラフ王はウンチクを語りながら、火で焼かれてしまう。一方、鎖で繋がれていたハーラル王は脱走する。
その後、オレーグ公は大勢の兵を引き連れてカテガットへ出陣する。野営地ではハーコン王がビヨルンの死を伝える。
ルーシ軍は王のいないカテガットに攻め入ろうとしたその時、馬に乗ったビヨルンが現れる。目を疑うアイヴァーたち。
「あいつは神じゃない…」
「お前もな!」
ヴィトゼルクのキレのあるツッコミが入ったあと、ビヨルンの合図でヴァイキングたちが現れる。なんと、ノルウェー中の王や首長がビヨルンに賛同して集まってくれたみたい。
そしてビヨルンは死して勝利を収める。
ビヨルンほとんど死んでたと思ったけど、馬で現れるとは…。私も目を疑ったわ。影武者?それともホログラム的な?いや本人だよねぇ。信じられない…
ビヨルンは残念なことが多かったけど、王として有終の美を飾れたのは良かったと思う。
豪華なイヤリングを外したオラフの耳たぶが、めちゃ福耳だった。ウンチク語り好きだったのに燃やされてしまって残念。
12話:変化
キエフ
敗戦を喫したオレーグ公は怒りが収まらない。イーゴリ王子を鍛えなおしたり、こざっぱりしたヴィトゼルクを護衛につけたり。今はコンスタンティノープルに興味があるらしい。
そんなとき、オレーグ公の兄弟ジール公は密かに軍を立て直していた。命の恩人アイヴァーに、イーゴリ王子の救出を頼む。
その後、オレーグ公の妻カーチャは、アイヴァーが愛した妻フレイディスになりすまして、体を求める。ピロートークでジール公の作戦を事細かに伝えてしまう。
カテガット
玉座が空席となり、ビヨルンの直属の部下で野心家のエイリークが動き出す。第1夫人と寝たり、妊娠中の第2夫人に王女になるようそそのかす。
オレーグ公が頭おかしすぎてアイヴァーがまともな男に見える。
13話:合図
カテガット
島民会議のとき、ビヨルンの2人の妻が立候補しているところに、元気になったハーラル美髪王が帰ってきた!!!毛皮のマントかっこいい。
テンションのめちゃくちゃ低い女性たちを前に、メンタル強すぎなハーラル王。2人を娶ってカテガットの王になろうとしてる。
アイスランド
オテールとチェーティルを説得して黄金の国を目指すウベ御一行様。船が嵐に巻き込まれ、ヨルムンガンドを見たアサちゃんは、波にさらわれてしまう(オテール祈ってないで助けろよ)
キエフ
オレーグ公に目をかけられたヴィトゼルクは調子に乗り、アイヴァーとケンカになるが、やっぱり兄弟は離れられないみたい。アイヴァーはヴィトゼルクとカーチャの協力で、イーゴリ王子を連れ出すことに成功する。
海のヨルムンガンドが凄かった。なにあれ?怖いー
いつも寝かしつけに神々の怖い話を聞かされて、幼子は夜泣きとかしないのか?とか心配だったんだよね。
こんな危険な旅に連れてこられてアサちゃん可哀そすぎ。オテールがぼーっと突っ立ってて、ほんとムカついた。
14話:失われた魂
聖金曜日の祭に参加するオレーグ公をよそに、アイヴァーたちは馬車に乗ってキエフを脱出する。そしてノヴゴロドでジールにイーゴリ王子を引き渡す。
黄金の国?
嵐が去り、目の前に島が現れる。上陸すると、岩だらけの島だった。仕方なく家族ごとに土地を分けて定住することに。島の名前は、緑が無いから逆にグリーンランドと名付ける。
手漕ぎの船でアイスランドからよく来たね~。それを越えればアメリカ大陸だ。オテールが言ってた黄金の国ってそういうことか!
その後、チェーティルの土地に大きなクジラが打ちあげられる。みんなで食料を分け合おうというウベに、合法的に自分の物だと主張する。
やっぱチェーティル怖いー
アイヴァーは妻を自分の手で殺しておいて、顔が似てる女に恋に落ちるなんて身勝手すぎるから、カーチャに裏切られてギャフンと言わせてほしかった。簡単に上手くいってつまんない。
15話:孤立無援
グリーンランド
クジラを独り占めするチェーティルに、村人たちは怒って殺し合いのケンカとなる。ウベたちは急いで船に乗り、島を発つ。
カテガット
ハーラルは正式にカテガットの王となる。ビヨルンの第1夫人だったグンヒルドは、嫌気がさしてヴァルハラへ旅立つ。ハーラルはまたも本命の女性は手に入らず、第2夫人イングリットと結婚する。
キエフ
ジールは兵を引き連れてキエフに戻り、町を取り戻す。そんなときカーチャはアイヴァーの子を身籠ったとか。元妻を重ねるアイヴァーとは一緒になれないと言う。
そしてアイヴァーとヴィドセルクはキエフを発つ。
サクサク物語が進んで、急速に風呂敷を畳んでいる感じ。アイヴァーもヴィトゼルクも普通の良い子だね。
アサちゃんの死に私だけ立ち直れないでいる。このドラマでは女児は成人することがないんだよね。ギーダとかシギーの死も悲しかった。女は力仕事ができないから、あまり大切に育ててもらえなかった時代だったんだろうな。
16話:限界
カテガット
ビヨルンを殺したアイヴァーと、ラゲルサを殺したヴィトゼルクが、どのツラさげて帰ってきた。ヤジを飛ばす民に、ハーラル王は許してあげようと演説する。
目標を失ったアイヴァーは、父と旅したイングランドを思い出す。ハーラル王はカテガットの玉座を手にしても満足感は得られないと言う。
急にウェセックスのアルフレッド王を思い出し、みんなで略奪遠征へ出ようということになる。
ほんと急だわー。思い出されたアルフレッドも迷惑ってなもんだよね。
17話:メデューズ号の筏
カテガット
ヴァイキングの血が騒ぎ出したハーラル王は、アイヴァーやヴィトゼルクも乗せて、イングランドへ出発する。どうやらみんな戻る気はなさそうで心配…
留守を任されたエイリークは、目標だった玉座を手に入れ、イングリット王妃と寝る。イングリットは呪いの儀式でエイリークを失明させる。
ウェセックス
ヴァイキングの大船団は、通りがかりで略奪しながらウェセックスを目指す。大人っぽくなったロン毛のアルフレッド王は、宮殿を手放し、南の要塞へ向かう。
難破船
ウベたちは漂う船にて飢えで死にそうなとき、遠くに島を見つける(おめでとー)
たくさんの血を流してカテガットを取り合ったのに、あっさり捨てて出ていっちゃうんだね。それが根無し草のヴァイキングってことか。
18話:魔術
新世界
ウベたちが上陸した島は、緑に囲まれた肥沃な土地だった。神々の恵みに感謝して生贄を捧げる。
そこには先住民がいることがわかり、贈り物をしあって徐々に距離を詰める。
ウェセックス
昔から病弱なアルフレッド王は、気合を入れるため短髪にする(あらイケメン)
王はヴァイキング軍に空になった宮殿を襲わせようとしていたが、ヴァイキング軍は丘の上に野営地を設け、ウェセックス軍の移動を待ち伏せていた。
ある日、霧が立ち込めて、丘の下が何も見えず作戦は失敗に終わりそう…。そんなときアイヴァーが妙案を思いつく。
すごい真剣に夢を語るアイヴァーに、クスクス笑うヴィトゼルクが兄弟だなぁと思った。
「目が青い時は要注意だ」って話もだいぶ前に出てきてたよね。こんな最後になって出てくるなんて感慨深い。死亡フラグが立っていよいよ終わりが近づいてきた感じが緊張する。
ウベが抱く赤ちゃんのラグナルがめっちゃ可愛い。てか同じ名前でややこしい。
19話:神は与えん
ウェセックス
アイヴァーは兵を大事にするキリスト教徒のアルフレッド王の習性を利用し、森に罠を仕掛けて兵の足を狙う作戦を思いつく。
負傷した兵に救助に駆け付けた兵を一気に襲うらしい。さらに、王を追い込んでる間に、王妃を連れ去るとか卑劣な計画を立てる。
「発想がイカれてる」
おかしなハーラル王もあきれる始末。
そして霧が立ち込める朝、計画通りヴァイキング軍はウェセックス軍を襲う。
劣勢のアルフレッドは、戦場でイエス様を見る。
その後、霧が濃くなり一旦おひらきとなるが、ハーラル王が刺されてしまう。弟のハルフダンがヴァルハラから来てくれて、森に歌声が響き渡る。
アメリカ大陸
先住民に囲まれたウベたち。またここでも血が流れるのか?と思いきや、先住民たちはとても優しく、友好関係が結ばれる。なぜか首長はヴァイキングの言葉を知っていた。
先住民の案内で森の奥を訪れると、、、
フロキーーー!!!
いやはや、まさかフロキが生きているとは思わなかった。あの火山で洞窟が崩れ落ちたのはなんだったんだ?私は夢を見ていたのか??
なにはともあれ、生きていたのはあっぱれです。
簡単な三角のテントに暮らす先住民に比べて、ツリーハウスが立派なこと。大工がアウトドアやると最強だと思った。